2013年11月30日

ベルナール、パートリッジ対談「 Love on a Farmboy's Wages 」7

ベルナール「( 笑い ) 本当ですか?」
パートリッジ「たぶん、扉を閉じた後には、私のことをもっと悪く言っていたでしょうね。」
ベルナール「間違いないですね。その可愛らしい表現は、どう言う意味なのでしょう?」
パートリッジ「私がプロの音楽家になる前にしていた最後の仕事は、デパートでポスターを描くことだったのです。それは、当時、絵札描き( ticket writer ) と言われていたのです。彼女の父は広告会社のオーナーでしたから、私をそう呼んでいたのだと思いますよ。」
ベルナール「なる程。可愛らしいです。彼女の父上は、立派な絵札描きだったわけですね。1ポンド紙幣描きだったのですね。」
パートリッジ「その通りです! ( 笑い ) それに、彼は飛び上がれなかったでしょうね。胴回りが相当でしたからね。」
ベルナール「( 笑い ) さて、この歌詞に私が強く惹かれる理由の一つは、妻を養う財力がないとあからさまに不安がって、歌詞全体がその不安の中で揺れ動いているところにあります。揺れ動きの中には、とても美しい憧憬もあるのです。「 We will borrow your father's carriage / We will drink and prepare for marriage 」の行です。ここで、主人公は、暖かさと愛情を感じているのに違いないです。それが一層に、現実世界での収入の不安を背景として引き立てているのですね。」
パートリッジ「( ちょっと考えて ) ええ。」
ベルナール「( 笑い ) 私は歌を理解してるでしょうか?」
パートリッジ「( 笑い ) いやあ、まるでイタリア人のインタビューそのものですね。彼らはそう尋ねるのですよ。15分かけてこう言うのです。( イタリア訛りの英語で ) 「私はこう感じるのです。あなたが言っていると。比喩です。ええと、寓意です。ええと、あなたの表現の方法です。」と、こうイタリア人は質問をして、その後しばらくの間があって、こちらから言えることは、「そうです、ルイージさん、お分かりですね。」と言うことなのです。イタリア人は、そう言う質問をするのでよく知られていますよ。」
ベルナール「( 笑い ) タンク ユウ ア ヴェリィ マゥツ!」
パートリッジ「イッツ ア ニィチェ!」[ イタリア訛り ]
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Christmas Flood of 1717

 きのうは、『 Through The Hill 』と『 Powers 』を聴いた。1717年のクリスマス洪水の絵をながめながら。

File:Christmas flood 1717.jpg - Wikipedia, the free encyclopedia
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2013年11月29日

Seagulls over Wonderland

 きのうは、『 The Big Express 』『 Orpheus - The Lowdown 』を聴く。

 「 Seagulls Screaming Kiss Her, Kiss Her 」はムールディング「 Wonderland 」をパートリッジが発展させたものかも知れないと感じた。「 No Thugs in Our House 」は「 Making Plans for Nigel 」を、「 The Mayor of Simpleton 」「 Life Begins at the Hop 」をそうしたように。
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2013年11月28日

『 Nonsuch 』の位置

 私は、 XTC『 Nonsuch 』は、傑作だと思っています。ポピュラー音楽の中での『 Nonsuch 』の位置は、芸術音楽の中でのオリヴィエ・メシアンの『トゥーランガリラ交響曲』と同じなのではと思っています。
 『 Nonsuch』の時のパートリッジの年齢は、39歳。『トゥーランガリラ交響曲』の発表は、1949年で、メシアンは41歳だけれど、作曲は、46年から48年なので、38歳から40歳。人生の中で同じ頃の作品と言うことになるのではないか知ら。
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2013年11月27日

すてぃーぶん・うぃるそんの方法

 おとといは、テレビで『シャレード』を見た。きのうは、the Monochrome Set 『 Super Plastic City 』とアンサンブル・ノマドの近藤譲の作品集『表面・奥行き・色彩』を聴いた。『 Super Plastic City 』はとてもいい。

 私は、まだBlu-rayのサラウンドを聞いていないのだけれど。それでも、少し思うところを。
 Steven Wilson さん、King Crimson のサラウンド化をして来たとのこと。私は、キング・クリムゾンのファンではなくて、レコードもLPで『 Discipline 』までのオリジナル・スタジオ・レコーディングを持っていただけで、CDに買い替えてはいない。( 『The League of Gentlemen 』も持っていたけれど。 ) つまり、もう何十年も全く聞いていないわけ。
 キング・クリムゾンについてはその程度しか知らないのだけれど。各部位を明快に提示して行くと言うスティーブン・ウィルソンさんの方法は、『 Larks' Tongues in Aspic 』には、最適だったのではないかと思う。細かなフレージング、指使い、ピッキングなどなどまでが、手に取るように聴こえるのは、聴く方には興味深いものであるし、それ以前に、アンサンブルの妙がより深く楽しめるのではないかと、想像する。
 しかしながら、その同じ方法が XTC 、それも『 Nonsuch 』には合っていないのではないかと思う。XTC の作品(『Nonsuch』)では、幾つかの音を重ねて一つの音を作っている。絵画で言えば、重ね塗りで一つの色彩を創り出しているのと同じ、料理であれば一口の味のために幾つかの調味料を隠し味に入れるのと同じ。それで、一つの音に、厚みや深みが生まれて、ある感触を得ることが出来て、聴く側がそこに陰影や立体感、それに他の感覚、匂いや色を感じさせるのだと思う。それを、例えば絵画の研究でX線などで分析し、塗り重ねたすべての層を明らかにしてどのような色、どのような素材が使われているのかを調べて行くようなことは、大切なことだし、そこから得られた知見は、作品を鑑賞する際の理解にも資するものだと思う。けれども、分けられたままでは、作品の味わいが再現出来ないのだと思う。
 それで、今回のスティーブン・ウィルソンさんの『 Nonsuch 』へのアプローチは、私は、失敗だったように思う。ショスタコーヴィチにしても、激情的な演奏や機能的な演奏がそれぞれあるのだから、ウィルソンさんの版があっても、勿論いいのだけれど。
 スティーブン・ウィルソンさんのこの方法でならば、もう作業が終わっていると言う『 Drums and Wires 』はいいかも知れない。『 English Settlement 』は合っているように思う。
 APE フォーラムでも、主にクロスフェイドのことが話題にされているのだけれど、その不満は、やはり音色も関わっているのではないかと思う。どちらかと言えば、 XTC ファンには歓迎されていないのでは、と感じた。
 どうせなら、やはり、180gビニール盤の方が良かったし、せめて、SACD の方が良かった。それがオリジナルマスター版であっても、リマスタリングされたものでも。もしかしたら、『 Nonsuch 』は、モノーラルの方がいいのではとも思う。


 追記:
 私は5.1サラウンドシステムを持っていないのだけれど、届いて直ぐに、オーディオ・マニアの知人に電話した。彼ならシステムを持っているだろうと思ったので。聞かせて欲しいと言ったのだけれど、返事は、いいけれど、サラウンドはないよ、音楽にサラウンドが必要?、ラッヘンマンか何か?だった。サラウンド、、何時になるかなあ。
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2013年11月26日

ベルナール、パートリッジ対談「 Love on a Farmboy's Wages 」6

ベルナール「分かります。ところで、歌詞は、「ああなんてこと、家族を養えるだけの金が稼げそうもない」類の一つですね。」
パートリッジ「私がいまだにそのことで悩んでいるのはご存知のことだと思うのですが。いまでも脅威なのですよ。( 笑い ) 自分ではこれくらいは受け取ってもいい筈だと思う額の金が得られないことについては、もちろん、苦々しく思っていますよ。見回してみれば、例えば、エルビス・コステロのような人や同世代の人がいて、私は思うのです。「何で! あいつらは俺より金持ちなんだ!」 「エルビスと同程度のいい曲を俺も書いてるだろ!」と、言ってしまいそうなんですよ。巫山戯ても自惚れでもなく、本気で言いそうなんです。エルビスと同じ暗いいい曲を書いて来たと思うのですけれどね。」
ベルナール「エルビス・コステロさんのインタビューを読んだことがあるのですけれど、それによれば、彼もそう考えているようですよ。貴方のソングライティングを賞讃していました。」
パートリッジ「でもね、サンデータイムスの富豪リストにエルビスの名前を見るとね…、」
ベルナール「ああ。でも、私は、コステロさんが裕福だとは思ってはないのですが。」
パートリッジ「ふうん、私は分かりませんけれどね。彼の最近の決算は、2,000万だったと思います。そんな額の金を私は作ったことがありませんよ。それに、この世界で私が得るべきだと思っている額の一部でも得たことがないですよ。この歳になってさえ、「ガルルル、ガルルル」って思っているのですから。」
ベルナール「思うのですが、この歌は、お金のことを明言した最初の貴方の歌ではないでしょうか。これ以前の歌では、この歌程にはっきりとはしていなかったと思います。例えば、「 Paper and Iron 」などがありますが、他のものと同様に、社会主義的な意見と言うだけだったのですが。」
パートリッジ「そうですね。同時に、働くことへの誇りも歌っているのです。そうですねえ、私の父もいくらを稼いでいたのかを私に教えようとはしなかったと言うのも事実ですね。母に教えていたとも思えません。父は母に週に 額 X の金を渡していました。でも、それについての会話はなかったのです。
 言う必要もないことですが、私は農場で働いたことはありません。強いて言えば、ほんの何回か父を手伝って、農場から搾乳された乳を集めたことがあるだけです。父は、Latton Creamery ラットン乳業で働いていたことがあるのです。トラックで農場を回って、一杯になったのや空の缶を集めるのです。時たま、それを手伝ったのです。それも骨の折れる仕事でした。でも、農場で働いたことはないのです。寓意ですね。」
ベルナール「ですが、農場は、主題として、貴方を惹き付ける何かがあるのではないでしょうか。「 Senses Working Overtime 」の話しをされた時に、その歌では、中世の農場に心を通わせていると話されていました。」
パートリッジ「ええ。短い劇か何かを書く場合ですが、それでも、長い脚本や本を書くのと同じなのです。舞台を設定しなければならないのです。そう出来るのならば、自分の経験から引き出してもいいですけれど。私はですね、絵を描いて、彫刻を彫ったのです。私の恋人の両親のです。その恋人は妻になりましたけどね。その両親が、私はよくないと言ったのです。実際、「跳ね上がり者、二ペンス小僧、半ペンス絵札描き」と私のことを呼称していました。」
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2013年11月24日

のんさっち2013

 きょうは、まず、ヴェーベルンの交響曲作品21とカンタータ二番作品31を聴いてから、24bit LPCM Stereo と 24bit LPCM Original Master を聴いた。この後は、メシアンのトゥーランガリラ交響曲でも聴こうかと思う。

 素晴らしかった。スティーブン・ウィルソンのエディションも素晴らしかった。その素晴らしさは、映画『 Avatar アバター 』の様な素晴らしさ。( 私は見てないけれど。 ) でも、正直に言って、私には、24bit LPCM Original Master が一番に良かった。それで、アルバム発表当時のことを思い出した。当時は既にCDの時代になっていて、私も『 Nonsuch 』はCDで買った。けれども、当初から一般的にCDの音はよくないと言う人はいた。『 Nonsuch 』の頃は、CDの音質も向上してたと思うけれど。そんな中で発表された『 Nonsuch 』を、アナログの感覚を持った素晴らしい音色のアルバムと評した人があったように思う。うろ覚えなので、誰が何処で言ったのかは思い出せないのだけれど。
 それで、今回の企画のスティーブン・ウィルソン版、私には、新しいスタンダードにはなりそうもない。どうせなら、『 Gonwards 』の時のように、ミックス・キットにして、各パートを高音質のままで個別に収めてくれた方が良かった。それに、残念なのは、ブックレットに、ウィルソンのノートがないこと。彼の分析や考えが分かれば良かったのにと思う。
 まあ、まだ、Blu-rayを聴いてないので。

オーディオ関連でのレビューがあったので:
SACDラボ♪♪_XTC Nonsuch Blu-ray Audio

「 Blu-ray Audioの音源は24bit/96kHzです。
 2chでもサラウンドでも、音は微粒子のようなサウンド・シャワーといった感じです。「淡彩な音」が何層も重なっている感じでしょうか。
 バンドは高域が強めの音ですが、微粒子のような音と、綺麗なリヴァーヴでイヤな感じはしません。
 ですから2chでも十分に気持ちよい音が飛び出します(なにより音楽がいいし)。サラウンド派の僕も、この2013MIX 2chは聴きたいし、別収録のオリジナル2chミックスも聴き込みたいと思いました。」
「 そしてサラウンド。
 XTCの演奏はバンド・サウンドですが、サラウンドが似合います。
 全体的には「きめ細やかなサラウンド」と思いました。2chでも書いた微粒子な音が、自然に360度ひろがります。
 スティーヴン・ウィルソンのサラウンドは、わざとらしさが全然ない職人芸といったところ。ヴォーカルはセンタースピーカーに。
 ほかは、いろいろな音が自己主張しないで、自然にリスナーの周りに位置している感じなんです。
 ほんとうにセンスがいい。XTCのウォームな音楽に合うし、実験的なアレンジにもピッタリです。
 あとサラウンドではサブ・ウーファーに低域が多く含まれているせいか、2chよりも低音が厚くなります。」
posted by ノエルかえる at 15:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月23日

This Be The Verse

 フィリップ・ラーキン PHILIP LARKIN の「 This Be The Verse 」。( 1971年 ) 訳してみました。トーキング・ヘッズも、この詩を踏まえて「 Sax and Violins 」を書いたそうですが、私には、「 Making Plans for Nigel 」に繋がるように思えます。

 元にしたのは、The Poetry Foundation に掲載のもの:
This Be The Verse by Philip Larkin : The Poetry Foundation




お前を滅茶苦茶にする、お前の母さんと父さんがね。
そんな心算はないのだけど、そうしてしまうんだ。
自分たちが犯して来た過ちをお前に詰め込んで、
新しい過ちを付け加える。お前のための過ちだ。

実際、あいつらも自分が子供の時には、
旧式の帽子と外套に身を包んだ阿呆たちにそうされた。
いつでも、自己抑制の効かない厳格さを発揮して、
いつでも、相手に食って掛かる阿呆たちにね。

無惨にも、人は人へと手渡される。
大陸棚よろしく、ゆっくりと沈んで行く。
お前がそう出来るなら、早くそこから上がって来るんだ。
それに、子供なんか儲けるんじゃない。





追記:
インターネットでも、この詩を含んで、フィリップ・ラーキンについての広本勝也先生の論考が読むことができます。
フィリップ・ラーキン 交錯する二つの声

私の「 soppy-stern 」の訳は違っているのですけれど。
一般には、soppy:self-indulgently sentimental 、stern:serious and unrelenting の相反する性格の概念をs の頭字で一つにした、ビクトリア時代の精神を表すものと読まれています。
私は、soppy の lacking spirit and strength of character の意味をとって、他人に何の配慮もせずに厳格なだけで相対するような性格なのかな、と思って訳しました。
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2013年11月22日

XTC Nonsuch DVD-audio、advanced stereo

 きのうはあまりに狼狽してしまった。でも、5.1サラウンド用ミックスを通常CDにしたためかもしれない、と思い直した。
 きょうは、DVD-audio 版を聴いた。私はサラウンドシステムは持っていないのだけれど、5.1を選択してもそれなりに聞こえるだろうと思って、スタートさせたけれど、やはり音が変なので、advanced stereo を選択して再生した。悪くはない。細部まで鮮明。それが欠点にはなっていない。でも、昨日で気持ちが冷めていると言うこともあると思う。惹き込まれることはなかった。それでも、最期まで通して聴けた。なんと言えばいいのだろう、スタジオの空気? 魔術的な気配が消えているように感じる。人工的なのだ。Blu-rayだと、また違うのか知ら。もっといいかも知れない。
 通常CDは、どう言うことなのだろう?
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2013年11月21日

やっと

 きょうは、これから、XTC『 Nonsuch 2012、Seven Wilson edition 』を聴くつもり。まずは、通常CDから。

 聴いている途中なのだけれど、「 Rook 」のところ、私は、とても戸惑っているし、正直に言って、失望している。音が悪過ぎる。Ian Cooper 版の方が数段、いや比較にならない程よかった。確かに、音の分離はいいし、コントラストはいいのだろうし、クリアだ。これまで聞かれなかった様な音も聞こえる。でも、それが長所に聞こえないのだ。それぞれの音に膨らみがないし、全体の雰囲気がない。音像から、色彩感や触感、香りが消えている。だから、立体感もなくなっている。通常CDだから、5.1サラウンドではないのだけれど。何と言うか、人工的と言うのか、音楽が死んでいるように感じる。XTC を聴いて、こんな失望感を味わったことはなかったし、するとも思わなかった。最低だ。
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Virgin Beauty

 きのうは、『相棒』を見た。それから、オーネット・コールマン『 Virgin Beauty 』を聴く。1988年のアルバム。当時、これは XTC の新作と言われて聞いたら、私は信じていたかも知れない。かも知れない。『 Skylarking 』と『 Oranges and Lemons 』の間のブランクだし。と言うか、このアルバムに、パートリッジがギターで参加すればよかったのに、と思う。
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2013年11月20日

Safari

 きのうは、オーネット・コールマン『フリージャズ』をかけてボーっとして、それから、『ゴンワーズ』をかけてうとうとした。それから、クラウス・フーバーをYouTubeで聴こうと思い、MacBookを開けてSafariを押したら、ドックで跳ねるばかりで起動しないので、Safariの不調はいつものことだから強制終了をして、オペラを起動しようとしたら、予期せぬ理由で終了しましたの掲示が出て起動しないので、Safariが干渉したのだろうから、仕方ないので、インターネット・ブラウザはみな駄目かなと思ったのだけれど、ファイヤーフォックスを押したら、問題なく起動したので、それで、『 Kammerkonzert ≪Intarsi≫ 』を聴いた。とても美しい。
 XTC『 Nonsuch 2013 』は、まだまだまだ聴かない。
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2013年11月19日

ベルナール、パートリッジ対談「 Love on a Farmboy's Wages 」5

ベルナール「ギターですけれど、貴方とグレゴリーさんはお二人とも、アコースティック・ギターを弾かれて…、」
パートリッジ「ええ。私たちはアコースティックで曲を開始しています。それで、歌い初めのところですが、フレンチホルンの様に歌おうとしたのです。変に聞こえるかとは思いますけれど。」
ベルナール「いいえ。貴方の声がフェイドインするような方法は、まったく理に適っています。」
パートリッジ「あれはとてもイギリス的に聞こえます、それにとても野外的に聞こえます、そうですよね。それで、歌は、「 we will borrow your father's carriage 」の行に進みます。デイブは、そこでエレクトリック・ギターを加えているのですよ。音響の支えになるようなものですね。それに、デイブがプロフィット5 で作った合成のフレンチホルンもここに加えられていたと思います。」
ベルナール「ブリッジ部分になると、たくさんのパーカッションがありますよね。ウッド・ブロック、シンバル、ベル、…、」
パートリッジ「羊が画面に入って来るのです! ( 笑い ) ウッド・ブロックがありますね。それに、カウ・ベルもあったと思うのですが。」
ベルナール「ブリッジ部分では、ヴィブラスラップも使っていますね。」
パートリッジ「もちろんです。どの人の背骨も同じような音がするものですよ。背骨の音を出そうと思ったら、ヴィブラスラップを使わなくてはね。
 歌詞の「 Breaking my back 」のところは、実は、ヴァース部分のパターンと同じなのです。同じ密集配分、開離配分を使っているのです。[ 原文:using the same open and closed notes ] ですが、密集配分した音は、音程を上げています。それで、開離配分した音は、密集配分した音に対しては、やや不協和音に聞こえるのです。分かりますか?」
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2013年11月18日

ホフネン

 きょうは、Marion Brown『 November Cotton Flower 』をかけている。とても気持ちがいい。その後は、Misha Mengelberg / 豊住芳三郎『逍遥遊』の「 Yuku Kawa no Nagare wa Taezushite 」でもかけようかなあ、the Monochrome Set の『 Super Plastic City 』にしようかなあ。
 XTC『 Nonsuch 2013 』は、まだまだまだ聴かない。

 見たい映画、山内桂さんが作った『ホフネン』。

HoFuNeM /ホフネン (for promotion) by Katsura Yamauchi - YouTube
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2013年11月17日

赤い

 最近は、土曜の夜に『シャーロック・ホームズの冒険』を見る。半分は寝てるけど。それで、日曜の朝は遅い。きょう聴いたのは、タートライ四重奏団の赤っぽいホーフブルグ宮殿の絵のジャケットのハイドンの太陽四重奏曲と、真っ赤な色が印象的なジャケットの Marion Brown の『 Why not? 』。
 XTC『 Nonsuch 2013 』はまだ。
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2013年11月16日

女神たち

 XTC の各アルバムから、パートリッジの女神たちの歌を選んでみました。『 English Settlement 』からは、選べませんでした。


Statue of Liberty
Battery Brides (Andy Paints Brian)
Helicopter
Burning With Optimism's Flames
Ladybird
All You Pretty Girls
Mermaid Smiled
The Loving
Then She Appeared
Easter Theatre
Church of Women
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2013年11月14日

And Your Bird Can Sing 訳

 XTC『 Nonsuch 2013 』を、今日は聞こうかと思っていたのだけれど、先日読んだレイ・デイヴィスの『 Revolver 』評の中の「 And Your Bird Can Sing 」のことが思い出されて、ちょっと、Beatles のホームページで、「 And Your Bird Can Sing 」を見てからにしょうと思って、見てしまいました。すると、歌詞があまりにも意味不明なので、考え込んでしまいました。「 bird は鳥のこととは思えない、恋人のこと? 前作のアルバム『 Rubber Soul 』の「 Norwegian Wood (This Bird Has Flown) 」の続き?」などと思いめぐらしました。それで、訳すとしたらどうすればいいのか知ら、と考えていて、ストラヴィンスキーのオペラ『 Соловей / 夜鳴きうぐいす 』に繋げてみたらいいかもと思い付いて、そうして見ました。
 と言う次第で、ビートルズに捕まって、XTC『 Nonsuch 2013 』を聞くことは出来ませんでした。


陛下、私にも納得をさせて下さいませ、
陛下はお望みのものは既にみなお持ちだと言うことを、
それに、お持ちの鳥は歌うのですね、でも、
陛下は、私を捕まえておられない。

陛下は仰いました、七つの奇観は既にみなご覧になったと、
それに、お持ちの鳥は若いのですね。
でも、
陛下は、まだ、私をご覧ではありません。

もしも、ご自慢の財宝がその重さで、
陛下を圧し潰しそうになりましたら、
こちらに向いて下さい、
私は、少し離れたところに居りますから。

もしも、お持ちの鳥が声変わりをしたら、
陛下は、幻滅されるか知ら?
いえ、お気付きになるかもしれません、
少し離れたところにいる私に。

陛下は私に話して下さる、この世の音楽は既にみな聞いたのだと、
それに、陛下の鳥はスウィングするのだと。
でも、今は、私の声を陛下はお聴きになられない、
私を聴いては下さらない。




元にしたのは、Beatles のホームページの歌詞:
And Your Bird Can Sing | The Beatles

Alan W. Pollack's Notes on "And Your Bird Can Sing"


追記:
どうして、考え込んでしまったか、と言うことですけれど、
「あなた」は、欲しいものはなんでも持っていて、世界の七不思議も見たことがあり、世界のあらゆる音楽も聴いている、というのですから、その「あなた」が持っている「 bird 」は、とても珍しいものの筈なのです。でも、歌詞に出る「 bird 」は歌うのです。それは普通のことだと思います。それで分からなくなったのです。「 your bird is green 」も。blue bird という表現はあるのだけれど、green は? green が色だとすれば、日本で育った私には、すぐに鶯が思い浮かびます。イギリスにはいないのかも知れないけれど。緑の猫とか緑の馬は珍しいでしょうけれど。
 それで、最初は bird を恋人にして訳してみようと思いました、でも、 bird や green のイメージを盛り込まないのは、失敗だと思って。それから、「 When your bird is broken 」の行まで行くと、恋人でなくて機械の鳥?と思い直してみたり。でもその時、break の他の意味、声変わりを思い付いて、 ギリシャ的恋人つまり若い男の子でもいいけど、鳥のままでも作れると思いました。その時に、ストラヴィンスキーの『夜鳴きうぐいす 』を思い出したのです。
 ところで、その前に、「 green bird 」と言うのは何かあるのかと思って探しました。カルロ・ゴッチィ Carlo Gozzi 、18世紀のヴェネチアのコンメディア・デッラルテ Commedia dell'arte の作家で『トゥーランドット』が有名、に『 The Green Bird 』という作品がありました。
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2013年11月13日

ベルナール、パートリッジ対談「 Love on a Farmboy's Wages 」4

ベルナール「ベースについても少し話して下さい。」
パートリッジ「ええ、コーラス部分なのですけれど、「ベースで、牛のように出来ないか?」とコリンに頼んだのです。」
ベルナール「( 笑い ) 牛ですか?」
パートリッジ「ええ、コーラス部分ですね、歌詞の「 Shilling for the fellow who brings the sheep in 」の所です。きっと、「モー」って聞こえますよ。( ベースの音を真似て歌う )」
ベルナール「( 笑い ) なる程、テーマに適っていますね。」
パートリッジ「完璧ですよ。「ええ! XTC は何をしてるんだ? 雌牛の乳搾りをしてるのか? ジャージー牛の乳搾り?」と、聞いている人たちに思って欲しかったのです。もちろん違いますよ、あれはベースです。牛になるべく似せたベースの音なのです。歌の世界の設定は、何もかもが草丘なのです。分かりますか? とてもイギリス的な風景ですけれど。きっと、間違ってない風景を思い描いて下さいね。
 それから、コーラス部分の最後で、コリンが弾くカウンター・メロディ、歌詞の「 love on a farm boy's wages 」のところですね、あれが、私は本当に好きなのです。」
ベルナール「そのカウンター・メロディは、あなたが思い付いてムールディングさんに弾くように頼んだのですか、それとも、ムールディングさんが考え出したのですか?」
パートリッジ「コリンが考え出したのだったと思いますよ。あれは、とても気持ちがいいです。それから、コリンのベースライン、コーラス部分には転調して入って、最後には、ヴァースのルートに戻るのですけれど、その方法も大好きなのです。」


追記:
「 I also like the way the song appears to change key as it moves into the chorus, but it actually just goes to the root key of the verse. 」の部分、訂正しました。
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2013年11月12日

Chipping Norton institute

 きょうは、1992年オリジナル Nick Davis 版 XTC『 Nonsuch 』( ヴァージン・ジャパン版。これを買った時には、腕章を貰ったけれど紛失した。 )をかけている。やはり、音は広がりに欠けるか知ら。まだ、Steven Willson 版は聴かない。
 でも、ブックレットには、少し落胆。ノートは、『 Skylakring 2010 』や The Dukes Of Stratosphear に付けられたものと較べても、量的にも少ないのではないか知ら。さっと読んだだけの印象だけれど、内容的にも、薄いように感じた。グレゴリーさんのノートをとっても、いつもの詳細さに欠けるように思えた。いずれ、全文を訳したいと思うので、詳細に読めば、作品に対しての理解を深めるか、思っても無かったような視点を得られるかも知れない。

 それで思ったのだけれど、ビル・ゲイツ氏級の富豪が XTC の熱心なファンと言うことはないのか知ら。もしそうなら、 XTC の版権とマスター・テープをすべて買い取って欲しい。それに、財団を作って、チッピング・ノートン・スタジオのあった建物も買い取って、そこを、チッピング・ノートン研究所として、XTC の研究センターにして欲しいのだけれど。マスター・テープを最善の状態に保つことはもちろんだけれど、スタジオを再建して、そこで、いつでも聴けるようにして欲しい。各パートのトラックも聞いて検討出来るようにして欲しいし、リハーサルのテープ、デモ・トラックも存在するものはすべて聞ける状態にして欲しい。それに加えて、パートリッジの創作ノート、ムールディングのものも、閲覧が出来るようにして欲しい。そして、グレゴリーさんの日記も。そのほかの資料も収集して欲しい。私には、とても無理だけれど。
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各曲目ノート

 きのうは、Ian Cooper 版のXTC『 Nonsuch 』を聴いただけ。それでも、DVD-A とBlu-rayの両方を開封してみた。驚いたのは、ブックレットの小ささ。それよりも、XTC 三人のノートはあるのだけれど、各曲ごとのノートが無いようなこと。
 けさ、APE のフォーラムを見ると、DVD-A の方なのだけれど、5.1サラウンドが再生出来ないと書いている人がいた。再生機の機種に依るのかも知れないけれど、その人は、キング・クリムゾンやジェネシス、トーキング・ヘッズのサラウンド版は同じ再生機で5.1サラウンドが再生出来るのに、と書いている。
 どうなのか知ら?
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2013年11月11日

Ian Cooper edition

 きょう 11月11日は、パートリッジの誕生日。『 Nonsuch 』を聴く。まずは、2001年、Ian Cooper edition 。最初の、と言っても、私のは日本盤だけれど、は手元にないので。


Ian Cooper Discography at Discogs

A-264258-1363806507-7979.jpeg



 アルバムが終わったので、オーディオは消して、MacBookでYouTube につないで、Klaus Huber の作品を。『 Cantiones de Circulo gyrante 』( 1985 ) Raummusik für drei Gruppen und fünf Einzelspieler
テキストは、Hildegard von Bingen und Heinrich Böll 。
posted by ノエルかえる at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベルナール、パートリッジ対談「 Love on a Farmboy's Wages 」3

ベルナール「ドラムのパターンの話しに戻りましょう。貴方は、ドラムのパターンから生まれたものだと言われてました。ドラムのパターンとアコースティック・ギターで作り始めたのですよね。」
パートリッジ「ええ、ちょっと、ドローンするようなリズムのパターンを見つけたのです。( パターンを歌ってみせる。 ) ヴァース部分で聞けるパターンですよ。それで、その周期的なドラムパターンを回してみたのです。そうして、それに話し掛けました。この会話が必要なのですよ、本当に。」
ベルナール「それから、先ほど、ブリッジについてその感じのことを話されたのですけれど、どうして、あの方向へ持って行かれたのですか?」
パートリッジ「調性から離れたかったのです。歌は、基本的には、ホ長調です。[ Eのキーです。 ] ミドル部分では、それを嬰ヘ長調に上げているのです。[ F# のキーに上げているのです。 ] その時には、ギターの開放弦を使っています。そうすると、まだ、ドローンした感じにはなるのですが、何と言うのでしょうか? ジャズ的な空間に入って行くようなのです。どうしてそうなるのかは、私には分かりません。たぶん、コードの選択、あるいは、強勢の選択でそうなるのでしょう。でもそれがとても自然で、私はそうしたいと感じたのです。そうですね、「よし、農場にずっといる、田舎暮らしのままでなくて、そこから離れてしまおう。」と言う感じだったのですね。あの部分では、スウィングした感じにしたかったのです。」
ベルナール「その部分ですけれど、ピーター・フィリップスさんのそのジャズの感覚の演奏能力が、貴方をより一層に刺激したのでしょうか?」
パートリッジ「ええ、ピーター・フィリップスは卓越したドラマーです。確か、デイブが彼を推薦したのです。ピーター・フィリップスは、グリッター・バンド Glitter Bandの後、ランダム・ホールド Random Holdと言うバンドにいたのですけれどね。」
ベルナール「ええ、ランダム・ホールドは、いわゆるプログレッシブ・バンドですよね?」
パートリッジ「ええ。ランダム・ホールドは、私たち XTC のイギリス・ツアーのサポートをしてくれていました。大抵はですね、安ホテルの食堂に、二日酔いでふらつきながら降りて行って、酔い覚ましの朝食を、ピーター・フィリップスと一緒に摂ったのです。他のランダム・ホールドのメンバーも一緒でしたけれど。時には、夜に、ランダム・ホールドを見ましたよ。それで、「ああ、なんていいドラマーなんだ、彼は。忘れずに覚えておこう。」と、思ったものです。テリーが辞めた時に、デイブが「僕は、ピーター・フィリップスの電話番号が分からないかなあ、彼を見つけて、来てくれるように頼もう。」と、言ったのです。
 ピーター・フィリップスは、完璧でした。実は、グリッター・バンドの時のようにかそれ以上、ランダム・ホールドの時の様により荒々しい、ドシン-ガシャンになるのではないかと、心配していたのですけれどね。でも、かれは、素晴らしい軽いタッチも出来たのです。ジャズの感覚に光を合わせることができたのです。「 Ladybird 」でも、それを披露していますよね。」
posted by ノエルかえる at 10:09| Comment(0) | TrackBack(0) | Mummer | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月10日

牧神の午後

 きょうは、the Monochrome set『 Super Plastic City 』、
Pink Floyd『 Wish You were Here 』、
ショスタコーヴィチ『交響曲第四番』ストラットキン指揮セントルイス交響楽団、
Marion Brown『 Afternoon Of A Georgia Faun 』、
を聴いた。
 XTC『 Nonsuch 2013 』は、まだ。

 ところで、クロスフェイドの件、5.1サラウンドでクロスフェイドにするには、記述的な問題があるのか知ら。難しくて、短期間の作業では出来ないとか。それに、気になるのは、パートリッジの文章の「 We were persuaded to drop them by StevenWilson 」の we 。we とは誰のこと? EMIの担当者? ロバート・フィリップ?
posted by ノエルかえる at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月08日

the crossfades

 きのうは、ラッヘンマンの『マッチ売りの少女』を聴くつもりだったのだけれど、聴かなかった。マッカートニーの「 My Love 」に二時間近くかかってしまったから。最初はYouTubeで見るだけのつもりだったのだけれど、気になって、でも、訳してもそのまますっと出来て、5分もあれば清書と思ったのに。ものすごく考えさせられた。

 APE のフォーラムで、パートリッジが、『 Nonsuch 2013 』でクロスフェイドを外したことに対しての弁明を書いている。
「I'm sorry you are missing the crossfades folks. It's a case of not being able to please everybody I'm afraid.Some people complain about the crossfades and some are complaining now they are removed.
We were persuaded to drop them by StevenWilson and a few others,you do have the original mix there if you are missing them.」
 パートリッジは、独断的な人物ではないので、周りの意見に左右されることも多い。現在では、音楽をオーディオで聴くよりも携帯端末で聞く方が一般的で、アルバムと言うフォーマットは衰退気味なので、そうしたのだろう。Blu-rayやDVD-a は携帯端末では再生出来ないだろうけど、端末で「シャッフル」機能などを使うのが通常になっている今の人たちには、アルバムと言う単位は馴染めないのでしょうから。「映画の様に全体を聴いて欲しい」と言っていた人だけれど。でも、セットのCDの方にオリジナルのクロスフェイドを残すところが、パートリッジらしいのか知ら。
 私は、まだ、聴いてないのだけれど。
posted by ノエルかえる at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Paul McCartney「 My Love 」 訳

 元にしたのは、ポール・マッカートニーのホームページ:
My Love - Paul McCartney Official Website





僕が遠くへと出掛ける時があっても、
僕の心が妻の元に残っているのは分かっている。
それは、二人には暗黙の了解事なんだ。
僕の心は、妻が世話をしているのだから。
妻は、私の心を元気にしてくれる。
妻は、私の心を十分に満たしてくれるんだ。

戸棚に何もなくて虚ろな時があっても、
妻の助けで、戸棚にやはり何かあったと気がつく。
それは、二人には暗黙の了解なんだ。
妻の助けは、何処にでも届くのだから。
二人には、分かっていることなんだ。
妻は、戸棚を満たしてくれる。
妻は、戸棚を十分なだけ一杯にするんだ。

僕は愛している、僕の妻。
僕の妻だけが、僕とは違う調性で歌おうとするんだ。
けれども、ああ、
僕の妻の歌声だけが、僕には合うのだから。
妻は、僕にぴったりに歌うんだ。

僕が妻にさよならを一度も言わない理由、
それをこれら先もずっと聞かないで欲しいんだ。
それは、二人にだけの約束事なのだから。
妻と一緒なのは、何処ででもなのだから。
妻は、その約束を当然だと言ってくれる。
妻は、その約束を信用してくれるんだ。

僕の妻、ああ、
僕の妻だけが、僕にぴったりなんだ。
posted by ノエルかえる at 08:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月07日

まだ

 『 Nonsuch 2013 』は、まだ開封していない。きのうは、『相棒 12』を見ただけ。でも、包みの封は切って、中を確認することだけはした。

 ところで、XTC を代表する作品、最高の傑作は、私は、『 Nonsuch 』だと思う。『 Apple Venus /Wasp Star 』もあるけれど。『 Nonsuch 』は、その内容、形式に於いて、類を見ない作品だと思う。例えば、『 Oranges and Lemons 』は、その向こうに、Pink Floyd 『 Wish You were Here 』が見えるし、『 Skylarking 』は、the Beachboys の『 Pet Sounds 』や『 Smile 』が感じられるし、『 Mummer 』『 the Big Express 』は、the Kinks の諸作品が伺える。『 Nonsuch 』は、その内容の隅々までが XTC そのものだし、その形式はそれまでにない全く独創的なものだから。そして、完成されているし。

 ディスクの開封は、11月11日を待つことにしようかと。
posted by ノエルかえる at 08:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月06日

あなたがここにいてほしい

 Pink Floyd の「 Wish You Were Here 」を読んでみました。歌詞は、ロジャー・ウォーターズだと思います。それで、後の『 The Wall 』や『 The Final Cut 』に続くモチーフなのではないかと思います。戦争で亡くなったウォーターズの父への思いがあるのだと。曲の冒頭にラジオからチャイコフスキーの交響曲第四番が聞こえます。第四番は、作曲当時に始まった露土戦争で失われる多くの生命に、避け難い運命と悲しみを思いながら書いたそうですし。
 ピンク・フロイドのホームページには歌詞がないので、歌詞カードとweb で読める歌詞を元にしました。





そうなんだ、あなたは、天国と地獄を分けられると、
自分では思ってるんだ。
刺して痛がらせる松の梢と青い空を分けることも出来るんだね。
じゃあ、剣のように細い葉の緑の原っぱと、
剣のように冷たい線路も分けられるの?
微笑みのゆらめきと面紗のはためきは、どう?
分けられると思う?

それで、あの人たちはあなたに無理に交換させたの?
あなたの憧れの人を幽霊と取り替えたの?
あの人たちは火山灰を持って来て、樹々を持って行ったの?
熱風を持って来て、涼風を持って行ったの?
あの人たちから空々しい慰めを貰って、小銭をあげたの?
それで、あなたは鳥籠の中の主役をあの人たちに渡して、
戦争の端役を引き受けてしまったの?

あなたがここにいれば、と、私は願うことしきりなんだ。
人目から見えなくなった魂は、私たち二人きりなんだよ。
二つの魂は、何年も何年も
金魚鉢の中を泳ぎ回っているようだよ、
見飽きた同じ大地を走り続けているようだよ。
私たちがこれまで見てきたものと言えば、
もう見飽きた同じ恐ればかりなんだ。
あなたがここにいてほしいんだ。
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2013年11月05日

Nonsuch 2013 Steven Wilson edition とおちゃこ

 『 Nonsuch 2013 』受領。DVD もBlu-ray も。別々の包みで届く。

 まだ開封してない。きょうは、ピンク・フロイドの『 あなたがここにいて欲しい 』を聴こう。
posted by ノエルかえる at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

かごめかごめ

 きのう聞いたのは、三善晃『ピアノ協奏曲』『ヴァイオリン協奏曲』『交響三章』と『レクイエム』『詩編』『響紋』の三部作。それから、XTC『 the Big Express 』のA面、「 This World Over 」は「 Washaway 」に差し替えて。
posted by ノエルかえる at 08:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベルナール、パートリッジ対談「 Love on a Farmboy's Wages 」2

ベルナール「チェンバーズさんは、本当に、この曲の時に、歩いて出ていったのですか?」
パートリッジ「本当に、演奏の最中にスティックを落としたのです。シンバルはまだ揺れていました。そこで言ったのです。「ちょっといいか。俺は辞める。行かなくちゃいけないんだ。」 テリーは本当の理由を説明しようとしませんでした。でも、新婚のオーストラリア人の妻から強いられていたのですね。彼女は妊娠していて、新興住宅の汚い家に住むのを望んでいなかったのです。部屋はとても狭くて、家具をベッドルームから廊下へ押し出さなければならなかったのですからね。テリー夫婦は、ダブルベッドを寝室に入れたのですよ。部屋から出るには、ベッドの脇の約15センチの隙間を通るしかなかったのです。それが主寝室でした。
 彼女は、何もかもが泥と汚れに塗れた中で暮らしたくはなかったのですね。お分かりかなあ。まるで、ソンヌの戦場の塹壕にいる様に感じたのでしょうね。( 笑い ) 彼女は、オーストラリアのサーファーの天国から飛んで来たのですからね。来てみたら、ソンヌの塹壕にいるわけですよ。おまけに、妊娠して。彼女がそれまでに子供を持っていたかどうかは、思い出せないのですけれど。まあ、テリーが彼女の為によくないと感じていたことは、よく分かるのです。それに、もう XTC がツアーをしないことは承知していたのだし、「もういい、分かった。」と言うところだったのですね。」
ベルナール「チェンバーズさんは、どう言ったのですか? いつ表明したのですか?」
パートリッジ「少し驚きました。でも、思った程には驚かなかったのです。何か起こるな、と感じてはいましたから。テリーの頭は、場違いな場所に乗っているのが分かっていましたから。その理由ですが。イングリッシュ・セトルメントのアメリカ巡りを始めた途端に、私がツアーを止めたわけです。自分自身がとんでもなことになると考えて、故郷に飛んで帰ったのです。その時に、テリーは、オーストラリアにドナに会いに行ったのですよ。そこにしばらく滞在していました。その頃、私はと言えば、裏庭に座って、曲を書いていたのです。それが『ママー』に収められる曲になったのですけれど。それで、何かが噛み合ってないのは感じていました。兎も角、テリーは、イギリスに帰って来たのだったと思いますね。で、こう言ったのです。「よし、XTC は何をするんだ? さあ、リハーサルをしよう。どんな曲を用意してるんだ?」 ですが、馬銜を銜えて走り出そうとうずうずしている風なところは、まったくなかったのです。」
ベルナール「チェンバーズさんは、普段はどう言う様子だったのですか?」
パートリッジ「いつもはとても熱心だったのです。それで、私たちがアルバムを書いている間は、テリーは、一人で休んでいるか、建築現場で働いているか、友人と飲み歩いているかですね。まあ、その三つを全部していることもありましたけど。でも、『ママー』の時は違ったのです。オーストラリアに直行して、そこで、太陽を浴びて、6X も浴びていたことは確かですね。ああ、ご免なさい。4X ですね。」
ベルナール「( 笑い ) 6X は、貴方の処ですよね?」
[ 6X 、4Xはビールの銘柄。6X はイギリスの、4X は、オーストラリアの。 ]
パートリッジ「6X はイギリスのビールです。オーストラリアでは、4X だけですね。( 笑い ) それで、私は何かが食い違っている様に感じていたのです。彼は、新しい曲を把握することが出来ないで、だらだらと長引かせていました。テリーにとっては、新曲がなよなよし過ぎていたのですね。」
ベルナール「バンドのミーディングは定期的にされていたと思うのですけれど。そこで、貴方たちは、何が起こりそうかを話し合ったと思うのです。それで、その時点で、四人目の正式メンバーをバンドに入れることはしない、と貴方は決めていたのですか?」
パートリッジ「そうですね、こう言う次第でした。「さて、僕らはもうツアーはしてないので、次のディナーがどこから運ばれて来るかは知る由もないわけだ。」 当時、私たちはまだ、ほんの僅かの給金だったのです。それで、誰か他の者を給金名簿に載せるなんて言うのは、どんな酷いことになるのか、全く分からない人がすることですよ。そして、「誰かいいドラマーを捉まえよう。で、そのドラマーは正式なメンバーになるべきではないのだ。」と言うことになったのです。」
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2013年11月04日

Super Plastic City

 きのうは、三善晃『交響三章』を聴いてから、the Monochorome set 『 Super Plastic City 』を聴く。それから、MacBook でJen Olive『 the Breaks 』。それから、アルバン・ベルク四重奏団で『大フーガ』。それに、ミシャ・メンゲルベルグ/豊住芳三郎「 The Laugh is important 」も。
 元々は、三善晃作品を聴こうと思ってたのだけれど。土曜日に、『 Super Plastic City 』が届いていたから。
 『 Super Plastic City 』、黒字にタイトルとバンド名のデザインされた頭文字を、それぞれ、赤と緑で中央に置いただけの簡素な、それで、鮮やかな引き締まった印象を与えるジャケットのアートワークだけれど、内容もそのままの様に感じた。11曲で34分程。1曲が3分の曲だけで構成されている。フェイドアウトやクロスフェイドなどなく、すべての曲が、鮮明な開始と明快な終止を持っていて、鮮烈な印象を与える。一晩の夢で、何十年もの人の一生、あるいは、何百年の国の興亡を見たような、不思議な感覚を覚える。非常に高度な感覚で作られた作品なのだけれど、ポストカードサイズだ。だから、宮殿の大きな広間や教会の広い壁面を飾るようなものではない。ポケットに入れてどこへでも携行するようなもの。それに、有り得ないと思うのに、目にはどうしてもそこにある様にしか見えないと言う感覚に捉われるのは、モノクローム・セットが示す、いつもの印象。傑作だと思う。



 それから、これまで時々、XTC 以外の歌の歌詞を訳して、カテゴリー「日記」に入れてたものを、「薬師」と言うカテゴリーを作って、移した。「薬師」、「間違った変換」と言う意味で使ったのだけれど。
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2013年11月03日

The Breaks

 きのうは、Jen Olive さんの『 The Breaks 』のダウンロード版を聴く。MacBookで。一度聞いただけの感想だけれど、素晴らしい。前作よりも、密度が高く深い様に思った。ジャケットのアート・ワークは、Emily Drake さん。ヴァイオリンも弾いている。リー・ムールディングのバンド the Sundaydogs と一緒に活動している人。と言うことは、コリン・ムールディングも何処かに居たかも。ベース・ギターを弾いてないか知ら、と期待したけれど、それはない。パートリッジは6曲に参加。ソングライティングへの助言もしたのかどうか? XTC ファンとしては、APE house からのリリースでなくなったのが残念。
 ディスクが送られて来るのは、今のところ、12月7日発送が予定だけれど。楽しみ。
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2013年11月02日

APE radio

 APE radio が使えなくなって随分経つ。その内に再開するかと思って、ブログパーツはそのままにしていたのだけれど。もう削除することにした。画像だけ取り出して、ブログ画像として使うことにした。

2009-06-29_Ape_Radio_bacolite.jpg

 Jen Olive さんの『 The Breaks 』販売開始。ダウンロード版だけでなく、遅れるけれど、CDも発売するとのこと。BandCamp で:
jen olive
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2013年11月01日

二十七歳

 きのうは、三善晃『交響三章』を聴いた。デノンからリリースされた『現代日本音楽の古典』(CD)から。録音は、1962年、杉並公会堂で。渡辺暁雄指揮の日本フィルハーモニー。1960年に日本フィルハーモニーの委嘱で作曲されたものだから、初演ではなく再演。三善晃先生は、CDの音は平板なのでお嫌いで、CD化は断られていたそうだから、CDは少ない。
 それから、近藤譲『表面・奥行き・色彩』を聴く。

 『交響三章』を書いたとき、三善晃は二十七歳。熱気あふれる作品。XTC で二十七歳と言えば、パートリッジだったら、『 Black Sea 』。ムールディングだったら、『 English Settlement 』。
 三善晃の作品表を見ていると、1985年に、『童声合唱とマリンバのための「かみさまへのてがみ」』と言う作品がある。この作品は、Eric Marshall 編集の『 Children's Letters to God 』を谷川俊太郎が訳したものをテキストに使っている。つまり、XTC の「 Dear God 」と同根。私は、聞いたことがない。藤井むつ子さんの『三善晃マリンバ作品集』と言うCDが出ていたようだけれど、今は入手出来ない。三善作品の方が先。XTC 「Dear God」は、録音が1986年だから。

 バーニング・シェッドからお知らせ有り。『 Nonsuch 2013 』、発送したと。来週には届くか知ら。
posted by ノエルかえる at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする