2011年11月29日

太陽を覚えている

 陽は早く暮れて、暗い西の空に細椀の月が浮かんでいた。十一月ももう過ぎるので、『ビッグエクスプレス』をかけた。A面分だけを聴いて、それから、ムールディングの三曲、アルバムの二曲と、シングルB面の一曲、「 Wake up 」「 Wash away 」「 I Remember the Sun 」を選んで聴いた。
 その後、テレビを点けたら、『地獄門』2011年デジタルリマスター版を放送していたので、冒頭の平治の乱の部分だけを見た。
 ムールディングの三曲は、自然の音のドラムズなのか知ら。Peter Phipps のドラムズは、歌うように聞こえる。このアルバムのムールディングの曲は、冬の日に、上空の冷たい空気と地表に近いまだ暖かい空気が混じり合わずに層になって、それぞれが反対の方向にゆっくりと動いている様子に似ているように聞こえる。
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2011年11月27日

無題

 今日聞いたのは、XTC『 Skylarking 2010 / D面 』、ヴォーン・ウィリアムズ『田園交響曲 交響曲第三番』、マリオン・ブラウン『 Geechee Recollections / Sweet Earth Flying 』、XTC『 Skylarking 2010 / A面 』、マイルス・デイビス『 Kind of Blue 』、コレルリ『 Violin Sonatas Opus 5 』。
 ムールディングの「 Meeting Place 」で鳴るサイレンの響きは、パートリッジの「 That's Really Super, Supergirl 」のコードと重なるのか知ら、と、ふと思った。
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2011年11月26日

XTC-eleven Lions and two Men

 昨晩聞いたのは、『スカイラーキング 2010』B面。ビニール盤で、一番良くなったのはこの面か知ら、「 Season Cycle 」のブリッジ「 I really get confused on who would make all this 」のところから、メガフォンのように、声が遠くなっているのが好きだな、と思いました。


 XTCのアンソロジー、アルバムから機械的・規則的に選んで並べて、三種類作ってみたのですけれど。今度は、これが XTC 、これは XTC 以外では有り得ない、と、私が思うものを選んで並べてみました。アンソロジー『 XTC-eleven Lions and two Men 』。




Disc 1.

01. I'm Bugged
02. Life Is Good in the Greenhouse
03. Millions
04. Wait Till Your Boat Goes Down
05. Jason and the Argonauts
06. Great Fire
07. Seagulls Screaming Kiss Her, Kiss Her
08. 1000 Umbrellas
09. Poor Skeleton Steps Out
10. Rook
11. I Can't Own Her
12. We're All Light
13. Open A Can (Of Human Beans)

all songs composed by Andy Partridge

Disc 2.

01. Do What You Do
02. The Rhythm
03. Day In Day Out
04. Too Many Cooks in the Kitchen
05. Ball and Chain
06. Wonderland
07. I Remember the Sun
08. Dying
09. Cynical Days
10. Bungalow
11. Frivolous Tonight
12. In Another Life
13. Say it

all songs composed by Colin Moulding


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2011年11月25日

XTC-paintbox

 昨晩聞いたのは、『 Oranges and Lemons 』の三枚組ミニCDの disc 2 。

 XTC のアルバムで、最初に耳に印象を残すのは、2曲目に多いのかもと思い、並べてみました。一緒に、終わりから二曲目の歌も。
アンソロジー『 XTC-paintbox 』です。


Disc 1

01. Cross Wires (Moulding)
02. Battery Brides (Andy Paints Brian) (Partridge)
03. Helicopter (Partridge)
04. Generals and Majors (Moulding)
05. Ball and Chain (Moulding)
06. Wonderland (Moulding)
07. All You Pretty Girls (Partridge)
08. Grass (Moulding)
09. Mayor of Simpleton (Partridge)
10. My Bird Performs (Moulding)
11. I'd Like That (Partridge)
12. Stupidly Happy (Partridge)


Disc 2

01. Spinning Top (Partridge)
02. Super-Tuff (Andrews)
03. Scissor Man (Partridge)
04. Sgt. Rock (Is Going to Help Me) (Partridge)
05. English Roundabout (Moulding)
06. Me and the Wind (Partridge)
07. I Remember the Sun (Moulding)
08. Dying (Moulding)
09. Miniature Sun (Partridge)
10. Bungalow (Moulding)
11. Harvest Festival (Partridge)
12. Church of Women (Partridge)
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2011年11月24日

XTC-umbilical

 XTC のアルバムのハイライトは、もしかすると、A面の最後とB面のオープニングにあるのか知ら、と思って、並べてみました。
アンソロジー『 XTC-umbilical 』です。二枚組は、B面の最後とC面の最初。

Disc 1.

01. All Along the Watchtower (Bob Dylan)
02. Red (Partridge)
03. Roads Girdle the Globe (Partridge)
04. No Language In Our Lungs (Partridge)
05. All Of A Sudden (It's Too Late) (Partridge)
06. Deliver Us From the Elements (Moulding)
07. This World Over (Partridge)
08. Season Cycle (Partridge)
09. Scarecrow People (Partridge)
10. Rook (Partridge)
11. Frivolous Tonight (Moulding)
12. I'm The Man Who Murdered Love (Partridge)


Disc 2.

01. Atom Age (Partridge)
02. Beatown (Partridge)
03. Real by Reel (Partridge)
04. Towers Of London (Partridge)
05. Melt The Guns (Partridge)
06. Human Alchemy (Partridge)
07. The Everyday Story of Smalltown (Partridge)
08. Earn Enough for Us (Partridge)
09. Merely a Man (Partridge)
10. Omnibus (Partridge)
11. Greenman (Partridge)
12. We're All Light (Partridge)




昨晩聞いたのは、『 Skylarking 2010 』のA面。
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2011年11月23日

XTC-OPED

 昨日、『ドラムズアンドワイアーズ』から『スカイラーキング』までの、アルバム開始の歌を並べたのですが、ついでだから、開始と終止の歌を全部並べてみようと思いました。
 『 Fossil Fuel 』も、品切れのまま、再版されないのが残念なのですが、こんな感じのアンソロジーも面白いのかなと思いました。

Disc 1
1. Radios in Motion (Partridge)
2. Meccanik Dancing (Oh We Go!) (Partridge)
3. Making Plans for Nigel (Moulding)
4. Respectable Street (Partridge)
5. Runaways (Moulding)
6. Beating of Hearts (Partridge)
7. Wake Up! (Moulding)
8. Summer's Cauldron (Partridge)
9. Garden of Earthly Delights (Partridge)
10. The Ballad of Peter Pumpkinhead (Partridge)
11. River of Orchids (Partridge)
12. Playground (Partridge)

Disc 2
1. Neon Shuffle (Partridge)
2. I am the Audience (Moulding)
3. Complicated Game (Partridge)
3. Travels In Nihilon (Partridge)
5. Snowman (Partridge)
6. Funk Pop a Roll (Partridge)
7. Train Running Low on Soul Coal (Partridge)
8. Sacrificial Bonfire (Moulding)
9. Chalkhills and Children (Partridge)
10. Books Are Burning (Partridge)
11. The Last Balloon (Partridge)
12. The Wheel and The Maypole (Partridge)
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2011年11月22日

cacaca

 11月なので、今日は、『ビッグエクスプレス』をかける。

 あるブログにコメントを入れて、そのお返事で教えて頂いたこと。『ドラムズアンドワイアーズ』から『スカイラーキング』までは、アルバム開始の歌が、ムールディング、パートリッジの順で交替している。
 もしかすると、その間は、メンバーに一体感があったのかも。


Making Plans for Nigel (Moulding)
Respectable Street (Partridge)
Runaways (Moulding)
Beating of Hearts (Partridge)
Wake Up! (Moulding)
Summer's Cauldron (Partridge)
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2011年11月20日

I'm just using two-strings at a time

 トッド・ベルナールさんとの対談「Andy answers fans' questions about guitar playing and players -- Part II」( 2010年7月12日 ) の一部を少しだけ、




ベルナール「さて、ミッシェルさんは、三本弦のコードを教えて欲しいと言うことです。これは、ギターを始めた人が、バレー・コード ( セーハ ) を使わなければならない時、あるいは、六本の弦全部をどうしても押さえる必要がある時に、考えることですからね、それでだと思います。」
パートリッジ「いや、いや、六本の弦を押さえる必要はありませんよ! 二本で出来ます。例えばですけれど、「 Stupidly Happy 」ですけれど、二本弦だけのモチーフなのですよ。」
ベルナール「たった二本の弦ですか? 他の弦は鳴らさないのですか?」
パートリッジ「私は、同時に二本の弦だけを使うのです。D弦とA弦だけ。そして、A弦とE弦だけ、です。「 Easter Theatre 」では、バース部分のコードは全部、三本のボトム弦だけですよ。
 ギター奏者が、同時に六本の弦を使わなければならないと決めてかかるのは、大きな間違いですね。ピアニストが、「よし! 十個の音を鳴らさなければならないぞ!」と言って考え込むのが、大きな間違いだと言うことと同じですよ。一つの音、か、二つの音で何故駄目なのです? 欲しい音響の核心は、三つの音で作ることが出来ますよ。私が、キーボードで作曲したものは全部、三音の和音だと思うのですけれど。例えば、「 Wrapped in Grey 」は、ほとんど、三音和音です。私が、デイブにそれを弾いて聞かした時には、デイブは笑いましたけれどね。それで言いましたよ、「どうやって、三音和音だけで出来るんだい?」って。もちろん、デイブは、それをもっと肉付けしたのですけれどね。
 「 Seagulls Screaming Kiss her kiss her 」では、メロトロンで演奏されるコードは、どれも、もともとは、三音で書かれたのです。私は、同時に三音以上の音を使える程上手い奏者ではないですからね。でも、曲は書けたのですよ、ね。」
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2011年11月19日

easterling and gildersleeve

 もう随分前、たぶん、APE がBand Camp で販売し始めた頃、easterling and gildersleeve というグループが、XTC のことを歌った歌があるのを知ったのですけれど、BBS には書いていたのですけど、そのあとすっかり忘れてました。
 なので、このブログにカテゴリを作って、備忘しておくことにしました。

http://easterlingandgildersleeve.bandcamp.com/track/xtc
posted by ノエルかえる at 13:18| Comment(0) | TrackBack(0) | XTC のファンたち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

母と息子

 パートリッジの歌「 Helicopter 」は、クレヨンしんちゃん対母親みさえの様な感じのする内容の歌詞なのですが。それで、ふと思ったこと。
 ムールディングの歌「 Making Plans for Nigel 」 は、ある家族の子供、たぶん両親と一人息子だけの家庭に思えます、が主人公なのですが、その母親だけが語るというもので、主人公ナイジェルの姿は見えません。この家族の構成は、パートリッジがそのまま引き継いで、「 No Thugs In Our House 」で展開していますけれど。
 「 Helicopter 」は、その「 Making Plans for Nigel 」への反歌かもしれないと思えます。見えなかったナイジェル君が、今度は語り手になって、自分の生活を語っていると言う風に読むことが出来るのでは、と。レゴ・ブロックに囲まれた中で、夢想に耽るばかりの子供なのかもしれません。そんな子供にとって、母親は、母親がナイジェルの姿が見えなかったのと同様に、実像は見ることができず、ハリガネ鳥になって現れているのです。
 どちらにしても、母と息子の間には、断絶があるようですけれど。

 「 No Thugs In Our House 」以降、この家族の構成の展開はないようですけれど、
posted by ノエルかえる at 09:45| Comment(0) | TrackBack(0) | Drums and Wires | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月15日

頸章

 「 The Mayor of Simpleton 」の chain of office 、Livery collar 、 collar of S's 、決まった訳語がないのかと思っていたのですが、頸章と言う言い方があるようです。定着したものなのかどうかは分かりませんけれど。
 あるいは、頸飾。大勲位菊花章頸飾 とか。
posted by ノエルかえる at 13:03| Comment(0) | TrackBack(0) | Oranges & Lemons | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月13日

無題

 きょうは、この何日か『 Smile Sessions 』を聴いて頭がクラクラするようなので、それに、聴いている間に、どうしても、思い出してしまうので、メシアンを聴くことにした。
 何をと思ったのだけど、結局、『トゥーランガリラ交響曲』。ブーレーズの全集の。
それから、ヴォーン・ウィリアムズの『ロンドン交響曲』。ハインティンクの全集の。ロンドンフィルハーモニーで、アビー・ロード・スタジオの第一スタジオで録音の。ハインティンク好きだし。
 それから、ウェーベルン。ブーレーズの全集の。ディスク2の管弦曲の。シンフォニー op. 21 とか、Variations for Orchestra op.30 とか、カンタータ第二番 op.31 とか。
 それから、マリオン・ブラウンの『 Afternoon of a Georgia Faun 』。それから、ビル・エバンスの『 We Will Meet Again 』

 それに、『スカイラーキング 2010』のD面。
posted by ノエルかえる at 21:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11月11日12日

 2011年11月11日、数日前、小惑星2005 YU55 は、無事に通り過ぎた、そして、パートリッジの誕生日、58歳。12日は、アビー・ロード・スタジオの開設記念日、80周年。
 EMI は、音楽出版部門とレコード事業部門を分割されて売却されることに。ヴァージン・レーベルはどうなるのか。ともかく、APE からのリマスター計画は当面凍結になるだろう。
 パートリッジは、ツィッターでの質問に答えて、再度、自分の好きなアルバムを示していた。第一に、トニー・ウィリアムスの Lifetime の『 Emergency! 』。第二に、キャプテン・ビーフハートの『 Trout Mask Replica 』。それから、ビートルズの『 Rubber Soul 』。



 Sony/ATV Music Publishing 、XTC の著作権、APE に譲渡しないかなぁ、、、
posted by ノエルかえる at 10:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月12日

We're trying to reclaim our heritage here!

 ヴェルナールさんとの対談「Andy looks at guitar playing and players -- Part IV」(2010/4/26) の続き、最後の部分、音楽のこととは離れて。




ベルナール「「 English Settlement 」で他に何か瞠目するものがありますか?」
パートリッジ「そうですね、このアルバムは、ある意味で、ギターで全編埋め尽くされていると思います。[ covered と言う語を使っています。レコード・ジャケットのアートワークとの洒落になっています。 ] ですが、私がよく覚えているのは、アメリカのレーベル、その時は Epic でしたけれど、とアルバムのジャケット・デザインの話しですね。私たちは、レコーディングをする前から、アートワークを決めていたのです。もちろん、ウフィングトン・ホースです。エピックは、そのアイデアを聞いていたのですね、それで、私たちは、ホワイト・ホースの写真を使った原案の下絵を送ったのです。それで、エピックは、彼らの自前のデザインを送り返して来ました。( 忍び笑い )  確かに、白い馬でした。でもそれは、メリーゴーランドの馬みたいだったのです。あまりにひどいものでした。教会の子供用の本にある挿絵のように弱々しい感じだったのです。」
ベルナール「( 笑い ) 驚きですね、エピックはユニコーンにしたのではなかったのですね!」
パートリッジ「( 笑い ) それは、本当に、嫌になるほど弱々しい飴のように甘いメリーゴーランドの馬でした。本当にそうでした! 「いったいどこの間抜けが見るんだいこれを。これは、僕らがしようとしていたものではないよ。僕らは、僕らが受け継いだこの土地を蘇らせようとしたんだ! スウィンドンから5マイルのところにある、鉄器時代の土地の民族のシンボルなんだよ、ホワイト・ホースは。それを、エピックの連中は、ばかばかしいメリーゴーランドの馬にしてしまったよ。」と思いましたよ。
 それで、エピックのお尻に蹄の跡を付けて「違う!」と言わなければなりませんでしたね。でも、エピックは、仕返しをしましたよ。アルバムを一枚にしてしまいましたからね。 ( 笑い )」




終わり
posted by ノエルかえる at 13:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 注記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

what I think influenced "English Roundabout" more than anything?

 ヴェルナールさんとの対談「Andy looks at guitar playing and players -- Part IV」(2010/4/26) の続き。



ベルナール「このアルバムで、私が、際立ってると思う、もう一つの歌は「 English Roundabout 」です。ムールディングさんの歌ですけれど、あの歌では、貴方はリズムを刻むことから自由になって、ある種のパターンを作り出すことが出来るようになったと、私には思えるのですが。」
パートリッジ「「 English Roundabout 」が影響されているのが何か、それを私が他でもなく何だと考えていると思いますか? ツアーでは、私たちは出演表の二番目に載せられていましたよ。取りは the Police 。the Beat が前座でした。コリンは、彼らが歌をどう演奏するのかを見たのだと思いますよ。僕たちが以前にしていたやり方が正しかったと証明しているかのように見えたのです。循環的なやり方ですよね。彼らは、それを別の面で使っていたのですね。それで、コリンは、昔のやり方に戻ろうと思ったのでしょう。私の言うことが分かるかしら。」
ベルナール「「 English Roundabout 」は、スカの感覚がありますね。」
パートリッジ「そうです、私たちは毎晩、the Police と the Beat を観たのです。それで、思ったものです。「ああ、分かった、…、彼らは上手く演っているよね、うん、僕らは前にもっと上手く演ってたよね。」」
ベルナール「貴方はこの歌では、どのようなやり方で演奏したか覚えていますか?」
パートリッジ「またまた、機械的動作に合うようなものですね。
 楽器の演奏に関しては、他の曲でいい例は、「 Melt the Guns 」ですね。」
ベルナール「ああ、それは、私が取り上げたいと思っていたものです。」
パートリッジ「私とデイブは完璧に一つになって演奏しています。それも、私が筋肉に焼き付けて覚えたものですね。」
posted by ノエルかえる at 12:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 注記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月11日

お人形

 『 Mummer 』セッションの中から、シングルB面になった「 Toys 」に出て来るオモチャたち。

Sindy
1963年に、Pedigree Dolls & Toys 社から売り出された人形 ( uk )

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Ken
1961年に、Mattel 社から売り出された人形 ( us )

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Gay Bob
1977年に、Harvey Rosenberg 氏の会社 Gizmo Development から売り出された人形 ( us )

150px-Giz-Gaybob.jpg

Golliwogg
19世紀末に、イギリスの児童文学者 Florence K. Upton が考案したキャラクター

220px-Golliwogg1.jpg




写真は、ウィキペディアから
posted by ノエルかえる at 18:09| Comment(4) | TrackBack(0) | Mummer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

you and Dave are battling it out a little bit

 ヴェルナールさんとの対談「Andy looks at guitar playing and players -- Part IV」(2010/4/26) の続き。




ベルナール「『イングリッシュ・セトルメント』で、本当に私の耳を惹くギターのインター・プレイは、「 Down in the Cockpit 」なのです。」
パートリッジ「そうですか? 本当にあなたはあれが好きなのですか。」
ベルナール「アルバムの他の曲では、貴方はアコースティック・ギターを弾いて、グレゴリーさんが装飾音を付ける、それ以前の二枚のアルバムでは、このような密接に相互作用するインター・プレーはなかったのですけれど。貴方がご自身で言われるように、より歌に関心を向けていたので、その中にギターを組み入れることは必ずしも必要ではなかったのですね。…、それぞれの役割が、私にはよく分かるように思えます。ですが、「 Down in the Cockpit 」では、貴方とグレゴリーさんがギター・バトルで決着を着けようとしているようにも思えるのです。」
パートリッジ「そうですね、…、私が思うのには、この歌は、『 Drums and Wires 』に戻ったように聞こえますね。あれは、以前の歌なのです。…、編曲は、未来を向いてはいずに、過去を向いているのです。
 『 English Settlement 』では、「 Jason and Argonauts 」のインター・プレーが私は好きです。特によく出来たと思います。BBC のライブのものがありますよね。Oxford Road Show で演奏したものですけれど、私たちはかなり上手く演奏しているのが、聴いて分かると思いますよ。」
ベルナール「アコースティック・ギターを演奏しているのですか?」
パートリッジ「いいえ、アイバニーズを弾いています。まともな服を着ていなかったですよ。通りを用もなくぶらついている時のような格好なのです、浮浪児の群れの様にね。メンバーに、特別な服を着せることは諦めました。彼らは、まるっきりしようとしないのですから。」
posted by ノエルかえる at 11:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 注記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月10日

get the super-crystal highs, guttural electric things low

 ヴェルナールさんとの対談「Andy looks at guitar playing and players -- Part IV」(2010/4/26) の続き。



ベルナール「リリーホワイトさんは、発想に関わる役割はしなかったのですか?」
パートリッジ「スティーブは、何かを発想すると言うことはあまりなかったですね、彼は、どちらかと言えば、雰囲気を作る人ですね。それが彼の長所ですよ。彼は、雰囲気を作るのが上手いのです。」
ベルナール「貴方たちに取って、快適な環境をスタジオに作ったと言う分けですね?」
パートリッジ「そう、快適な空間を作るのです、いつもこんな風に言ってましたよ。「さあて、もう一回やろうよ、今のは凄くよかった! 君が演ったビート…すばらしかったよ! もう一回やってみよう。目が覚めるようなものだったな!」 こんな風で、常に、積極的で、肯定的で、自信に満ちていたのです。悪くなることはありませんでしたね。
 ですが、当時、私たちは音楽的により発展して成長することを望んでいたのだと、今の私には思えます。それで、少しばかり自分たち自身で制作の指揮を執りたいと思っていたのです。それで、色々と考えたのです。「いい音を作るのは一体誰なのか」と言うことをです。その答えは、「自分たちでプロデュースをして、ヒューがエンジニアを務める。」と言うものでした。このアルバムで起こった、もう一つの私たちの飛躍がそれですね。」
ベルナール「では、電源を入れないエレクトリック・ギターにマイクを近づけて録音すると言う仕掛けは、このアルバムで始めたのですか? もっと前ですか?」
パートリッジ「「 Pulsing,Pulsing 」ですね、始めたのは。「 Making Plans with Nigel [ 原文のまま、パートリッジが for を with と間違えたのか、ベルナールさんが筆記の際に間違えたかは不明 ] 」のB面です。その頃、ずっと試したいと思っていた手法です。家で思いついたのです、それで、カセット録音機で録っていたものでした。私はいいマイクロフォンを持っていました、それで、これをエレクトリック・ギターに付けたらどうなるかな、と思ったのです。驚きましたよ、とてもいい音になったのです。スーパー‐ハイ‐フィデリティの音質でしたよ。電気信号を取り出して、二つを一つに混ぜて見たのです。
 すると、高音では、超透明な音になります。それは、ピックアップから来るのではないのです、…、弦から空気を通して伝わるのです。…、低い音にすると、嗄れた電子音がアンプから発されるのです。その両方を手に入れられるのですよ。私は、それまで、そんなことを経験したことはありませんでした。初めてだったのです。」
ベルナール「でも、最初は、あまりその手法を使っていませんよね?」
パートリッジ「ライブでそれをやる方法はないのです。スタジオ内だけで見られる現象でした。それ以前では、高音の引っ掻くような音については、アイバニーズのスイッチを弾いてピックアップの一つを消すことで手に入れられていました。「 I'm Bugged 」で試したようにです。ものすごく薄い音を歌に付けることが出来た例ですね。」
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2011年11月09日

the musical horizons are starting to widen

 ヴェルナールさんとの対談「Andy looks at guitar playing and players -- Part IV」(2010/4/26) の続き。




ベルナール「『イングリッシュ・セトルメント』では、アコースティック・ギターと12ストリングス・ギターが目立ちます。貴方は、それらを使ったのですか?」
パートリッジ「『イングリッシュ・セトルメント』では、私たちは、それまでと違った音楽的構成を探っていたのです。私に限って言えば、そのアルバムでライブ・ツアーはしたくありませんでした。私には休息が必要だったのです。…、私は疲れ果てていました。誰も私に休息を与えては呉れませんでした。こんな風ですよ。貴方が何か物をもっと遠くに押しやろうとしているとします。すると、貴方が押しているものが喋るのです。「ちょっと待った、だんなさん、休ませてくれよ。」「いやだ、いやだ、いやだ、もうどっかに消えてってよ。」 こう言ったことが、何もかもを悪くするのです。これが、ヘンドリックスを、あまりに早く墓に入れさせてしまったのです。人を働かせすぎると、早死にさせるのです。」
ベルナール「ああ、貴方は、そのすぐ後に、自滅的行動に出始めるのですね。」
パートリッジ「そうですね。今も言ったように、『イングリッシュ・セトルメント』を録音中、まだ平静でいた時に、私はバンドに対してすでに同じように言っていたのです。「聞いてくれ、僕はこのアルバムでライブツアーには出たくないんだ、本当に。アコースティック・ギターをちゃんと鳴らすのは難しいんだ。僕たちには、ライブでは再現出来ない音なんだ。僕は絶対このアルバムのツアーは嫌だ。」 だけれど、実際、バンドの誰も真剣に取らなかったんです。「わかった、君は直ぐに気を取り直すさ。」」
ベルナール「『イングリッシュ・セトルメント』で、アコースティック・ギターのための歌を書いたのは、ツアーに出たくなかったと言うのが理由の一つなのですか? つまり、幾つかの歌は、ライブでは演奏出来ないので、ツアーを止めさせる可能性があると考えたのでしょうか。」
パートリッジ「私は、以前より内省的になっていて、以前とは違った色が欲しくなっていたのです。『ブラック・シー』でのツアーがすべて終わる頃には、肉体的なギターの音楽には辟易していたのです。私たちは、二枚のアルバムで肉体的なギターの音楽をやっていて、『ブラック・シー』はその絶頂で、大仰にそして大音量になっていました。ほとんど、メタルのアルバムではないですか?
 私は、その頃、新しいアコースティック・ギターを買ったのです。とても魅力的なギターでした。でも、大きなギターでしたけれどね。それで、私は、そのアコースティック・ギターの音に、まるで恋に落ちてしまったようになったのです。それまで、それ程にいい音のするギターを持ったことがなかったからです。大規模で熱狂的な『ブラック・シー』ツアーが終わって、自宅の庭に座っていた時のことです、バリウム依存からも抜け出して、物事を明確に考えることが出来始めたのです。「僕らの金は何処にいったんだ? ツアーの間、あの何日もの間、1ペニーも見なかったけれど。何処に消えたんだろう?」 私はきちんと考えて、自分たちの状況について考え始めて、「死ぬ為に働いているようだ。これを止めなければならない。」と言うことを理解したのです。」
 私は新しい家に引っ越したところでした。…、それも、私が手に入れた新しいものの一つ。そして、自分の新品のアコースティック・ギターを抱えて、庭に座っていたのです。そして、思ったのですよ。「これは素晴らしい! ツアーは僕には要らないんだ。もっともっといろんなものを織り込んで、美しいアルバムを創ろう。管楽器や弦楽器を導入しよう、、」 そして、『イングリッシュ・セトルメント』で、私たちは、音楽の地平を拡げ始めたのです。

 それに、私たちは、ヒュー・パジャムに注目したのです。思いました。「考えてみよう。魔法を使うのは、ヒュー・パジャムではないか? スティーブ・リリーホワイトではないぞ。」
posted by ノエルかえる at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 注記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月08日

as usual the glossy magazines were writing us out of it.

 ヴェルナールさんとの対談「Andy looks at guitar playing and players -- Part IV」(2010/4/26) の続き。




ベルナール「このアルバムからのシングルのB面に、ロック・ギターの歌として、私に強い印象を与えたものがあります。「 Don't Lose Your Temper 」です。この歌について何か覚えているものがありますか?」
パートリッジ「覚えていますよ、まるで今出来たばかりのように覚えています。「ああ、これはB面だ!」と思いましたね。」
ベルナール「本当にですか?」
パートリッジ「 ( 笑い ) ええ。実は、その時に 、The Jam のリック・バックラーがいたのです。彼は、この歌で手拍子を叩いていますよ。リックは、ハンガリーのワイン、Bull's Blood を手に持ってぶらぶら歩いていたんです。隣のスタジオに The Jam は居たのです。で、「やあ、この歌で、手を叩いてくれないか、」と私は言ったのです。それで、リックと私とデイブとコリンとテリーで手拍子を叩いているのです。」
ベルナール「私はずっと、駄洒落のような歌だと思っているのですが。」
パートリッジ「ええ、物事に対して、冷静になり過ぎないようにということです。ちょっとばかりの騒動を起こすことが、物を見つけたり、新鮮に保つのにはいいのですよ。自分の性分を失さないように、癇癪を起こす力を失わないように、って。」
ベルナール「分かりました。でも、何故、この歌はB面が相応しいと考えたのですか?」
パートリッジ「なぜだろうね。あの当時、私は、自分自身にもっと高度のものを期待していたのですね。それで、これはB面だと、パッと思ったのですね。私には、「品質」が足りないと思えたのです。
 実を言えば、これは貴方に聞いて欲しいのですが、先日、私はひどく悩まされたのです。私は、「高級雑誌」 Mojo を読んだのですけれどね、たしか、ポール・ウェラーの記事がありました。一般英国市民の目には、彼には悪いところが全くないように見えるのですね。それから、 Gang of Four の写真がありました。キャプションはこうでした。「ギャング・オブ・フォー、ポール・ウェラーに the Jam のアルバム『 Sound Affect 』を創るのに影響を与えた。」 それで、私は内心思ったのです。「何て出鱈目だ! また、事実を枉げている。いつものように、私たちのことを除外して書いている。」 ポール・ウェラーは、『 Take Away 』から大きなインスピレーションを得たのですよ。
 The Jam は、タウン・ハウスのスタジオの一つを使っていました。私たちは、別のスタジオでした。私がスタジオから出て、スタジオ前の階段に座って、休憩を取っていたのですけれど、その時、ウェラーがやって来て、隣に座って、一緒に休んだのです。彼が言ったのです。「君が作ったダブのレコード、僕は本当に大好きだよ。僕は、the Jam であの方向へ行きたいと思っているんだよ。あのような曲が欲しいな。一体どうやったんだい?」 それで、私たちは、20分間くらい話し合ったのです。それで、ほら見てご覧! 『 Sound Affect 』が発表されたのです。かなりの部分、ダブのテクニックを使っていました。私は、ちょっとむっとしましたね。「かっこいい」と思われているバンド Gang of Four がクレジットされていて、ださいスウィンドンの田舎者は、また、歴史に書かれずに終わるのですからね。」
ベルナール「 ( 笑い ) 貴方は強い調子で編集者に抗議の手紙を書くべきですよ。 」
パートリッジ「タイムズ紙にね。」
ベルナール「まさに。」
パートリッジ「「いったい何個の L がはらわたの中に入っているんだ?」( 笑い ) これは、映画『 The Missionary [ 1982年の英国のコメディ映画、Richard Loncraine 監督、プロデューサーはジョージ・ハリスン ] 』の台詞だったかな? 私はそう思うのだけど。退役した大佐がタイムズ紙に手紙を書くのだよね、それで、上の質問をするんです。それで、君は座って考える、「このひと何を書いているのだろう?」って。」
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2011年11月07日

I never play anything that's complicated to play.

 ヴェルナールさんとの対談「Andy looks at guitar playing and players -- Part IV」(2010/4/26) の続き。




ベルナール「今のお話で、私は、ずっと以前にある人が私に話してくれたのを思い出しました。彼は、貴方たちのライブを見にいったのです。それで、貴方がリズム・ギターを取りながら歌うのが一番よかったと言っていました。貴方の歌うリズムと、全く違うリズムで貴方はギターでリズムを刻んでいたからなのだそうです。それは、必要があって自覚的にそうされていたのですか、それとも、自然にそうなったのですか?」
パートリッジ「何も考えることはないですよ。そのことについて、貴方が考えているなんて、全く馬鹿げています。振り付けの一つについてのように、考えればいいのです。それを考えると言うことは、筋肉が覚えていることを、遠隔操作しようとしているみたいですよ。もし、貴方が考えてしまえば、手がしようとしていることを台無しにしてしまいますよ。そして、結局、声がしようとしていることも出来なくしてしまいます。頭に手を当てて、おなかをさすろうと言うのと同じですよ。」
ベルナール「なるほど、私がドラムを叩きながら歌うのと同じですね。人は私がそれが出来るのを驚きますけれど、何をしているかまるっきり忘れるぐらいに、覚えていないといけないのですね。」
パートリッジ「そうです、そうすべきです。考えてしまうと、出来なくなるでしょう。」
ベルナール「この自働演奏を身につけるのに、じっくりと練習したのですか?」
パートリッジ「そうですね、難しいと思ったことは覚えてないですね。この歌に関しては、ライブで演奏するのが好きでした。テリーがパターンを始めると、私は、それに呼応して刻んだものです。とても快感でした。」
ベルナール「チェンバーズさんが貴方に、必要な骨格と情報を与えたと言うことなのですね。」
パートリッジ「ええ、そうです。」
ベルナール「さて、「 Sgt. Rock 」は、貴方が特に不出来だと思っていられるのは、知っているのですが…、」
パートリッジ「だけど、乗りは、一級品ですけれどね。」
ベルナール「ええ、素晴らしいグルーブ感です。あの歌のギターのインタープレイも大好きなのです。」
パートリッジ「ドラムズとギターが作り出すグルーブ感は本当にいいです。でも、歌詞の内容は馬鹿げているのですけれどね。」
ベルナール「そうですけど、それが、あの歌の魅力ですよ。」
パートリッジ「私もそう思います。私は、シングルの王冠をコリンから取り戻そうとしていたのですよ、ところが、ヴァージンが選んだのは、よりによって、アルバムの中で、一番愚かしい歌だったのです。私は、「 Tower of London 」には自信があります。「 Optimism's Flames 」がシングル用に編集されたとすれば、それを誇りに思ったでしょうね。でも、それは、出ませんでした。
 「 Sgt. Rock 」のグルーブを演奏するのは楽しかったですよ。本当によかった。労働ではなかったですね。楽しかったのです。ギターのパターンと一緒になった、痙攣して飛び跳ねるようなドラムズ。あれは、実際のところ、ロックンロールのリズムではないのですけれどね。「 Here comes Teddy Bear down the forest path 」のリズムですね。[ 童謡だと思いますが、詳細不明。軍隊の訓練の行進の時に歌う歌かも知れません ] それに、切り刻むギターを当ててみると、マシーンにぴったりだったのです。私の言うことが分かるでしょうか? 私たちは、最も滑らかなオイルと歯車だった時代の時のことですよ。( 笑い ) 君のための文句ですね。」
ベルナール「 ( 儀礼的に笑って ) 全てのバンドの中で、最も歯車的なバンドですね。」
パートリッジ「かつてあったどのバンドよりも歯車的。」
ベルナール「貴方は下降コードを弾いているのですか?」
パートリッジ「そう。誰も考えつかなかった下降コードですね。でも、実は、簡単なのです。 ( ギターを取って、 ) 一オクターブ程上げるのです、そして、一フレット分下げる。A弦とG弦を押さえたままです。音程は、下から、E、A♭、D、G♭、B、Aです。それで、下に滑らせる ( 演奏してみせる )。」
ベルナール「不思議ですね、貴方がアコースティック・ギターで演奏すると、ジャズのように聞こえますよ。」
パートリッジ「それで、パターンの最後のコードは、初めと同じ。ですが、B 弦に A♭をを加えます。秘密が分かってしまいましたね、簡単でしょう。複雑なことは、弾いたことがないのです。本当に。」
ベルナール「 ( 笑い ) アンディ・パートリッジのギター奏法の秘密が明かされた!」
パートリッジ「ええ、秘密でした。もし君が、このコードをもっと複雑なものと考えていたとしたら、それは、私がしたのとは違うでしょうね。」





 ギターのコードの部分は、違うかもしれません。原文は、


Yes, and nobody's ever been able to work those chords out. They're really easy. [picks up guitar] We're up near the octave, just one fret under, holding down the A string and the G string, so the notes are bottom E, A-flat, D, G-flat, B and E. Then you slide it down [plays].
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2011年11月06日

smile sessions

 きょうは、『スカイラーキング 2010』のB面、ビル・エバンスの『ワルツ・フォー・デイビー』、それに、届いたばかりの『 Smile Sessions 』。

 『スマイル・セッション』、凄いアルバムだ。ウィルソンのソロ名義のものよりも、アイデアがそのまま剝き出しと言う感じがする。幻聴のようだし、迷宮に引き込まれるように感じる。
 何より、楽器の使い方が、素晴らしい。
 聞き終わって、気がついたのだけれど、これは、エレクトリック・ギターのバンドのアルバムでは全くない。つまり、ロック・ミュージックではないのではないだろうか。つまり、アンプリファイヤのギミックを使っていないと言うことだけど。 ( エレクトリック・ギターを全く使用してないと言うことではないけれど。それに、テルミン等、電子楽器も使っているのだけれど ) もし、当時、これがこのまま発表されていたら、ロック・ミュージックへの決定的なアンチ・テーゼになっていたのかもしれない。つまり、増幅された大音量では描くことができない、繊細さを求める音楽というものがあるということを示すということだけど。
 それより何より、やはり素晴らしいし、傑作だ。




 それに、思うことは、『 Skylarking 』は、やはり、トッド・ラングレンにプロデュースされるべきではなかった、ヴァン・ダイク・パークスと組むべきだったということ。
posted by ノエルかえる at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

It was the anti-solo that was just a bit of mischief that everyone liked.

 ヴェルナールさんとの対談「Andy looks at guitar playing and players -- Part IV」(2010/4/26) の続き、4,600語あたりまで。



ベルナール「では、少し、『ブラック・シー』について検討しませんか。」
パートリッジ「肉体的記録ですね。大きな大きなドラムズの音、大きな刻み付けるようなギターの音。歌作りはずっとよくなっています。私たちは、それ以前より多くのツアーをこなしましたし、ずっと大きな会場を使いました。たくさんのインタビューに答えて、たくさんのテレビに出演して、何もかもが、大きく多くなっていたのです。」
ベルナール「そして、貴方の物の見方は、ずっと現実的になったのですね。…、それに、『ブラック・シー』の歌はどれも、貴方ご自身の頭の中で聞こえているように、そのままに、録音されたのですね。違いますか?」
パートリッジ「ええ、…、当時、私たちは、効率よく働く機械の最好調の状態だったと思います。メンバーの全員が言っていました。「よし! これが僕の仕事だ。」と。自分たちが、大きな機械の中の歯車で、それが機械を作動させるどの段階にあるのか、どうすれば働くのか、ということを、全員がよく分かっていたのです。あのアルバムが、とても堂々としたものに、貴方には聴こえるのではありませんか。
 たとえば、「 Paper and Iron 」ですけれど、一般的ではないグルーブに聞こえます。でも、メンバー全員、とても上手く演奏しているのですけれど。…、この調子、何拍子だと思いますか?」
ベルナール「六拍子ですね。」
パートリッジ「ええ、六拍子です。でも、ワルツにはならないのですよ。六拍子なのですけど、奇数の拍に感じるようになっています。…、ジェスロ・タルのようですね。でも、六拍子なのです。( 笑い ) 。ワルツを踊る場所はないのですよ、「ウィーンは閉め出された!」。」
ベルナール「グレゴリーさんと一緒になって、どのように曲をまとめたかを覚えていますか、それから、ギターの奏法については?」
パートリッジ「私がメインのリフを弾いているところで、その最高音よりも高いラインのカスケード・スタイルを、デイブは重圧の中で思いついたのです。ライブで演奏するのは、とても楽しかったですね。肉体的ですからね。シン・リジーかなにかみたいですよね。強拍は、テリーが全部入れました、それが好きでしたからね。テリーは、マシンガンのようにスネアを使ってましたよ。」
ベルナール「「 Generals and Majors 」について、ムールディングさんと話した時に、この歌をまとめることが出来た要素の一つは、貴方が作り出した、鳴る鐘のようなパターンの反復だ、と言われていましたけれど。」
パートリッジ「ええ、『 Coat of Many Cupboards 』を聞けば、最初は、私たちは、その鐘が鳴るようなパターンは使ってないのが分かりますよ。それをレコーディングしようとしていたのですけれど、私には、まだ不完全であるように思えたのです。私は自分のパートをいろいろ試していた最中だったのです。高音の F のあたりで、ヴァイオリンの感じの音を試していたのです。それで、私は、あの鐘の音のような音を思いついたのです。全員が振り返ってこう言いました。「わあ、それはいい!」。このようなことが、リハーサル段階では、よくあったのです。でも、あの歌の場合、リハーサルの時ではなくて、アルバムを制作している最中に起こったのです。
 それで、私は墓穴を掘ったわけです、と言うのは、「こうしようじゃないか、僕はこれがもう一枚のシングルにちょうどいいと思うよ。僕らは、すごい魅力的メロディを作ったんじゃないかい? ヴァージンはきっと、これこそシングルだよ諸君、と言うさ。」と言ったのです ( 笑い )。
 その曲が直ぐに消えてしまったのは知っているけどね。 ( ヴァージンのA&R を真似て ) 「アンディ、後に下がって、眼鏡を掛けていろ、そして目立たないようにしていろ。さあ、ルドルフ・ヌルエフ、ベースを持って前に出て。 ( 笑い )」 その時はね、コリンは、ルドルフ・ヌルエフ ( ソ連出身のバレエダンサー、1938-1993 )とクリッシー・ハインドの中間のように見えていたからね。 」
ベルナール「 ( 笑い ) それでは、「 Love at First Sight 」のソロのことを話して下さい。」
パートリッジ「え、チャッチャッチャチャチャチャのことですか? あれは、ただの悪戯だったのですけれど、皆なが「それはいい、笑っちゃうね。」と言ったのです。それで、「いいよ、それを残そう」と言うことになったのです。私がソロ、旋律を弾いているとは思っていません。…、コードを刻んでいるだけで、曲をせっかちにしているだけです。それで、「いいよ、簡単だから、」と言うことになったのです。私はマイナー・コードをとっていて、だんだん速くしているのです、それが効果を生んだのですね。」
ベルナール「ええ、本当に面白いです。それで、貴方は、反ソロにしようとしていたのですか?」
パートリッジ「あれは、誰もが面白がる悪戯で、反ソロなのですね。」
ベルナール「「 Love at First Sight 」での貴方がとった他の部分についても話して下さい。ムールディングさんの歌ですから、貴方の独特な反復を弾いています。」
パートリッジ「一種の循環ですね。私は、ドラムズのパターンにギターを織り込むように弾いたのです。この歌のドラムズは素晴らしいですよ。テリー狙撃兵のドラムシンセですけれどね。音程を下げているのです。私たち全員が、デビッド・ボウイの『 Low 』のドラムズの音が好きでした。私は、ボウイのドラムズは、ハーモナイザーを使っていると思うのですけれど。
 実際、私たちがライブでこの歌を演奏する時は、「これはすごいドラムズの音だ」と、いつも思ったものです。それで、テリーが次の曲の為に狙撃銃を消した時には、私はがっかりしたのです。もちろん、テリーの演奏は普通のドラムズの音でも十分にいいのですけれど、普通の音の演奏に戻るのか、と思うと、残念なのでした。
 ああ、話しを戻しましょう、私は、半音を基にした、循環的なものを弾いているのです。」
ベルナール「「 Heatwave 」を思わせるようなものですね、それにつていは、ギター演奏についてのインタビューの初めの頃に話しましたよね。」
パートリッジ「そうですね、貴方はたぶん当たってますよ! そんなふうに考えたことはありませんでした。ですが、「 Love at First Sight 」は「 Heatwave 」の遠い従兄弟ですね。いやいや、遠くない従兄弟かも知れません。
 デイブは、この歌の為に、ボトム・ストリングを D に下げています。それで、ギターの主旋律の音形を作っているのです。」
ベルナール「「 Burning with Optimism's Flame 」は二つの別の曲が衝突して、一つになったのですよね。」
パートリッジ「その歌は、私が本当にドラムズ・キットの一部になっていると感じる曲の一つです。それに、四人とも元気いっぱいですよね。私は曲全部を通じて三連音符の感覚で弾いています。その三連音符が四人を刺激して、本当にすごい感じになっています。」
posted by ノエルかえる at 13:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 注記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月05日

It was just a desire to keep it really quiet

 ヴェルナールさんとの対談「Andy looks at guitar playing and players -- Part IV」(2010/4/26) の続き、少しだけ。この後は、『ブラック・シー』の話しになるので。
 ここでの、パートリッジの発言、彼がライブを嫌う理由の一つでしょうか。ライブに行く連中と言うのは、ただ興奮したいだけ、と言うことなのでしょう。




ベルナール「さて、『ドラムズアンドワイアーズ』に戻りましょう。「 Scissor man 」と「 Complicated Game 」は、注目されるべきギターの歌として、私の耳に飛込んで来ました。」
パートリッジ「「 Scissor man 」ですか、…、勘弁して下さい。あれは、本当に馬鹿げた歌ですから。」
ベルナール「なるほど、ですが、貴方とグレゴリーさんのインタープレイは、ものすごく楽しいです。」
パートリッジ「ええ、とっても奇妙な事ですが、デイブは、今の彼のバンドで、この歌を演奏してますね。」
ベルナール「ええ、私は何故だか分かります、…、あの歌を演奏することには、無尽の楽しみがありますから。」
パートリッジ「まるで時計仕掛けかなにかのように、自動的に、君の指にこの曲が来るのだからでしょうね。」
ベルナール「では、「 Complicated Game 」の冒頭部分について話して下さい。」
パートリッジ「私は、あそこでは、弦を摘むように鳴らしているのですけれど、出来るだけ静かな音に保ちたかったからなのです。ライブで演奏した時には、その間、本当に静かで、観客の叫ぶ声が聞こえましたよ、そうですね、ガールフレンドを呼ぶ声とかですね、また、こんな声も、「てめえ、どうしちまったんだっ、音をでかくしろ、ロックンロールだゼイ! なにやってやがんだい!」「このボケナスども、悲鳴を上げさせてやろうか!」それで、観客たちは実際そうしたのです。いつもですよ。( 笑い )」
[ ステージに乱入するか、物を投げつけるとかでしょう。 ]
posted by ノエルかえる at 09:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 注記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月04日

きょうは

 きょうは、なんとなく『ノンサッチ』が聞きたいから、プレイヤーに入れた。それから、テレビで芸能百花繚乱を見ようか、世界ふれあい街歩きを見ようか、、
posted by ノエルかえる at 21:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

we had no mental equipment to deal with the big.

 ヴェルナールさんとの対談「Andy looks at guitar playing and players -- Part IV」(2010/4/26) の続き、少しだけ。音楽の話しは逸れて、雑談。


ベルナール「そうですか、その頃、貴方たちは随分と働いたのですねぇ、模範的労働観ですね。」
パートリッジ「ああ、本当にそうですね。どの曲にも、そのように準備したのです。私たちは、大成功したグループになりたかったのです。ですが、私たちが成功に至るような精神的な資質を持っていたとは、今も思いません。決まった仕方で正装をするのを望むような資質ではありませんでしたし、決まった仕方で振る舞うような資質もありませんでした。私は、他のメンバーを正装させようとしましたけれど、皆な嫌がるだけでした。
 それに、最期まで自分で多くのものを背負い続けるような精神的能力もありませんでした。…、途方もない量のインタビューを受けるとか、多くもののを書くとか。片方で、バリウム依存症から抜け出そうとしている最中に、様々なことが私の所に流れ込んで来る、そんな混乱に私はあったのです。私が耐えるには荷が重過ぎたのです。
 私たち XTC は、ある意味では、世界標準だったと、今、私は思います。音楽的には、世界標準だったと思うのです。ですけれど、私たち四人の中で、そのような精神的な資質を持っているものは、誰もいなかったのです。例えば、U2 やR.E.M. あるいは、ローリング・ストーンズやその他の世界的バンドのメンバーが持っているような資質ですね。それには、ある熱中、脇目も振らない精神の集中が必要なのです。大量の何もかもが必要なのです。でも、私たちにはそれがなかったのです。ですが、これは確かだと思うのです、音楽的なことでは、大量の何もかもを私たちは持っていたのではないかと。それで、私たちは、最も優れたバンドの一つになろうと思ったわけなのです。」
ベルナール「それは、貴方たちをミュージシャンの為のバンドにした理由の一つ、と、私は感じます。音楽家たちは、貴方たちの才能を高く評価しています。ところが、一般の人たち、ルックスや着ているものとか、何か付随するものに関心を払っている人たちのことですが、その人達は、音楽的技術や才能があるかないかを見ることの必要を感じないのですよ。」
パートリッジ「確かに、それに、バンドを成功させる重要なことに、マネージャーがあります。それを軽く見ることは出来ません。どの成功したバンドも優れたマネージャーがいます。間違いありません。それで、私たちはいいマネージャーがいなかったのです。」
posted by ノエルかえる at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 注記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パートリッジ好み

 APE のフォーラムで、質問に答えて、パートリッジが、好きな画像作家 ( 画家、イラストレーター、コミック・作家 )の一覧を出していました。



Nov 2 2011, 06:48 PM
Post #102


Good question Miles,list would go something like this...{but no film right?}...

MILTON GLASER
HEINZ EDELMANN
JACK KIRBY
STEVE DITKO
FRANK BELLAMY
RON TURNER
RON EMBLETON
PAUL KLEE
HENRI ROUSEAU
ALFRED WALLIS
BRUEGEL
ALBRECHT DURER
EPINAL ENGRAVERS
TENNIEL
JOAN MIRO
EDWARD BAWDEN
ERIC RAVILIOUS
PETER BLAKE


and a thousand others


 部類別に分けてみました。

画家

MILTON GLASER ( ミルトン・グレイザー )
PAUL KLEE ( パウル・クレー )
HENRI ROUSEAU / Henri Rousseau ( アンリ・ルソー )
ALFRED WALLIS ( アルフレッド・ウォリス:イギリス、コーンウォールの漁師で絵を描いた人。 )
BRUEGEL ( ブリューゲル )
ALBRECHT DURER ( アルブレヒト・デューラー )
JOAN MIRO ( ジョアン・ミロ )
EDWARD BAWDEN ( エドワード・ボーデン:イギリスの画家 1903-1989 )
ERIC RAVILIOUS ( エリック・ラヴィリオス:イギリスの画家1903-1942 )
PETER BLAKE ( ピーター・ブレイク:イギリスの画家1932-、ポップ・アート )



イラストレーター

HEINZ EDELMANN ( ハインツ・エーデルマン )
EPINAL ENGRAVERS ( たぶん、The Epinal Tarot 。
フランスのエピナル市で作られたタロットカード。1830年頃? )
TENNIEL ( John Tenniel:『不思議の国のアリス』の挿絵 )




漫画家

JACK KIRBY ( us )
STEVE DITKO ( us )
FRANK BELLAMY ( uk )
RON TURNER ( uk )
RON EMBLETON ( uk )

posted by ノエルかえる at 10:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 注記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月03日

自由の女神

 ニューヨークの自由の女神像が寄贈から125年と言うユースが暫く前にあったので、『 White Music 』をかける。

 自由の女神像、1886年10月28日完成。もちろん、マリアンヌ。


 「 New Town Animal 」のパートリッジのギターがいいなあ。

 それから、11月なので、『 The Big Express 』をかける。
posted by ノエルかえる at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

we're playing became one giant polyphonic mess. But that was the spirit of the track

 ヴェルナールさんとの対談「Andy looks at guitar playing and players -- Part IV」(2010/4/26) の続き、3,200語あたりまで、( 半分くらい )



ベルナール「さて、貴方は、歌い方については話して下さったのですけれど、例えば言葉については、子音を選ぶとか、それは、調子の悪いPA システムの扱い方と同じだとか。それから、ギターの弾き方ですが、和音をバラバラにすると言うことを話して下さいました。それは、レコーディングのミックス段階でのテープのカットと聞き方としては、同じだと考えるのですか?」
パートリッジ「ええ、そう思います。それに、私はよくこう言うのですけれど、他のどんな楽器よりも、ドラムズ・キットに親近感を覚えているのです、おそらくそうなのです。ギターの演奏には、親密さをあまり覚えないのですね。…、ドラムズの一部として演奏しているのです、それは、コードを取ることで出来るわけです。」
ベルナール「貴方のやり方は変わっていますね。と言うのはですね、インタビューの準備に、今朝、ヘッドフォーンで「 Snses Working Overtime 」を聴いたのですけれど、チェンバースさんのロート・トムのパターンは、ほとんど聞き分けられない程なのですが、貴方のアコースティック・ギターと重なっていました。」
パートリッジ「そうですね、似た音の種類です。」
ベルナール「確かにそうです。本当に、その音が、弦の音か皮の音か、聞き分けるには注意深く聴かなければなりません。」
パートリッジ「ええ。あの、トン・トン・トンとギターのチャ・チャ・チャは同じです。『イングリッシュ・セトルメント』までは、まだ私はドラムズ・キットに繋がるようにギターを弾いていました。…、少なくとも、大まかにはそうだと、私はそう思います。
 それぞれにしたのですけれどね。…、でも、レコーディングの際、時には、テリーは私と一緒に演奏したがりました。こう言う風に言うのです。「おめえらふたりは、ちゃあでものんでろや。おいらとパーチィはこのくだらねぇ歌をやっつけとくからよ。」『イングリッシュ・セトルメント』までにはそういうことがあったのです。私たちは、ほとんどは、生演奏をレコーディングしたのです。たまに、テリーは、私のギターに沿って叩きました。彼にとって、リズム上の助けになったからです。彼が歌について知らなければならないことを、混乱することなく彼に分からせるものが、私のギターには、あったのです。」
ベルナール「チェンバーズさんにとっては、貴方のギターが歌の核を作っていたのだと、私には思えます。つまり、貴方のギターに対して集中して、自分のパートを築こうとしていたのではないでしょうか。」
パートリッジ「そうですね。でもそれは、コリンの役割を低く見ると言うことにはなりません。コリンが鳴らすベースは、テリーのフット・ドラムと密接に結びついていますから。」
ベルナール「ムールディングさんとチェンバーズさんの二人は以前からずっと組んでいたのですね。」
パートリッジ「そうです。」
ベルナール「「 Ten Feet Tall 」は、貴方が初めてアコースティック・ギターに手を染めたものですよね、…、ですが、その後は、『イングリッシュ・セトルメント』まで使いませんでしたけれど。」
パートリッジ「実のところ、幾つかの理由で、私はエレクトリック版の方が好きなのです。「アメリカ人は「 Ten Feet Tall 」をシングルに望んでいるけれど、力強さが足りない、エレクトリック・ギターで再録音しないか」と言われて、とても嬉しかったのです。それで、私たちはそうしました。もちろん、シングルとしては全くの失敗に終わりましたね ( 笑い )。」
ベルナール「私はそれをずっと不思議に思っているのです。と言うのは、私は、アコースティック版の方が好きなのですから。何故、貴方はそう考えられるのでしょうか?
 「 Roads Girdle the Globe 」はとても重たげな音のギターですけれど…、」
パートリッジ「ゴーン! ( clangorous )」
ベルナール「ええ、「 clangorous 」は、あの歌に相応しい語ですね。その言葉で、また、グレゴリーさんが加入した時のことについて、色々な質問が浮かんで来ます。今までも貴方と私の二人で、この頃の歌をどういう風に創りあげて来たかは話し合っては来ましたけれど、少し違うことを聞きましょう。ある意味、貴方とグレゴリーさんは、どうやって、一人のギター・プレイヤー [ 二人で一人のプレイヤーと言う意味 ] になったのですか?」
パートリッジ「一人のギター・プレイヤーですか、なるほど。ええと、そうですね、こう言う感じでしょうか。まず私たち二人は座ります。それから、私が彼に弾いてみせます。何度かのリハーサルの後、デイブは、滑らかに演奏に加わるのです。コードであったりその反転、拡張を加えて来るのです。分かりますか、二つのコードが合わさって、巨大なポリフォニックな糞のようにになるのです。でもそれが曲の神髄なのですよ。二本のギターが擦れてガランガランとなる感じか知ら、二台の自動車が衝突したような。あるいは、自動車のエンジンの金属の部品が当たるような。
 基本的には、二三回のリハーサルだけだったと思います。デイブは、本当に完璧に私たちの間に入って来たのです。」
ベルナール「グレゴリーさんと貴方のやり方は、他の全ての歌でも、多かれ少なかれ、同じようにされたのですか? それで、お二人とも、ご自身ではそれが気に入ったのでしょうか。四人が一緒になった時のこともお話しして下さいますか?」
パートリッジ「リハーサルでは、全員で始めたのです。それから、二つのやり方を合わせたのです。このようにしたものでした。「皆んな、ちょっと、デイブと僕に10分を呉れないか?」と言うと、コリンとテリーはお茶を飲みに出ていきました。そうして、デイブと私は、頭を寄せ合ったのです。時には、四人が演奏している途中で、私とデイブが曲を止めて、こう言ったのです。「おお、それはすごい! 今のところ、君どうやったんだ?」「すごい、! 今のを忘れないようにしよう。デイブ、君のカセットを回して録音してくれ。」 当時、バンドの全員が、リハーサルでは、カセットを持って来ていましたから。」
ベルナール「リハーサルを録音していたのですか、それで、家に持ち帰って、自分のパートを練習して、磨きをかけたと言う分けなのですか?」
パートリッジ「ええ、磨きをかけて、押し広げていたのです。「君が弾いたのはどういったフレーズなんだい?」 私には分からないものだったのです。ですが、それはテープに録ってあるわけです。ですから、「オーケイ、巻き戻して探してみよう」となるわけです。それで、リハーサルの時には、いつだって4台のカセット録音機が回っていたのです。演奏のほとんどは記録されてます。楽器やスピーカシステムだったり、ドラムズ・キットの側だったり、ベース・アンプの隣、あらゆる場所に置いていたんです。ですから、家に帰って、録音したものよりももっといいものを仕上げることが出来たのです。」




11月5日、訂正。
彼が歌について知らなければならないことを、混乱することなく彼に分からせるものが、私のギターには、あったのです。 の部分。
posted by ノエルかえる at 13:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 注記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月02日

I am still playing like I'm part of the drum kit.

 ヴェルナールさんとの対談「Andy looks at guitar playing and players -- Part IV」(2010/4/26) の続き、少しだけ。



ベルナール「それで、例えば、貴方たちは「 Real by Reel 」をグレゴリーさんが取ったソロで締めくくったのですね。あれは素晴らしかったです。」
パートリッジ「ええ、そうですね。スティーリー・ダンあたりのアルバムから抜け出たようなものですね。何人かは言いましたよ。「あれは、Jeff Baxter ではないのか。」と。デイブは、かれの才能を見せつけたのですね。でも、彼は可愛らしいちっちゃな顎をしているのですけれどね。 ( 笑い:chops の才能と顎と言う意味の洒落 )」
ベルナール「ええ、でも、歌にとっては完璧な方法ですよ、もちろん、」
パートリッジ「歌への完璧な方法。」
ベルナール「それでは、このアルバムの他の歌についてもざっと見てみませんか。貴方が『ドラムズアンドワイアーズ』でのギター奏法はそれ以前と同じだと仰ったことが、どういうことか、私にも分かるのではと思います。と言うのは、貴方は、以前と同様に、多くの場合、スカ風に弾いているか、リズムあるいはそれに関するところに、居場所を探していたのではないかと、思うのですが。」
パートリッジ「ええ、何て調子はずれのスカ・プレイヤーだったのでしょうね、私は。私は、未だに、ドラムズの間で強いリズムを取るのが好きなのです。今でも、自分自身がドラムズ・キットの一部のように演奏したいと思っています。後の私の演奏とは違って、音楽的ではないのかもしれませんね。… あの時はまだコードと雑音ですから。私のギターは、ドラムズ・キットの一部のようでした。」
ベルナール「貴方は、ムールディングさんの歌でも、リズムを刻み付けるような演奏をたくさんしていますね。…、ミックスの段階で、コードを加えるのですね。」
パートリッジ「ええ確かに。例えば、「 Life Begins at the Hop 」では、デイブは、 Booker T. and the M.G.'s ( 1961年から活動する、インストルメンタルのR&B のバンド ) の形式で弾いています。それで、私は、バラバラにしたコードを一風変わった間を取りながら弾いているのです。…、正直に言えば、 Hank Mizell ( 1923年生まれのアメリカの歌手、「 Jungle Rock 」は1959年に発表 ) の「 Jungle Rock 」にちょっと似ているのですけれどね。」
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2011年11月01日

I was really striving to make the songs better and better

ヴェルナールさんとの対談「Andy looks at guitar playing and players -- Part IV」(2010/4/26) の続き、約7,400語の2,000語くらいまで。


ベルナール「なるほど、それでコリンは、どんどんベースと結びついていったのですね。そのことは、あなたの歌作りやギター演奏の仕方に変化を与えたと思いますか?」
パートリッジ「いや、そうではないですね。なぜだかをお話ししましょう。少しばかり、的外れな答えになるかもしれませんが。この場合、ギター演奏についての質問については答えないことになりますから。『 Go 2 』以降になりますけれど、私は、どうすればいい歌が書けるか、空想的なことではなくて自分が知っていることをどう書けばいいか、その知っているものを、現実にあるように書くにはどうすればいいのか、そして、それを色彩豊かに書くにはどうすればいいのか、と言うことに関心を集中していたのです。
 『 Go 2 』に於いてでさえ、「 Meccanic Dancing 」「 Battery Brides 」と言う歌がありました。それは、SF 的な響きがある歌ですけれど、「 Meccanic Dancing 」はスウィンドンの町で酔っぱらってロボットのように踊る労働者についての歌だし、「 Battery Brides 」は、オーワースで働いている女の子が、養鶏場のケージにいるように、売り場に座って、結婚するのを夢見ているのを歌ったものですからね。それらは、私が見たものなのです。私は、それをもっと面白くなるような方法で書いてみたのです。
 私は、歌をより良くしようと必死になっている間、ギター演奏については、後座席に置いていました。ギター奏者としては、その頃には、進歩していませんでした。他の技術を学んでいたのです。… 歌を書く方法、グループの力量内で歌にアレンジをつける方法、それを学んでいたのです。そしてその頃、私たちは、マルティ・トラックのデモを作れるようになっていたのですから。それで、自分たちのアレンジの方法を学んでいたのです。」
ベルナール「確かに、貴方のギター演奏は、初期の頃のように発展はしてないようです。ですけれど、歌を書くことで、貴方の持っていた色に新しい色を加えようと奮闘していて、それ以前に持っていたものとは違った仕方で、このギターと言う道具を考えようと自らを強いていたように、私には思えるのです。貴方は、新しい領域に手を伸ばそうとしていました、そして、新しい演奏法に近付きつつあったと思うのです。私の考えは変でしょうか?」
パートリッジ「なるほど、…、現在、私はコードを考慮しています。ところが以前は、正直に言いますと、コードと言うのは、循環するためのものか、ちょっと可笑しなものでした。ところが、貴方が言及された三枚のアルバムでは、私は先に進んで、より深く正しいコードと言うものを考えるようになりました。また、言葉の重要さについても、音やそれに関することに劣らず、より慎重に考えるようになったのです。ものが、私には、全く変わって見えるようになったのです。」
ベルナール「そうですか、では、グレゴリーの参加は、その意味で、貴方を開放したのでしょうか?」
パートリッジ「デイブの参加は、私に安全網をもたらしたのです。反対に、バリーと組むことでは、安全網はなかったのです。…、バリーの存在は、また別の小剣で、それを使って馬上試合をしかねなかったのです。バリーの機知、外宇宙的演奏、それは、私の機知、私の普通でない演奏に似ていました。つまり、自分自身の不思議な鏡像を前にしているようなものでした。私は、その鏡像と闘い、ふざけ合い、音楽的闘争をしていたのです。自分と反自分というものですね。
 デイブの人柄はバリーとはまるっきり違っていました。私は、多くの安全網を持つことになったのです。「大丈夫、デイブは正しいコードの反転を見つけるよ、それで、僕を分かってくれるだろう。」と言うこと、私の言うことが分かるかしら。デイブは、バンド内のセッション・ミュージシャン的な存在になったのです。もし彼に、「分かるかい、僕はこの二小節に、ちょっとジョージ・ハリスン的なものが欲しいんだ。」と言うと、彼はそれを実現しました。「悪いけど、少しヘンドリックス風に出来たらいいのだけど」と言えば、彼はそれを出来たのです。デイブは、どんなスタイルでも全部出来るのです。それが彼の天賦の才なのですから。彼は何でも模倣出来て、その上、それを元のものより良く出来るのではないでしょうか。」
ベルナール「貴方とグレゴリーさんは、同じ楽器で、共通の素地と語彙を持っていて、…、二人は、ギター・プレイヤーと曲について話し合って、互いに知らなかった音楽を教えたりしたのですか。」
パートリッジ「彼がバンドに入る前は、楽器店やギグ会場で鉢合っていました。私は彼を笑わせて、彼は、彼の演奏で私に強い印象を残していました! その当時、彼の演奏は、私よりもずっと上でしたから。」
ベルナール「今言われたことが、グレゴリーさんがギタリストとしての貴方を変えたかどうかと、質問する理由の一つなのです。彼は、全ての技量は身に着けていました。一方、貴方は、ご自身が言われるように、専門バカであったわけです。コードやソロに戸惑いながら探り、それを聞いて、また自分だけで試していたわけです。グレゴリーさんは、しっかりと訓練されてました。」
パートリッジ「そうですね、デイブはずっと訓練されてました。ですけれど、デイブが弾けたものは、おそらく、私も弾けたのではないかと思います。でも、私が考えなかっただろうことを、彼がいつも考えていたと言う事実は、非常に意味深いものでした。私がある方法でソロをとろうとすると、デイブは言ったものです。「いや、このやり方で試してみろ。」そして、私が元々はロックぽく考えていたものをジャズっぽくしたりしました。また別の時には、私が「もっとメジャーかフォーク的にすべきではない?」と言っている時に、ブルースのように弾いたりしたのです。デイブの音楽上の経験は、バンドに取って、とても重要だったわけです。」
posted by ノエルかえる at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 注記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする