2011年05月28日

western musical

 BBS にはメモしておいたのですが、このブログには書いていなくて、そのうち忘れそうなので、備忘します。

24 April 2011 日付の、web上の記事、Powerpopaholic のインタビューで、パートリッジは、「 I may work a little more on my cross dressing western musical (you think I'm kidding don't you?) 」と答えていました。
 ただの冗談なのか、何か計画が進行中なのか分かりませんけれど、パートリッジが関わったミュージカルが実現するのでしたら、嬉しいです。

http://www.aokgraphics.com/drupal/Andy_Partridge
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2011年05月24日

「 Mermaid Smiled 」パートリッジのノート

 新『スカイラーキング』のライナーから



 自動車での長い旅の間、幼い僕をおとなしくさせるために、僕は、外扉に穴の開いた硬い作りの本を買ってもらったんだ。穴からは、裏表紙にくっ付けられた水の入ったプラスティックの透明なパックを覗けるようになっていたんだ。その穴のくり抜きの形と言うのは、舟の丸窓か、海の下の洞窟、水族館の水槽、何か、そう言った感じだったんだ。パックの水の中はと言えば、[ 当時のことだから、確実に健康に無害で安全かと言えば、そうではないだろうけど。 ] プカプカ揺らぐオレンジと青いプラスティックの魚が入っていた。僕は、何ヶ月もその本がどてもお気に入りだったんだ。でも、結局、知りたがりやの子供らしく、僕は、その水のパックを破ってしまったんだ。だって、それが本当の水かどうか、確かめてみたかったんだ。実際、本当の水だった。それで、魚は手に入れたのだけど、遊びはおしまいになってしまった、と、今、僕は残念に思うんだ。
 80年代に初め頃に、この触って遊ぶ立体的なオモチャの思い出と、若い心が海へ抱く一般的な神秘の思いを捉えようと、僕は詩を書いていたんだ。『 Book of full of Sea / 海の全ての本 』と題を付けて、様々な漂流物、ルーパト年鑑でちらっと見た、ネプチューンの二頭馬車を引く白い「タツノオトシゴ」の一団から、自分の遠い子供時代に遊んだ覚えのある潮溜まりの透明な水晶の様な世界まで、そんなものを繋いでいたんだ。
 アルバムを書く段になって、僕はある日、新しい調律を試みていたんだ。D6 の類いなんだけどね。それで、一種のドローンの様な素晴らしいラーガを見つけたんだ。それに、新鮮な転調も僕の指の元に降りて来てくれた。その時には、ただ単に「微笑み」と言う言葉しか思いつかなかったんだ。だから、この「微笑み」という楽観的な一語だけで、デモ・テイクは、ほぼ、インストルメンタルだったんだ。僕に分かっていたただ一つの事は、音楽は、水に関わる感覚があったので、シンセのホワイト・ノイズを付け加えて、暫くの間、そのままにしておいたんだ。
 すべての僕のデモ・テイクをトッドに郵送するように言われた時には、このお粗末なインストルメンタルをトッドがアルバムに入るものに選ぶとは期待していなかったんだ。ある夜、電話をかけて来て、「私は、この音楽が大好きだ。この歌はアルバムを成立させる「歌の環」に入るのに相応しいと考えている。欠けているものは、ただ一つ……、私がこの音楽に歌詞を書こうか?」と言ったんだ。ああ、何と言うか、僕はその時には、『Book Full of Sea』から抜き出して、歌詞に作っていたんだ。もちろん、音楽に合うように、曲げたり伸ばしたりしたのだけれど。僕がやったんだよ。
 全てのトラックは、あるいは90%、と僕は覚えているのだけれど、サンフランシスコで録音されたんだ。トッドは、高級な室内軽音楽風の素晴らしい編曲をした。弱音器の付いたトランペットとかね。プレイリーは、彼が持っていたジャズの細かな拍の刻みを披露したんだ。ミンゴは、タブラを泡立つ音のように最高の演奏をした。コリンはと言えば、ウォーキング・ベースとラテンの香りのするランニング・ベースでみんなを驚かせたんだ。[あの当時、一体何所に、コリンはそれを隠していたんだろう?]
 先に話しを飛ばそう。アルバムが発表されたんだ。この曲も所収してだよ。それで起こったことと言うのは、合衆国で高らかに警笛が鳴らされたと言うことなんだ。本当に、とても朗々と鳴らされたんだ。シングル「Grass」のB面には「Dear God」があったからね。それで、ラジオ局はアルバムではなしに、その7インチシングルを掛けたんだ。彼らは大騒動が好きなんだ。騒ぎは持ち上がったよ。放送は、とても熱心な支持ととても否定的な反応の両方を得たんだ。「僕たちはこの歌が大好きだ。」それに、「もう一度放送したら、俺は、貴様の局を焼き払ってやるぞ。」[本当なんだ!] それで、ヴァージンの制作担当者・ジェレミー・ラッセルから電話があって、「合衆国のレーベルは「dear God」をアルバムに入れて出版したがっている。だけれど、全ての歌を収録する余裕はない。それで、どの曲を君は外したいのか?」と言ったんだ。ラッセルが提案したのは、コリンの歌「Big Day」だった。
 ああ、何てことだろう! 僕とコリンは、スカイラーキング・セッションの終わりには、お互いの関係が微妙になっていたんだ、それまではいつも良好だったのに、そうではなくなっていたんだ。彼は、一旦は、本当にバンドを「出て」行ったんだ。でも、有難いことに、何所にも行かなかった。どんな解決もなかったにも拘らず、事件については、もう何も言わなかったんだ。[ちょっと朝鮮戦争のようだよ、見かけ上は動きがなかったんだ。] それだから、僕は、自分の歌を贔屓しているものだから、コリンの歌をアルバムから外すことで、僕が、彼にどうにかして嫌な目に遭わせてやろうとしているんだ、と、コリンに思われたくはなかったんだ。僕は、「Mermaid Smaile」を外すべきだと言った。こう言うわけで、多くの人の前から、この歌が消えることになったんだ。この歌が、他の仲間たち全部と揃って、このアルバムに戻って来られて、本当によかったよ。
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2011年05月23日

Life Begins at the Hop 訳

 ムールディングの「 Life Begins at the Hop 」。


拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )




ぼく、ホップがわくわくするところだって、知ったばかりなんだ。
だからねえ、角にある教会のホップにいっしょに行かない?
ナッツやポテトチップに栓の開いたコーラがあるんだ。
たのしい時間がホップで過ぎてくんだ。

どうすればいいと思う、君?
何か他にいいことあると思う?

「人生と言うものはホップに於いて芽吹くものなのだ、少年少女諸君!」

ホップのバンドに入りたいだろ、君。
でも、ギター下手だし、バーには年が足らないし。
で、ぼくらは、その辺ブラブラして、ふざけ合って、で、おしまい。
来週には、また、笑われそうなネクタイして来るんだ。

どう思うか言ってよ、君。
面白いだろう、君?

「人生と言うものはホップに於いて芽吹くものなのだ、少年少女諸君!」
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2011年05月22日

Smile

 ムールディングがプロデュースを手伝っていた、Bexx ちゃんの歌が公開されたと言うこと。

 Bexx ちゃんは、幼児の時に交通事故で脳に損傷を負った少女、リハビリ治療の一環で、歌を作っていたということですが、担当医の友人であったムールディングと共に、レコーディングしたと言うことです。歌の題名は、『 Smile 』。
 5月17日に、Swindon Museum & Art Gallery で、関係者の講演と共に、歌とビデオが公開されたと言うこと。

 レコード ( CD ) として、販売されるかどうかは分かりません。
iTunes music store で購入出来ます。
http://smilebexx.com/


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I am the Audience 訳

 ムールディングの「 I am the Audience 」。アルバム『 Go 2 』の最後の歌。

 XTC のアルバムに収められている歌を読んで来ました。実は、最初から、歌詞の訳をするつもりではなかったのですけれど、このブログを初めて暫くして、『 Apple Venus 』を訳してと頼まれて、それ以降、何となく惰性で読んでしまいました。「 Your Dictionary 」以外は、全部を読んだと思います。デュークス、シングル、シングルB面のものは読んでいません。XTC のオフィシャルのサイト Idea には、アルバムに収められている歌の歌詞だけが載せられていましたから。
 そして、最後の歌になったのは、この「 I am the Audience 」でした。思えば、XTC に私が惹かれたのは『 White music 』からではあるのですけれど、決定的にXTC のファンになったのは、この「 I am the Audience 」を聞いてでした。私の訳には、そんな私の心情も入っています。

拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )




僕は観客、
きっと、勘定にも入っていない。
いつもいつもはしゃぎ回っていたら、
朝刊に載ったかもしれないけど。
観客でいようと思う、
でも、もう我慢しなくてもいいかなぁ、
お行儀のいい拍手、
あの唯一のバンド以外にもうしたくないな、だって、ファンなんだから。

ああ、僕はファンなんだ、
それはもう間違いなく、結論を待つまでもなく、
だって、ファンなんだから。

もう、ファンだって言ってしまおう。
もう我慢出来そうもないんだ、
あの僕の唯一のバンド以外に
お行儀のいい拍手をするなんて、
だって、僕はファンなんだ!
体裁はもう捨ててしまおう、
大人しくはしてられないんだ、
大声で叫ぶんだ!

僕は大ファンなんだ、XTC の!!
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2011年05月21日

Super-Tuff 訳

 バリー・アンドリューズの「 Super-Tuff 」。


 退廃的で破滅的な歌詞。所謂、ロックンロール的。


拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )





駐車場の
灯火の中を
数歩歩いて、
ヤツを飛出しナイフで斬りつける。
ナトリウム灯が当たって、
顔面蒼白だ。
ヤツはドクター・マーチン・ブーツを履いている、
一瓶、飲み干したところだった。

ヤツは超鉄人、
と、お前が言う通り。

俺の頭に、
ヨードチンキみたく滲みる雨が、
冷たく降る、
角で、
お前を殴り倒す。
ヤツの背中を伐ったから、ヤツは頭に血がのぼったんだ。
途轍もなく強い、途轍もなく早い拳だ、
お前、見たことあるかい?
( 今お前喰らわせている様な )

ヤツは超鉄人、
でも、優しくもあるんだ。
posted by ノエルかえる at 11:26| Comment(0) | TrackBack(0) | Go 2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Docs

 バリー・アンドリューズの「 Super-Tuff 」の歌詞に出る、Docs 。

Dr. Martens boots 。当時、パンクスが好んで履いていたブーツ。


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2011年05月20日

My Weapon 訳

 バリー・アンドリューズの「 My Weapon 」。


 明らかに、パートリッジとムールディングの歌の世界とは違っています。暴力的で、ユーモアもほとんど感じさせません。



拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )





知らない、オンナが何持ってか、
知らない、オンナが何持ってか、
オンナが何持ってか、俺は知らないが、俺に突きつけている。
俺にしてること、女は何所で覚えたか、言いもしない。
俺に何のわるさをしたか、分かりもしないのだが、俺はオンナを痛めつけたいんだ。

したい! 当たり散らしたい、
オンナに当たり散らしたい、
オンナに八つ当たりして苛めたいんだ!!!
凶器を使ってな。

俺が悪くなったって、オンナが言うのは、まさにその通り。
オンナは、自分がどんなに気を惹くか分かっちゃない。
俺が全部を取り上げて返さないって、オンナは言う、
まさにその通り。

俺がすること、オンナはそうして欲したがらない。
脂肪の包みのように、俺の側に転がってる。
熱い精液−冷たい汗、俺の下にオンナを感じる、潰して殺してしまいたい!
俺を蔑む奴らを、オンナは正しいと思おうとしている。
火傷すると分かり切ってるものに、オンナは手をつけるものなんだ。
明かりを落として暗くするまでは、俺は、抗弁はしないんだ。だが、暗くなれば、

知らない、オンナが何持ってか、俺の凶器、
俺の禍々しい凶器!
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2011年05月19日

Jumping in Gomorrah 訳

 パートリッジの「 Jumping in Gomorrah 」。

 歌詞は、単に楽しもう、と言うものだと思います。まだ稚拙なのですが、後の「 The Last Balloon 」の形式、遠くへ旅立つ乗り物へ乗り込む場面、を使っています。

 ソドムとゴモラ ( סדום , עמורה ) は、旧約聖書の『創世記』19章に。バベルの塔 ( מגדל בבל ) は、『創世記』11章に。燃え尽きない柴 ( burning bush / ) は、旧約聖書『出エジプト記』3章に。


拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )



とびこんだよ、ゴモラに、僕はもう宗教がない、
とびこんだよ、ゴモラに、僕はもう宗教をすてたんだ。

角笛をたくさん持っておいでよ、
もしかしたら、金の子牛がつかまるかもね。
僕ら、歴史に首ったけ。
総員ご乗船下さーい! ソドム行きでーす。

燃えても燃えても燃え尽きない柴を持っておいでよ、
もしかしたら、娼婦になれるかもね。
僕ら、歴史に首ったけ。
次の寄港地は、バベルでーす!

とびこむんだよ、
総員ご乗船下さーい! ソドム行きでーす。
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Life is Good in the Greenhouse 訳

 パートリッジの「 Life is Good in the Greenhouse 」。
 歌詞は、「 Beatown 」と続けて読むと、自分たちはまったく新しい音楽世界を創った、と宣言しているようにも思えます。


拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )




誰であっても、何処かには住んでいる。
泥小屋かもしれないし、雪室かもしれない。
その中で、私が選んだのは、出来たばかりの最新式。
世間とはまるっきり違っている。
誰であっても、何かを話してはいる。
真実かもしれないし、虚偽かもしれない、あるいは、その両方。
それら全部、世間に流布するものは、虚しいもので、
私の生育には寄与しない。

世間は、私がこんなにも鮮烈のなを訝っている。
世間は、私がこんなにも高遠なのを訝っている。
世間は、私がまったく世間に動じないなのを訝っている。
温室の中での生活はまことに快適。
世間のミッキー・マウスであるよりも、植物でありたい。
温室の中での生活はまことに快適。

誰であっても、何かを食べてはいる。
とは言いながら、私を食べようとは思わないで欲しい。
皿に私を載せないで欲しい。
お茶請けにおかわりしないで欲しい。
誰であっても、何処かには住んでいる。
泥小屋かもしれないし、雪室かもしれない。
その中で、私が選んだのは、出来たばかりの最新式。
世間とはまるっきり違っている。
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2011年05月18日

Beatown 訳

 パートリッジの「 Beatown 」。

 この歌の歌詞も、私にはよく分からない内容です。

 歌詞の言葉では、「 hunchtime 」は、lunchtime との洒落です。「 fair and square 」は、with absolute accuracy の意味。


 追記: この歌詞を彼らの実人生と重ねて読めば、バンドを仕事として確立出来たと言う自信を表明しているようにも思えます。XTC と言う名前で大手のレコード会社から、二枚のアルバムを発表出来たのですから。それ以前の彼らは、生活のために他の仕事を持っていて、それも自尊心を傷付けられる惨めな境遇だったのでしょうから。その仕事を捨てて、音楽の世界に入って、ついに収入を得られるようになった、と歌っているのかもしれません。


拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )




うちおとし、うちおとじ、打落路
僕は今朝、君らの上司に報告したんだ。
上司は、「何故、君らは家にいないのだ?」と聞いたよ。
僕は言ったんだ。「旦那さん、連中は何も告げずにいなくなったんです。」
「旦那さんが電話しても捕まらないと思います。」

連中は強音街にいるんだ、ある意味、そこは首都なんだ、
すべての道はそこに通じている。
打音路、強音街。

僕は今昼、君らの株主に報告したんだ。
株主は、「何故、君らは家にいないのだ?」と聞いたよ。
僕は言ったんだ。「旦那さん、連中は予感してた時が来たと思ったんです。」
「旦那さん、連中はもうじっと立ってはいないんです。」

連中は強音街にいるんだ、ある意味、そこは首都なんだ、
すべての道はそこに通じている。
打音路、強音街。

上司は言っていたよ、「私の金を返しなさい。」
株主は言っていたよ、「君らは全員共産主義者だ。」
僕は言ったんだ、「連中は、過たず正確に旦那さんを打ちのめしますよ。」
「連中は、拳ではなくて頭を使うのです、旦那さん。」

強音街、打音路。
打落路、うちおとじ、うちおとし。
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2011年05月17日

Red 訳

 パートリッジの「 Red 」。

 歌詞の意味は、私には分かりません。ですので、使われている語も、どのような基準で選ばれているのか分かりません。それでも、「 You better watch your tape boys 」と「 You better watch your lead boys 」、で、tape と lead が並べられているので、tape の方は巻尺。lead の方は、測鉛 として読みました。

拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )



なあ君、自分の巻尺を調べた方がいいよ、
色調が、獣を逆なでするものだよ。
人々は、夕日の中、航海へと旅立った、
もう疾うに、東に辿り着いているよ。

朱、緋、紅、
他人に自分を強いさせてはいけない、
他人に自分を強いさせてはいけない、赤を見るように。

なあ君、自分の錘りを調べた方がいいよ、
もう疾うに、君の水脈に達しているよ。
なあ君、雨が降れば、鉄がどんな色に
変わるのか、見たことがないのかい。

それは、途轍もなく逆上せ上がらせるものではない、
それは、恐ろしくも、熱中させられるものでもない、
それは、少しも特別な民族でもない、
けれど、私を紅潮させる。
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2011年05月16日

The Rhythm 訳

 ムールディングの「 The Rhythm 」。

 歌詞の内容は、よく分かりません。本能の様なものを言っているのか知ら? Gene Kelly が登場しますけれど、前作の『 White music 』は『時計仕掛けのオレンジ』的世界なので、映画『雨に歌えば』と言う連想から、ジーン・ケリーも連想の範囲に入るのですが。
 「 B & O 」、何を指しているのか分かりません。私は、beer and oyster として読みました。



拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )




彼は蜜蜂のように最短距離を見つけ出す、
そして、とっておきのものを手に入れるんだ。
でも時には、雨の中に立ち竦んでいることも、
ああ、まるで、ジーン・ケリー張りに、帽子と杖で。

彼は、頭中に周期があるんだ。
彼は調子を取っている。
さあ歌って!

酒場の滅裂、
ビールと牡蠣の汁が飛び散っている。
僕らは何もかも記憶に保っている、
それらは、僕らの内奥にあるのだから。

内側で、外側で、西側で、東で、
僕らは野生を殺している。
相手側、自分側、相容れない世界、そう、
僕らは野生を殺している。




Idea のサイトはもうないので、Chalkhills でしか、確認は出来ないのですけれど。lyric を記しておきます。


He makes a beeline for the place
Where he gets his only ace
Sometimes he's standing in the rain
Oh Gene Kelly's hat and cane

He has the Rhythm in his head
He has the Rhythm, sing!

It's chaotic at the bar
B & O those sweaty drops
We are all mesmorized
To the thing we have inside

Inside, outside, eastside, West
We kill the beast
Yourside, myside, worlds collide, yes
We kill the beast
posted by ノエルかえる at 17:41| Comment(0) | TrackBack(0) | Go 2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月15日

Crowded Room 訳

 ムールディングの「 Crowded Room 」。

 これは、ムールディングの日常生活のスケッチの様な歌。当時のライブでの様子の描写。けれども、ライブの熱狂に自身も没頭して、陶酔感を共有していると言うものでは全くありません。その滑稽さを描いている様に思えます。ライブ・ステージへのパートリッジの懐疑はよく知られていますけど、ムールディングも、嫌悪感を持っていたのだと思われます。

 I felt the punch of a punch と言う行、よく分からないのですけれど、人形劇『 Punch and Judy 』の Punch にして読みました。後に、パートリッジが「 Punch and Judy 」と言う題の歌を書きますけれど。



拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )





人混みの部屋を横切って、
まず目に留まったのは君なんだ。
でも、僕の視界はなくなった、
邪魔されて見えなくなったんだ。

人混みの中のたくさんの人の、顔のせいで、
人混みの中のたくさんの人の、体のせいで、
人混みの中のたくさんの人の、吐く息のせいで、
それで、人混みの圧力は僕を非常階段に押し出すんだ。

人混みの部屋の中で触りたくない、
僕は、ポカリとやられる人形劇のパンチになった気分だ。
さんざめきは大変で、
それで僕は逃げ出したんだ。
posted by ノエルかえる at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | Go 2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月14日

Buzzcity Talking 訳

 ムールディングの「 Buzzcity Talking 」。
 歌詞は、『 White music 』の「 Do What You Do 」の続きの様なものです。この歌の歌い手の家には、宇宙人でも来たのでしょうか。SF的な歌です。なんとなく、親交のあったニューヨークのバンド Talking Heads を連想もさせますけれど。




拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )



何が君をこんな遠くまで彷徨い出さしてしまったのだろう、
僕は、君が何者かさえわからないよ。
ともかく、光が瞬いていれば、
今夜、僕は出掛けようと思っているんだ。

夜空に、ブンブン唸っている世界。
ブンブン、と僕に話しかけているみたいだから。
僕は出掛けて深夜営業のバーを見つけた。
僕の帰りが遅いようだったら、戸を半開きにしておいて呉れないかい。
夜空に、ブンブン唸っている世界、
ブンブン、と僕に話しかけている。

髪が逆立つほど、僕らを苛立たさせるものがある、
それでも、僕らにはたっぷりの時間がある。
君は、別の戸を閉めてしまった、
僕は、別の約束を破ってしまった、
だって、ブンブン唸る世界が誘うんだもの。

夜は、あっという間に過ぎていく。
あああ、
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2011年05月13日

Meccanik Dancing (Oh We Go!) 訳

 パートリッジの「 Meccanik Dancing (Oh We Go!) 」。

 歌詞としては、Woolworth と言う固有名詞を使って、日常生活が描かれていることが一つの特徴でしょうか。それも、低賃金の下層階級の。
 Meccanik は、Mecca ( メッカ ) と、mechanic の洒落。とすると、Alcohol も、Quran ( コーラン ) との洒落か知ら?? 今の所、モスリムからの苦情はないようですが。実は、アンディ・パートリッジは、ムスリム過激派の標的の一人かも。

 蛇足:ムスリムの踊りと言えば、トルコのMevlevilik ( Mawlawi Order / メヴレヴィー教団 ) の samā ( Sama / セマー ) ・ダンスを思い出します。旋回する踊り、と言うのは、パートリッジの傾向でもあるのですが。

 追記11月20日:Mecca と言うディスコ・ティックもあったのでしたね、それに、・・Mecca と言うホールもあったのですね。

拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )



オーワースの売り子のかわい子ちゃん、
工場の工員の伊達男、
手に手をとって、
おでかけさ、
明かりを落とした教会で、ダンス・パーティー。

キカイ回教な踊り、僕らはするんだ!
週末が来るのを待てはしない、
友だちみんなといたいんだ。

一口のアルコールは手っ取り早い、
人を開けっぴろげにする、
僕と踊らせてくれる、
独逸から伝わってきた踊りで。

僕は、あの娘の前に立ったんだ、
僕は、放電の光の下にいるんだ、
僕は、ちょっとだけビールを入れただけだけど、
なんだか、巨大になった気分だよ、今夜は!
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Woolworth

 パートリッジの「 Meccanik Dancing (Oh We Go!) 」の歌詞に出る Woolworth 、スーパー・マーケットのチェーン店です。表通りに店舗を構えていました。もとは、合衆国のペンシルベニアで 1879年に、Frank Woolworth 氏が起こした会社。低価格での販売で成功したと言うことです。英国には、1909年に、リバプールに出店したのが最初。
 2009年には、Shop Direct Group によって買収されたと言うことです。


イギリスの Woolworths :

Woolworths.co.uk - Full of Toys, Entertainment, Kids Clothing, Party Ideas & Pic n' Mix
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2011年05月12日

Complicated Game 訳

 パートリッジの「 Complicated Game 」。

 そのまま読んだだけです。

拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )




いつも自問するんだ、左に駒を置くべきだったか、と。
いつも自問するんだ、右に駒を置くべきだったか、と。
いつも自答するんだ、どちらに駒を置いても大差はない、と。
誰だかがやって来て、駒を動かす、
それで、いつも同じ局面になる。
なんとも、糸口さえ分からない対局だ。

いつも可愛い恋人が質問するんだ、「私の髪、左にした方がよかった?」と、
「ううん」。
いつも可愛い恋人が質問するんだ、「私の髪、右にした方がよかった?」と、
「ううん」。
いつも返答するんだ、どちらにしても大差はない、と。
誰だかがやって来て、髪を乱す。
それで、いつも同じ髪型になる。
なんとも、毛先さえ分からない髪型だ。

いつも従順な友人が質問するんだ、「左翼に投票した方がよかった?」と、
「ううん」。
いつも従順な友人が質問するんだ、「右翼に投票した方がよかった?」と、
「ううん」。
いつも返答するんだ、どちらにしても大差はない、と。
誰だかがやって来て、票数を乱す。
それで、いつも同じ議会になる。
なんとも、記名箇所さえ分からない選挙だ。

何所にでもいるトム、
何所にでもいるジョー、そんな彼らが世間にはお誂え向き、
彼らに衣裳をお仕着せて舞台へ突き出すのだから。
彼らはとんでもない的に向かう矢のよう。
なんとも、標的さえ分からない射的だ。

いつも神が質問するんだ、「この世を左に向けたた方がよかった?」と、
「ううん」。
いつも神が質問するんだ、「この世を右に向けたた方がよかった?」と、
「ううん」。
いつも返答するんだ、どちらにしても大差はない、と。
誰だかがやって来て、この世を回す。
それで、いつも同じ世界になる。
なんとも、始原さえ分からない創世だ。
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2011年05月11日

Scissor Man 訳

 パートリッジの「 Scissor Man 」。

 これはヨーロッパで広く読まれているドイツの絵本『 Der Struwwelpeter ( 邦題:もじゃもじゃペーター ) 』をもとにしたもの。残酷なグリム童話風。


拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )




チョッキン、チョッキン、ハサミおとこはきりつづけるよ、
おいたをするこに終止符をうって、
チョッキン、チョッキン、ハサミおとこはきりつづけるよ、
おまえもちょうめんにのってるかもね、
おまえもちょうめんにのってるかもね。

おともだち! だからかあさんのおてつだいをするんだよ、
くすねるまえにもういっかいかんがえるんだよ。
ハサミおとこのいやあな銀の切りものできられたら、
もうぜったいになおらないんだから。

いたずらっこたち! 自業自得なんだよ、
ハサミおとこをしんじないなら、
ちょうめんにおまえのなまえがあっても、おどろかないだろうね。
おまえはちょうめんにのってるからね、
おまえはちょうめんにのってるからね、
おまえはちょうめんにのってるからね。

だから、こまったちゃんにはならないで、きっと、いいこになるんだよ。
行いをするまえにはもういっかいかんがえるんだよ。
わるいことしてめがさめたら、
だいじなところがなくなってるんだから。
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2011年05月08日

Outside World 訳

 パートリッジの「 Outside World 」。

 歌詞は、マザーグース風。
「She has six swans singing in her sauna」は、s 音を使って、「She has eleven lions laughing at her lakeside」は、l 音を使っての作詞。そのままにはなりませんけれど、同じ様にしてみました。


拙訳です。
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )




ふ( ろ )ばに、( ろ )くわの、し( ろ )とり、( ろ )うしょうする、
おんなのこ、なんもきこえない。
おんなのこ、なんもきこえない、
そとのおと、なんも。
そとのおと、なんも、
きこえない。
はんぶんくろのはんぶんしろのおとこたち、
( ぬ )かるむぶたごやにいる。
じゆうを( ぬ )けさくに( ぬ )けうるの、
それでかふくぶをうち( ぬ )くの。
おんなのこ、なんもしらない。
おんなのこ、なんもしらない、そんなこと。
ふ( ろ )ばに、( ろ )くわの、し( ろ )とり、( ろ )うしょうする、
おんなのこ、なんもきこえない。

( こ )はんに、とうといち( こ )う[ 十一口 ]の、( こ )うらいしし、( こ )うしょうする、
おんなのこ、なんもきこえない。
おんなのこ、なんもきこえない、
そとのおと、なんも。
そとのおと、なんも、
きこえない。
はんぶんちゃのはんぶんきのおとこたち、
どうほうをうらぎるの。
おんなのこをしんぶんにかきたてて、
ひぼうできずつけるの。
おんなのこ、なんもしらない。
おんなのこ、なんもしらない、そんなこと。
( こ )はんに、とうといち( こ )うの、( こ )うらいしし、( こ )うしょうする、
おんなのこ、なんもきこえない。

おんなのこのかってるどうぶつで、
うるさくってやかましい。
ぼくがちょっとだけしゃべるの、
きいてくれないかな。  





2014年11月10日訂正: 
最後の連、歌ではブリッジ部分

おんなのこのかってるどうぶつで、
うるさくってやかましい。
ちょっとだけばしょをあけてほしいな、
ぼくがそこにはいるから。 

に訂正


Outside World 訳 訂正: ノエルかえる不恵留
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「 Another Satellite 」パートリッジのノート

 新『スカイラーキング』のライナーから


 ああ、僕はこの歌を書いたことをそれはそれは悔いているんだ。と言うのも、当時、ある女性が大変な苦境に僕を追い込んでいたからなんだ。あるとても綺麗な若いファンだったんだ。その後、僕とは友人になったのだけれどね。その女性は、僕が合衆国にいる時には、僕の自分は既婚者だと言う観念からすると、常に外れた奇妙な存在だったんだ。この歌の歌詞は、僕自身のことを語ったもので、僕は彼女の注意を引くとは少しも思っていなかったんだ。けれども、まるっきりそうではなかったんだ。僕は彼女を軽んじていると思われたんだ。既婚男性は節度ある振る舞いをしなければならない、僕はそうして来ていたんだ。だけれど、その考え方は、僕が始終彼女のことを思うことを止めることはなかったんだ。
 歌を書き出して半分くらい経った時、僕は、発想を求めてヤマハのサンプリング・キーボードの安いものを買ったんだ。スウィンドンのジョン・ホームズ・オルガンズで買ったんだ。 ( たぶん、読者の皆さんは見つけられないと思うけど。 ) それで、エレクトリック・ギターでコードを鳴らす音をサンプリングする番外のやり方を見つけたんだよ。素晴らしかった! 通常のギターの音域よりも下げてみると、音は遅れる様に鳴って、少し聞く分には重厚に思えて、しかも、底がひび割れて少しばかり歪んでいるように聞こえたんだ。それは、まったく新しい領域の音だったんだ。その領域では、人は、音がギターの動きの決まり切ったものからは離れたところにあることにまず気付くだろうし、そこに留まらず、水平に動く風変わりな音響の世界があることに気付くだろうと思うんだ。もし、メジャー・コードだけに音楽的軌道を限っていて、それをサンプリングしたとしても、この楽器は、ひどく戦慄させられる様な和声の風景へと行ってしまうんだ。
 アルバムに収められる曲がすべて決まって集められて、僕たちが録音に来た時には、この歌は、デモからあまり離れたものにはしない様にと決めていたんだ。問題は、僕が自分の安物のキーボードを合衆国に持って来ていないことだった。けれども、それは問題にはならなかったんだ。フェアライトがそこにあって、自分たちで虎落笛 ( swish ) を作ることが出来たのだから。驚愕させられたことは、デイブの鳴らしたギターを録って大怪獣の餌にしてみると、それは、僕の安物のヤマハが作った滅茶苦茶なものとそっくりだったんだ。最近では、コレクターが古いフェアライトを探しているそうだよ。サンプリング機能が不十分で予想外のものが出て来るからなのだそうだよ。僕は、実際のところ、この歌では何も演奏していないんだ。キーボードについても、正確に言えば演奏しているとは言えないし。それに、考えてみれば、「 The Man Who Sailed Around His Soul 」でも「 Summer's Cauldron 」でも、演奏しているとは思えないな。[ 「 Summer's Cauldron 」のギターはデイブだと思うよ。 ] 「 Sacrificial Bonfire 」もそうだね。本当に! このアルバムでは、僕は、「必ずしも要らない」者なんだね。
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2011年05月07日

That is the Way 訳

 ムールディングの「 That is the Way 」。

 14行のソネット・タイプの歌。極めて日常的な会話が、定型の詩形の中に収められて、美的なものに変化しています。この歌の歌い手は、躾けられる型に嫌悪を覚えているのでしょうけれど、回顧の甘さと過去を呼び覚ますと言う行為の詩情が強く感じられるように思えます。
使われている音韻のためか知ら。



拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )



( あれやこれをしなさいと、言付けられる )
「さあ、お前の姪に話しかけてごらん、
それからさあ、伯母さまの頬にキスをして、
どうしてかと聞かないの、さあ、一人でお行きなさい。」
「もう八時ですよ、さあ、おやすみを言いなさい。」
こうしたことが、いつも行われている。
子供たち、いつもそうなのだ。
子供たちが従うことなのだ。
でも、どうして?と聞くのが僕だったのだ。
「ワイシャツを着てネクタイを締めなさい、
スーツを着ると利口に見えるからね。」
「フォークは左手で。
背筋を伸ばしなさい。」
こうしたことが、いつも行われている。
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2011年05月06日

Real by Reel 訳

 パートリッジの「 Real by Reel 」。

 歌詞は、後のムールディングの「 Fly On The Wall 」と同様。1984的世界観。旋律形は、ムールディングの「 Day In Day Out 」をより補線を多くしたように思えもしますけれど。

そのまま読んだだけです。real とreel の洒落は上手く訳せないのですが。
拙訳です、
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )



知らない間に、私たちの私的生活に入り込み、
気付かないままに、私たちは政府に演じて見せている。
政府は、人々がベッドにいるところを撮影している、
それに、風呂を使っているところも。
政府は、人々のどんな叫びも録音している、
それに、どんな笑い声も。
政府は、監視が気付かれないように、人々の目を逸らすことも出来る。

一巻の一日、
忙しく動き回る小さな羽虫、それが人々の思うことを記録している。
間者がするように記録された
フィルムで、人々は現実化される。
政府は、人々のどんな些細な諍いも漏らさず捕捉して、
フィルムで、現実化する。
現実を撮影したフィルムで現実化され、、

知らない間に、人々は無知のせいで政府に協力している、
政府の大型画面で、犯罪の予行演習をしてる。
政府は、人々が働いているところを撮影している、
それに、遊んでいるところも。
政府は、人々のどんな考えも録音している、
それに、どんな話し声も。
政府は、監視が気付かれないように、人々の身分証を判読出来ないようにも出来る。

ああ、私は眠ろうと横たわる、
もう、政府の覗きレンズのことは知っている。
ああ、私は普段のパンを食べる、
フィルムに撮られて、私は食べさせてもらうのだ。
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2011年05月05日

Roads Girdle the Globe 訳

 パートリッジの「 Roads Girdle the Globe 」。


 現代の工業生産物、自動車であれエレクトリック・ギターであれ、に対する執着的で変質的な愛情を歌ったと言うことですけれど。J・G・バラードの小説『 Crash 』のイメージもあるということです。

 歌詞は、言葉が寸断されて脈絡を持つことなく並べられています。衝突した自動車の飛散した破片と言う感じか知ら。意味を読むことはとても難しいように思います。


拙訳です
( 元にしたのは、Chalkhills のサイトの lyric )




私の意識は麻痺しているだろうか、
それとも、確かなだろうか。
我が愛車、お前は、どのレースでも、
先頭を切り、そして、最後尾に付けている。
道路は地球を取り巻いている。
愛車よ、お前の堅い包衣を着込んでいるから私は安全だ。
讃えよう、母なる原動機を!
讃えよう、ピストンエンジン、そして、ロータリーエンジンを!
讃えよう、車輪を!
道路は地球を取り巻いているんだ。

私は張り付いているのだろうか、
それとも、離れてしまったのだろうか。
我が愛車、お前の神聖な香りが放たれる、
お前はタイヤを焼いたのだ。

私を導くのは、他でもない、アンナなのだ。

私は“彼の地”に辿り着いたのだろうか、
着いたとすれば、それはA時点だったのだろうか、B時点だったのだろうか。
油、鉄、鋼鉄、
我が愛車、それがお前の聖なる三位なのだ。
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2011年05月04日

Steer me Anna

 パートリッジの「 Roads Girdle the Globe 」、歌詞に「 Steer me Anna 」と言う行があります。

 この歌の基底には、1910年頃のイタリアの未来派があると、パートリッジ自身が話しています。1912年に製作された、Anna と言う名前の自動車があります。製造会社は不明とのこと。
posted by ノエルかえる at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | Drums and Wires | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Bensaa suonissa

 パートリッジの「 Roads Girdle the Globe 」の発送のきっかけになったフィンランドの映画『 Bensaa suonissa 』。1970年のRisto Jarva 監督の作品。カップルで自動車のレースをするというもの。





Bensaa suonissa (1970) - IMDb
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When You're Near Me I Have Difficulty 訳

 パートリッジの「 When You're Near Me I Have Difficulty 」。
 後の「 Snowman 」、「 That's Really Super, Supergirl 」、「 1000 Umbrellas 」から「 I Can't Own Her 」まで、様々なモチーフが変形されながら、再現するように思えます。


 バカボンのパパのように、改まった言い回しが可笑し見になっているように感じましたので、そのように読みました。
拙訳です、



近くにお前がいると私は、呼吸を整えるのに困難を生じる。
近くにお前がいると私は、注意を払うのに困難を生じる。
近くにお前がいると私は、姿勢を保つのに困難を生じる。
近くにお前がいると私は、睡眠を取るのに困難を生じる。

嘗て私は、スフィンクスかの如く毅然と、
微動もしない気品をもって、佇んでいたもの。
ところが、ああ、親愛なるお前は、私を不安の空の下に留置いたのだ。
俄然、私は、自分が水母かの如く、
気骨が抜けた無定形なものに思えて来たのだ。
その無定形の存在の大きいこと、あまりに巨大なのだ。

嘗て私は、松の樹かの如く昂然と、
狼狽などしない気質を持って、聳えていたもの。
ところが、ああ、親愛なるお前が、身体を私に寄せて来た。
俄然、私は、自分が水母かの如く、
気骨が抜けた無定形なものに思えて来たのだ。
その無定形の肌触りの好ましいこと、あまりに好ましいのだ。

嘗て私は、アイスマン・タウンに住まう、
アイスマンであったのだ。
さあ、私は、他のアイスマン諸君に知らせよう。
「諸君、直ぐにも溶けてしまうから、そのつもりでいた方がいい。」と。
posted by ノエルかえる at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | Drums and Wires | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Iceman

 パートリッジの「」の歌詞にある Iceman 、1963年に始まったマーベル・コミックスのヒーロー。

Iceman_(Bobby_Drake).png


Iceman - Marvel Universe Wiki: The definitive online source for Marvel super hero bios.
posted by ノエルかえる at 12:32| Comment(0) | TrackBack(0) | Drums and Wires | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

respirate

 パートリッジの「 When You're Near Me I Have Difficulty 」の歌詞、第一行は、「 When you're near me I have difficulty respirating 」なのですが、この respirating と言う語、ちょっと考えさせられます。
 respire は呼吸すると言う動詞。なので、呼吸困難になる、という意味。ですけれど、動名詞にすれば、respiring になる筈。中部イングランド地方には、別の変化形があるということもないようです。
 respirate と言う語、動詞もあります。こちらは、人工呼吸をするの意味。こちらの動名詞は、respirating です。

 concentrating と韻を踏む為に、-trating の語尾にしただけで、respire のつもりで、パートリッジは使ったのか。それとも、assist (a person or animal) to breathe の意味で使ったのか。
 こう言う意味のずれを、上手く利用するのが、XTC の歌詞の特徴でもあるので、何か仕掛けがあるようにも思えるのですけれど、どう言う仕掛けか見当がつきません。ないのかもしれませんし、、
posted by ノエルかえる at 10:16| Comment(0) | TrackBack(0) | Drums and Wires | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月03日

Day In Day Out 訳

 ムールディングの「 Day In Day Out 」。

 単調に繰り返される工場での生活と、合間に店で落ち合う恋人のやはり単調な繰り返しの逢引。ドラマ性がまるでない日常的な場面をスナップショットした二枚の写真がぞんざいに並べられているような歌詞。それも、色彩感が全く欠如して、まるで、被写体には関心がなく、感光紙と言う、化学変化を面白がっているような印象が残ります。
 歌詞だけでなく、曲調もそうで、何か分からないけれど、装置が動いていると言う印象を作っています。
 これが、まさしく、XTC 的なものなのかもしれません。


 「 Count the dots on the wall 」の行、dots は、点々/しみが壁にあって、それを数えている、と言うようにも読めます。私は、二人が壁をコトコト、トントン叩いて小さな音を立てていて、それを自分たちで数えている、と言うふうに読みました。仕事の合間の逢引で、エロティックな意味も含まれているように、です。
 それと、on dot 時間通りに、と言う表現との洒落にもなっているように思えます。


拙訳です、



あたまの中に時計がある。
かべの上に時計がある。
そのふたつ、
まるっきり合ってない。
金曜日は極楽、金曜日はらくちん。
ずうっと同じだ。
先の一日が後の一日になるだけ、
ずうっと同じだ。

君がいるといいな、
お店の売り場に。
ぼくら二人は一緒になって、
トントンかべをうって数えないかい?
金曜日は極楽、金曜日はらくちん。
ずうっと同じだ。
先の一日が後の一日になるだけ、
ずうっと同じだ。
posted by ノエルかえる at 14:04| Comment(0) | TrackBack(0) | Drums and Wires | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月01日

TIn Spirits を

 Tin Spirits の『 wired to earth 』を聞く。温かい叙情歌、哀悼歌のように思う。感情は、その演奏技術と同様に複雑なのだろうけれど、全体を包む温かい感覚が印象に強く残る。
 第一歌の「 Glimmer 」は、アルバムの序章のような曲、歌詞はない。遠景を静かに見つめているよう。ピンク・フロイドの「 Us and Them 」を思い出させるような部分も。第二歌の「 . . . and go, 」は、XTC を思わせるギターのパターンが、けれども、XTC 的ではない。「 Broken 」「 Breathe Shallow 」、歌唱も、グレゴリーのギターも、ドラムズも、優しく慰撫してくれるように思える。心地よい溜息で聞き終える、と言う感触。
 ドラムズは、リンゴ・スターのように人間性溢れる深い感覚があるように思える。
posted by ノエルかえる at 11:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする