2010年01月04日

Season Cycle 訳

 Season Cycle、この語には、パートリッジの他の歌、例えば「I'd like that」にもあるように自転車のイメージがあるのだと思います。季節は四つあるので、四つの車輪が縦に並んでいるのかもしれませんが。また、season の語源は、ラテン語の「播く serere ( の分詞の satio )」なので、種を播く農具のようなものがイメージにあるのかもしれません。
 季節が巡って、生命が現れると言う歌は、これまでも、「Ladybird」にありましたし、その後も、「River of Orchid」や「Easter Theater」に窺えるものです。

 「Ladybird」と同様、この歌も、愛犬のチャーリー・パーカーとスウィンドンのローンズ(芝地)に散歩に出て、発想を得たものだと言うことです。
 ですので、愛犬を相手に、独り言を言っているように読みました。


拙訳です。

止まることなく幾度も幾度も歴回って来る、そして
凍えて枯れた大地から生命を押し上げる
そんな季節の大車輪、それは
芽吹く緑だ、そう、
可愛い仔、お前は歩みを止めて考えたことがあるかい?
雲のことだよ、そして、その雲の中の雹や雷のことを考えたことがあるかい?
赤ん坊と赤ん坊についている臍帯のことを考えたことがあるかい?
季節の大車輪のペダルを踏んでいるのは誰だろうね。

秋に追いつかれる夏、
冬に追いつかれる秋、/季節の車輪は死から生へと走る
春の日に追いつかれる冬、/季節の車輪は大地に稔を人に妻を運んで来る
それは芽吹く緑だ、そう、
可愛い仔、お前はしゃがみ込んでじっと窺ったことがあるかい?/考えたことがあるかい?
あの向こうの丘の生成のことを考えたことがあるかい?/有機物はどれも緊密に絡み合っているんだ
この青葉生茂った葛折りの小径を通って、僕らは何処へ出るのだろうね、
季節の大車輪のペダルを踏んでいるのは誰だろうね。

僕は本当に分からなくなってしまうよ、これらすべてを創っただろう者のことを考えるとね、
/天上に神様か何かがいるのかって?
皆は天国へ到る教えに入信するように言うけれどね、
僕は間に合ってると言うんだ、どうして、僕の心を浄めなければならないのかな?
僕は、もう、浄土にいるんだと思うよ。

春と夏は冬を終わらせる、
思えば、春は夏の魁の道化なのだ、
その夏を塗り直す、
秋こそ王なのだ。
posted by ノエルかえる at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | Skylarking | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする