2012年07月31日

Wooden Smoke

 『 Wing Beat Fantastic 』の反響はどのようかと思い、インターネットで検索をすると、関連して、マイク・キーニリーの『 Wooden Smoke 』のことを書いているコメントを見た。キーニリーのホームページのディスコグラフィには、パートリッジの賛辞が掲載されていた。

http://keneally.com/discography/ws1.html


"When critics use the word ‘mature’ to describe somebody’s music, it’s usually code for ‘old and boring.’ Well, I’m wresting the word back to apply it in its proper sense to Mike Keneally’s ‘Wooden Smoke’: this album is strong, gentle and wise. How many people do you know who can make a CD sound hand-carved? Beautiful."

-- Andy Partridge, XTC



 批評家が、「 mature 円熟」と言う言葉を使って誰かの音楽を語るとすれば、それは、往々にして、「古くさくて退屈だ」と言うことを暗に示すものなのだけれど、私は、マイク・キーニリーの『 Wooden Smoke 』のために、「円熟」を本来の意味に差し戻そうと思う。このアルバムは、力強く、それでいて、優雅で、しかも、豊富な智慧を湛えている。音楽愛好家達は、このような手彫りの音彫刻のCDを創り得る人物を、幾人ほど知っているだろうか? 美しいアルバムだ。


 2001年発表のアルバム。出版は、Exowax Recordings 。
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2012年07月30日

マリア・カラス 30のオペラ全曲集

 きのうは、シャーロックを途中から見た。録画してあるので、きょう見るつもり。

 きのうは、『 Wing Beat Fantastic 』と、『オレンジズアンドレモンズ』のCD、ディスク3をかけた。
それから、ベーム、ウィーン・フィルのブラームス3番、4番。

 マリア・カラスのオペラ三十作品、CD 64 枚、ボーナス・CD1枚にCD-ROM も一枚、それで、7,235円だそう。ライブ録音だけれど。7月31日発売なのだそう。
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2012年07月29日

Wings and flower,smile

 きのうは、『名曲のたのしみ』が、オリンピックでお休みだったので、プロムスのプログラム、ダニエル・バレンボイムのベートーベン第九番を、インターネット・ラジオで聞いた。オリンピックの開会式のショーに、Mr.ビーンが出ていたそう。それは見たかった。

 朝、『 Wing Beat Fantastic 』をかける。興味深いのは、「 Miracle Woman and Man 」「 Bobeau 」。
「 Your house 」、コリンとのことか、と言うファンがいるかもしれない。
 Bobeau って?


 同封されていた、Wal Mart のフォトCD に収められている写真は、まったくプライベートのもののようで、それも、一体誰のか分からない。サンプル??

SAM_0251.JPG



 エリカさんのシングル「 Wildflower 」、アマゾンで購入可能になっていたので、ダウンロードした。

 それから、去年、ムールディングが関係して発表された、脳障害の女の子が作った歌「 Smile 」。本人が、スウィンドンのライブハウス Riffs Bar でお披露目しているビデオが YouTube にあったので、見た。演奏には、ムールディングは加わってなかったよう。
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2012年07月27日

 25日と26日には、スウィンドンで27℃が記録された。これは、酷暑だろう。予報では、28日は、23.9℃、それからは、最高気温も、普通に、19℃、17℃、と続くよう。

 『 Wing Beat Fantastic 』をかけた。それから、YouTube で、Ferneyhough の『 Terrain 』を聞いて、テレビで、『百花繚乱』を見よう。

スクリーンショット 2012-07-27 21.36.00.png


 
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2012年07月26日

Wildflowers Performance

 きのうは、『9係』を見た後、モノクローム・セットの『シャレード』をかけた。それから、寝る前にもう一度、インターネットを確認したら、エリカ・ウィッスラーさんの新しいビデオが公開されていた。その時点で、22時間前公開となっていた。朝見た時はなかったけれど、反映するのに時間がかかるのか? 私の機械がキャッシュを表示して更新してなかったのか? シングルは、まだ、発売にはなっていないようだけれど。
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2012年07月25日

自然

 月曜日には、テレビジョンで、オードリー・ヘップバーンの『シャレード』を放送していたので見た。それで、きのうは、モノクローム・セットの『シャレード』をかけようと思ったけれど、面倒で、プレイヤーの上に出したままにしていた、近藤譲・作品集『オリエント・オリエンテーション』をかけた。

 『 Wing Beat Fantastic 』で思ったこと。実は、私は、マイク・キーネリーを知らない。そして、フランク・ザッパも知らない。ザッパのシリアス作品をブーレーズが取り上げて演奏録音したものを聴いたことはある。それだけ。印象に残ってない。それで、YouTube で見てみた。ザッパ・バンドには、キーニリーと友に、Steve Vai と言う人もいたとのこと。そのヴァイ氏をYouTube で見て、ぼんやりとだけれど、納得するものがあった。たぶん、ヴァイ氏は、XTC には興味を持っていないかもしれないし、少なくとも、パートリッジと仕事をしたいとは思わないのではないかと。
 それは、「ポップ」と言う概念に関わるかもしれない。
 それは、XTC 、パートリッジも、キーネリーさんも、技術 ( 作曲、演奏 ) をことさら誇示するようなところがないということ。
 それは、私の傾向、性質なのかもしれない。私が思う音楽の基底と思うものは、コレルリだけれど、そのコレルリがヘンデルを批判した「技術を誇示するためだけにこんな音を弾かせるとは」と言う言葉がある。そのことが、頭に浮かんだ。

 パートリッジは、とても自然だ。
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2012年07月22日

シンプレトンの市長さん

 『 Wing Beat Fantastic 』を聴いたので、『 Oranges and Lemons 』をかけた。発表時からこれまで、ずっと、「 Mayor of Simpleton 」には違和感を感じていたのだけれど、今日聞いて、今更だけど驚いた。ドラムが、リン・ドラム、あるいは、プログラミングされたものだ。それで、単調。そのことは、ベース・ギターにも言えるかもしれない。パートリッジ自身が弾いた、本人曰く、対位法に即して教科書通りにしたベースも、単調。バッハを勉強した成果と言うことはあるのだろうけれど、歌の生気を失っているのではないか。それとも、「売れるレコード」プレッシャーの末の無惨な結果と言うことか。
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Wing Beat Fantastic

 アルバム『 Wing Beat Fantastic 』、開封して一度聞きました。
 まず、Mike Keneally さんのホームページで書かれていたのと、アルバムのブックレットのクレジットに、作曲者名に、少し違いがあるので。ブックレットの方を信じるとして、パートリッジとケネリーの共作は、
「 I’m Raining Here, Inside 」「 Wing Beat Fantastic 」「 You Kill Me 」「 Your House 」「 Miracle Woman And Man 」「 Inglow 」「 Bobeau 」「 Land 」の八曲。
 ケネリーの「 The Ineffable Oomph of Everything, Part One 」「 The Ineffable Oomph of Everything, Part Two 」は、アルバム全体の縁取りのよう。
 作歌には、パートリッジは腕を振るっているけれど、演奏は、クレジットによれば、していないとのこと。「 I’m Raining Here, Inside 」「 Wing Beat Fantastic 」の二曲に、drum loop で、パートリッジがクレジットされ、「 Miracle Woman And Man 」に、Stu Rowe がエンジニアでクレジットされているので、この曲ではパートリッジが何かをしているのかもしれません。

 アルバムは、12曲、40分とコンパクト。印象は、XTC の時よりも、パートリッジが剝き出しのように思えました。夾雑物、緩衝剤がなく、そのままのパートリッジと言う感じ。とは言っても、私は、MIke Keneally を知らないので、どういう要素が入っているのかは分からないのですが。ただ、ムールディング、グレゴリーとは違って、ケネリーは、パートリッジの楽想により忠実であろうとしているのかもしれないと思いました。パートリッジの音楽は、メロディーが次第に溶解して塊になっていくと言うのが特徴だと思うのですが、それを、ケネリーはより際立たせているように思えます。若いパートリッジは、その塊が金属か岩の様でしたけれど、長い経験を積んだ今のパートリッジの塊は、ゼリーのように柔らかいものに思えます。
 また、それだからか、極めて「個人的」な音楽に思えました。私生活、と言うのではなく。私たち人間は、科学的・生物学的にも、社会的・文化的にも、何かの原基に依らなければ存在は出来ないのですけれど、( あるいは DNA のようなもの、母国語のようなもの )、同時に、存在出来るのは、一人の人間としてのみである分けですけど、その一人の人間と言うことに焦点を当てている音楽。

 アルバム・ジャケットのアートワークは、クロウタドリなのでしょうか? とすれば、『オレンジズアンドレモンズ』で、元々タイトルにしようとしていた「 sing a song of sixpence 」と重なりもしますけれど。


 メロディは、『 Apple Venus / Wasp Star 』以降に目指していた、「 Wonder annual 」の方向だと思います。
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2012年07月20日

来た

 Mike Keneally 『 Wing Beat Fantastic 』来ました。開封すると、アルバムだけでなく、Happy birthday, Bine! と書いた袋に、何かの小物。何か、私には分からない。Photo CD が一枚。小さな封筒に入れられたカード、写真。一通を開けると、結婚のお知らせのような。

 それで、きょうは、テレビで落語を見るつもり。
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no time

 きのうは、Brian Ferneyhough の「 No time ( at all ) 」をYouTube で聞いたり。

 それで、きのうは、目下のアンディの相棒 Stuart Rowe さんの誕生日で、パートリッジと何人かでセッションをして遊んだそう。
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2012年07月19日

The Black Sea Coast

 XTC のアルバム『 Black Sea 』とは、関係はないと思うのですけれど、Swindon View Point のニュースで、Swindon Art Gallery で、Roger Eliot Fry の『 The Black Sea Coast 』が見つかったと言っていました。見つかった、と言うのは? 詳しくは分かりません。
 Roger Eliot Fry は、1866年ロンドン生まれ、1934年没の画家。ポスト・印象派に属すると考えられているそう。
 『 The Black Sea Coast 』は、1911年の作品。油彩、キャンバス。

 パートリッジも、見にギャラリーに足を運んだかどうかは??

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You Must Be This Tall

 きのうも、BBC シャーロックを見た。それから、YouTubeで、Ferneyhough の『 Dum Transisset 』を聞いたり。Arditti Quartet 。ポップだ。

 ケネリーさんのCDは、14日にロスアンジェルスから発送されているから、早ければそろそろかも。

 それで、チョークヒルの「 Rumoured and Future Releases 」に、ケネリーさんのまた違うアルバム・タイトルが挙げられた。『 You Must Be This Tall 』。2012にリリースか? の注記。
 『 Wing Beat Fantastic 』と同時に作られたものか? 詳細は何も書かれてないので不明。『 Wing Beat Fantastic 』、12曲と曲数が少ないので、もう一枚のアルバムがあっても不思議ではないけれど。
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2012年07月18日

It's Raining

 きのう、おとといは、テレビでBBCの『シャーロック』第一シリーズを見た。面白かった。昨年放送された際は、最終回の第三回しか見なかったので。来週は、新しい第二シリーズを放送するとのこと。

 Billy Sherwood さん企画の二枚のアルバム、ユニバーサル・ジャパンから、国内盤が出るとのこと。

 YouTube の Pugwash のチャンネル、以前には、タグに、XTC の名前があったのがなくなっている。そういうことか。トーマス・ウォルシュさんがパートリッジに対して遺恨を抱いているとしたら、悲しい。


 あ、吉田秀和さんの『名曲のたのしみ』、先の土曜日分で、収録済のものは終わったのこと。先生の声はもう聞けない。残念。
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2012年07月17日

Andy Partridge speaking about Wing Beat Fantastic

 Mike Keneally さんのweb ページに掲載されたパートリッジの「 Wing Beat Fantastic 」のノート。




 私とマイク・ケネリーの二人で、共作「 You Kill Me 」を創った時のことです。彼に送った私のデモ・テイクは、キャンプ・ファイヤーで掻き鳴らすアコースティックギターの類いのものでした。彼はどうするだろう? と、私は思ったものです。暫くして、彼が私の耳に送り返して来たものは、全てが各楽器のパートにちゃんと分けられて、見事にアレンジされたものでした。耳で聞く短編映画の様でした。音楽は、一つの部分から次の部分へと水のように流れ、何の難も無くある拍子から別の拍子へと変わるのです。彼は、ちょっとした交響曲を書いてしまっていたのです。辛辣な軽いプロテスト・ソングを、入念に組み上げられた、颯爽とした、滑るような、そして、クロームメッキされた、巨大なプロテスト・ソングに変えていたのです。マイク、、どんな秘密があるんだ?

 私とマイクが共作をするとの合意はした、その音楽が、どのように出来上がって行くのかについては、私は、全く知りませんでした。私が知っていたのは一つだけで、この男は、あまりに音楽的で、彼がギターを抱えて座るかキーボードの前に座るかするだけで、私から何かを引き出す、と言うことだったのです。ですから、正直に言って、「この音楽が何所から来たのか、私は知らない」のです。

 例えば、「 Your House 」について。ある朝、私は「コードを教えてくれ」と言ったのです。彼はそうしたのです。それからまた、「今度は、上げてみて」と言うと彼はそうしました。すると突然に、全体の土台となるほろ苦い物語りが湧き上がったのです。これを書いたことについて、内心で虚栄心に対して戦っていることを上手く口にするのは難しいのですけれど、私とマイクは、XTC としてかつて私が書いた最善のものに劣らぬ美しいものを、どこからとも無くもぎ取ったのです。私は、裏庭の小さな自分のスタジオに座って、あの日、滅多にない魔術が行われる出来事の一端に関われる特権に浴したのでした。マイクが生まれついて持っている音楽性は、私の中で何かを弾けさせたのです。まるで、愛すべき爆弾の様でした。フランク・ザッパが、彼と仕事を共にしたがったと言うのは、不思議ではありません。完成されたアルバムを私に送ってくれ、この曲を聴くことができた時、私は、涙を止めることができませんでした。ありがとう、マイク。私をこのように涙を止められなくさせる音楽は、そうはないのです。

 このアルバムにマイクが入れた、歌の間の短い小品も、私はすべてが好きなのです。時には、前の歌に註釈を入れるようなものであり、時には、後に続く歌からモチーフを取り上げているものだったりするのです。映画の中の場面のように、聴衆がこれから聴こうとしているものの発端の話しが現れて、アルバムの時間進行が、彼の音楽的な意図に従って、曲げられるのです。この映画的な音楽の手法、誰が君に教えたんだい、マイク?

 私は、うちの台所のテーブルに座って、アルバムのタイトルにもなった「 Wing Beat Fantastic 」の歌詞をものにしようと苦心したことは、ちょっとしたジェットコースターのスリルのようでした。私と彼は、険しい感情で額と額を合わせていたのではないのですけれど、私が、まあまあの行を書くと、彼は、より良い行を書いて来るのです。それで、私は、もっと良い行を書かなければならなかったのです。そうしないと、マイクは、テーブルから離れなかったのですから。マイク、私は君にせっつかれる特権を得たんだよね。良い結果になったよ。
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通勤

 Swindon ViewPoint に、1958年の通勤の光景のフィルムが公開されていました。

http://www.swindonviewpoint.com/video/men-leave-swindon-works-1958

 おそらく、工場から帰宅する人の列です。

 それで、「 The Everyday Story of Smalltown 」の歌詞、Shiney grey black snake of bikes は、オートバイではなくて、自転車に訂正します。



語り部、町を叙述する吟遊詩人が歌う
「数知れない自転車が街道で列をなすと、ああ、正に、灰黒に煌めく大蛇となり、
町を這い擦り進む。
大蛇は、男たち子供たちを載せるや、
ああ、工場へ連れ去る。」
男たちが歌う
「街道のポプラ並木よろしく、おれらは等間隔に立ってるん。
目覚まし時計を作ってるん。そりゃあ、上さんたちを起こすんさ。」
子供たちが歌う
「ぼくらが間に合うかって、聞かないでよね。
ぼくら、人生の舞台が始まる合図のサイレンが鳴るのに、
遅れんように急いでいるんだからさ。」
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2012年07月14日

グレゴリー「 The Everyday Story of Smalltown 」回想

 ベルナールさんとの対談で、グレゴリーが、「 The Everyday Story of Smalltown 」を回想したもの。
2008年2月25日付け

http://www.myspace.com/xtcfans/blog/361109265




 久しぶりにこの歌を聴き返して見た時に、私が思ったことと言うのは、「駄目だ、これはミキシングが必要だね。」でした。この歌は、アンディの歌の中で、私が好きなものの一つなのですけれど。彼が初めてこれを持込んだ時には、これをシングルにと言う強い希望が、私にはありました。ですけれど、私の見る所では、レコーディングされたものは、演奏そのものを正当に録音してはないように思います。1980年中頃のオーディオの流行で、DAT [ デジタルテープレコーダー ]でミックスすることが決まりました。それは、思い出の中の嫌なことの一つです。そして、それが、『ビッグエクスプレス』の売り上げが芳しくなかったことの主要な要因だと思います。

 この歌は、部分的にですけれど、BBC ラジオ番組の『 The Archers 』に触発されているのではないかと思うのです。番組は、毎日15分間の放送で、まだ放送しているのですよ! 英国国歌と同じ程に人々によく知られている軽快な音楽に載って、上品な悠長な話し方のアナウンサーが「『 The Archers 』をご覧に頂きます。田園に住む方々の日々の生活でございます。」と言って、番組が始まるのです。私たちの町、地方都市なのですけれど、その多くのことを思い浮かべようとすると、確かに、歌詞で歌われる町の人口構成にぴったりですね。ですけれど、アンディが言っているように、この歌が、アルバム全体の中心になるようなものだったとは、思わないのです。

BBC - Radio 4 - The Archers

 曲には、様々な楽器の音、実際の音声が使われています。ですが、その多くは埋もれてしまって不鮮明になっています。それで、平板な躍動感のない聴覚経験を生み出してしまったのです。ベースは堅固で迫力がありますし、ドラムは歌に合わせてガチャガチャと音を立てて動き回りテンポの変化に確実に合わせています。でも、ギターと管楽器のサンプル、それに、子供の声は、完成されたミックスでは、十分に活かされませんでした。

 私は、12弦のリッケンバッカーを弾いています。どなたか、これが [ the Beatles の ]「 Fixing a Hole 」の引用だと見抜かれた方はおられますか? いくつかの気の効いたフックを創り上げたのですけれど、聞こえなくなっています。管楽のサンプルは、ティアーズ・フォー・フィアーズのご好意で使えました。彼らは、とても親切で、彼らのE-mu エミュレーターと大量のフロッピー・ディスクを貸してくれたのです。当時、ティアーズ・フォー・フィアーズは、バース市内の私たちとは反対側にあるスタジオにいて、彼ら自身のアルバム『 Songs from the Big Chair 』で大変忙しくしていたのです。カート・スミスさんがそれを持って来たのを、私は覚えています。彼は、もうずっとスタジオ内で暮らしていた人のように見えました。

 プロデューサーのデビッド・ロードがエミュレーターを設定しました。それから、バンドのメンバー全員が、キーをつついたり音を出したりして面白がったのです。その音と言うのは、その当時では、キーボード楽器から出て来るだろうと思われていたものとは違っていました。それは、ものすごく進化したメロトロンのようでいて、しかも、高音質のデジタル・サンプルを使えたのです。単音ではありましたけれど。結局は、私が演奏することになりました。けれど、各部分は、合議で決められました。鍵盤のタッチングの感度やエミュレーターの反応の速さについては、覚えていません。ただ、ピッチのツマミがあって、トロンボーンでスライドを使ったり、あるいは、ビブラートをかけると言う効果を加えるための調節器があったのは覚えています。それは、この曲の中で、部分的に成功した部分です。

 歌の大規模なフィナーレでは、ほとんどアンディのお気に入りと言っていいレコーディングの技術が使われています。初めの部分のボーカル [ ヴァース部分のボーカル ] と器楽でのテーマが、コーラスと対照させるように、重ねられているのです。それが、喜びに満ちたカノンの形式になって、騒々しく響きながら次第に消えて行くのです。そして、「 I bought myself a Liarbird 」の導入部のだらけたギターの音と、きれいにクロスフェードしています。素晴らしい瞬間です。

 この歌を久しぶりに聴いて、もう一つ思い付いたことがあるのですが、それは、この歌は、いかにも、Kaiser Chief [ 1996年デビューのイギリス、ヨークシャーのバンド ] の曲にありそうだ、と言うことです。私には、この歌が彼らのアルバム『 Employment 』にぴったりと合っていると思えるのです。

 私が実際に思っているよりも、この歌に対して厳しい態度を示しているのですけれど、( それに、私たちは、その後の24年の間に、多くのことを学びもしているのですから、 ) ともかく、この歌は、私から見れば、ちょっとよく出来たデモ・テイクに過ぎないのです。いい加減なミックスで駄目にされた、傑作の一つなのです。


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2012年07月13日

Mike Keneally Store

 きのうは、『遺留捜査』を途中から見たりしたけれど、iTunes で、『 Wing Beat Fantastic 』を試聴した。12曲のアルバムで、内8曲がパートリッジというのは、まるで XTC だな、と思う。でも、12曲と言うのは、少ない。パートリッジにしても、15曲とか、17曲とかだったし、ケネリーにしても20曲、30曲だったし。
 試聴の印象は、オレンジズアンドレモンズの感覚に近いかも、と言うもの。と言うのも、パートリッジとケネリーが初めて会ったのは、XTC が『 Oranges and Lemones 』のセッションに入る直前に、フランク・ザッパを訪ねて、パートリッジとデイブ・グレゴリーが出向いた時だし、セッション中には、ケネリーがスタジオを頻繁に訪問していた、と言う話しが頭にあるからかもしれない。と、思うにつけても、レーベルから「売れるレコード」と言う介入で内容が変更されたりしないで、しかも、プロデュースがフランク・ザッパだったら、『オレンジズアンドレモンズ』はどうなっただろう。

 それで、Mike Keneally Store からは、もう発送したとのお知らせ。来週中には、手に出来るかもしれない。楽しみ。
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2012年07月12日

the Beatles performance at McIlroy

 『 Swindon : the Opera 』は、成功だった様子。四回の公演はすべて満席で、大喝采のうちに終了したと言うこと。
 ストーリーの詳しい紹介は無いので、分からないのですが、下の記事によれば、XTC の関係あるものは、画家のKen White さんの名前が出ています。それに、マッケロイ百貨店であった、ビートルズの公演も劇中で描かれているようなのですが、XTC はないのか知ら?

 秋には、DVDの発売が計画されているとのこと。

http://www.swindonlink.com/news/swindon-conveys-and-culture-and-soul-through-opera
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2012年07月10日

Gonwards video

 スティアート・ロウさんのツィッターによれば、『 Gonwards 』のビデオが完成したよう。どのように公開されるのか、まだ不明。DVDで販売?
https://twitter.com/stuart_rowe/status/221897051850551297

 エリカさんのシングルも、Mike Keneally さんの新作も、7月予定だけど、まだ。

 9月には発売が決まっている Big BIg Train にしても、出来上がったのは昨年中だったし。レコードの販売は、思う以上に問題がある様子。The Shadow Kabinet の新作、三枚目のアルバム、にしても、マスタリングが出来上がったとお知らせがあったのは、一年以上前かも。それ以来何もない。メジャー・レーベルから定期的にレコードを発表するのは、それはそれで大変なのだろうけれど、インディペンデント・レーベル、自費出版で発売するのも、また、難儀なのだろう。
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2012年07月09日

And let our Rael Brook shirts hang out

 先日、flowerlava さんと言う方が、ご自分のブログで「 Frivolous Tonight 」を訳されていて、とてもいいもので、私は好きなのですが、一つどうしても気になることがあり、私見をコメントに投稿しました。ご返事も頂き、私にはとても参考になりました。
 その部分と言うのは、「 And let our Rael Brook shirts hang out 」の行です。レイル・ブルック・ワイシャツをズボンの外に垂れ下がったままにする、とご理解されての訳でした。( そのような訳は、日本盤のライナーノーツの対訳も含めて多々あります。 )  そこに、私は疑問を感じたのです。
 実は、私も最初は、そのように受け取りましたけれど、歌詞の物語り ( と言う程のストーリーはないのですが ) の流れを考えれば、どうしても、それではしっくり来ないように感じたのです。
 それで、hang out に「洗濯に出す」と言う意味があるので、そちらをとったのでした。ただ、その時には、シャツを洗濯に出したまま、取りに行かずにいる、と言う意味に考えました。

 そこで、flowerlava さんは、「 Sometimes I drink my scotch neat and sometimes I loosen my tie and let my shirt hang out 」と言う例文を示されて、シャツを出している様子ということを説明されました。
 私は、仕事から帰って、仕事用のシャツ・レイル・ブルック・ワイシャツを着替えないまま飲みだして、シャツが着乱れてしまった様子が想起されて、一旦、納得しました。
 ですが、歌詞に再び戻ってみると、やはり、それはおかしいことに気がつきました。「 And let our Rael Brook shirts hang out 」は、歌詞の世界の始まりの部分、パーティーがこれから始まると言うところです。とすれば、ここは、「さあ、仕事用のレイル・ブルック・ワイシャツは脱いで洗濯に出しましょうよ」と言う、呼びかけと取る方が自然だと。
 この歌の登場人物たちは、レイル・ブルック・ワイシャツを着ているのですから、銀行か証券か保険かの金融に関する仕事をする人たちで、中間管理職、仕事場では苦しい立場と思えます。彼らが、仕事を終えて、パブなどではなくて、自宅に帰って、少ない友人だけのパーティーをするというのが、歌の世界です。
 ですから、さあさあ、着心地のよくない仕事用のレイル・ブルック・ワイシャツは脱いでしまいましょう、さあ、飲み始めましょう、と言う場面なのだと、思います。ジャケットを脱いでネクタイを外して、シャツをはだけて、さあ飲みましょう。でも、歌の世界は成り立つと思います。その方が滑稽感があるかもしれません。ですが、私は、レイル・ブルック・ワイシャツという仕事を表象する事物が視界から除かれる、「洗濯に出す」方をとります。


 それで、その部分を訂正。
 それから、同じムールディングの「 Ten Feet Tall 」の訳、From strength to strength の部分を訂正。
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2012年07月08日

大車輪

 Swindon : the Opera 、主催者のコメントでは、全席完売、スタンディングオベーションで大成功だったよう。パートリッジ、ムールディング、グレゴリーは見に行ったりはしていないか、、

 きょうは、『ビッグエクスプレス』をかけた。私の中では、時間が経つ程に輝きが強く、深みを増す。きょうは、左のグレゴリー、右のパートリッジのギターの対比に魅了されながら聴いた。ギターの対比だけならば、「 Shake You Donkey Up 」が面白いかも。
 でも、華のあるソロがないので、グレゴリーさんには、不満のアルバムなのかもと思う。

( でも、CDだと、「 This World Over 」の余韻に浸る間もなく、「 The Everyday Story of Smalltown 」が始まってしまうから。 )
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2012年07月07日

グレゴリー「 That's Really Super, Supergirl 」回想

 ベルナールさんとの対談で、グレゴリーが、「 That's Really Super, Supergirl 」を回想したもの。
2008年4月21日付け

http://www.myspace.com/xtcfans/blog/382525297


 この歌が、アンディの「アルバム収録希望リスト」の上位にあったのかどうか、私には確かではありません。と言うのは、定時の打ち合わせやリハーサルで、この歌を細かく試してみたという記憶が、私には無いからです。トッド・ラングレンは、この歌をシングルにと言う思いを持っていたのです。それで、私たち XTC はそれに同意したのです。どこかのスタジオで、メンバー全員が一緒に演奏した筈だと、私はぼんやりと覚えているのですが、出来映えは、自信の持てるものではありませんでした。ほとんどは、トッドが決めていたのです。

 アンディは、トッドの、サッとパッとと言うキーボードの弾き方を話していましたけれど、私も、彼が右手でキーボードを弾きながら、左手でテープのリモート・コントローラを操作していたのが目に浮かびます。弾きながらテープにそのまま録音してたのです。私は、何か手伝いましょうか、と言ったのですけれど、「ボケ、たった今、オレの足の指でやってしまったワイ。」と、断って来ました。

 ギターのソロ以外は、私は、自分がしたことを何も覚えてないのです。バッキング・ボーカルも私ではないと思うのですけれど。バッキング・ボーカルは変形されてシンセサイザーの音と見事に一緒にされていますね。私は、いろんな所で、何度も、エリック・クラプトンのギブソン・ソリッド・ギターについて話しています。私がギターの弾き方を覚え始めた、十代の音楽感性にとって、この楽器は、あまりに大きな印象を与えたものだと言うことは、擬いもないことなのです。

 雑誌『 Beat Instrumental 』の1967年10月号の表紙は、長い袖の衣裳とビーズの飾りで決めたエリックが、積み上げられた巨大なマーシャル・アンプの前で演奏している、サイケデリックに彩色されたのギターの“天然色”の写真が大きく載せられていました。エリックが奏でた驚くべき音を聴くのには、耳さえ要らなかったのですよ! 一ヶ月程後、クリームの『 Disraeli Gears 』がリリースされました。そのアルバムが、エレクトリック・ギターの音と言うものを、それ以来ずっと続くものへと、再定義したのです。

 それで、1986年の春に、トッド・ラングレンのスタジオに入った時に、まるで、質屋で聖杯を見つける様な案配で、壊れたスタンドに置かれている埃を被ったそのギターを“発見”したのです。私は、トッドがそのギターの所有者であることはそれより以前から知っていました。ですけれど、どこか貴重品保管庫に鍵をかけて大切に保管されていると思っていたのです。オランダのデザイン集団 the Fool による素晴らしい装飾は痛んではいませんでした。ですが、何箇所か修整されていました。コントロール・キャベティ部分には、ひどい割れ目がありました。コントロール・キャベティがSG特質なのですけれどね。それで、アコースティック・ギター の銅の弦が張ってあり、第三の傷になっているのを見てあきれました。それから、ピックアップのEのポールピースに小さなマスキングテープが巻いてありました。「あの方は、それで一体どうしようとしたのだろう?」

 私は、ミドル部分の8小節で、ギターのソロを弾くように要求されたのです。そう言われて、しないことがあるでしょうか? 私は、ゲスト・ハウスの自分の部屋で、その直前に手に入れてぞっこんになっていた、ドワイト・ギターで、いくつかのアイデアを試していたのです。オープニングのフレーズは、ちょっぴり不協和だったのですけれど、XTC の範囲内だと思いました、オープニングに続いて、上昇するアルペジオを四回繰り返します。ヴァース部分の最後の行が繰り返して歌われる前に、ソロを初めて、ラリー・カールトン流のハーモニック・ヨーデル [ 倍音を使った高音 ] で締めくくりたいと思っていたのです。そして、機会を捉まえて、あの有名なギターをこの曲の録音に使えないかと頼んでみたのです。

 それで、私が新しい弦を張りたいのですけれど、と聞くと、トッドは、「貴様、何がしたいんだ?」と言わんばかりに、困惑した顔をしていました。でも、望みは敵いました。アーニー・ボールの 0.11-0.48 の弦を張ったのです。そして録音したのです。私が作り出したソロ・パートがキーボードのメロディと激しくぶつかり合うこともなく聞こえるので、安心しました。さて、二人の大人物が「罵り合い、出ていけ!と叫び合っている」状況下で、私がすべきことと言えば、ただ、優雅に演奏することだけだったのです。私はギブソンの neck pickup を使いました。そうして、コントロール・ルームに座って、トム・シュルツのRock Man pedal を繋いだのです。そうすると、ギターの音の電気信号は、音の迷宮へと消えて行き、他でもないユートピア・エフェクト用に、魔法使いトッドが調整したのです。それらすべて、たった20秒の小節のためにしたことなのです。

 『スカイラーキング』がリリースされた数ヶ月後なのですが、私は、自宅で、ユートピアの『 Ra 』のLPを聴いていました。その時、私の耳は、「 Magic Dragon Theatre 」の中で、歌詞の「 bring on the dancing girls and the freak parade [ 53秒頃 ]」が終わったところに続く、ロジャー・パウエルのトランペットを捉えました。その五音のアルペジオ。私は、無意識にそこから盗んでいたのです。もし、トッドが気付いていたのだとしたら、彼はあまりに優しい人と言うことなのでしょう。あるいは、極度に憤慨しているので、言及しないのか。




 グレゴリーさんのweb ページにあるドワイト・ギターの写真:
http://www.guitargonauts.info/pick-16.html
62dwight.jpg



 以前に読んだグレゴリーさんのアルバム『スカイラーキング』回想でも、同様のことが書かれてあったのですけれど、クラプトンのギターに関することで、Fool とあるのを、形容詞に読んでいました。その部分は、訂正しました。
posted by ノエルかえる at 06:50| Comment(0) | TrackBack(0) | Skylarking | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月05日

Diana Dors

 BBC ニュースで、Swindon the Opera のことを報じていた。スウィンドンで、有名なのは、セクシー・女優のDiana Dors であるよう。銅像まである。スウィンドンは、Diana Dors とマジック・ラウンドアバウトの町、ということらしい。

 チョークヒルのサイト、戻っていた。きのうかけたのは、『ママー』とビル・エヴァンスの『 Alone 』。
posted by ノエルかえる at 09:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月04日

For O

 今週からだろうか、チョークヒルがつながらない。うるう秒からか?

 きのうは、『 Powers 』を聞いて、それから、YouTubeで、Harrison Birtwistle の「 For O, for O, the Hobby-Horse is Forgot, Ceremony 六人の打楽器奏者のための ( 1976 ) 」「 Silbury Air ( 1977 ) 」を見る。
 「 Silbury Air 」は、ウィルトシャーのSilbury Hill にインスパイヤーされて作曲したものだと言うこと。と言うことは、XTC にもどこかで通じるのか。「 For O 」は、Pop music 。本来の意味の Pop 、This is Pop!。
 ユーチューブには、Birtwistle のオペラ『 Punch and Judy 』の一部分もあった。



 エリカさんは、John Leckie から、Deva Premal と言う人のCDを貰ったと、ツィッターで。Deva Premal、インドかぶれの人らしい。
posted by ノエルかえる at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月02日

Jen Olive

 きのうは、『 Explode Together 』『 Powers 』もかけた。

 けさ、スチゥアート・ロウさんのツィッターを見ると、Jen Olive さんのアルバムが完成したよう。( ミキシングまでが終わったのか、マスタリングも終わったのかは不明。 )  年内のリリースになれば嬉しい。楽しみ。パートリッジもギター、バッキング・ボーカル等で参加していると思う。

https://twitter.com/stuart_rowe/status/219391173712809984
posted by ノエルかえる at 08:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月01日

English Electric

 Tin Spirits の『 Wired to Earth 』をかけながら、 Big Big Train の『 English Electric 』を予約した。楽しみ。

 その後、ビル・エヴァンスの『 The Bill Evans Album 』をかける。エヴァンスはもう亡くなった方だから、こう言っても差し障りは無いだろうと思うのだけれど、彼の最高傑作は、この『 The Album 』だと確信する。であるのに、再発の回数も少なく、( 現行はボーナス・トラック付き廉価版だけで ) SACD のような高品位の盤がないのは何故だろう。ファンの中には、Scott LaFaro がトリオに在籍した期間だけを評価する人が多いのも理解し難い。XTC を『 English Settlement 』まで、と言うのも同じで、私には、その人達は、結局、XTC の何も聴いてないのだと見える。
posted by ノエルかえる at 10:19| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Earth Dances

 きのう、XTC fan のツィッター・ページは、「返信なし」の表示になっていて、すっきりと見やすくなっていた。けれど、今朝見ると、元に戻っていた。

 きのうは、YouTubeで、Harrison Birtwistle の『 Earth Dances 』を視聴したり。Harrison Birtwistle 卿は、1934年生まれのイギリスの作曲家。『 Earth Dances 』( 1986年 )の考え方は、『 Mummer 』あたりから「 Greenman 」に至るパートリッジの考え方に影響を与えているのだろうか?
 それから、Kaikhosru Shapurji Sorabji の作品の演奏を視聴したり。Kaikhosru Shapurji Sorabji は、1892年生まれ、1988 年没の、インド−スペイン−イタリア系のイギリスの作曲家。Sorabji の使う執拗な反復は、パートリッジに影響を与えているのだろうか?
 それから、フィンランドの作曲家 Ilkka Kuusisto の自宅で撮影された、多分国営放送の番組、Bill Evans のインタビューと演奏を視聴したり。話すエバンスは始めて見た。前歯が抜けていて、パートリッジの敬愛するチェット・ベイカーのようだった。演奏も良かった。「 Emily 」、映画『 The Americanization of Emily 』のテーマ曲、Johnny Mandel 作曲、この曲のメロディ構成、パートリッジの「 Helicopter 」の元になっているのだろうか?と思った。
( 相変わらず、パートリッジをビートルズ亜流と捉える風潮は強いのだけれど、彼のメロディは、ビートルズ以前の、たぶん1950年代の、アメリカのモダンな曲が源泉だということは、明白だと、私は思う。 )
posted by ノエルかえる at 09:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする