2012年04月30日

Sunlit Night

 パートリッジがプロデュースした、エリカ・ウィッスラーさんのデビュー・アルバム『 Sunlit Night 』は、2012年9月リリース予定。

Erica Wexler website | Music, Roy Lichtenstein artwork | Norman Wexler, Al Pacino, Saturday Night Fever memorabilia - Home

サウンド・クラウドに二曲が:
Erica Wexler's sounds on SoundCloud - Create, record and share your sounds for free

「 Wildflowers 」がシングルとして6月にリリースの予定。

 でも、まだマスタリングの作業中? もう終わった?
マスタリングは、ロンドンの Metropolis studios で行っているそう。
 レコーディングは、ニューヨークやイギリスのあちこち、14箇所(?)。Chris Hughes の Box studio や、Peter Gabriel のReal World も使ったそう。Art Labriola が主な協力者ということ。
ミュージシャンは、
Charlie Jones ( ダブル・ベース )
Bob Kinkel ( ピアノ )
Tony Beard ( ドラムズ )
Adam Rogers ( ギター ) 等とのこと。

Art Labriola
Charlie Jones
http://en.wikipedia.org/wiki/Robert_Kinkel
Tony Beard
adamrogersmusic.com
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2012年04月29日

Lester Square

 きょうは、モノクローム・セットの『 Jack 』『 Dante's Casino 』『 Misère 』をかけた。
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2012年04月28日

グレゴリー「 Rook 」回想

 ベルナールさんとの対談で、グレゴリーが、「 Rook 」を回想したもの。
2008年5月19日付け
XTC が投稿した記事 Dave remembers 'Rook'



 アンディの全ての歌の中の私が好きな作品の中でも、最も謎めいていて魅力的なのは、「 Rook 」です。アンディは、1990年の九月にこの曲のデモ・テイクを作っています。後に、『 Nonsuch 』を構成する曲の中に収められることになりますけれど。この歌が何を歌っているのかを正確に言うことは、私には出来ません。ですけれど、免れることのない死、それはアンディ自身の死でもあるのですけれど、その不運が起ころうとしている予兆、それが比喩的な肉食の鳥の暗色の羽毛に覆われているように、私には思えます。歌詞は、重々しい不吉なピアノのコードで完璧なものに引き立てられています。ところが、突然、重い足取りの和音は、バース部分で、驚いた一群の鳥の群れのように飛び立つのです。私は、初めてこの曲を聴いた時には、自分の耳が信じられませんでした。今でも、コード進行を作り上げた彼の単純な方法に驚異を感じているのです。それは、純粋な閃きと言うものは、たった一滴であっても、汗と涙の海よりも価値があるのだ、と言うことを証明しているのです。

 アンディは、当時、新しいシンセサイザー Roland D-50 を買ったのです。それで、サンプリングした音を鍵盤に振り当てて保存しておく方法を見つけたのです。例えば、スネア・ドラムを鳴らす時に使ってました。ところが、アンディは、基本的なピアノをサンプリングした音に別の音を加えたのです。根音の四度上の音を加えたのです。右手の二本の指と左手の人差し指で、簡単な四つの和音の反復を作り出したのです。それぞれの和音は、四度で重ねられた六つの音で成り立っているのです。これは、純粋なジャズの真髄ですよね。これが、ヴァース部分の主要なテーマになっています。コーラス部分では、もっと、トーン・クラスター[ ある音から別のある音までの間の音全てを同時に鳴らす和音 ]のような四つの和音を作っています。アンディは、そのトーン・クラスターを、ボンゴ・ドラムを叩くようにキーボードを叩いて作ったのです。拍子は、16分の18なのです。これは、「 Science Friction 」を作ったあの男の、冒険的な作品です。

 アンディが[ シンセサイザーで ]作り上げた和音を聞かせてくれたので、私は、その和音を分解してみて、譜面に起こしたのです。それで、[ 現実のピアノを人間が ]演奏が可能かどうか試してみました。それから、何週間か練習をした挙句、私は弾けるようになったのです。演奏する喜びを感じながら、ピアノの前に座っていました。それで、もう、スタジオに行って、本格的なグランド・ピアノでは、どのような音響が得られるのかを聞きたくて、待ち切れなかったのです。私は、コーラス部分に小さな変更を加えていました。メロディラインの下になる、オクターブ上の音を省略したのです。( 画像を参照 )
私は、動機が輪郭を欠いているように感じたからです。キーボードのパートを弾いていると、濁った感じに聞こえたのです。それで、私は、コーラス部分の和音を五音の和音にしたのです。

 空いた時間に、私は、楽しくリハーサルをしていました。ところが、私が考えもなかったことが起こったのです。アンディが、「 Rook 」をメトロノームを使って録音すると決めたのです。そう言う分けで、録音の最初の日、1991年の8月5日ですけれど、その一日は、チッピング・ノートン・スタジオで、ピアノの録音に一日が費やされました。それは、もう、拷問でした。私は、正味四時間をかけたのですけれど、三菱のデジタル・マルティ・トラック・レコーダーが壊れてしまって、その四時間は無駄になってしまいました。三菱が壊れたのは、おそらく、抗議の表明だったのでしょう。ピアノ自体にも、問題がありました。驚き呆れたことには、エンジニアのバリー・ハモンドは、定期的にピアノを整備して調律させてなかったのです。調律師は、演奏家がピアノを「ちゃんと」録音することを特に望んだ時に、呼ばれるだけだったのです。その前の金曜日には、「 Wrapped in Grey 」を録音しようとしたのですが、ピアノの音が狂っていたので、結局は反古にされていたのです。

 「 Rook 」のピアノ・パートを完成させた後も、9月2日までは、そのまま手を加えずに置いておかれました。翌日に録音されるアンディのリード・ボーカルの準備として、弦と管の音のシンセサイザーでガイド・トラックを作ったのです。そのシンセサイザーのトラックはほとんどがアンディのデモ・テイクのままでした。最後のヴァース部分のクライマックスの所の、弦の旋律が少しだけ変えられていました。それから、私は、弦楽奏者の為に譜面を書いたのです。それから、ガイ・ベイカーがトランペットとフリューゲル・ホーンを録音する為の楽譜も書きました。

 九月は過ぎてしまい、スタジオでの日にちが56日になると、アンディとプロデュースのガス・ダッチョンの間の亀裂が明らかになり出したのです。ガスは私たちを座らせて、私たち XTC がまだ出来るからと言って、これ以上の重ね録りはしないという制作上の決定事項について、断固とした説明をしたのです。そして、もし、三菱が32トラックを備えているからと言って、それを全部使わなければならないと言うのではないのだ、と言いました。彼は、録音は切り上げて、ミキシングを始めたいと切望していたのです。

 このことは、アンディの底に淀んだ憤慨を呼び起こす前触れになったのだと、私は思います。「 Rook 」の弦楽の演奏は、アンディが望んだ基準には達していませんでした。10月8日に、アンディとガスは、「 Rook 」を再検討して、「訂正」することにしたのです。私は、スウィンドンの歯医者に予約を入れていたので、スタジオを離れました。それから、私がスタジオに戻って来た時、午後だったのですけれど、何か恐ろしいことが起こったのは明らかでした。コントロール・ルームの張り詰めた空気が、ナイフのように切り裂いて来る感じがしたのです。アンディとガスは、まだ、「 Rook 」にかかっていました。まだ、アンディが望むように出来上がっていなかったのです。苛立っていたガスは、アンディに、上手くいかないのなら、ゴミ箱に捨てろ、と言ったのです。哀れなガスの運の尽きでした。彼はその瞬間に閉め出されて、アルバムの完成を見ることはなかったのです。

 「 Rook 」は、結局は、1991年の12月6日金曜日に、Rockfield Studio でニック・デイビスとバリー・ハモンドがミックスを行いました。私が思うには、「 Rook 」は、ノンサッチ王冠の宝石なのです。

 新進のピアニスト、それに、トリビュート・バンドの奏者がこの曲に取り組みたいと思うかもしれませんので、手書きのピアノ譜を写真でご覧になれるように送りましょう。

 楽しんで下さい。



charts_rook1.jpg
charts_rook2.jpg
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羽ばたき

 パートリッジ、時折、ツィッターでのファンの質問に答えて、『 Black Sea 』のビニール盤のことを書いているけれど、以前に、『 Black Sea 』のリマスター作業については話したことがない。ただの希望か? ( あるいは、EMIがすると言うことか? ) 『 Drums and Wires 』については、マスター・テープは紛失のままなのだろう。疑問なのは、『 Skylarking 』のリマスターの時、『 Oranges and Lemons 』のリマスター作業も、John Dents さんによって、完了したと言っていたのだけれど。『 English Settlement 』も近い内にと言ったまま。


 それはそれ。マイク・ケネリ−さんとの共作のニュース。
From Mike on Monday, April 23, 2012:
Free show! Wing Beat Fantastic news!

Checking in to say howdy and let you know that I’ve been back hard at work on the new album, Wing Beat Fantastic, after my return from Australia and New Zealand with the G3 tour. So now I’m bearing down hard on Wing Beat and I will not lift my head until it is complete.

 やあ、どうも、メッセージをチェックして下さいね。
 G3 を率いてのオーストラリアとニュー・ジーランドのツアーから帰って以来、新アルバム『 Wing Beat Fantastic 』にかかりっきりです。で、今は、『 Wing Beat 』に頭をべったりくっ付けてます。完成するまでは、頭を上げませんから。

 と言う分けで、年内にリリースか?
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2012年04月27日

charade

 きょうは、the Monochrome set の『 Charade 』をかけている。
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2012年04月26日

Sealed with A Loving Kiss

 きのうは、レコードを聞かないで、テレビで東山魁夷をぼんやり見た。

 ビーチボーイズが新しいレコードを出すと言うニュース。いずれ、XTC も、、、、ビージーズのメンバーの病気のニュースも。それで、「 Melody Fair 」を思い出すけれど、あの旋律形は、パートリッジの「 Towers Of London 」に似ている様な気がする、
posted by ノエルかえる at 13:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」10

ベルナール「その、ヴァースの最後の行を抜いた版は、何処かにあるのですか?」
ムールディング「どこかにあると思います。何枚か複製が作られた筈ですから。珍品ですね。でも、当時、何としてでもヒットが欲しくて破れかぶれだったのですね。誤解はしないで頂きたいのですけれど、私は、シングルと言うのが好きなのです。レコード産業の媒体の中では、私が本当に好きなのは、シングルと言う形態で、今でもそうなのです。私たちは、全ての作品を、それがシングルに相応しいように造り上げる努力をすべきだ、と言う考えを、私は持っていました。
 私は、シングルを聞いて育ったのです。それから、アルバムを聴くようになりました。アルバムは、知的で高尚なものに思えていました。「肝心なのは、アルバムなので御座います、旦那様」と言う感じですね。でも、シングルへの愛好は、こっそり隠していたのです。シングルと言うのは、アルバムと言う水面の反映に差す光線に似ていますね、あるいは、レースに合わせて仕上げる競走馬のようです。私は、シングルが受ける注目と言うのが好きなのです。当時、私とアンディの間に、どちらがシングルに相応しいかと言う、健全な競争があったことは、貴方もご存知ですよね?」
ベルナール「ええ、知っています。それは、バンドに利することになるものの一つですよね。そう言う競い合いは、互いに磨きをかけますから。」
ムールディング「その通りですね。それに、あの時には、何が何でもヒットが欲しいと言う思いがあったのです。そのヒットが、ヴァージン社に対して、私たち XTC を正当に評価させるものになるからです。つまり、XTC は、いつかはヒットを出すぞ、と会社が思うと言うことですね。そんな大変な努力の結果が私たちにヒットをもたらしたのです。たくさんのレコードが売れ出して、忙しくもあり喜ばしくもあり酔い痴れたような時が来たのです。ですけどね、ヒットを求めて突き進んで、ある距離を過ぎると、( くすくす笑い ) 、会社は死んだ馬に鞭打って走らせようとするようになるのですね。アメリカ版を作ったと言うのは、その死に馬に鞭の例ですね。そんなことが、たくさんのバンドに起こるのですよ。」
ベルナール「なるほど、つまり、いわゆる専門家は、貴方達よりも事の成否をよく知っていると言う分けではない、と言うことの格好の証明だったのですね。」
ムールディング「本当にそうですね。物事が何か困難さを引き起こしていると言うのならば、それは、なにかが間違っていると言うことですよね。「 Life Begins at the Hop 」のアレン版は、初めから、間違っていたのです。「ヴァージン社がそう望んでいるから」と言って、私たち XTC は出掛けて行ったのです。会社とは良好な関係を保ちたかったですから、会社をあわてさせたりはしたくなかったからです。それに、会社が望んでいるのと同じ程、私たちも、ヒットを欲しかったのです。行くべきではない、とは、その時は思いませんでした。でも、その初めから間違っていたのですね。
 物事は、それが正しければ出現して来るものなのです。自らが生命を勝ち得るのです。「 Nigel 」は、「 At the Hop 」と正反対の例です。私たちは、ナイジェルが籠から出たいと言うので、そうさせただけなのです。ナイジェルは、瓶から魔人が飛び出すように「ポンッ」と言って、飛び出て来ました。私たちは何もする必要はなかったのです! 人々は、最初の最初から、ナイジェルを膝に挙げてかわいがりました。それで、「ああ、何とかして、魔人を瓶に詰められないかなぁ」となる分けですね。魔法の要素は何なのだろう? と言って、その後何年もそれを探すことになるのですよね。でも、それが、ポップ・ミュージックの美と言うものなのです。人は、それを分析することは出来ないのです。その美は、野生のものなのです。ポップの美を上手く捉えられれば、その美自身の生命が人気を博すことになるのです。販売促進に、人が寄与することはほとんどないのです。歌が正しければ、それ自体が販売を促すものなのです。 」
ベルナール「魔法の要素が謎なのですから、貴方がそれを追い求め続ける口実が与えられますね。」
ムールディング「そうですね。人はそれを追い求めるのですね。でも、追うことは出来ないのです。「一回ヒットをしたのだから、全く同じようにやって見よう。」と人は考えるものなのですよね。でも、二度とは魔法は効かないのです。全然違うことを試してみると、魔法が働くかもしれませんけれど。」



おわり   





ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」1: ノエルかえる不恵留
ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」2: ノエルかえる不恵留
ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」3: ノエルかえる不恵留
ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」4: ノエルかえる不恵留
ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」5: ノエルかえる不恵留
ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」6: ノエルかえる不恵留
ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」7: ノエルかえる不恵留
ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」8: ノエルかえる不恵留
ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」9: ノエルかえる不恵留


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2012年04月25日

ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」9

ベルナール「それでは、アレン氏は、この歌に対しての何か見識のようなものはお持ちではなかったのですね。そうですね、「 This is Pop? 」を再レコーディングした、マット・ランジさんのようには、ということですけれど。」
ムールディング「ええ、その通りですね。「 This is Pop? 」は、明らかに、アルバムの版よりもよくなっています。ですが、キャメロン・アレン氏の場合、どうでしょう、私は、そうは思わな…、私たち XTC の誰もが、彼がこの歌を、私たち XTC が何か違うことができないかを試して、結局、元のものよりも、精彩を欠いたものにしてしまった、と考えています。」
ベルナール「それで、貴方が再レコーディングを望んでもいなかったのに、ひどい水準の失敗作に資金を費やさなければならなかったのですね。」
ムールディング「本当に。それで、アメリカの市場は、それを好まなかったのです。レコード会社がそれを聞いた時には、それを没にすると直ぐに決めたのだと思います。それは、活用されませんでした。リリースされなかったのです。」
ベルナール「『 Coat of Many Cupboards 』には入っていますよね。」
ムールディング「ああ、そうですね。スティングが手拍子をしているのが聞けますね。彼の手ですよ。( 笑い ) それに、彼の最初の奥さん、フランシス・トメルティのね。」
ベルナール「それで、当時、もう、XTC はポリスと一緒にツアーをしていたのですか?」
ムールディング「いいえ、その時はまだです。」
ベルナール「それでは、スティングさんとあったのは初めてだったのですか?」
ムールディング「ええ、初めてでした。たぶん、初めて話したのは、79年の10月で、ツアーをしたのは、1980年の夏ですから。でも、それより以前に、一回か二回、何かのショーで、一緒に演奏したことがあります。なのですが、スティングと会ったのは、その時が初めてでした。スティングと最初の奥さんの二人だけでした。ポリスの他のメンバーの二人はいませんでした。
 おかしな話しがあります。「 at the Hop 」をリリースした時なのですが、レコード会社の誰かが妙な考えを持ち出したのです。バース部分のそれぞれの最後の行を抜いて、もっと早くコーラスに入ると言うものでした。[ 「 A good time had by the boys and girls at the hop 」、「 Back next week with another ridiculous tie knot 」を抜いて、直ぐに「 Tell me what do you say 」にするということ。 ]」
ベルナール「( 考えられない馬鹿馬鹿しさに笑い転げて ) 真面目に言ったのですか!?!? 」
ムールディング「本気で言ったのです。バース部分は、三行になるのですよ。」
ベルナール「でも、それでは、バース部分は帰結しないではありませんか!!!」
ムールディング「そうです、私もそれは分かっています。分けが分かりませんけれど。どこかのラジオ局の編集者が、それはいい考えだと言ったのでしょうね。」
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Schwefel

 このところ、ハイドンのエルデーディ弦楽四重奏曲を聞いていたけれど、きのうは、ラッヘンマンの『 Das Mädchen mit den Schwefelhölzern / マッチ売りの少女 』をかけて、茫と聞いていた。

 ブレグバドさんの『 Gonwards 』、楽しみだけれど、どのようなフォーマットで発売するのだろうか。デュークス・オブ・ストラスフィアの時のように、CDの中に、ビデオ・ファイルを入れて、パソコンで再生させるのか知ら。ボックス・セット? それとも、CDは音の造型だけで、ビデオは、インターネットで公開?
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2012年04月24日

ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」8

ベルナール「音楽の話しに戻りませんか。最初、ギターのパートについてお話し下さったのですけれど、ソロは誰が弾いているのですか?」
ムールディング「アンディの部分とデイブの部分があると思います。…、たぶんですけど、二番目のソロがデイブで、最初のソロがアンディです。これでいいか知ら?」
ベルナール「なるほど、同じ独りの奏者がずっと弾いているように聞こえるのですが。と言うのは、最初は音をミュートさせて始まって、それから、音を響かせるのです。[ と言う特徴があるということ ]」
ムールディング「ああ。それはアンディです。絶対アンディです。」
ベルナール「私には、パートリッジさんのスタイルだと聞こえていたのです。ですけれど、貴方がこの歌を通じて流れるメロディ・ラインはグレゴリーさんが考えたと言われたので、ソロもグレゴリーさんかもしれないと思ったのです。」
ムールディング「いいえ、アンディです。そう思います。」
ベルナール「いくつかの版のアルバムにはこの曲があるのですが、収められてない版のアルバムもあります、どうしてでしょう?」
ムールディング「ヒット作がありませんでしたので、私たちは、アルバムにヒット作を入れた方がいいと考えたのです。それで、アメリカ版には収められました。」
ベルナール「この「 Life Begins at the Hop 」は、私が買ったアルバム冒頭の曲でしたね。私が「 Nigel 」を初めて聞いたのは、輸入盤のシングルでした。[ アメリカVirgin/ Epic版は、「 At the Hop 」がtrack 1 。「 Nigel 」は含まれていない。後にアメリカ Virgin/ Atlantic 版は、「 At the Hop 」がtrack1で、「 Nigel 」が track3に入れられている。]」
ムールディング「ええ、アメリカ版は、曲順が変わっていますね。「 Day in, Day out 」は落とされていますか?」
ベルナール「ええ、そうです。アメリカ版には入っていません。」
ムールディング「そうなんですね。私はあの歌が好きなのですけれどね。」
ベルナール「ええ、ええ。輸入盤の『 Drums and Wires 』を買った時に、初めて聞いたのを覚えています。「わあ! コリンの別の曲だ、知らない曲だ!」って思いましたもの。」
ムールディング「アメリカのラジオで「 At the Hop 」が少しばかりの関心を集め始めると、違うプロデューサーで再レコーディングをすべきだと言う意見が出たのです。オリジナルは、スティーブ・リリーホワイトとヒュー・パジャムと言うことは、貴方もご存知でしょうけれど。再レコーディングには、オーストラリア人のプロデューサー、キャメロン・アレン Cameron Allen でした。ヴァージン社はたくさんの「時代の寵児」を抱えていたのです。「XTC は彼と仕事をすべきだ、彼ならよい仕事をする」と会社は言っていましたね。アレン氏は、ヴァージン社のA&R のサイモン・ドレイパーにとっての寵児だったのです。ドレイパーはアレンにたくさんの曲を遣らせようとしていました。
 ということで、「 Life Begins at the Hop 」のアメリカ版を作るのがいいと言う考えが浮上したのです。確か、ノース・ロンドンにあるスタジオに行って、再レコーディングしたのだっと思います。確か、ウェセックス・スタジオ Wessex Studio だったと思います。ピストルズが「 Anarchy in the UK 」を録った所ですね。素晴らしいレコーディング場所でした。教会を造り変えたスタジオなのですね。AIR スタジオが、後に、Wessex Studio の代わりになったのだと思います。でも、当時はまだ、AIR スタジオは、公開されてなかったのだったと思います。
 ともかく、そのアメリカ版では、曲の最後に、手拍子を入れました。それは他でもない、Wessex スタジオの別の部屋で仕事をしていたスティングでした。スティングは、誰か他の人のソロをプロデュースしている所でした。それで、最初の奥さんと一緒でした。それで、二人に手伝ってくれないかと頼んだのです。
 レコーディングに関しては、このようなことでした。でも、出来上がったものは、私たち XTC の内誰も気に入る者はいなかったのです。「先に成したことより、後に成すことは果たして優れたものなのか?」という例でしたね。前の版には、何か火花の様なもの、何か力がありました。一方で、整ったものにしようと言う努力は全くありませんでした。…、何だか変なバンドというものでした。でも、それが私たちには合っていたのです。」





追記:
アメリカ版収録曲

Virgin/Epic - PE 38151 版:
Side: A
1Life Begins at the Hop
2 Helicopter
3 When You're Near Me I Have Difficulty
4Ten Feet Tall
5 Roads Girdle the Globe

Side: B
1 Real by Reel
2 Millions
3That Is the Way
4 Outside World
5 Scissor Man
6 Complicated Game



Virgin/Atlantic - VA 13134 版:
Side: A
1 Life Begins at the Hop
2 Helicopter
3 Making Plans for Nigel
4 Ten Feet Tall
5 When You're Near Me I Have Difficulty
6 That Is the Way

Side: B
1 Real by Reel
2 Millions
3 Outside World
4 Roads Girdle the Globe
5 Scissor Man
6 Complicated Game
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2012年04月23日

Get Back ( the beatles ) 訳

 ビートルズの「 Get Back 」。読んでみました。


自分は独りぼっちと思ってる、へのへのはそんな男。
でも、ずっと独りなんてことはないって、思ってたんだ。
アリゾナのツーソンにあった家を捨てたへのへの、
カリフォルニアかどこか、草原のある場所に行きたかったんだ。

「戻れ、戻れ。
己の生まれた所へ戻れ」
と誰かが言う。

自分は女らしいと思ってる、香り立つロレッタ・マーティンは
でも、男と変わらない女。
取り巻くお嬢さん達は、あの娘は無理やり入って来たのと言うけれど、
ロレッタは、入れるから入っただけなんだ。

「戻れ、戻れ。
己の生まれた所へ戻れ」
と誰かが言う。


歌詞は、The Beatles のホームページ、songs を元にしました。
Get Back (1) - The Beatles



追記:
こんなことを書くのは、蛇足なのですけれど。

この歌は、発表当時、英国に起こっていたパキスタン人排斥運動を描いたものということなので。
歌詞を説明してみます。
アリゾナ、これは砂漠のメタファ。砂漠は貧困のメタファ。
貧困に喘ぐパキスタンに住んでいては、孤立無援なままで絶望的な人生を送る他ないけれど、
カリフォルニアの草原、これは裕福のメタファ。
裕福なロンドンに出ていけば、経済的にも豊かに、友人にも恵まれて暮らすことが出来ることは、
分かっている、ジョジョさんは、ロンドンに出来てた。
一緒に、妻のロレッタも出て来た。
ロレッタは、母国では、いかにも女性らしい女性と見なされていたのに、
ロンドンの女達は、男のように無礼で厚かましいと言い立てる。
イギリス人は、パキスタン人を厚かましい輩と言うけれど、
移住出来るから、移住して来ただけなのに。
けれども、野蛮なイギリス人は喚き立てる、
「帰れ、帰れ、パキスタンに帰れ!」
と、こんな内容です。
これは、そのまま、パートリッジの「 No Thugs In Our House 」に繋がります。  


きょうは何の日: Rivers of Blood speech: ノエルかえる不恵留
posted by ノエルかえる at 18:51| Comment(4) | TrackBack(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」7

ベルナール「( 笑い ) さて、では、ビデオについてお話し下さい。XTC は、この曲にビデオを作りましたよね、違いますか?」
ムールディング「作りました。「 Life Begins at the Hop 」はファースト・シングルになる筈でしたから。それから、「 Making Plans for Nigel 」が次のシングルになる予定でした。私たちは、オーストラリア人のビデオ作家、ラッセル・マルケイ Russell Mulchay と一緒に作ったのだったと思います。彼は、当時、たくさんのポップ・バンドのビデオを作っていました。彼がスウィンドンに遣って来て、町外れの納屋で稽古をしたのだったと思います。今は、ウエスト・スウィンドンになっている所です。
 どうするかを話し合ったのですが、「 Nigel 」を先に作ったのだったと思います。それで、20分程、「 Life Begin at the Hop 」に使う時間が余ったのです。馬鹿げたことですよね。だって、「at the Hop」がファースト・シングルで「 Nigel 」が次になるのですからね。「 Life Begins at the Hop 」で、私たち XTC は、二度程トップ・オブ・ザ・ポップスに出演しました。…、違う、本当は、一回だけです。そのあと歌はチャートに入りました ( 笑い )。あの時何が起こったのかは、私には分かりません。ともかく、初めて XTC がテレビ・ショーに出演したのです、そして、チャートに記録が残ったのです。初めてのことだったと思います。
 それはそれとして、たった一日、20分で「 at the Hop 」のビデオを作ったのです。マルケイは「君ら全員がカメラの前に立つだけでいい、それで歌って。周りでダンスをさせて撮影するから。私は、カメラをあちこち動かすから。それで、君がわくわくしている感じが絶対に出せるから。」と言っていました。それで、チューブトップからおっぱいが出そうなダンサーが何人か来て、曲にのって飛んだり適当に踊ったりしたのですね。何テイクかを撮って、それを一つに繋ぎあわせたのですね。コンセプトなんかありませんでした。本当に。考える時間なんかなかったのですから。」
ベルナール「でも、小道具がありましたよね、キャディラックの造り物と段ボール紙の楽器を持っていて…」
ムールディング「一般にビデオを作る時には、特に時間があればですけど、ビデオ制作者は、何かコンセプトを持っているものですよね。バンドが自身の揺るぎの全くない考えを持っていて、それを制作者に無理にでも押し付けるのでもなければですけれどね。でも、大抵の場合、ビデオ制作者は、バンドが持っている考えではなしに、自分の考えを表現するものなのですよ。私たちが数人な所に、撮影隊一個団体が来るのですからね( 笑い )。皆んなは、この歌のビデオは、どうしてこんなにひどいものを作ったのかと聞くのですけれどね、確かに、皆んなの意見は正しいですよね。でも、本当の所、歌詞に忠実な方がいいのか知ら? たぶん、そうではないのだと思います。だから、バンドが演奏するそのままだけを撮影しないのですね。だから、何だか分からないものになるのですね。
 私たちのビデオの問題と言うのは、「演技」すること、カメラの前で表現をすることを、求められたことなのです。それは、私たちを間抜けに見えさせましたし、思い出しても、恥ずかしいですね。でも、あの慌ただしかった時代には、ビデオはそのように作られていたのです。ビデオの中に、バンドを出演させなければ、何か面白いものが出来る、と私は考えます。でも、レコード会社はいつもこう言っていましたね。「当社はバンドがビデオに出演していることを望んでいる。なぜならば、大衆に於いて、バンドのアイデンティティが確立することを望むからだ。故に、バンドはビデオに出演すべし。」
 そう言う分けで、会社はビデオにバンドが出演することを望んでいること、バンドは演技が出来ないこと、ビデオ監督は自分のコンセプトを盛り込もうとすること、それらが、ごちゃごちゃに合わさって、悲惨な妥協が生じてしまうものなのですね。個人的には、私がビデオに出演するのならば、自分の専門だけをしたいですね。人々が私について知っているには、ベース・プレイヤーだということですからね。それだと、困ることはないですもの。あるいは、私がビデオに出演しないで、他の誰かが、自分が私の歌に感じている考えを見事に表現してくれるならば、私はそれを見たくてたまらないですよ。それがいいと思います。ビデオに出演するのに、自分の専門をしないのなら、問題がありますからね。」
posted by ノエルかえる at 12:03| Comment(0) | TrackBack(0) | Drums and Wires | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月22日

Sawmills Studio

『 Psonic Psunspot 』を制作した Sawmills Studio 。

Sawmills Studio


View Larger Map



 ストリート・ヴューはないので、ユーチューブで紹介しているビデオを:



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Chapel Lane Studio

 『 25 O'clock 』を制作した Chapel Lane Studio 。
ストリート・ヴューで見てみましたけど、普通の家屋の様なのですが、

スクリーンショット 2012-04-22 13.36.43.png


大きな地図で見る
posted by ノエルかえる at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 25 O'Clock | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Townhouse Studios

 『 Drums and Wires 』『 Black Sea 』を制作した Townhouse Studios 。1978年開設。ここも今は閉鎖。

 ストリート・ヴューであった場所に行ってみました。建物はそのままのようです。


大きな地図で見る


スクリーンショット 2012-04-22 13.10.12.png
posted by ノエルかえる at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | Drums and Wires | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

The Manor Studio

 『 Mummer 』を制作した The Manor Studio 。1969年(?)から1995年までの間、レコーディング・スタジオ。今は、ハートフォード侯爵の邸宅。

 ウィキペディアにリンクされていた、グーグルマップの航空写真:
スクリーンショット 2012-04-22 11.13.37.png

ストリート・ヴューで付近を歩いてみて、中には入れないので、
上の写真で、二本の小径が合流しているところ、白いバンが停車している所の当りから、振り向いてみて:
スクリーンショット 2012-04-22 11.14.15.png

それから、屋敷を過ぎて、小川の橋の上から振り返ってみて:
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6月に

 パートリッジのツィッターによれば、『 Gonwards 』のリリースは、6月にということ。アルバム制作のドキュメントも編集作業中とのこと。

 マイク・ケネリーさんとの共作、エリカ・ウィッスラーのアルバムは??


 それから、パートリッジのツィッターの中に、RSD、と言う語があって、Records Store Day のことらしいけれど、4月の第三土曜日に行われる、レコード屋さんの国際的な祭典なのだそう。昨日の21日がそうだった。日本でも開催されたのでしょう。
RECORD STORE DAY JAPAN

 アンディは知らない様子だったけど、
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2012年04月21日

Chipping Norton Recording Studios

 『 Nonsuch 』を制作したChipping Norton Recording Studios は、1971年に開設されて、1999年に閉鎖されたそう。
 そのあった場所を、Googleのストリート・ヴューで見てみました。建物は、そのままあるようですけれど。

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大きな地図で見る
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パートリッジの好きな歌手

 パートリッジがツィッターで、好きな歌手を並べていたので、


一番、Malcolm Mooney:マルコム・ムーニー。CAN のヴォーカル。
二番、Chet Baker。
三番、Judee Sill。
四番、Sarah Vaughan。
五番、Colin Blunstone。ゾンビーズのヴォーカル。

えっ、Captain Beefheart こと、Don Van Vliet は?
きっと、一番以上、別格なのか。

http://twitter.com/#!/xtcfans/status/193407681028038656

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ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」6

ベルナール「それでは、歌詞についても少しだけお話し下さい、…これは、人生の一断面ですよね。貴方がよく行かれていたダンス・パーティーのことなのですよね。それを讃えているのに違いないと、私は思っているのですけれど。」
ムールディング「はい。角にある教会と言うのは、実際には、聖ペトロ教会です。アンディと私が育った、市の都市計画で出来た団地であるペンヒルにあるのです。土曜の夜のダンスパーティーのホップは、教会の慣例行事でした。町の誰もが行ったのです。
 町の誰かが私に聞いたことがあります。「やあ、コリン、角の教会って何だい、聖ペテロ教会のこと?」って。「やれやれ、大正解だよ。」って思いましたね、私は。人が自分が言ったことの意味を理解する前に、ものが出来てしまうと言うことがありますね。無意識のすることですけれど。私は、そのような、自分がそれが何だか分からない無意識のままに、湧き出て来ると言うのが好きなのです。無意識に作ってしまうと言うのは、健常なことだと思いますよ。と言うのはですね、無意識から生まれ出て来るものというのは、きちんとした意識から生まれでて来るよりも、もっと多くの人にとって、もっと多くの意味を持つようになる傾向があるからです。
 でもね、教会 [ のダンス・パーティー ]はね、カジュアル・ジャケットを着て行って、それで、広間には出ないで、物陰に隠れてね、広間で踊っているべっぴんの女性を見る所だったのですよ。ご存知かなぁ、フィリーダ・ペイン [ Freda Payne : 1942年生まれのアメリカの美人歌手、ソウルやR&B。 ]の「 Band of Gold 」か何か、そんな歌で踊っていましたよ。モータウンのレコードですね。」
ベルナール「それは、ディスクジョッキーだったのですか、生の演奏だったのですか?」
ムールディング「両方ですね。ウージィと言うバンドがいて…、」
ベルナール「機関銃のような? [ UZI : イスラエル軍の機関銃。ベルナールさんはムールディングの言ったのを聞き間違えて。 ]」
ムールディング「彼らが、どうしてそんな名前を名乗ったのかは知りません。きっと、何かを漏らしていたのでしょうね。ああ、Oozy です。
 私たちは、いつも、彼らをすごいなあと思っていました。だって、ウージィは、テープレコーダーを持っていて、ホールの隅に置いて、自分たちの演奏を録音していたのですよ。私はいつも思っていました。「これは革命的だぞっ! 自分の演奏を本当に録音するなんて、彼らは次元が違うなあ!」と( 笑い )。彼らは、三本のフォーチュラマ・ギターを持っていました。[ Futurama : Jolana。チェコスロバキアのギター製作所。1953年から1989年まで。] 当時は、フェンダーのストラトキャスターにとてもよく似ているように見えました。表面はオレンジがかった赤で、ザ・シャドウズのようでしたね。
 ベーシストはいませんでした。彼らは、ベース・パートを全部、ギターの低い二本の弦で弾いていたのを覚えています。天井に、流し絵のようなスライド・ショーを写していました。兎も角、彼らが録音していると言うこと、ライト・ショーの設備があり実際にしている、そんなことがものすごく驚きだったのです。そうやって、女の子を惹き付けることが出来たのですね。」
ベルナール「そう言う方法で女の子に会うことが出来ると言うのを知ったと言う分けなのですね?」
ムールディング「そうですね。それがバンドに入る第一の理由ですよね。異性に持てなければ、ギターを抱いていればいいのですね。弾けなくてもね、抱えて歩くのです( 笑い )。どこか路の途中で、誰かの興味を引くでしょうね。
 でも、ホップは、大切な場所でしたね。ニキビ面の15歳くらいの少年にとってはですね。カジュアル・ジャケットを着て、女の子をじっと見詰めることの出来る場所だったのです。」
ベルナール「そうですね、「バーには若すぎる」ですからね。」
ムールディング「ううん。当時の60年代や70年代の女子たちを、現在から振り返ってみると、ずいぶんセクシーだったように思いますね。ほつれたセーターに短パン、短いスカートで。」
ベルナール「それに、ブーツですね。」
ムールディング「そうですね、ブーツですね。私の妻は、小さなスナップの付いたスウェードのスカートを持っていましたね。スナップを外すと、スカート全部が脱げちゃうのですよ( 笑い )。」
ベルナール「( 大爆笑 ) 夢のようですね。」
ムールディング「そうですね。どうなのでしょうね。たぶん、薔薇色眼鏡で、私は物事を見ていたのでしょうね。もし、貴方が71年にマーク・ボランがトップオブザポップスに出演した時の踊っている観客の女の子達を見たら、「うわー!」って思うでしょうね。センセーショナルでした。番組では、本当に踊っている人を撮影したのです。プロのダンサーではなかったのですよ。プロのダンサーが踊り始めた時には、それは、ひどくがっかりしたのです。だって、現実よりもセクシーなものはないのですからね。…、だから、多くの人がインターネットで、ホーム・ポルノを見るのでしょうね。プロのポルノより刺激的ですから。」



グレゴリーさんのホームページに掲載されていた、聖ペテロ教会
ここで、パートリッジとムールディングとグレゴリーが出会った。
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2012年04月20日

Wasp Star

 Wasp Star と言う言葉、Gordon Brotherston 教授の『 PAINTED BOOKS FROM MEXICO 』と言う書籍を参照して、とうこと。

Department of Literature, Film, & Theatre Studies:University of Essex :: Home page


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posted by ノエルかえる at 09:12| Comment(0) | TrackBack(0) | Wasp Star | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」5

ベルナール「そこで、バンドに二人のギタリストがいることになったことで、曲の書き方に違いが生じたのでしょうか?」
ムールディング「私たちは、それまでに無理矢理に奇妙な集団生活をさせられていました。私は、それがどうしても好きにはなれませんでした。その時に、イーノさんと仕事をすると言う話しがいくつかあったのです。と言うのは、私たち XTC は、イーノと同じツルツルの頭でっかちだからと言う理由からなのでした。今では、私は、イーノさんについて否定的な意見は持ってはいません。イーノさんは優秀な音楽家ですばらしく優秀なプロデューサーだと思います。でも、当時の私たちに取って、イーノさんが正しい選択だったのかどうかは、私には分かりません。当時の私は、XTC は奇抜なバンドだという一般人の見解を一掃したかったのです。それが当時、私たち XTC がすべきことの全てでした。その時までには、私たちは、シングルを出せるバンドにはなっていませんでした。シングルはからっきし休止状態でした。シングルの領域で先頭を行くのは私の役割だと考えたのです。それに、会社も私のしたことに、おおむね好感を持ち始めていました、それは、私には驚きだったのですけれど。それは、意識的に決意したことではありませんでした。…、何と言うか、そう感じたのです。それが、私の曲の書き方を変えたものなのです。
 その後に、奇抜なバンドというのは一掃されたと思います。私たち XTC が『 Black Sea 』の時期に来た時に、アンディは、歌の書き方を大幅に変えたと思いますね。」
ベルナール「そうなのですか。私が考えているのは、そうですね、アンドリューズさんがバンドにいた時には、パートリッジさんとアンドリューズさんとの間で、「不協和音のしのぎ合い」がありました。グレゴリーさんがアンドリューズさんの代わりにバンドに入ってからも、貴方が、不協和音を使った曲を書いていることは確かにそうなのですけれど、でもそれは、伝統的な二本のギター、ベース、ドラムズという編成であって、それが少しだけ変化をさせたのではないか、ということなのでした。」
ムールディング「バリーがバンドにいた時、[ 殺傷しないように ] 先を丸めた剣をアンディがたくさん持っていたと言うことはないですよ。[ パートリッジとアンドリューズが争っていたということ。それはなかったとのムールディングの証言。 ] と言うのはですね、バリーはいつも自分のオルガンの前に座って、何が出来上がるか見ていましたから。不協和音はたくさんありました。お話しましょう ( 笑い )。アンディは、角張った、釘の飛び出てるような、突き上げるようなギターの音が好きだったのです。それは、先を丸めた剣ではないのですよ。もしある人が角があるような人だったら、周りの他の人は、その人をまともにしなくてはいけませんものね。XTC 初期の不協和音はそう言うものでは全然ないのですよ。それで、デイブが加入して、デイブは整然とした本流のプレイヤーでしたから、不協和音にもっと意味があるように感じさせたのです。私は、そう思います。」
posted by ノエルかえる at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | Drums and Wires | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月19日

クレセント・スタジオ跡

 パートリッジが、ツィッターでMark Arbury と言う方と会話をしていて、クレセント・スタジオについて話していました。
Do you know where CRESCENT was? Next to chapel that is now small gig/gallery.Corner building.
http://twitter.com/#!/xtcfans/status/192679947985354752

 この会話から、クレセント・スタジオのあったと思われる場所を、グーグルマップで探して、ストリート・ヴューで見てみました。
違うか知ら? 違うかも。


大きな地図で見る

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上の写真の角から、小路を入った奥の突き当たりの建物、
こちらの方が、これまで、写真で見たスタジオに近いような気がします。

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posted by ノエルかえる at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | The Big Express | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Sant'Ignazio

 きのうはテレビを見た。サンティニャツィオ教会の天井の絵。おとといは、レコードを聞いた。『 Fossil Fuel 』と『 Eligible Bachelors 』。EMI のエッシェンシャル・シリーズのXTC は、まだ買ってないし、モノクローム・セットの新作もまだ買ってないので。
posted by ノエルかえる at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」4

ベルナール「『 Transistor Blast 』のライナー・ノートに、メンバーの一人が、その日はチェンバースさんが正しい曲の開始方をした日だった、と言うようなことを書かれていたのを覚えています。」
ムールディング「ああ、そうですね、私も覚えています。( くすくす笑い ) いつものように私がカウントを始めた時、テリーの瞳に恐れがあったのを、貴方も見られたでしょうにね。テリーは、始まり方を間違えそうだと思っていたのですね。聴衆は、スネア・ドラムが鳴るべきところで鳴っているということを、過度に強調する必要が、これからは、発生するかもしれませんね。
 ですが、思うのですけれど、そう言うことの何もかものために、私たちが正しいかどうかが疑われるのでしょうね。でも、自信はないのですけど。」
ベルナール「この曲には、たくさんの違う版がありますものね。ところで、これは、貴方の最初のシングルなのですよね?」
ムールディング「ソング・ライターとしてはですね、そうです、初めてのシングルでした。」
ベルナール「この歌が出来た時には、「やった! 傑作を創ったぞ」とか、一般の人たちが好みそうなものを作り上げることが出来て嬉しくて、これは、シングルでリリースすべきだ、とか、考えられたのですか?」
ムールディング「( くすくす笑い ) 実はね、要職にある人物が、私の歌に興味を持ってくれたことが嬉しかったのです。ええとね、ヴァージン社が「これはシングルだ!」と言った時に、「あれれれぇ、こんなの初めてだ。」と、私は思ったのです。アンディはね、きっと、ニュルンベルク裁判の陪審員の決定を受け容れるようだったのだと、今は私は思いますけど( 笑い )。会社は、「 Life Bigins at the Hop 」がシングルだと公言して、そうするよう要求したのです。それから、数ヶ月後には、「 Making Plans for Nigel 」をシングルにしたいと言って来たのです。「大変だあ」と思いました。」
ベルナール「それは、『 Drums and Wires 』の前に、録音されたのですよね…、」
ムールディング「ええ、アルバム・セッションの前です。二か三ヶ月前ですね、確か。私たち XTC は、スウィンドンのタウン・ホールでデモ・テイクを作りました。AKAI のテープ・デッキか何か、そんなもので録音したのです。ブツブツと雑音が入っていましたね。ローディーのスティーブ・ウォーレンが録音したのだったと思います。それをヴァージン社を送ったのです。
 その頃には、デモ・テイクと言うのは、ほとんどなかったのです。会社に出向いて、リハーサルを行なって見せて、コードをかき鳴らしたものなのです。4トラックのデモ・テイクを録音する機械はなかったのです。ポータスタジオ [ Portastudio ] のような物はなかったのです。その代わり、「役員の皆様、こんな感じです!」で、ボロローンとする分けです。
 79年の始めには、それは特殊なことだった分けですけれど、タウン・ホールでほんの数曲だけですけど、デモ・テイクを作ったのです。地下室にちょっとだけの機器を持込んで録音の設備を作りました。それで、その当時、XTC のローディーだった彼が録音したのです。それをヴァージンに送ったのです。会社はそれを激賞したと言う分けですね。とりわけ、「 Life Begins at the Hop 」を最初のシングルにするようにと望んだのです。
 それで、私はすごく興奮しました。自分の書いた物がより商業的な領域に連れて行かれてしまったんだ、と、思ったのです。」
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2012年04月18日

ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」3

ベルナール「( 笑い ) なるほど。それでは、いざ録音をすると言うことになれば、それが永遠に残るだろうと思うと、恐くはないのですか?」
ムールディング「本当に恐怖を覚えますね。でも、当時、私とテリーは、数回のテイクしか録りませんでした。「 Towers of London 」では、たくさんのテイクを録音したことを覚えています。何度も! 二十回です。『 Go2 』では、どれだけのテープを使ったかは、神様がご存知です。たぶん、二十か三十ではないか知ら。一回ポンッとスイッチを入れれば50ポンドです。それが加算されていくのです。それをいまするとすれば、いくらになるか誰か分かるか知ら。
 でも、一緒に生で演奏して録音するのは、貴方が仰るように恐怖もありましたけれど、同じ程に、興奮させるものが確かにあったのです。 ( くすくす笑い )」
ベルナール「恐怖感は、貴方を研ぎすまさせたのではないのでしょうか?」
ムールディング「そうです。ある意味では、その通りです。指を突きつけられて罵倒されても、自己満足が出来ると言うことはないですよね ( 笑い )。失敗した場合、他の楽器とはまるっきり分けられて録音していたなら、もう一度テープを巻き戻してやり直すことも出来ます。ドラマーはより多い困難さを抱えていますよね。大抵の場合、ドラムのパートを最初に録音するのですから。分離して録音する仕方で、ギターのパートを録音するのは、大抵上手くいきますよね。
 テリーが常に抱えていた問題の一つが、「 Life Begins at the Hop 」の演奏を始める時に起こるようになったのです。歌を始める時には、私かアンディがカウントをしていました。「1,2,3,4」ですね。それで、始めるのですが、スネア・ドラムは、オン・ビートで、ところが、バス・ドラムは、オフ・ビートでなのです。どういう分けでかそうなのです。もしかすると、テリーには、カウントがちゃんと聞こえてなかったのかもしえませんね。ある晩、ライブで演奏していた時に、彼は、スティックの反対側を持っていたのです ( 笑い )。私たちは、歌の一番を間抜け面でしましたよ。」
ベルナール「成る程、それで、貴方達は、チェンバースさんに合わすように演奏を変えなければならなかったのですね。」
ムールディング「ええ。テリーが変えなければ、私たちが変えたのです( 笑い )。そうして、悪夢がどこまでも続くのです。いつも、その問題がありましたね、でも、ちょっとだけですけどね。私たちは、しょっちゅうテリーに言ったのです、「モータウンのように!」って。テリーの頭の中に、モータウンについて、どのようなことがあったのか、私には見当もつきませんけど。」
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2012年04月17日

ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」2

ベルナール「ところで、この曲を実際に前に推進させているのは、貴方とチェンバースさんですね。」
ムールディング「そうです。私たち二人は曲を鼓舞して前進させてます。」
ベルナール「ドラムの部分で、私が強い印象を受けたのは、チェンバースさんが、キック・ドラムで八分音符を叩いていることです。それは、普通ではないですよね。チェンバースさんは、バス・ドラムは一つだけしかお持ちではないですよね、違いますか?」
ムールディング「ええ、そうです。」
ベルナール「もう一つ強い印象があります。ハイ・ハットのチョーク奏法は、傑出していますね。彼は、歌全体を通じてのアクセントとして使っているのですね。」
ムールディング「仰る通りです。テリーは、いつでも、ハイ・ハットをスライスするのに熱心で、鋭敏でしたね。私とテリーは、クィーンの「 Now I'm Here 」に驚いていたのです。( ムールディングが「 now I'm here 」と歌われた後に、ダブル・シンバルがチョーク奏法で鳴らされるのを、口で真似てみせる。 ) (笑い ) 二人は、ずっと、クィーンのベースとドラムがぴったりくっついていることに感動していたのです。アクセントのほとんどは、クィーンから取ったのだと、思います。ジョン・ボーナムからも同様に多くのものを取っていますけど。」
ベルナール「パートリッジさんは、貴方とチェンバースさんが、このシンコペートされた休止を練習していたことをたくさん話していました。…、このように言われていました。「リハーサルの最中でさえ、テリーは、「ムウウリディングウ!」と大声で喚くんだ。コリンが振り返るとね、、奴はシンバルでチョーク奏法をやってた。で、コリンは付いて来るように要求されてた。で、コリンはテリーと同じことをしないといけない分けだね。」 貴方たち二人は、いつでも、そうやって励まし合っていたのですか? 覚えていらっしゃいますか。」
ムールディング「ふうん。それは、実際のところ、真実はほんのちょっとだけですね。私たち二人は、ほとんど一つのようになっていた、と今でも思います。長い間グループでいると、人が他人のタイミングを熟知していると言うのは驚くことですよね。色々な状況下でたくさんの生の演奏を経験すると、本当にしっかりと結びつくものなのです。そうすると、次の瞬間、他のメンバーが何をするか予知出来るようになるものなのです。」
ベルナール「貴方たち二人は、その頃まで、ずっと一緒に演奏していたのですからね。」
ムールディング「スタジオでも一緒に演奏して一緒に録音するのが最善だと言うのは、だからなのです。一般に、スタジオでは、時には、「全部を別々にしよう。個々に出来るだろう。どの録音も逃すまい。そうすれば、全てが呼び笛のように明瞭になるだろう」と言う考え方の誘惑に負けるものなのですね。80年代の初めには、特にそうでした。でも、それが良い方法だったと、私は確かには言い切れないのです。」
ベルナール「それは、曲から生命感を吸い出してしまう傾向がありますよね。」
ムールディング「まったくそうですね。メトロノームに従って演奏するようなものです。「メトロノームの拍子を正確に取れれば、タイミングに付いては心配することはない。」とか言って、するのですけれどね。」
ベルナール「チェンバースさんがXTC にいた間、貴方は、決して、メトロノームを使わなかったのではないのですか?」
ムールディング「テリーは、決してメトロノームを使って、ドラムを叩かなかったですね。現在では、ドラマーは、第二の本能のように使っていますね。でも、あの当時では、多くのドラマーがメトロノームやそれに類するものをを嫌っていたのです。テリーもそのうちの一人でした。
 もちろん、私たちは曲を正しく演奏しなければなりません。演奏が速くなったり遅くなったりすれば、それが僅かであっても、駄目なのだと、二人は考えていました。それが曲の一部、曲が生きていて息をしているということを、まだ知らなかったのです。ですが、ご存知かもしれませんが、演奏家はテンポに付いて狂信的になり勝ちなのです。それで、一緒に演奏するお互いのお尻が見えなくなって、、、そんなことなのです。」
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2012年04月16日

ムールディング、ベルナール対談「 Life Begins at the Hop」1

 ベルナールさんとムールディングの対談「 Life Begins at the Hop 」。
XTC が投稿した記事 Colin discusses 'Life Begins at the Hop'



ベルナール「「 Life Begins at the Hop 」について話して下さい。初めてこの歌を聞いた時のことを思い出すのですが、私は、貴方が1950年代への敬意を表したのではと考えたものでした。」
ムールディング「ええ、多くの人がそのように、当時から今まで、考えていますね。Danny & The Juniors のようなものですね。[ アメリカのドゥー・アップの四人組のコーラスグループ。1957年に「 At the Hop 」と言うヒット曲がある。 ]」
ベルナール「私が考えるのは、「 at the Hop 」と言う言葉があるからではなくて、50年代後半から60年代前半の雰囲気があるからなのです。そのようなことを意図したのですか?」
ムールディング「曲を書いていた時には、そんなことはないのです。歌をどう編曲するのか、その端緒さえ見つけられてなかったのです、本当に。私は、アコースティック・ギターを携えてリハーサルに行ったのです。その時、メロディと歌詞は頭にありました。でも、それをどのように演奏すればいいかまるで分からなかったのです。当時、私のすることと言えば、それが結局自身でなるようにする、ということでした。
 ですから、具体的な計画というのはなかったのです。私は、ギターの編曲と言うのは出来なかったのです。どうするかを学んだのは、その後だったのです。と言う分けで、編曲をどう考え出すかについては、始め方さえ知らなかったのです。」
ベルナール「それで、貴方は、コードを書き留めようとしたのですね。」
ムールディング「あの時、私が自分でコードを書き留めることが出来たらよかったのにねえ ( 笑い )。でも、アンディは、決してコードを弾こうとしなかったのですけれどね。彼は、和音に乗っかって、単音をいじくるのが好きですからね。と言うか、コードを突き抜ける旋律線を見つけ出すのが好きなのですね。[ 原文では、fiddle 動詞を使っています。 ]」
ベルナール「ああ、前に、「麺ドリル」と言われていましたね。[ 原文: noodley bits ]」
ムールディング「そうです、麺ドリルです。ですから、私は、デイブにコードを弾くように頼まなければならなかったのです。」
ベルナール「それで、パートリッジさんは、歌の初めから終わりまで、執拗に繰り返すギターの旋律を弾いているのですね。」
ムールディング「その通りです。あれを考えて見れば、まるで、逆向きに回っているみたいですね。」
ベルナール「ああっ! ( 笑い )」
ムールディング「( 笑い ) 異議があります、皆さん。今、思い出しました。アンディは、この歌でコードを弾いています、私はそう思います、はい。
 こう言うことでした。デイブがモータウンかスタックス・レコード風のリフを思い付いたのです。そのリフは、すべてのコードを通してどのコードにも合うように思えたのです。と、アンディは思ったのですね。もしデイブがリフを見つけなかったら、アンディは和音を弾いていたでしょうね( 笑い )。」
ベルナール「( 笑い ) そうだったのですか、それは自己防御になったのですね!」
ムールディング「本当にそうですね。そのリフを見つけたので、安全地帯にいることが出来た分けですね。そこに居れば、コードを弾かなくていいですから。ライブで演奏する時には、誰か一人がコードを弾かなければならないのですけれど。それで、アンディはコードを弾いてましたけど、彼独自の仕方で捩じ曲げていましたね、たぶん。」
ベルナール「確かにそうですね。パートリッジさんは、カッティングや、ギザギザで尖った感じで弾いていますね。」
ムールディング「ええ、ちょん切って、薄く切るのですね。」
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2012年04月15日

Bagatelle

 きょうは、朝起きて、コレルリの Trio Sonatas Opus 1 をかけて、それから、『ママー』を聞く。「 Great Fire 」の間奏部分の、弦楽「八重奏」のピッチカートで「 Animals are panicking 」のメロディをちょっとカノンのようにしているのに注意をして聞く。それから、ウェーベルン。全集のディスク1 と3と5をかける。それから、『パワーズ』も。

 『ママー』、やっぱり、ドラムがいいと思う。
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2012年04月13日

Platinum Coils

 おとといは、メシアンの『トゥーランガリラ交響曲』『美しき水の祭典』を聞く。きのうは、テレビドラマ、高校生探偵工藤新一を見る。きょうは、テレビで、『名探偵コナン 沈黙の15分』を見るつもり。

 The Monochrome Set は、新アルバム『 Platinum Coils 』をリリースするとのこと。Ape からのリリースのアナウンスメントはまだ何もない。Mike Keneally さんのパートリッジとの共作もまだ。
 http://www.themonochromeset.co.uk/

 The Monochrome Set のLester Square さんとムールディングが共作したら面白いのでは、と、思ったりもしている。

Hip Kitten Spinning Chrome の訳
http://noerukaerufueru.seesaa.net/article/269985304.html

Waiting for Alberto の訳
http://noerukaerufueru.seesaa.net/article/270297579.html
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2012年04月12日

パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」9

ベルナール「では、ムールディングさんとグレゴリーさんの演奏についても話して下さいますか?」
パートリッジ「コリンは、自分のベースを弾いてます。それが、かれのニューポートだったかどうかは、確かには思い出せないのですけれど。耳を澄ませて聴いて見なければなりませんね。デイブはピアノを弾いています。それから、コーラスに入る所と、コーラス部分では、アコースティック・ギターを弾いています。コード・パターンですね。( 口でギターのコード・パターンを真似て ) ジンバ、ジンバ、ジンバ、ジャン、ジンバ、ジンバ、ジンバ、ジャン。…、あ、君がこれを書起す時にどう書くのか知ら、私には見当がつかないけれど…、」
ベルナール「ジンバ、ジャンバ! Jimba jamba!」
パートリッジ「ジンバジャンバ・ギター! それで、今日、私はこの曲を聴いたのですけれどね。「どうしたものか? まるで12弦ギターのように聞こえるけど。だけれど、誰も12弦のアコースティック・ギターなんてものは持ってないのに。」と思いましたよ。それで、今日、デイブに聞いて見たのです。私とデイブの二人のそれぞれ欠落のある記憶の欠片を合わせて一緒にしてみたと言う分けです。それで、ギターは、ダブル・トラックで録音したと言う事実に行き着いたのです。それで、重ねた方の録音では、ギターにカポタストを嵌めて、音をオクターブ挙げて録音したのです。それで、12弦のアコースティック・ギターのように聞こえるのです。私とデイブは、大きいけれど、淡い感じの、それでいて、リズミックな感じのギターの音が欲しかったのです。
 それで、デイブはこんな風に言いましたよ。「お前は本当に嫌な奴で、これを何度も何度も何度も遣り直させたんだ。僕はテンポを保てなかったんだよね、どうしても速くなってしまったんだ。だから、何度も遣り直した。」( 笑い ) で、デイブを何度もさせたことは正しかったと、今は、二人とも思っているのですね ( くすくす笑い )。結局は、デイブは素晴らしい録音をしました。でも、彼は、そのことをよく憶えているのですね。
 私はと言えば、四分の三拍子で、麻痺したようなエレクトリック・ギターを弾いて…、」
ベルナール「貴方は、一つのトラックの録音だけですか、それとも、二つのパートを弾いていますか?」
パートリッジ「一つだけだと思います。デイブのアコースティック・ギターとデイブのピアノに合わせて弾いてます。音が厚くなっていますよね、特にコーラスに上がって行く部分とコーラス部分はそうです。分かりますか?」
ベルナール「ボーカルに関してですけれど、録音は一つのトラックですか? それとも、重ねて録音していますか?」
パートリッジ「バース部分は、シングル・トラックだと思います。スラップ・バック・エフェクト slap-back effects を使っていますけど。[ 音が短く後に残るような効果 ] コーラス部分では、二重録りをしていると思います。「 through 」のところを、意図的に、「 great fire burning throoooogh 」と歌いました。それを、ボブ・サージェントは残響を捉えたのでしょうね。そこを、ちょっと長く歌って、Judee Sill の雰囲気を入れてみたのです。
 それから、コリンとデイブは、女王陛下のベティー・ブーパーのパートも歌っています。「 boops 」と歌いながら終部へ流れ込んでいくところです。
[ 終部直前に聞こえる、ウッ、ウッ、ウッ、 と言うコーラスのようなものを言っているのか? ]
 それで、終結部なのですが、私は、いつも、モンキーズの「 Pleasant Valley Sunday 」の終わり方をしたいと思っていたのでした。ご存知ですか? モンキーズのシングルです。あの終結部では、何もかもがリバーブの中に流し込まれるのです。私たちは、それをやったのです。全てを灰燼させるような炎を作ったのです。反響する巨大な皿の中で、その炎を作ったのです。」
ベルナール「それで、どうなったのです? ドアはバタンと閉まったのですか? それとも?」
パートリッジ「炎は、存在するものをその総体を焼き尽したのです。心と言うものは、愛によって全て焼き尽されてしまったのです。そうして、再生するか、破壊されるのか。それは、聴く人それぞれにかかっていることなのです。私たちがしたことはと言えば、録音機を止めたと言うことなのです。聴く人は、この反響する皿の中に、もっともっと多くの感情を注ぎ込むことになるでしょう。そして、録音機が止まったところに行き当たる分けです。すると、それが、バタンと閉まった音に聞こえるのですね。でも、それは、録音機が止まっただけなのです。でも、皿の中の反響が押し寄せるのはまだ続くのですね。ともかく、これは、モンキーズからそのまま引き継いだものなのです。だって、モンキーズが大好きですから。あの終部が好きなのです。それで、思っていたのです。「よし、あれを盗んでやろう。」って。済みませんね、モンキーズ!」



終わり   



パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」1: ノエルかえる不恵留 
パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」2: ノエルかえる不恵留 
パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」3: ノエルかえる不恵留 
パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」4: ノエルかえる不恵留 
パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」5: ノエルかえる不恵留 
パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」6: ノエルかえる不恵留 
パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」7: ノエルかえる不恵留 
パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」8: ノエルかえる不恵留  

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2012年04月11日

パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」8

ベルナール「( 笑い ) 計量鉢を持って、一体何に使うのです?」
パートリッジ「人は持っているものを活用するものなのです! 私は、警鐘を持っていませんでした。だけど、パイレックスの計量鉢は持っていたのです。
 それから、この歌は、私たち XTC にとって、注目すべき作品なのです。生の弦楽器群を初めてXTC の歌に施したものなのですから。」
ベルナール「本当ですか? そうでしたか?」
パートリッジ「本当なのです。ちょっとばかり後退して、生の弦楽を使うことを、自分たちに許したのです。[ エレクトリックの楽器でなく、前時代的な弦楽器を使うと言うこと? ]」
ベルナール「そうですね、その当時、もう、XTC はアルバムの売上を向上させる為にツアーに行くことはないと、分かっていたのですからね。」
パートリッジ「その通りです。こんな風に言いました。「よし、僕らはこの歌に本物の弦楽を使おう!」。でも、たった二人の演奏者だったのですけれど ( 笑い )。」
ベルナール「そうですか、でも、どうにかして始めなければならなかったのですね。」
パートリッジ「ええ。あの時は、「二人を雇うだけの余裕はある。それで録音する。」と言うことだったのです。分かりますか? 私は何回ほど録音を重ねたか憶えていません。たぶんですが、四回ではないか知ら。ちょっとした八重奏にしたのです。でも、たった二人の奏者なのですよ。ギャビン・ライト Gavin Wright とナイジェル・ウォーレン−グリーン Nigel Warren-Greenです。ライトは、『 Apple Venus 』での第一バイオリンを務めた人です。ウォーレン−グリーンはライトの仲間で、チェロ奏者です。ギャビン・ライトについては、少し憶えています。彼は、どの部分でも、バイオリンとビオラを二重に録音しました。二人は、座って肩を寄せ合っていました。想像出来る限り最小の弦楽隊でしたね。」
ベルナール「編曲はどうしたのですか?」
パートリッジ「思い付いたメロディを歌って見たのです。そして、ライトとウォーレン−グリーンが採譜したのです。私たち [ パートリッジとグレゴリー ] は書いた覚えはありません。その場で思い付くままを録音したと言う分けです。」
ベルナール「私は、バース部分で、弦楽がボーカルを追っかけるところがとても好きです。」
パートリッジ「あの弦の音は、とってもとっても、ディケンズ的ですよね。」
ベルナール「何所にボウを使って、何所にピッチカートを使うかは、どう考えられたのですか?」
パートリッジ「その当時に、正しいだろうと思ったものを使ったのでした。ピッチカートを推薦したのは、デイブです。
  私たちは、漸次的に弦楽を加えて行きました。それで、弦楽は次第に燃えるようになったのです。ブリッジの後、コーラスが始まる前当たりに、弦楽を使いました。それから、最後のコーラス部分で転調して使いました。縁のヒラヒラやその他のものを弦楽で捻じ上げたのですね。それで、「炎」を作り出したのです。
 最後の部分の弦楽が戻って来てフェイドアウトする所が、私は気に入っています。それに、ライトとウォーレン−グリーンの二人は、「 animal are panicking 」のメロディをリズムを交えて演奏しているのです。( 口で真似て ) ややゆっくりめで、三連譜のようにですね。それは、フェイドのところで、音が混淆 [ 原文:melange : フランス語 ] する中に加わっていくのですね。ところで、melenge と言うのはいい言葉ですね! これこそ、現代世界です。「 The spice melenge 」。ええ、そうなのです。私は、Dune シリーズの大ファンなのです!!
[ Dune:フランク・ハーバート Frank Herbert のSF小説のシリーズ。melenge はその小説世界で使われる薬品。 ]
 私たちは、二度程この技巧を使いました。「 Mayor of Simpleton 」の終部のベース・パートで使っているのです。ベースは、「 please be upstanding 」のメロディに三連譜で交差するのです。」
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2012年04月10日

金星

 Apple Venus 、Wasp Star は、共に、金星を含意しているのですけれど。しかもそれぞれ、ローマ神話、アステカと、キリスト教からは異教徒のものなのですが。『 Apple Venus 』に収められている「 Easter Theater 」は、歌詞には異教徒的世界が描かれていますが、イースターそのものは、キリスト教のもの。なのですが、Easter と音が似ている 古代メソポタミアの女神 Ishtar も金星の女神です。
 これは偶然なのか、パートリッジの仕掛けの一つなのか?

ウィキペディアの写真:
451px-British_Museum_Queen_of_the_Night.jpg
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Ishtar

 火曜日なので、イースターは今日まで? 聖火曜日!聖火曜日!と叫びながら、ラブレーの空飛ぶ豚は芥子を投げ落として回るのだけど。
 きのうは、『ワルツ・フォー・デイビー』とサティの『ソクラテス』をかけた。

 ところで、Ape のフォーラムに、donovan さんが、「 Did you have a good Ishtar? 」と書かれていた。Easter と Ishtar の洒落だと思うけど。イシュタルは、古代メソポタミアの戦いと性愛の神。金星の女神。と言うことは、『 Apple Venus 』に「 Easter Theatre 」があって、アルバム後半のタイトルが『 Wasp Star 』、アステカの金星の神なのだから、もう一つ、金星が埋め込まれていたと言うことなのかもしれない。
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パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」7

ベルナール「それでは、楽器編成に付いてお話し下さい。」
パートリッジ「私たちは、プロデューサーのボブ・サージェントと一緒に、ロンドンにあるオデッセイ・スタジオ [ Odyssey Studio ]に行ったのです。デイブの話しでは、1983年の3月のことだそうです。ピータ・フィップスは、また参加してドラムを演奏することに同意してくれました。それで、ピーターは素晴らしい仕事をしてくれました。本当に上質の打音で、重厚なトムトムでした。
 警鐘、消防の鐘はですね、私がデイブに頼みました。警鐘は借りたのです。オデッセイ・スタジオには、なかったと憶えていますから。ヴァージン社に何処かから貸してくれるように頼まなければなりませんでした。毛曲、二つを選べたと思います。ハンド・ベルのようなものでした。ええと、お分かりですか?」
ベルナール「私は、貴方たちは何を使ったのだろうかと思っていました。私は、いつも、ベルの高い音は、ライド・シンバルを使って演奏しています。でも、ライド・シンバルではないものでなければ、あの音は出せないことは分かっていたのですけれど。」
パートリッジ「ハンド・ベルだと思います。でも、正確には、何と言うものだったか、思い出せません。キャンパノロジスツ campanologists だったでしょうか? キャンパノロギー campanology だったでしょうか? それは、ハンド・ベルとは違う音がするのですよね、違いましたっけ?」
ベルナール「分かりません。初めて聞く名前ですから。」
パートリッジ「そうですか。私ははっきりは憶えてないのですけれど、二つの警鐘と言うかハンド・ベルのような物を借りたのです。そのうちの一つが、ものすごく良い音だったのです。それで、曲全体で、それを振った音を使ったのです。デモ・テイクでは、私は、パイレックス ( ホウケイ酸ガラス ) の計量鉢を使いました。」
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2012年04月09日

パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」6

ベルナール「この歌の歌詞は、「 Seagulls Screaming 」と同様に、私に強い印象を与えるのです。愛に巻き込まれると言う特殊な感情がその印象なのですけれど。貴方は、愛に随分とたくさんの感じ方をすることが出来るようです。この歌は、その感じ方のうちの一つで、熱くなっていてしかも絶望的でなのに情熱的なのです。それが一瞬に一つになっているのです。この炎は、貴方を灰燼せしめるだけではなくて、貴方を浄化もさせるのですね。炎は、行動を起こす刺激にもなりますが、それと同様に、浄める要因になるのですね。」
パートリッジ「んんん、とても興味深いですね。実は、このテーマに再び取り組んだことがあるのです。でも、発表はしていません、全くしていません。エリカと初めて一緒になったとき、長い詩を私は書いたのです。その時に、「これは素晴らしい歌詞になる。この詩から必要なものを抜き出せばいいんだ。」と思えたのです。それで、「 The Fire and the Fireman 」と言う題を付けたのです。もう一度、燃えさかり、浄め、生まれ変わる、炎と言うテーマに臨んだのでした。炎は、必ず破壊すると言う訳ではないのですが、必ず新しく生まれ変わるものなのです。」
ベルナール「その通りですね。そのようにお考えになるのは、ある金属が熱によって不純物を取り除かれて…、」
パートリッジ「ええ、錬金術的な変化ですね。それで、確か、コリンは、「 Sacrificial Bonfire 」でその領域のテーマに取り組んだのですね。でも、その当時、私は、「 The Fire and Fireman 」と言う歌詞を使おうとしていたのです。それが、私は好きだからなのですが。そのほうが、「 Great Fire 」よりも、実際、いいと思うのですけれどね。
 それに、「 smoke curling 'round the door 」の部分も好きだと言うことを、加えておかなければなりませんけれど。」
ベルナール「( 笑い ) その部分、貴方に尋ねようと準備していたことなのです。と言うのは、歌詞の典型的な聞き間違いの例なのですから…、」
パートリッジ「ええ。「 spunk 」でも「 fuck 」でもないですよ。どうしてそう聞こえるのでしょうね、ドアの周りで、どうやって性交するの? あれは、( ひそひそ声で ) 煙ですよ。こう烟ったい声で言うのですよ。舞台効果の煙の中で囁くのですけどね。猥褻な世界ではないのに。おばかさんたちは、私をどのような人間だというのでしょうね。」


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2012年04月08日

Easter

 今日は復活祭なので、朝起きて、「 Easter Theatre 」を聞いた。最初に、シングルCDで、本歌とデモ・テイクと「 How Easter Theatre Came To Be 」。それから、アップル・ボックスの『 Apple Venus 』 で。それから、『 Instruvenus 』で。それから、オリジナル・アルバムの『 Apple Venus 』で。

 国民楽派、ドボルザーク ( と言うと、パートリッジは不同意かも。) でなくて、ヴォーン・ウィリアムス のようなメロディーが大地のうねりを思わせて、ミニマリズム、グラスのような音形が異教徒的な輪環を思わせて、バロック、ヘンデルの教会音楽のようなトランペットが空に浮かんでいる、不思議な曲。
 開始すぐのドラムのロールとライドシンバルで、すでに、恍惚感に浸ってしまう。
 でも、一番好きなのは、終末部のムールディングのコーラスなのだけど。パートリッジのソロ・ギターも好き。
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2012年04月07日

パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」5

ベルナール「そうですか、貴方は、そこで、この歌の基礎である和音と「大火」と言う歌詞の発想は得た分けですけれど、そこからどのようにして、歌詞を作り上げていかれたのですか?」
パートリッジ「たぶん、コードとメロディの粗方を書いて、歌詞を少しだけ書きました。まあ、一般に、基本計画と言われるものですね。まず下地を設けて、その上に建つべき建築物の形が分かると言うものですね。それから、壁で埋め尽くすのですけれど、それが歌詞ですね。なのですが、この歌の歌詞を書いた経緯を私はほとんど覚えていないのです。ものすごく早く出来たとは思うのですけれど。」
ベルナール「私はこの歌の比喩表現がとても好きです。この歌を好む理由の一つなのです。「愛に望みを失って無分別になっている」感覚が出ています。恐慌状態の獣と言うところですけれど、でも、その表現を貴方自身に向けているのですね。「獣たちは慌てふためいている。私も獣、慌てふためいている。」と歌詞にあるようにです。」
パートリッジ「ええ。私は、サクソフォーンを演奏して、パニックになったのを、貴方もご存知でしょうけど。私は、二つのスタイルのサクソフォーンを吹いています。一つは、「ナイジェリアの元首都ラゴスの交通渋滞」のタイプ。これは、以前に「 It's Neary Africa 」でしました。もう一つのスタイルは、狼狽する獣のタイプで、「吹いてピーピー鳴らす [ 原文: blow and hope ]」タイプ、キャプテン・ビーフハートの『 Trout Mask Replica 』のようなものですね。
 私は、アルト・サクソフォーンを買って、チャーリー・パーカーのようになろうかと思ったのです。なんて思い込みやすい質だったのでしょうね、私は。まあ、ラゴスの交通渋滞や、狼狽する獣だったら、貴方のお眼鏡に適いますよ。」
ベルナール「今日は、貴方に告白しようと思います。私は、ずっと、あれはギターだと思っていたのです。フィード・バックか弦を擦って出した音だと推察していたのです。」
パートリッジ「いいえ、あれは、アルト・サクソフォーンなのです、私が慌てふためく獣を演奏したのです。」
ベルナール「それから、素晴らしい中間韻があるのですね、この歌には。ブリッジ部分が素敵だと私は思います。「 Memories of old loves crack and blister / Mister fireman,bet you couldn't put me out if you tried 」のところですね。[ blister と Mister の押韻のこと。これ、中間韻 ( internal rhyme )? 行を跨いでの行末と行頭の韻ですけれど、 ]」
パートリッジ「そうですね、ほんそうにそうです。多くの人は、この部分を「 Old Love's crack [ 古い愛の隙間 ] 」と読むのではないかと思いますよ( 笑い )。それって、彼と彼女の愛の隙間のうちのどれのことでしょうね?そうではなくて、「昔の恋の思い出は、熱で弾けて火脹れして捲れていく」なのです。新しい愛は、とても刺激的なので古い愛は焼けて無くなると言うことなのです。
 ともかく、貴方がこの歌を好きだと言ってくれて嬉しいです。と言うのは、「私はこれから逃れることが出来るだろうか? これは本当に両極から干渉されて増幅していく状態だけれど。」と考えていたことを憶えているからです。ほとんど、発作の中のシド・バレットのようですね。」
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2012年04月06日

WoO

 きのうは、コレルリの作品6合奏協奏曲の第一番から第四番を聴いて、ブラタモリを見た。ブラタモリは終了。きょうは、WoO 1のシンフォニアを聞いている。
 APE からのアナウンスは今日もなし。待ち遠しいけど、、
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パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」4

ベルナール「ええ、私も『 Mummer 』と『 The Big Express 』の両方でそのように思っていました。貴方も、「 Train Running SoulCoal 」では、フィップスはとても素晴らしいロールを演奏していると考えていらっしゃると思うのですが…、」
パートリッジ「ええ。それに「 Wash away 」とそれに「 Wake up 」と。」
ベルナール「「 Human Alchemy 」も。」
パートリッジ「ええ、ええ! あれはものすごいです。ピーターは、トムについて「さらなる覚醒」を持っているのでしょうね。どうしてそうなるのか、私には見当がつきません。彼について明白な事実と言えば、グリッター・バンドの二人いるドラマーの内の一人だと言うことです。グリッター・バンドでは、いつでも、「タンパ、タンパ、タンパ、タンパ」とやってるだけでしたけどね。」
ベルナール「「 Great Fire 」で見られるのは、フィップスさんが、メロディがコーラスに入って行くのに、トムを合わせるその上手さですね。」
パートリッジ「ピーターは、ぴったりと合わせています。完璧に合っています。」
ベルナール「そのことが、私がこの歌に魅了されている理由の一つですけれど、もう一つの理由は、歌詞です。歌詞が最初に出来たのですか?」
パートリッジ「いいえ。最初に起こったことは、チョコレートの箱を見て、それが大火前のロンドンのようだと思って、それが、情熱の炎に思えた、と言うことです。それで、大火を表すのなら、マイナー・キーにしなくては、と思たのです。それで、Aマイナーを押さえて、四分の三拍子のものが出来たのです。
 実際、今ギターがあれば、「謎の和音」を教えてあげられるのですけれど。だれも、どういう和音か分析して明らかに出来なかったのですよ。( それで、ギターを取り上げて ) 本当に、凡庸なAマイナー・コードなのです、「レッスン1:Aマイナー」の類いですね。で、弦を放すのですが、B弦のC音はそのままにしておきます。いいですか、で、違う和音にするのですが、それが何と言うコードか、私はちっとも知らないのですよ。まあ、ともかく、どの音かは言えますから。下から上への順です、ボトム弦からです、F - B♭ - D - G - C - F です。( 親指で下の二本の弦を同時に押さえて [ バレー・コードで ] ) 私の手は、ちょうどこうなるのです。神経性のぴくつきみたいですけど。でも、「ああ、これは、悪くないな。」と思ったのです。」
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2012年04月05日

パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」3

ベルナール「それに、ヴァージン社にも感謝をしないといけませんね。それらのヒットを選び出したのは、本当に良かったです。」
パートリッジ「そうだね。ところで、今日、デイブと話しをしたのですよ。貴方と対話をする前に、事実を彼を相互確認をしたかったからなのですが。「僕はこの歌が大好きだ! これをシングルに選んだのは、最善の選択だったね。だって、この歌、普通じゃないからね。」と言っていました。それに、この歌は華やかで上質なクラシック音楽のようだとも言っていましたけど。」
ベルナール「ええ、ええ、夢想的な歌ですものね。…、」
パートリッジ「よい歌です。でも、私のお気に入りの歌の一つではないですね。」
ベルナール「本当にですか?」
パートリッジ「ええ、本当にです。この歌は、「よく出来た」の部類です。私は、『『 Mummer』ともうちょっと』と言う感じかなと思いますね。どうです、ザ・ポリスもこのようなタイトルをアルバムに使っていないでしょう ( 笑い ) 。この歌は、その時に出来た一群の歌とは、ちょっと違うのですよね。
 ヴァージン社は、私たちに、ミニッツ・メイドの薫りがする[ 何かの洒落? ] プロデューサー、ボブ・サージェントを使うように助言しました。彼は、Haircut 100 をプロデュースしていました。それに、ミック・ロンソン Mick Ronson のバンドで少しの間キーボードを弾いた経験もありました。それに、たしか、ロンソンの『 Slaughter on 10th Avenue 』もプロデュースしてたのじゃなかったか知ら。
 それで、( 紙がサラサラ鳴る音を真似て ) サラ、サラ、サラ、…、帳面を繰っているのです。」
ベルナール「( 笑い ) パラフィン紙をお持ちなのですか、それで、劇的な効果を作っているのですね?」
パートリッジ「ええ。ここには何も書かれていませんよ。いや、全部、キリル文字で書かれています、ダー!
 貴方が私のこれらの歌について質問をするので、今日、聴こうと思っていたのです。それで、強いて聞こうとしたのです。ですが、貴方は私を誇大妄想家だと思うかもしれませんけれど、私の町を、何人かのXTC ファンがうろついているのを私は知っているのです。( だって、この終末にスウィンドンで XTC ファン・ミーティングがあって、この土地のクラブで、The SheBeats とコピー・バンド The Fuzzy Warbles がライブをするのを見に来ていたのです。それは、このインタビューの前日のことなのです。) だから、私は腰を落ち着けて、ヘッドホンで聴きました( くすくす笑い )。だって、XTC ファンたちが、私の家から聞こえて来る音楽を耳にして、「アンディって、何て自惚れやなんだ、自分の曲を聴いてるぞ!」って思われたくないですからね。
 私は、スティングのことで、ひどい話しを実際に聞いていますから。私が聞いた話は、誰だかがスティングと一緒に晩餐に行って、それで、……」
ベルナール「それ、私が貴方に送ったのですよ! Holy Moly [ ポップミュージックのゴシップ紙 ]の記事です。」
パートリッジ「ああ、貴方でした。スティングは、食事の間にiPod を取り出して、会話には自分は加わらないで、…、」
ベルナール「スティングがこんな非礼なことをされるのは、私が何か悪いことをしたのでしょうかと、客が彼の妻のトルゥーディーに尋ねたところ、彼女は、「いつもそうなの。最悪なのは、自分のゴミのような曲を聞いていると言うことなの。」と言ったとか。」
パートリッジ「信じられないね。ともかく、私は同じようなことを書かれたくないですから。「ほら、あそこにアンディがいるぞ! 自分の曲を聴いてる!」って、人に思われたくないもの。」
ベルナール「( 笑い ) 確かに。泣いてしまいますね。」
パートリッジ「( 笑い ) 静かにむせび泣きますよ。
 で、臆病な重要人物がごとく、私は、ヘッドホンをして、私が過去にしたことを自分の脳の中で拡大して、素早くメモをとったと言う訳です。
 この歌の、ドラミングが、私は本当に好きですね。トムが素晴らしい音をしています。ピーター・フィップスがしたのですけれど。私たちが一緒に仕事をしたどのドラマーよりも上手くトムトムを使っています。彼は、トムトムを使って会話をしているかのようです。」
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2012年04月04日

kind of

 きょうは、『 Kind of Blue 』を聴く。マイルス・デイビスは、アルバム発表当時、33歳。パートリッジが33歳の時の作品は、『 Skylarking 』。ということは、XTC のマスター・ピースは、『 Skylarking 』か。ついでに、ビル・エバンスは、30歳、ムールディングは31歳。

 …、マイルス・デイビスがパートリッジで、ビル・エバンスがムールディングなら、ジョン・コルトレーンは、デイブ・グレゴリー??
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パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」2

ベルナール「ああ、動き出すのに手間がかかりますねえ、私は。だんだんとエンジンが熱くなって来ましたよ。この歌は、『ママー』にはシングルが無いと考えていたヴァージン社が、アルバム発表の後に、シングルになったのでしたね、違いましたか?」
パートリッジ「ええ、私たちは、『ママー』を会社に納めたのですが、ヴァージン社のジェレミー・ラッセルは、私に電話をかけて来て、「君、我が社はこのアルバムを発売するつもりはないよ。シングルになる曲がないからね。君に、もう何曲か書いてもらいたいな。シングルになる曲をだよ。我が社はそれをレコーディングする用意はある、それから、発売しよう。」と言ったのです。私は打ちのめされました。」
ベルナール「その時、シングルにしようと考えていた曲は何なのですか? 「 Funk Pop Roll 」ですか?」
パートリッジ「実際に私が考えていたのは、…、ああ、何て初心だったのかなぁ、…、頭にあった計画では、全部の曲がシングルになると、思っていたのですよ。自分の理想の世界の中では、この曲の何所が悪いの? あの曲は、そのあとのこれは?と思っていましたね。私は、どの曲もシングルに最適のように努めていたのですけれど…」
ベルナール「その曲だけで十分に印象強いものですね。」
パートリッジ「そうですね、私が「この曲をシングルにしよう」と言う時には、その歌を簡潔なものに、私が出来る限り力強いものにすると言うことなのです。凡庸なもの、陳腐なものを考えているのではないのです。完璧にし仕上げたいのです。」
ベルナール「余計な埋め草で膨らませもしないで。」
パートリッジ「余計なものなしにね。もし、提出した曲から何かシングルに選ばれていたら、それに私は満足しましたよ。ですが、「シングルにすべき曲がないじゃないか、だから、会社は発売しないぞ。もっと書け。」という事態になってしまったのです。本当に仰天しました。どうしたらいいか、分からなかったのです。
 会話が終わって、受話器を置きました。私は、そのまま、そこにあった机に腰を落としてしまいました。…、部屋の隅にある小さな机で、今も私はそれに座って貴方と話しているのですけれどね、…、その机の端に、私は、2ダースの鉛筆をチョコレートの厚紙で出来た箱に入れていたのです。宝箱のデザインでした、ドーム型の蓋の宝箱です。7インチくらいの長さで、厚紙製で、中世かチューダー朝時代の本当に古い建物の水彩画の模造で覆われていました。そのチョコレートは、 Terry's of York [ 1823 年設立の会社で、1993年にアメリカのクラフトフーズに併合された。 ]と言う会社のものでした。私は振り返ってそれを見たのです。その装丁には、ヨークシャーの感性、「ふるうういヨーク」の感性があると思うのですけれど。
 それで、私は座り込んで、白紙の紙を見詰めて「どうしたものだろう、何の考えも無い。」と思っていました。そうして、テリーズヨークのチョコレートの古めかしい絵を見たのです。そして、思い付きました。「ああ、これはロンドンみたいだ、これは、大火の前のロンドンみたいだ。大火、…、大火、ああ、情熱の炎。おお!」っと思ったのです。そして、突然、ブワッっと、歌が出来たのです。
 私はギターを掴んで台所に座り込みました。最初の最初に抑えたコードは、簡単なAmでした。それを断続的に弾いて、それから、Fの中抜きコードに下げたのです。( 弾いてみせる ) 「ああ、これは他にはないフックだな。」と思いました。そして、「 Great fire burning, ・・・、ダダダ、great fire burning、… 」と歌い始めたのです。
 歌は、とても早く出来ました。私が鉛筆を入れていたテリーズ・チョコレートの箱、それが大火の前のロンドンに思えたと言うことだけで、出来たのです。ですけれど、今は、あれはヨークの街だと思っています。貴方は、ヨークに行かれたことはありますか? 至る所に、半分木製の車があるのを見られますよ ( 笑い )。
 重要なことは、この歌は、だいたいに於いて、四分の三拍子の重たいものになったということです。いち、に、( ここで声を落としてアクセントを置いて ) さん。いち、に、さん。これは、誰でも知っているように、最近では、シングルには不向きなものなのです。今、その辺で踊ろうかと思えば、こんな三拍子はないですからね。
 すぐ後に、「 Gold 」を書いたのも覚えています。その二つを、ヴァージン社のジェレミー・ラッセルに送ったのです。彼は、「「 Great Fire 」はとてもいい。」と言いましたね。それで、私は思ったのです。「やれやれ、この男はどうかしてる。既に送ったものよりも少しも売れそうでないのだもの。それに、踊るにはややこしいぞ。四分の三拍子で、コーラス部分は四分の四拍子になっているののだもの、ダンス・フロアは空っぽになるよ。」と。でも、会社はこれをシングルにと譲らなかったのです。
 BBCラジオがこの歌を一回しか流さなかったのは確かです。( 笑い ) それでは、ヒットにはなりませんよ。局は一回しか流さなかったのですから。それを聞くことができて、私はとても幸運でした。その時、「何て素晴らしい! BBCは、もうこの局を放送で流しているぞ!」と思ったのですけれどね。二度と聞くことはありませんでした。その後、BBCから、一回しか放送しなかったと教えられました、本当に。うん。おばちゃん [ Auntie : BBCの呼名 ]、キャリアアップに援助してくれてありがとう!」
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2012年04月03日

Fêtes des belles eaux, for six ondes Martenots

 きょうは、メシアンの『鳥のカタログ』Book 1,2,3 と『 Fêtes des belles eaux, for six ondes Martenots 』を聞いた。このところ、『 Powers 』を聞いていたので、『 Fêtes des belles eaux 』を思い出した分けではないけど。
posted by ノエルかえる at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

パートリッジ、ベルナール対談「 Great Fire 」1

 ベルナールさんとパートリッジの「 Great Fire 」についての対談。
XTC が投稿した記事 Andy discusses "Great Fire"
2007年10月15日。

 私が、最も関心があるのは、弦楽の導入に付いてですけれど、それは、後半で述べられます。最初の部分は、雑談なのですが、Fire についての思い出なので、割愛せずに読みました。ちょっと、ムールディングの「 Set Myself on Fire 」を思い出しましたけれど。




ベルナール「今回は、「 Great Fire 」についてお話戴きたいのです。「火」について、どのように思われているのですか?」
パートリッジ「私は、二歳まで火を見たことがありませんでしたよ。なにせ、マルタに住んでいましたから。マルタでは、誰も火を使わないのですよ。人がどうして火を必要とするのか、温まる為ですからね。マルタは地中海にあるのです。北アフリカの北に位置している分けです。私が初めて火を見たと覚えているのは、私の家族がマルタを離れる時に近所の人がお餞別として私に呉れた、ジェット機か飛行機のオモチャから、飛び出すスパークだったのです。スパークは、摩擦で起こるものです。その飛行機のオモチャを床の上で走らせると、ジェットのエンジンからスパークが飛び出すのです。どうもその時、私は悲鳴を上げたのだと思います。「ぼくのおもちゃからでるのはなに?!」って。私はそのプレゼントを受け取ろうとしませんでした。ご近所さんは、私を怖がらせるものを買ってしまって悪かったと思われたのだろうと、今、私は思い返します。」
ベルナール「貴方は、マルタでのことを覚えているのですか?」
パートリッジ「いいえ。私の記憶の最初は、イギリスに帰る飛行機の中に居ることなのです。私は、父の膝に座っていました。それで、たぶん、吐いたのだと思いますけど( 笑い )。私が思い出せる最初のものは、飛行機の卵形の窓なのです。
 いくつかの理由で、私は火に鈍感なのです。覚えているのは、祖母の所に居た時のことで、祖母の猫が寒そうに見えたのです。それで、その猫を火の上に置いてやったのです。新聞の上で、火はまだ点き始めた所だったのです。まあ、火の上に載ってた分けです。最初は気持ち良さそうに温まっていて、それから、ニャーッ! って。」
ベルナール「( 笑い ) 漫画ですね。」
パートリッジ「ええ、そうですね。ブリキのオモチャのスパークに取り乱されるような段階から、火に鈍感な段階に進んだ分けですね。」
ベルナール「少年時代はどうだったのでしょう、そのまま、鈍感な状態が続いたのでしょうか?」
パートリッジ「いいえ。放火魔の子供では私はありませんでした。イバンと言う子とよく遊んでいたのですけれど、彼は、何にでも火を点けていましたね。公園に行くでしょう、すると、彼は木のブランコに火を点けずにはいられないのですね。それで、ブランコ板をぶら下げている紐が燃える間も、ブランコ板が燃え続けるかどうかを見ているのですよ。まあ、他にも似たようなことをしてました。
 スウィンドンの専門学校に言っていた時ですけど、美術の専門学校です、そこで、年上の悪友でクリスという男がいました。私は未だに彼を許せませんけれど。クリスは、いつでも、私に火を点けるのです。」
ベルナール「貴方にだけですか、誰にでもですか?」
パートリッジ「ええ、私にだけです。クリスは義歯だったのを覚えています。彼は25歳くらいだったのですけれど、55歳くらいに見えていました。気持ちの悪い汚れた真直ぐな長い髪をしてました、それでひょろひょろだったのです。歯はありませんでした。私がたった15歳だと言う理由で、いつも私に火を点けるのです。」
ベルナール「それが、彼が貴方を標的にした理由なのですか?」
パートリッジ「私は、クラスで一番年下だったのです。大人しい子供だったのです。ですから、クリスは私に火を点けたのです。」
ベルナール「古典的な弱いものいじめですね。」
パートリッジ「古典的ないじめです。でも、結局は、私は生きながらえています。で、クリスは歯茎だけになってしまいました。( 笑い ) それで、私は仕返しした感じがありますね。彼に何があったか私は知りません。でも、本当にひどい男でした。
 彼は私をカンカンに怒らせたことがあるのです。クリスは、私がひどく迷信深いことを知っていましたから、この日にぼくが死んでしまう夢を見たと言ったのです。もちろん、私は、この日に起こると言うことにひどく迷わされて、一日中怯えていたのです。( [ 喜劇俳優 ] メル・ブルックス演じる社交場の歌手の声で ) ang-xiety ! [ anxiety ] とっても不安な状態だったのです。交差点を用心して渡り、とってもゆっくり歩いて、始終、辺りを見回して何もかもに注意していました。学校では、階段を降りようとはしませんでした。
 それで、その日が暮れると、クリスは笑いの壷にはまったのです。私の足を引っ張って、あれは全部冗談だと言って、大笑いしたのです。」
ベルナール「おかしいですねえ。」
パートリッジ「ええ、ええ。でも、「 Grreat Fire 」の話しをしましょう。」
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2012年04月02日

paramggod

 きょうは、トンクラミ Ton Klami の『 paramggod 』と、『 Mummer 』を聞く。
『 paramggod 』には、Ned Rothenberg も参加しているけど。
posted by ノエルかえる at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月01日

7 crackers

 パートリッジ、マイルズ・ケインと7曲書いたそう。

Twitter / @xtcfans: Have written 7 crackers wi ...
posted by ノエルかえる at 22:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする