2012年12月30日

茨木

 きのうは、テレビで、舞踊 茨木を途中から見た。とてもよかった。渡辺綱の袴捌きもだけれど、士卒運藤と士卒軍藤の滑稽な掛け合いの踊りが楽しかった。
 茨木童子は、花柳壽輔。渡辺綱は、藤間勘右衞門。士卒運藤は、花柳輔太朗。士卒軍藤は、花柳翫一。
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2012年12月28日

パートリッジ、ベルナール対談「 Millions 」4

ベルナール「私は、80年代初めのビル・ブラフォードのインタビューを読んだことがあります。誌面には、小さな囲み欄に補足記事があったのですが、その時に聴いているアルバムは何か、と言うものでした。XTC の『 Drums and Wires 』もその中にあったのです。私は、この「 Millions 」がブラフォードさんがこのアルバムを選んだ理由だと確信しています。」
パートリッジ「友人の友人を介して、私は、ブラフォードさんが、私たち XTC とアルバムを一枚創りたいと思っていると聞いたことがあります。どうして、私たちは申し出を受け容れなかったのか知ら、たぶん、彼の履歴に私たちは恐れをなしたのですね。でも、実際は、社交辞令だったのでしょうね。」
ベルナール「それから、たくさんンパーカッションがありますね。ウッド・ブロック、トライアングルのようなもの、…」
パートリッジ「ええ、木魚のようなものですね[ 原文 skull : ここでは頭蓋骨の意味ではなくて、ウッド・ブロックに似た打楽器と言うことですが、私は現物が分からないので、東洋的と言うことで思い付いたのが木魚なので、ブードゥー教だと髑髏なのかも ]。」
ベルナール「( 笑い ) 通りで見つけたのですか?」
パートリッジ「( 笑いながら喋る ) そう。ブードゥー教の祭具のような物を持ってたのです。当時、楽屋の外には、いつも待ち伏せに失敗するグルーピーがかなりの数いたんですよ。テリーはね、彼女たちの頭を叩くのですけれどね、ある女の子の大きな頭にえらく興味を持っていましたね、ピッチが面白いのだそうですよ、それから、脳炎の女の子の頭は、高い音が出たのだそうです。
 ああ、ええと、木のスカル skull ではなくて、なんて言うのか知ら、寺院の木片? それから、フィンガー・シンバルですね。それを色々な速度で録音したのです。」
ベルナール「コーラス部分の最後に、落ちるような音があるのですが、あれはどうやって創ったのですか?」[ 歌詞 He bake you golden like the yangtse mud の後、ピューンと言う音。 ]
パートリッジ「ああ、フィンガー・シンバルを叩いているのです。それで、録音している最中に、ヒュー・パジャムが録音機の速度のスイッチを弾いて、速度を上げたのです。それを再生する時には、元の普通の速度に戻したのです。それで、落下するような音が出来るのです。録音の時にどんな速度で弾いたとしても、再生する時には、反対に [ 速いものを遅く、遅いものを速く ] することが出来るのです。面白い技術です。あの時には、シンバルの音を変える他の方法はなかったのですよ。ギターの音を変えたり、弦楽器の音をチューニング・ペグとか何かで押し曲げたりは出来るのですけれど、打楽器に関しては、テープ・スピードをいじるほかなかったのです。」
ベルナール「それで、どうやって、このドラム・パターンを思い付いたのですか? リハーサルの間に、皆んなで思い付いたのでしょうか?」
パートリッジ「多くは、サウンド・チェックの時に出来たと覚えています。衆知から生まれた考えか知ら。はっきりしているのは、テリーは、彼が考える東洋的なドラムを打っていたのです。ロドボウム・アーム ( スウィンドン郊外のビール・パブ ) で飲んで酔っている人には、ストム・ヤマシタ [ ツトム・ヤマシタからの地口 ]に似ているように聞こえるかもしれませんね。
 有機的に成長していったのを覚えています。多孔性なのです、その生き物のような物に穴がたくさんあって、そこから私たちの歌が伸び出しているのですね。
 ギターの演奏は、線的であったことを思い出しました。コーラス部分では、コードを全部は弾いていないように思えますね。デイブと私は、二本の第五弦だけを弾いているのです。それで、お互いに和声を成しているのです。二人とも、コードは弾いていないのですよ。四つのそれぞれ違った音がコードを形成しているのです。それを昨日、思い出したのです。すっかり忘れていました。」



Rodbourne Arms:
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2013年1月8日訂正:
ストム・ヤマシタ [ ツトム・ヤマシタからの地口 ]
原文は、Stomu Yamashta。英文表記では、こう書くのですね。
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2012年12月26日

my Drums and Wires

 きょうは、『ドラムズアンドワイアーズ』をかけている。でも、トラックリストは変えて。

Making Plans for Nigel
When You're Near Me I Have Difficulty
Day In Day Out
Roads Girdle the Globe
Real by Reel
Ten Feet Tall
Millions
That is the Way
Complicated Game
Limelight

で。
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パートリッジ、ベルナール対談「 Millions 」3

ベルナール「貴方の鱗も、それに、多くの人の鱗も落ちたのだと、思います。それで、貴方は、このギターのパターンを手に入れたのですが、それはアジア的な音が…、」
パートリッジ「「大きくて宏大な音が出来た」と、あの時は思ったのです。中国は巨大で宏大ですからね。そして、空虚なのです。ですから、精一杯の背伸びをした、ということの理由でもあるのです。私は、この歌のサウンド・チェックで、ボタンをいじり回していたことを覚えています。何とか仕上げようとして、でも上手くいかず、ボタンをバチンと押すことが際限なく続いていました。それは、デイブがバンドに入って直ぐのことでした、それで、「デイブ、このリフを仕上げてくれないか」と言ったのです。デイブは、私の「ユイング・トング・ユイドル・イ・プー」を弾くという仕事を得たのです。」
ベルナール「本当ですか? 私は、左チャンネルでこのパートを弾いているのは貴方だと思っていました。」
パートリッジ「違います。デイブが左チャンネルなのです。彼がこのパートを弾いています。それで、私とデイブの二人が、「北京を通り抜ける自転車」のフィンガー・ピッキングのパターンを弾いています( くすくす笑い )。本当ですよ。自転車のペダルが回っている感じなのです。」
ベルナール「ベースのパターンはどう考えて作られたのでしょう? 全曲を通して一貫していますけれど。」
パートリッジ「そうですね。重々しくて、主旋律にコーラスを付けたようになっています。それに、歌っているようです。」
ベルナール「ニューポートですか?」
パートリッジ「あの時、コリンはニューポートを持っていたかしら? たぶん、黒のフェンダー・プレシジョンだったと思います、コリンのです。コリンに聞いてみたらいいですよ、それか、デイブだったら覚えていますね。兎に角、重々しいコーラスを添えてくれています、とても素晴らしいですね。ベースが歌の域に達しています、コーラスになっていますから。これは、ジャズの技法の一つですね。」
ベルナール「それで、貴方はムールディングさんに言ったことを覚えていますか? 「分かるかい、僕は、君にずっと低音をやっていて欲しいんだ。僕とデイブの二人が、その上で演奏するから。」と言ったそうですが。」
パートリッジ「当時はですね、コリンはそうしたことをしていたのです。コリンとテリーは、もうそればかりに執着していましたね。どの曲のでもそうなのですが、彼ら二人だけで、何時間もある曲のグルーブを演奏し続けていたのです。そうすることで、二人は一致するようになったのです。ちょっとウィンクしたり、眉を挙げたりするだけで、分かり合って、次のパートへと進めるのです。
 それで、テリーの演奏ですが、…、特にコーラス部分のドラム構成ですが、バスドラムを…、」
ベルナール「ああ! そのことについて、貴方に伺いたかったのです。チェンバースさんがとても独特なパターンを演奏しているものの内の一つですね。コーラス部分は、特に、意欲的な試みではなかったのですか?」
パートリッジ「そうですね。シンバルは、ほとんどスタジオ・ライブで録音しています。[ 一回録り ]」
ベルナール「それは、なんて凄い人なんです、チェンバースさんは! と言うのは、実はですね、もう長年の間、何度もこの歌を私も演奏していますけれど、コーラス部分は、二重録音しているのだろうと思っていました。シンバルも一緒に演奏するのは難し過ぎますから。」
パートリッジ「いいえ、ライブ録音 [ 一回録り ] ですよ。あのとても速いバス・ドラムもね。先日、あれをヘッド・ホーンで聞いた時には、「なんて凄いんだ! いいなあ。」と思いましたね。」
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2012年12月25日

Cab Calloway

 12月25日は、Cab Calloway の誕生日。1907 年。亡くなったのは、1994年11月18日。

 『ドラムズアンドワイアーズ』をかけている。

Cab Calloway Orchestra, directed by C. Calloway Brooks - Official Home
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2012年12月24日

Beaucoups

 YouTubeで、リンゴ・スターの『 Sentimental Journey 』と『 Beaucoups of Blues 』を聞く( 持ってはいないから )。どちらもとてもいいアルバムだと思う。

 あるいは、この二枚は、とんでもない傑作なのかもしれない。極端に言えば、ビートルズのすべてのアルバム、作品よりも優れていて、重要なものかもしれない。それはつまり、アメリカ歌謡を完全に解体分解し、その部品を持ち出して、ヨーロッパの地でそれを組み立て、全く違った歌謡を作り出したしまった、と言う意味で。( 『 Beaucoups of Blues 』はナシュビルで録音されているのだけれど )
 それは、ビートルズからスラップ・ハッピーへの、おそらくはほとんど認識もされない、細く幽かな道であり、また、現在のブレグヴァドとパートリッジの『 Gonwards 』の水源なのかもしれない。もちろん、リンゴ・スターは、批判的そして分析的にアメリカ歌謡のスタンダード・ソングやカントリーを捉えてはいないだろうけれど。
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2012年12月23日

Priapple

 きょう聞いたのは、『 Monstrance 』Disc 1、ジョージ・ラッセルとビル・エヴァンス『 Living Time 』、ビル・エヴァンス『 Waltz for Debby 』、『 Monstrance 』Disc 2。
 『 Living Time 』のライナー・ノーツには、ぼんやり聞いてはいけないレコード、と注意書きがあるのだけれど、ぼんやり聞いてしまう。event 7 は、短いパートだけれど、ちょっと XTC の「 Helicopter 」みたいかと思う。
 『 Monstrance 』Disc 2 の最後の「 Priapple 」のコーダの、暈を被って、その中で響いている様なギターの音が好き。宏大な砂漠の砂嵐の中に輝く月明かりのようか。



 あ、Jen Olive 、今年はいろいろあったけれど、来年は忙しくなる、と言う様なコメントがあったけれど、「いろいろ」と言うのが、パートリッジとの関係で、パグウォッシュに続いて APE house から離れると言うことでないことを願う。ステュアート・ロウが Olive のアルバム発表を話題にしていたので、大丈夫だとは思うのだけれど。
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2012年12月20日

パートリッジ、ベルナール対談「 Millions 」2

ベルナール「どういうコードを弾いているのですか? プリング・オフ奏法の様に聞こえはするのですが。[ 19秒あたりからのリフのことだと思います。]」
パートリッジ「ええ、ギターを弾き始めた頃は、その奏法に泣かされたのですけれどね。( 笑い ) Eマイナー7の様な感じだと思います。説明はとても厄介なのですけれど。まずは、A弦のEの位置を押さえて、Dフラットの位置で、G弦を弾きます、そして、ハンマリング・オフをするのです。そして、A弦のEを弾いて、オープンDにします。これで、ちゃんと分かるといいのですが。これには、少しばかり手子摺りました。「なんてややこしいことをしてるんだ?」と言って、手が引き攣りましたね。でも、「ああ! これは東洋的な音だ!」と思ったのです。
  あの頃は、私は、中国への幻想で頭がいっぱいだったのです。本当に、中国への幻想がすっかり頭を占めていたのです。中国からの輸入品の店の前を通るとか、ロンドンの中華街の近くに行くと、必ず、何だか分からない謎めいた中国製品を買っていたのです。木製の玩具とか、小さな木片の上に古代的な漢字が書かれている将棋の様なものとか、古代の飛行機とか大砲の様なものが描かれた素朴な絵とか。家の中に、そう言う品物が一山あったのです。」
ベルナール「それらのどういうことが、魅力的だったのですか?」
パートリッジ「素朴さですね。私は、素朴な芸術が好きなのです。[ 民芸のようなもの? ] それに、70年代の終わり頃には、私は、家の中のそれらの可笑しな品物で作られた舞台装置を通して、共産主義国に住んでいるつもりになっていたのです。私は、洋服を灰色に染めていましたよ。[ 人民服? YMO よりも前だけど ] 何枚かの襯衣とズボンを灰色に染めていたのです。灰色の中国の防寒服も買いましたよ。持っているものは、何もかも、灰色にしたのです。( 上流階級の言い方で ) 私の灰色の時代、それがどうしてだったかは、もう分からないのだよ、お前。
 都会の隠れ家のようなものですかね。何処かに消えてしまいたいと思っていたのだと、思います。それで、共産主義国に住んでいると言う幻想を抱いていたのです。それは、ソルジェニーツィンの『イワン・デニーソヴィチの一日』のイワンの親友であることと、長征で山に驢馬を担ぎ上げている、右から四百万人目が私だ!」と言う人物が混ざり合っているかの様なものなのでした。分かりますか?」
ベルナール「それは、貴方の個人的な願望なのでしょうか、それとも、当時の英国の風潮だったと思いますか?」
パートリッジ「個人的なことだったと思います。78年から79年のことです。何足かの靴も灰色に染めていました。一年くらいはそんなことを続けていたのです。実際、私たち XTC が78年にアイルランドをバリー・アンドリューズと一緒にツアーした時の写真が、New Musical Express の表紙になったのですけれど、そこでの私は、全身灰色で、手に大きな杖を持って立っています。1940年頃の毛沢東の紅軍の様に見えますよ。
 最近、私は、毛沢東についての本を読み終えたところです。なんて酷い人間なのでしょう! 20世紀の残忍な指導者を選ぶ賞の第一位を彼は獲得しましたね。ヒットラーは、第三位に降格ですね。( DJ の言い方で ) 「ハイ! ポップ・ファンの皆んな、今週の一兆人の極悪人の中のナンバーワンは、モー・タク・トーだよ! 生意気・ジョー・スターリンは二位に落ちたよね。」 驚きますね、あれほどのたくさんの人間が、たった一人の指導者に吹き消されるのですからね、…、この男は特に。
 当時、私は若くて未熟だったのです。それで、中国の全てが素晴らしいと言う幻想を抱いていたのですね。天安門事件で、私はすっかり目が覚めました。あれは、…。あの時には、もう中国に行きたいとは思わなくなったものです。目から鱗が落ちたのですね。」


NME の表紙の写真: チョークヒルのライブラリーから
http://chalkhills.org/cgi-bin/img?images/press/NME781021.jpg

NME781021.jpg
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2012年12月17日

パートリッジ、ベルナール対談「 Millions 」1

 ベルナールさんとパートリッジの対談、「 Millions 」について。
2008年12月8日公開のもの、

http://www.myspace.com/xtcfans/blog/454733142




ベルナール「私が「 Millions 」について話を伺いたい理由の一つは、私が思うのには、この歌は、アルバムの他の歌と較べてみると、あまりに違っているということなのです。」
パートリッジ「最近にこの歌について書いた覚え書きがここにあります。「これは、我々が精一杯の背伸びをした曲。」」
ベルナール「プログレっぽいですね!」
パートリッジ「( 笑い ) そう思いますか?」
ベルナール「ええ、ある意味では、そうだと思います。」
パートリッジ「私は、ジャズに向かっていると思うのですが、実際のところ。」
ベルナール「ええ、分かります。ですが、多くのプログレッシブ・ロックは、ジャズの要素があるものです。」
パートリッジ「ジャズ気取りなのですね、それは。「ぼくらの新しい方向性をどう思う?」とか言う。」
ベルナール「( 笑い ) それはフュージョンですね。」
パートリッジ「( くすくす笑い ) フュージョンだね。」
ベルナール「それです、ギターのパートは、元々はバリー・アンドリューズの歌「 Things fall to Bits 」から取られたものと聞いているのですが、そうなのですか?」
パートリッジ「こう言うことだったのですよ。「ああ、バリー、わかったよ。「 Things fall to bits 」のここにぼくは何か入れなくちゃいけないね。で、何がバラバラになるのさ? 君は、なんでも香港から買ってるからなあ。ああ、陶器の様なものか、「ユイング・トング・ユイドル・イ・プー」[ 1950年代のイギリスのラジオ・コメディーのキャラクター Neddie Seagoon の代名詞的台詞、意味はない叫び ] なんだね、」 それで、あのギターのパートを弾いたのですけれど、バンドは歌を録音しなかたのです。と言うのは、バリーがバンドを違う方向へ引っ張って行って、直ぐにもバンドを駄目にしてしまいそうで、私がまるっきり動転していたからです。」
ベルナール「アンドリューズさんは、貴方のギター・パートをどう思っていたのでしょう?」
パートリッジ「バリーはいい出来だと思っていましたよ。私はそう思います。「こりゃ駄目だ。」とは言いませんでしたからね。リハーサルの時ですけれど、バリーは頷いて微笑んでいました。口には何も出しませんでしたけれど。バリーは、私がコメディー的な中国風のリフをしようとしていることを分かっていたと、私は思います。( ギターを手に取って、交互に現れる四つのパターンを弾く [ 最初からの、13秒辺りからの、19秒あたりからのリフ、26秒あたりからのフレーズ ] ) 分かりますか?」
ベルナール「わかります。The Vaspors [ 1979年から1981年の間活動したイギリスのバンド ] の「 Turning Japanese 」の始めの部分の様ですね。」[ 13秒あたりの二つ目のリフのことだと思います。 ]
パートリッジ「そうですね。典型的なボードビルでの東洋の音ですね。でも、私たちは、「 Things fall to bits 」を発表しませんでした。それで、「よし、このリフは、頭の中の箱にしまっておこう、「繰り替えしれる」ことはないけど」と言うことになったのです。」
ベルナール「( 笑い ) 「繰り替え去られる」ことのない!」
パートリッジ「決して「繰り替え去られ」られない! 私は、それを「繰り替え行って」います! ( 笑い ) 何だか、…」
ベルナール「ジョージ・W・ブッシュが言いそうに聞こえますね。」
パートリッジ「( 笑い、ブッシュを真似て、 ) 「そうです、繰り替え知り去れ性は、…」、ああ、その後が思い付かない。( くすくす笑い ) オバマは、もうきっと、「繰り返え現象」の究明の命令を出しているでしょうね。彼は計画していますからね。
[ このあたり、riff の語形を変化させた造語で遊んでいます。rifflated、riffinized、riffinilizasiton、riffinization。 ]
 ともかく、そのリフは頭の中に戻ったのです。それで、ほとんど忘れていました。それで、ちょっとした指の練習をしていて、このリフが出て来て、それが何だったか分からなかったのです。弾くのを止めて、ギターに手を置いて見たのですが、それでも、分からなかったのです。」


訂正:
12月19日
( ギターを手に取って、四つの部分から成るパターンを弾く [ 14秒辺りで現れるリフ ] )

( ギターを手に取って、交互に現れる四つのパターンを弾く [ 最初からの、13秒辺りからの、19秒あたりからのリフ、26秒あたりからのフレーズ ] )

[ 13秒あたりの二つ目のリフのことだと思います。 ]を追加
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2012年12月16日

Hildegard Jone

 きょうきいたのは、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏第13番、弦楽四重奏全集の、ラズモフスキー・カルテット。ウェ−ベルン全集のディスク5、弦楽四重奏の盤、エマーソン・カルテット。それに、ディスク2のカンタータ2番、作品31。


 『ノンサッチ』の5.1サラウンド、DVD-audio ならいいのだけれど、光学ディスクは使わない可能性も。flac ファイルで、ダウンロードとか、USB メモリーのようなものとか。そうすれば、どうしても、ネットワークプレイヤーが必要になる。マランツの?
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2012年12月14日

Burning

 きのうは、XTC 『 Nonsuch 』とフランク・シナトラ『 No one care 』をかける。

 『ノンサッチ』5.1サラウンド、とても楽しみ。是非リリースが実現して欲しい。フォーマットは、DVD-audio になる可能性が大きいと思うけれど、おまけにDVDビデオも付けて欲しい。プロモーションビデオ、それに、新しくパートリッジとロウが創ったものがあればうれしいけれど。それよりも、一曲だけ、三人が集まって、スタジオでライブ演奏をしたものを撮影したビデオがあればと思う。曲目は、「 Books Are Burning 」。パートリッジがギターと歌、ムールディングがベースとコーラスは、そのままだけれど、グレゴリーもギターで参加して欲しい。だから、ハモンドオルガンはアンドリューズ。ドラムズは、デイブ・マタックスとプレイリー・プリンスのダブルで。ロケーションは、出来れば、アビーロード・スタジオの第2スタジオ、あるいは、旧Apple社の屋上で。それで、最後のギターのかけ合い、最後にグレゴリーの番になったら、10分くらいソロを続けると言うのがいい。
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2012年12月13日

グレゴリー「 Roads Girdle the Globe 」回想

 ベルナールさんとの対談で、グレゴリーが、「 Roads Girdle the Globe 」を回想したもの。
2008年7月21日付け

http://www.myspace.com/xtcfans/blog/416578988






 LPの『 Drums and Wires 』は、録音と編集が、1979年の6月のたった12日間でされたのです。シングルの「 Making Plans for Nigel 」は別で、アルバムのセッションに先立つ週末がまるまるその為に費やされました。私がプロフェッショナルのスタジオを訪れたのは、それがまだ三度目か四度目だったのです。それで、とうとう、フルタイムの職業としてスタジオに居ることが実現出来たという、自分の幸運を、まだ信じられなかったのです。それは、私が、XTC と初めてのツアーをして、その汗を拭う間もないことでした。ツアーは、4月18日にエクセターで始まりました。新曲の「 Life Begin at the Hop 」のプロモーションでした。それから、私たちは、5月の終わりにリハーサルに戻りました。新しい曲を覚えて、アレンジをしたのです。とても幸せでした。バンドには、前向きの情熱がありましたし、仕事に戻るのを待てなかったのです。

 シングルで、スティーブ・リリーホワイトとヒュー・パジャムと共に仕事をするのはとても楽しかったのです。ですから、プロデューサーとエンジニアを選ぶのには、頭を悩ますことはありませんでした。ヴァージンのタウンハウス・スタジオは出来たばかりでした。最新最高の設備を、私たちは、心地よく利用することができたのです。少し小さいスタジオ2は、建物の端にありました。直ぐに、私たちは、そこに馴染んだのです。そこは、とても素晴らしい、生の音が録れる部屋でした。テリー・チャンバースが獣のようにガンガン叩くのを録音するのには、完璧な部屋だったのです。私は、アンディがヒューにこう言っていたのを覚えています。「ドラムが塊の様に重く聞こえる様にしたいんだ。」 もちろん、ヒューは、その後に、その小さい部屋で、ドラムがもっと重く聞こえる様に録音出来る様に色々試みたのです。スタジオは出来たばかりで、邪魔な音が漏れて来るという問題があって、まだ、改善されていませんでした。隣りの大きな部屋では、ジェスロ・タルがレコーディングをしていて、スタジオ2でテリーが叩くドラムの音の為にマンドリンの重録が出来ないと言う、イアン・アンダーソンの言葉が漏れて来ました。

 『 Drums and Wires 』が、あれほどに早く完成したのは、一つには、歌がもう完全に練習されていてステージでのお決まりの演目になっていたからで、もう一つには、ほとんどオーバー・ダビングをしなかったからです。すべての歌は、ベーシック・トラックをスタジオでのライブ演奏を録音したものです。ヘッドフォンは使いましたけれど、クリック・トラック [ メトロノームのようなもの ] は使いませんでした。パンク・ロックでしょうか? 四曲は、その時既に、ツアーのステージで演奏していました。「 Life Brgins at the Hop 」「 Making Plans for Nigel 」「 Outside World 」「 Roads Girdle the Globe 」の四曲です。

 アンディが最初に「 Roads 」をリハーサルに持って来た時には、私は、聴衆はもとより、私達自身がそれをどう理解すればいいのか、心底悩みました。不協和音で、耳障りなコードは、本末転倒した力強いベースラインと複雑に絡み合った、鞭打つようで金属的なドラムのビートの反応を呼び起こしました。スティーブとヒューがミックスの為にトラックをセットした時に、私は初めて、それも、突然に、コリンの演奏を聞いたのです。私は、コリンの価値がその時分かったのです。彼は天才です!! コリンは、オレンジ社のキャビネット、H+H のベース・アンプを使って、黒のフェンダー・ムスタングを弾いていました。アンディは、フェンダー・ブロンコのギターを弾いていました。それは、彼の義理の弟のロビー・ウェイボーンのものだっと思います。( アンディは、右のチャンネルです。 ) 私は、63年製のストラトキャスターを使用しました。ブリッジ・ピックアップを使い ( ミドルエイトでネックポジションのピックアップのスイッチを入れています。 )、62年製のフェンダー社のトゥレモレクス Tremolux アンプを使いました。( 私は右チャンネルです。 ) テリーは、プレミア社の黒のドラム・キットでした。

 それらすべての演奏に被さってボーカルが載るのです。自動車への狂信へ対するアンディの熱のこもった長広舌ですね。有名なアザラシの吠え声です。目一杯に吠えていますね。私は、アカペラになって歌う「 roads girdle the glowwwwb! 」の所が好きで、いつも待ち遠しく思っているのです。[ ミドルエイトの後、3分55秒あたり ] そのすぐ後に、テリーの金属的なフラム奏法のタムです。[ ダダダン、と言うタムの音。フラム奏法は、「小さな音の装飾音の後に逆の手で大きな音の主音を打つ。2つの音はほぼ同時に演奏され、1つの「幅のある」音のように聞こえることを意図されている。」( Wikipedia の説明) ] それが、コーダが始まることを告げるのです。私たちは、二回目の録音で合格でした。録音を中断して、夕食を摂りました。それから、ヴァージン・レコード社の有志たちがコーラスに加わって、録音に戻ったのです。( 私たち、バンドのメンバーは、彼らが夕食の席で歌うことを主張したのです。 ) 皆んなが、スタジオのテリーのドラムの後ろに並んで、飲み物を手に持ったまま立っていたのを覚えています。スティーブがレコーダー・テーブルに居たので、ヒューもコーラスに加わってたっていました。

 私たち XTC は、ライブでこの歌を演奏するのが好きでした。マネジメント事務所は、リストから外す様に強く言っていたのですけれどね。この歌は、事務所が望んでいる様な、ヒットになる可能性がなかったからです。でも、私たちが、ツアーをしている間は、ずっと、この曲が、セット・リストに残っていたのです。
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Steve Harley & Cockney Rebel

 パートリッジは、Steve Harley & Cockney Rebel が好きだと。
APE forum で:http://ape.uk.net/forum/index.php?showtopic=1225&pid=25352&mode=threaded&start=0#entry25352

 初期のパートリッジのパフォーマンスには、大道芸的な感覚があったけれど、それは、Cockney Rebel からなのかもしれない。
 後年、繊細な音の造形を志向する様になっても、大道芸的な感覚は残っている様に思う。たとえば、『スカイラーキング』にしても、オペラ的にはなっていても、豪華で大きな劇場で上演されるものというより、公園の隅で演じられる、パンチアンドジュリーの人形劇の様な雰囲気が濃厚だから。ただ、その人形、舞台装置が極めて繊細になっているのだけれど。


Official Steve Harley Website UK
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2012年12月12日

Nonsuch 5.1 surround

 きのうは、『マッチ売りの少女』と『ゴンワーズ』をかけた。

 Jen Olive のアルバムも近いらしい。『ウィングビートファンタスティック』の日本盤が発売されるらしい。

 それより何より、『 Nonsuch 』の5.1サラウンド化が、計画ではなくて、実行されて、作業中らしい。来年には、発売されるのか? フォーマットは、SACD になるのか、DVD-audio になるのか、SHM-CD になるのか? 『 Nonsuch 』BOX として、発売されるのか?
 作業は、Steven Wilson により行われているとのこと。

パートリッジのツィッターから:
https://twitter.com/xtcfans/status/278502348849033216
Steven Wilson is currently working on 5.1 surround mix of the NONSUCH album,hooray!
posted by ノエルかえる at 09:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月10日

マッチ売りの少女

 きょうは、クリスマスも近いから、ラッヘンマンのオペラ『マッチ売りの少女』をかけている。思えば、このブログを始める前に使っていたブログでは、『マッチ売りの少女』の感想を書こうと思って、テキストに使われているダ・ヴィンチの手稿を確かめようとして分からずに、結局、感想も書かないまま、ブログも放ってしまった。それで、好きな XTC だけのブログにして、きょうは「・・」を聞いた、とだけ書くものにしようと思っていたのに、ノエルかえる不恵留はこうなった。
 それで、ベルナールさんの対談、随分訳した気になっていたけど、読み返すと、あまりない。デュークス・オブ・ストラスフィ・イアの APE 版に掲載された、グレゴリーのノートも訳そうと思っていたのに、手も付けないまま。
 ベルナールさんの対談、書籍化はまだだろうか?
 対談でも、ノートでも、グレゴリーのものが面白い。グレゴリーがXTC の本を書いてくれたらいいのだけれど。完全なスコアと、レコーディングのデータと資料。
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2012年12月09日

花、果物

 きょうは、武満徹『秋庭歌一具』怜楽舎でSACDの、マリオン・ブラウン『ノヴェンバー・コットンフラワー』、姜泰煥『素来花』のディスク1、XTC『インストゥル・ヴィーナス』から、ムールディングの「フリヴォラス・ナイト」「フルーツ・ナッツ」。
 XTC 、メロトロンを使っているのだけど、ハーディー・ガーディだったらどうだったかと思う。
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2012年12月08日

Bees

 きのうは、テレビで、映画『怪物くん』を見る。
 Jen Olive の新曲「 Bees 」が、Band Camp から、フリー・ダウンロードで配信を初めていた。クレジットには、ストリングス・アレンジメントに、The Clubmen。
 アルバムのリリースは、いつだろうか?
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2012年12月06日

On my Balcony 訳

 モノクローム・セットの『 Platinum Coil 』の「 On my Balcony 」。好きな歌だから。


ビロードのようにしっとりと心地よく身に貼付く眠りの薫りに包まれて、
私は、午後まで、眠りこけてしまう。
それから、そろそろと足を引き摺りながら、部屋から出る。

バルコニーは、陽差しの中にあった。
そこに佇む誰もが私には見えるのだけれど、誰にも私は目に入らない様だ。
揺らいでいる楊、孔雀の青を纏っている。
ああ、楊嬢は誰に話し掛けようとしているのだろうか、私にはわからない。

私の膚は、暖かな陽差しの中にあって、血の気が戻って来る。
私は、柵に沿いその上を滑らせる様に、両手を拡げた。
風を孕む私のガウン、船の帆の様に見える。

バルコニーは、陽差しの中にあった。
そこに佇む誰もが私には見えるのだけれど、誰にも私は目に入らない様だ。
他を睥睨する菩提樹、若木を引き連れている。
菩提樹后は若木が生長して行くのを見届けられるのかどうかは、誰にもわからない。
私はと言えば、あまりに弱って、知りたいとさえ思わない。
ああ、わかってはいる。急ぐことはない。

高く登った希望の陽炎の様な煌めきに包まれて、
人の波は、寄せて来ては引いていく。
私は、足を休めようと、椅子を引いて来る。

バルコニーは、陽差しの中にあった。
そこに佇む誰もが私には見えるのだけれど、誰にも私は目に入らない様だ。
お喋りに夢中の桜、ぞろぞろと門をくぐって行く。
桜娘の小さな子がひとり、遅れてしまって、運命の案内嬢になれなかった。
私はと言えば、あまりに疲れてしまって、座って待つことさえ出来ない。
ああ、わかってはいる、急ぐことはない。
posted by ノエルかえる at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月05日

ボーリングとベースボール

 きのうは、『 Orpheus - The Lowdown 』と『 Gonwards 』を聴く。ブレグバドさんの詩のテーマは、共通している様に思う。面白いのは、『 Orpheus - The Lowdown 』には、ボーリングのピンに玉が当たる音が使ってあって、『 Gonwards 』には、ベースボールのポップフライが頭に当たる音が使ってあること、漫画的だけど。室内から野外へ、冥府から楽園 ( と言うか、開けた見通しの良い場所 ) へと言う感じ??
 八つ裂きにされて終わるオルフェウス、たくさんの遺体から取られた部位を繋ぎ合わされて誕生するフランケンシュタイン。
posted by ノエルかえる at 09:23| Comment(0) | TrackBack(0) | Other Recordings | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月04日

The Devil's Lexicon 訳

 ほとんど意味が分かりません。ブルーズのフランケンシュタインなのでしょうけれど。特に後半の造語は、私には難しいです。
 歌詞は、DVD-audio で画面に表示される歌詞を書き写しました。それを訳しているので、そもそも、写し間違いもあるかもしれません。

ともかくの試みです。





さて皆さん、始めましょう、最初に肉体を組み立てましょう。まずは、脈を始めます。それから、固形の肉体の物質で脈を取り囲んで下さい。例えば、土壌、水銀、インク、硫黄、鋼鉄、硝子、毒素、血液、石灰、ゴム、糖蜜、アスピリン、精液、石炭、蜂蜜、雲母、油、ウラン、涙、阿片、テレビン油、鹽、窒素、錫、チーズ、牛乳、埃です。まだ時間がありますね、では、交差点で、時間と空間が交差する所に、物質を積み上げましょう。コバルト、石炭、鉄、石、ヨード、金、唾、バター、ガソリン、ウィスキー、ダイヤモンド、膠、銀、綿、汗、硝子、灯油、珈琲、太鼓、鉛、茶、太鼓、サコタッシュ。激しく振ると、青が出て来ます。太鼓、ワイン、避雷針、紙。そして、電圧がかかります、太鼓、電圧、脈。かわいい赤ちゃんの出来上がり。生きていますよ! 生きているんです、皆さん! ほら、この赤ちゃんの身体は歩きます! 青ちゃんは、国中に拡がるのです! まだ時間がありますね、止まっている時計がチクタクと二度程鳴る時間があります、その間に、有り得ないもの、物質、一連の出来事が起こって、伝道師は、自分の聖書を投げ捨てるのです。悪魔の辞書の中では、全部の言葉が名詞なのです。肉体に使う基本語から始めましょう。肉、骨、髪、和毛。さあ、皆さん、私に聞こえる様に口に出して言って下さい! 肉、骨、髪、和毛。さあ、和毛の次に進みましょう。煙、粘土、閃光を発して結ばれるたものなのです。それは暗闇の中だけで起こるのです。けれど、この有り得ない物質が肉体を造るのです。そして、物質を繋ぐもの/閃光/脈を造るのです、それが、青ちゃんを動かすものなのです。青ちゃんは生きています! ウィスキー、膠、路、ニッケル、珈琲、裏口、王冠。悪魔の辞書の中では、全部の言葉が名詞なのです。まず最初に、肉体を造りましょう。物質で出来た肉体、名詞は装飾がありません。装飾のない名詞なのです。装飾のない名詞の物質なのです。ですから、肉体に、何か着せましょう。小食のない物質の肉体を着飾るのです。― 肉、和毛、骨、髪 ― こういうものを着飾って未だ知られていない比喩的な複合的名詞にするのです。その足に靴を履かせるのです。ガソリン塗れの輝けるスーツケースに於ける排煙筒的松明風梯子靴を履かせるのです。青ちゃんの綿の様に白い煙の糸で織った襯衣の背中に、都会風フライパン的懐中ショットガン薔薇があるのです。薔薇は、その髪がふさふさの頭の上に、青い頭の上に上がるのです。珈琲裏口薬王冠。糸杉的汗滴る蜜の雲状の医者のヨードチンキに似た列車の線路的ハモニカみたいな玉蜀黍。ウィスキーの様に膠質な泥濘んだ路のニッケルボディーのブルーズ。糸杉的汗滴る蜜の雲状の医者は唸る。そして、フライパン的懐中ショットガン薔薇が無くなってしまったから鋼鉄の豆の様な爆発的マッチ箱である涙を流しながら泣いています。
posted by ノエルかえる at 14:29| Comment(0) | TrackBack(0) | Other Recordings | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月03日

Worse on the Way 訳

 とても難解な内容なので、表面的に訳しただけで、全く間違っている可能性は大です。





何かもっと悪いことが起こりそうなんだけれど、みんながそう言うんだけれど、思ったとおりのひどさなんだけど、「働けどあな悲し」みたいなんだけど、今日は明日みたいなんだけど、それってちょうど「楽しみと遊び」みたいなんだけど、ぼくらが歩かないといけないのはなぜなんだかわからないけど、ぼくらが這わないとといけないのはなぜなんだかわからないけど、ぼくらがとにもかくにも動かないといけないのはなぜなんだかわからないけど、ぼくらが何も言うことがないのに話さないといけないのはなぜなんだかわからないけど、明日には遺言が死を羨ましがるんだけど、窓の様にめくらで扉の様に閉じていて天井の様に高くて床の様に低いんだけど、疫病と殺戮と飢饉と戦争が人生は何を用意しているかを教えてくれるんだけれど、何かもっと悪いことが起こりそうで一日を呪ってるんだけれど、夜にはまた誰か倒れてしまうんだけれど、ただただ黒い雨が降るだけなんだけれど、やってくる列車にはもっともっとトンネルがあって抜けた所は光の終わりなんだ。
posted by ノエルかえる at 13:57| Comment(0) | TrackBack(0) | Other Recordings | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月02日

Reaching for the Rail

 きょうは、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏全集を出して、14、15番を聞いて、それから、1、2、3番を聞いて、それから、11月30日は、ピンク・フロイドの『 the Wall 』が発売された日だそうから、リチャード・ライトの『 Broken China 』を聞く。これから、6、7、8番を聞こうかと。
posted by ノエルかえる at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

I Wandered Lonely as a Cloud

 ブレクバド・パートリッジ・ロウの「 From Germ to Gem 」の中で、小道具の様に使われていた、ワーズワース William Wordsworth の「 Daffodils 」。とりあえず読んでみました。
( 元にしたのは、Wikipedia に掲載のもの、 )




幾つもの谷、幾つもの山、その遥か上空に漂うはぐれ雲。
その様と同じ私は、彷徨い歩いていて、
その高所からの眺望が一挙に目に入った。
それは、湖の側、木立の下の
大量に密集した一群れの水仙が、
微風に細かく揺れ踊っている様子だった。

天の川の中で輝き瞬く幾つもの星。
その様と同じで、隙間もなく生い茂っている水仙は、
湖の畔に沿って、
終点を持たない線を伸ばしていた。
軽快な踊りに花冠を揺らす水仙、
それは、一目にしただけで、一万輪があると、私には分かった。

湖の波も側で踊ってはいた、だけれども、
水仙の踊りは、その喜色が、煌めく水の踊りに勝っていた。
そのような愉快な一団を前にして、
詩人でさえも、陽気にならずにはいない。
私は魅入っていた。目を移し、でもまた、魅入ってしまった。
ただ、その眺めが何れ程の価値のあるものか、ということには思い至らなかった。

時間が空くと、あるいは、思案に暮れるとき、
私は、屢々、寝椅子に横になるのだけれど。
その時、その水仙が、私の心の目に鮮やかに写る。
あの孤高であることの至福、それを体現していた水仙。
嬉しさが心を満たして、
私は、水仙と手を取って踊るのだ。
posted by ノエルかえる at 11:06| Comment(0) | TrackBack(0) | Other Recordings | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月01日

0.6ケルビン ( 超電導転移温度 )

 「 The Cryonic Trombone 」の歌詞、APE house のプロモーション・ビデオを見るまで、0.6 kelvin だと気が付きませんでした。
 ので、訂正しました。
posted by ノエルかえる at 16:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

From Germ to Gem 訳

 これも、とりあえず読んだだけ、



分子から宝玉へ至る長い物語りが紡がれる、宝玉から分子へ至る長い時間が瞬く間に過ぎる。語り部が、次から次へ、次から次へと話が逸れながら語っていくのに、辟易するものは一人も居ない。夜明けが来て、夕暮れが来ても、夕暮れが過ぎて夜明けが過ぎても、もぐもぐとした語りは続く。何週もが過ぎれば、月が変わり、何月も過ぎれば、年が変わる。その念仏のような語りを聞いているうちに死んでしまう。モールヴァンヒルに居た間、私は、ずっと、ワーズワースの「水仙」を読んでいた。そうして、とうとう、私の首の上には、ワーズワースの黄色い馬の様な頭があって、頷いている。私は、自分の指を骨が見えるまで切ってしまった。遠くで鳴る電話が聞こえる。遠方からかかった電話だ。何と言うかはもう分かっている。「ぼくは大丈夫。もちろんだよ。君はどうなの?」 酒も止めるつもりだ、薬も止めるつもりだ。一条の希望が見えたから、と、私は言うだろう。主治医は女性だ。私は、これはさっぱりとなる好機かと、聞くつもりだ。「もっと長生き出来ようか?」「もちろんですよ。」 彼女は電話で言うのだ、「見かけ以上は長生き出来ませんけれど。」 インクと私を消してくれ、苺ちゃん。私は彼女の考えが分かったから、彼女のさくらんぼを頂いた。これが、めでたしめでたしの始まり方。
posted by ノエルかえる at 15:21| Comment(0) | TrackBack(0) | Other Recordings | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

小督

 昨日は、テレビで、花鳥風月堂−百花繚乱を見る。能『紅葉狩』、地唄『紅葉尽くし』、独調『駒之段』( 『小督』から )、琵琶語りで『小督』、仕舞『野宮』。
 それから、XTC 『ビッグ・エクスプレス』( my order list )、モノクローム・セット『プラチナム・コイル』。
 『 Gonwards 』の祖型を XTC の中で探すと、「 Shake You Donkey Up 」か知ら。
posted by ノエルかえる at 08:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする