2014年05月31日

Jane Joseph

 今朝のウィキペディアのトップページには、Jane Joseph の記事。イギリスの女性作曲家。1894年生まれ ( 5月31日生まれ )、1929年没。
 全く知らない作曲家。ホルストに見出されたそう。録音されたものはないのか? 簡単な検索では出て来ない。
 作品のリストには、オーケストラ曲で『 Morris Dance 』( 1918年 )という題名のものがある。

Jane Joseph - Wikipedia, the free encyclopedia

オックスフォードのMUsic Online ライブラリーは、有料。
Women Composers in Oxford Music Online
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2014年05月30日

アンディの創作ノート

 パートリッジは、昨日 5月28日に、ツィッター上に24個の「ツィート」を載せている( 返信は除いて )。私の興味を引いたものは、次のもの:
「 The order they were written in... MAYOR OF SIMPLETON,LITTLE LIGHTHOUSE,1000 UMBRELLAS,work that out 」
 それで思うのは、パートリッジの創作ノートを、目録だけでも( 曲名だけでも ) 書籍化して、APE house から出版しないか、ということ。創作ノートに対しては、ヴァージン社/ユニヴァーサル・レコードは著作権はないと思うので、法的な問題はないと思うのだけれど。APE house が書籍を出版するということに会社法か何かの問題があるだろうか? 出版する経費の問題はあるだろうけど。五百部の出版で十分だと思うけれど。PDFファイルのダウンロード版でも。
 年代順に、書き出した曲、完成した曲を曲名だけ並べるだけでも十分だと思う。
( 追記:編者はもちろん Shigemasa Fujimoto さん。 )

 序でに、パートリッジの幼馴染みで、XTC のローディーをしていたスティーブ・ウォーレン Steve Warren さんは、ライブの日記を付けていたそうだから、それを書籍化するのもいいと思うのだけれど。『 XTC on the Stage 』と言う題名。


 The Clubmen まだか知ら、、

 ああそうだ、27日のウィキペディアのトップページは、ジョン・ケージの『 Sonatas and Interludes 』についての記事が掲載されていた。高橋悠治さんのレコード、CD化されてたのかしら?
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2014年05月29日

対談「 Me and the Wind 」感想

 この曲の一番の特徴は、フルートだと思っていたので、フルートから曲が生まれたと言うのには納得。でも、曲の素地のパターンが、フィリップ・グラス風だとは、思っていなかった。表面からミニマル的と思えるのは、「 Jason and the Argonauts 」だけど。
 それで、「 Jason and the Argonauts 」は、ギター三本( 一本はベース・ギター )とドラムズのアンサンブルで、とても緊密なのだけど、「 Me and the Wind 」のセカンド・ブリッジ( 「 Now that I'm ... Feel like a ship with no rudder 」は別の形のブリッジなのだろうか? )と最後のコーラスの間の間奏も、緊密だ。
 「 Jason and the Argonauts 」と大きく違うのは、グレゴリーがピアノだということ。ムールディングのベース・ギター、グレゴリーのピアノ、フィップスのドラムズに、パートリッジの線的なギターのアンサンブル。フルートも入るけど。これは、とても緊密なアンサンブルで、緊張度も高い。アルバムと通じてのハイライト部分ではないかと思う。「 Jason and the Argonauts 」のように、長くしてもよかったのではないかとも思う。
 金属音が、ヨットのマストにロープがぶつかる音だとは全く思わなかった。それを考えて、この歌が、自由を歌っていて、その自由はとても微妙な均衡の上に立っているものだと言うことなら、この歌は、「 Yacht Dance 」にも通じる。
 むしろ、「 Jason and the Argonauts 」と「 Yacht Dance 」を統一した歌なのかも知れない。それから、このモチーフが、どう発展して行ったか?
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2014年05月28日

Felt Tip / Simple Things

 この Felt Tip と言うバンド、面白いかも。

紹介しているブログ:
DJ TAISHI IWAMI BLOG
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2014年05月27日

今日は何の日:Chrysler Building

 今日は5月27日。1930年5月27日、ニューヨークの高層ビル Chrysler Building がオープン。スーパーマンが働いていた、Daily News Building も1930年にオープンだけれど、その年の遅くにと言う以上は、私には分からない。

 それで、XTC「 That's Really Super, Supergirl 」。


File:Daily News Building.jpg - Wikipedia, the free encyclopedia
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2014年05月26日

空の霊柩車

 ベルナールさんの対談、『ママー』は、あとは「 Funk Pop a Roll 」が残っているだけ。グレゴリーさんの「 Beating of Hearts 」の短い回想もあるのだけれど。
 それを先に読もうか、それとも、『 Skylarking 2010 』のパートリッジのノート「 The Technical Twist in the Task 」を読もうか、どちらにしようかと、迷っている。

 で、きょう聞いているのは、ピンク・フロイドの『あなたがここにいてほしい』SACD・5.1。『オレンジズアンドレモンズ』って、XTC の『あなたがここにいてほしい』かなあ。

 シャーロック、シーズン3の第一回、面白かった。
posted by ノエルかえる at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

XTC のカバー

 The Penelopes ミニ・アルバム『 Sweet Amazer 』の中に「 The Disappointed 」。
iTunes - ミュージック - THE PENELOPES「Sweet Amazer」


 Sylvie & Bruno のアルバム『 Sylvie & Bruno 』の中に「 Earn Enough for Us 」。 
iTunes - Music - Sylvie & Bruno by Sylvie & Bruno
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2014年05月25日

田舎の墓地で詠んだ哀歌

 XTC『 Mummer 』の中のパートリッジの歌から、シェリーの「 Ode to the West Wind 」を
連想してみたので、今度は、ムールディングの歌で。

 同じ『 Mummer 』から。「 In Loving Memory of a Name 」からトマス・グレイの「 Elegy : Written in a Country Churchyard 」を連想してみようかと。
 イギリスで一番有名な詩ということ。ピンダロス風オードで、四行が一連になっていて、32連128行の詩。

 その初めの4スタンザ。
元にしたのは、ウィキソースとPoetry Foundation


時鐘が鳴る、その日に区切りをつける、重々しい音。
牛の啼き声、ゆるやかに、草原を越えて、鳴り渡る。
家に向かう農夫、踏まれ摩耗した道を、遅々と辿る。
そして、この世を、暗闇と私とに、残して去って行く。

そして、視界からは、地を照らす仄明りも消えて行く。
空には、一帯全体に、荘厳な静寂が覆い尽くしている。
ただ、甲虫が飛んでいて、その羽の唸る音がするだけ。
それに、遠くの囲いの羊の眠気を誘う穏やかな鈴の音。

他には、もっと遠くの、蔦に覆われた塔から聞こえる、
沈んだ梟の声。月に向かって哀訴しているその声。
自分の秘密の寝所の周りを漫ろ歩いては、古代からの
閑寂な時間を邪魔する事どもを見つけては、嘆いている。

聳え立つ荒肌の楡に囲まれる中、櫟が樹蔭を差し伸べる。
そこに、芝土が波打って、崩れかかる盛りを作っている。
その盛りのひとつひとつに狭い室があって、その中に、
この小村の粗野な祖先たちが、横たわり、眠っている。





The curfew tolls the knell of parting day,
         The lowing herd wind slowly o'er the lea,
The plowman homeward plods his weary way,
         And leaves the world to darkness and to me.

Now fades the glimm'ring landscape on the sight,
         And all the air a solemn stillness holds,
Save where the beetle wheels his droning flight,
         And drowsy tinklings lull the distant folds;

Save that from yonder ivy-mantled tow'r
         The moping owl does to the moon complain
Of such, as wand'ring near her secret bow'r,
         Molest her ancient solitary reign.

Beneath those rugged elms, that yew-tree's shade,
         Where heaves the turf in many a mould'ring heap,
Each in his narrow cell for ever laid,
         The rude forefathers of the hamlet sleep.
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2014年05月24日

西風

 パーシー・ビッシュ・シェーリー Percy Bysshe Shelley の「 Ode to the West Wind 」。

 ちょっと、パートリッジ / XTC の「 Me and the WInd 」から思い出したので。

「 Ode to the West Wind 西風の歌 」は、五つのソネットからなる詩です。全部をいっぺんに訳せるほど、私は力がないので。第一歌の第一スタンザだけを。
元にしたのは、ウィキソース、それに Poetry Foundation 。


かかからかぜ、西から吹く。秋はつかの間。
かれはが、見えない者に引き回されている、
空風、お前は魔術師が造った亡霊みたいだ、疾走して行く。

O, wild West Wind, thou breath of Autumn's being,

Thou, from whose unseen presence the leaves dead

Are driven, like ghosts from an enchanter fleeing,


 wild West Wind の頭韻、こう言うのは、パートリッジもよく使うなと思うのですが。

 その内、全行を訳したいと思いますけれど、、、
posted by ノエルかえる at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベルナール、パートリッジ対談「 Me and the Wind 」11

ベルナール「それらの歌のスティーブ・ナイがミックスしたテープを、貴方はお持ちなのですか?」
パートリッジ「どこかにあると思います。たぶん、屋根裏部屋のどこかに。制作時からもうずっと再生して聞いたことはありません。でも、宏大な感じが、ちゃんと映画のワイドスクリーンにはなってないと感じたことを覚えています。」
ベルナール「ですけれど、その最初のミックスのものを聴いて見たいですね。」
パートリッジ「ええ。もし、ヴァージン社が『 Mummer 』の豪華版を出すことになれば、スティーブ・ナイのミックスのものを付録に入れるといいですね。当時、映画の大きさではなくて、テレヴィジョン・サイズだと、私は思ったものですけれど。
 最後に、実は、この曲を再度聴いて楽しかった、と告白しましょう。もう何年も聴いてなかったのですけれどね。心中で思いました。「ああ、この曲、「中々」なんてものじゃないねえ。」と。
 膨満への讃歌ではありませんよ、誓って違います。」  



おわり  





誤訳、疑問点を指摘して下さると助かります。
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2014年05月23日

ベルナール、パートリッジ対談「 Me and the Wind 」10

ベルナール「ライブで演奏する必要がなくなったので、従来のアレンジメントの範囲を超えて出た分けですね。」
パートリッジ「そうです。一団の俳優として舞台に立たされ、お客の目の前で脚本通りに演じるのでは、もうなかったのです。もっと映画的になっていたのです。ディゾルブ[ 日本語のオーバーラップ ]、ワイプ[ 一つの画面を片隅から拭き取るように消していき、そのあとに次の画面を現していく手法 ]、特殊レンズ、独特の照明、カット割り、そう言う映画を夢のようにするあらゆる手法を、いろんな方法で使うことが出来るのです。音楽をそう言う領域に持って行けたのです。そうですね、自分自身に対して、もっとサイケデリックになること、あるいはまた違う音楽にすることを許可したのです。」
ベルナール「アレンジメントをもっと拡げて違う楽器や奏法を使いたいと言う、同じような段階に達した他のバンドは、補足の演奏者を雇ってツアーに出るものです。例えば、トーキング・ヘッズ。ステージには、四人のメンバーではなくて、八人編成だったり、多様な人数の編成になって登場するのを見たものです。核のメンバーに他の演奏家が加わっているのですね。多くのバンドが、中期か後期になるとそうするようです。」
パートリッジ「そうですね。音楽的に拡張したいと言う思いと、実際に演奏出来る要件とのバランスを取ろうとしているのではないか知ら。でも、私に関してはですね、こういうことでした。「もう、これ以上はいっさいツアーはしないから。うんざりなんだ。ああ、素晴らしい、音楽を「宏大な」ものに作り上げることにだけ、集中出来ると言うことは、本当に素晴らしいよ。ストリングス隊やフルート奏者、管の奏者、アルミニウムのマストを打ち鳴らす者、その他必要だと思われるものなんでもかでもを連れてツアーに出る費用について、僕はもう心配する必要はないんだ!」 そうなんです。作っているのは映画なのです。何度も繰り返して演奏するものを作ったのではないのです。」
ベルナール「では、このアルバムを予算内で仕上げたのですか? それとも、思っていた以上に、時間がかかったり、費用が嵩んだりしたのですか?」
パートリッジ「思っていた以上に費用がかかりました。でも、それは、レコーディングに関してではなかったのです。ミキシングの段階に於いてそうだったのです。スティーブ・気難し屋・ナイ、スタジオで一緒に仕事をするには一番の気難しい人ですよ、でもとんでもなく気難しい。でも、彼は卓越したエンジニアです。緻密なことにはとても素晴らしい仕事をしたのです。彼がレコーディングしてミキシングしたものは、本当に美しいのです。ナイは、すべてのものを美しく録音します。正直に言いましょう。想像を超えた素晴らしいエンジニアです。だから、私たちは彼と仕事をすることを望んだのです。でも、幾つかの歌では、もう少し雄大な感じがいいと当時思ったのです。「 Elements 」「 Human Alchemy 」「 Funk Pop a Roll 」についてですね。それらのミキシングをしてくれる誰かが必要だと思ったのです。十分に力強く雄大でなかったからです。スティーブ・ナイは、小さな庭のようなミックスをしたのです。でも、もっと宏大な景観に私たちはしたかったのです。それで、そうすることが出来る誰かと一緒にミックスをする必要が出来たのです。それが経費を引き上げたのです。」
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2014年05月22日

今日は何の日:Blackwall Tunnel

 今日は5月22日。1897年5月22日、テムズ川の下を通って両岸を結ぶブラックウォール・トンネル Blackwall Tunnel が開通。

 XTC「 Towers of London 」。
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大林宣彦『時をかける少女』

 XTC『 Mummer 』がリリースされたのは、1983年8月。日本では9月。同じ1983年には、大林宣彦監督の『時をかける少女』が公開されている。7月に公開。XTC シングル「 Wonderland 」は6月にリリース。

 『 Mummer 』と『時をかける少女』、同時代と言うだけでなく、共通するものがあると思う。
 ノスタルジックな面と未来的な面が背中合わせになっている点。それと重なることかとも思うけれど、「アコースティック」な面と「エレクトリック」な面が合わさっていると言う点。映画は尾道にロケーションして撮影をしているので、その地方の町の佇まいから、自然の感覚を得ることが出来るのだけれど、その映像には、様々な特殊加工が施されて、人工的な感覚もしてしまう。
 そんな感覚は、同じように思う。「 Wonderland 」を映画の主題歌に使ってもよかったのにと思う。


追記:
大林宣彦監督の作品も、尾道三部作。XTC もスウィンドン三部作。
年代順に並べれば、大林作品の方が少し先行するのだけれど、
『転校生』82年 『 Mummer 』
『時をかける少女』83年 『 The Big Express 』
『さびしんぼう』85年  『 Skylarking 』。
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2014年05月21日

「 My Bird Performs 」と「 Omnibus 」

 XTC のアルバム『 Nonsuch 』にシェークスピアと言う語を歌詞に使った「 My Bird Performs 」「 Omnibus 」の二曲がある。ライターはそれぞれ別。偶然なのだろうか。それとも、ムールディングとパートリッジに、当時、共通のテーマがあったのだろうか。あるいは、どちらかが先に書いていて、それを見たもう一人が取り込んだのだろうか。
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2014年05月20日

今日は何の日:Shakespeare's sonnets

 今日は5月20日。1609年5月20日、シェークスピアのソネット集『 SHAKE-SPEAES SONNETS 』の初版が出版された。おそらく、シェークスピアには無断で、出版業者のThomas Thorpe が出版したとのこと。


 XTC「 My Bird Performs 」、「 Omnibus 」。
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ベルナール、パートリッジ対談「 Me and the Wind 」9

ベルナール「さてでは、この曲では、どのようなパーカッションを使ったのですか?」
パートリッジ「何ていう名前なのか、思い出せないのですが。それをひとつ確かに持ってはいたのですが。小さな枠の中に金属の小片があるものです。枠が金属片をぶら下げているのですね、それで、小さな叩く物が二つあって、それを金属片にガチャガチャと…、」
ベルナール「分かります。目には浮かぶのですけれど、私も名前が思い出せません。( フレクサトーン Flexatone と言う名称。 )」
パートリッジ「お化け屋敷の様な音ですよね。エアー・スタジオにそれが一つあったのです。エアー・スタジオで、私のリード・ヴォーカルを録音したのですけれどね。そして、そこで幾つかのパートをミキシングしていたのですけれど、リード・ヴォーカルには満足出来なかったのです。そうではなくて、まだ、リード・ヴォーカルは録音を済ませてなかったのかもしれません。エアー・スタジオのスタジオ1で、私たちはミキシングの作業をしていました。それで、もう一つのスタジオに、二時間ほどの空き時間があったのです。なので、私とスティーブ・ナイは、一緒にそちらのスタジオに入って、ヴォーカルの録音を済ませてしまったのです。
 それで、スタジオには、幽霊がよく出る家の音を出すものがひとつあったのです。それで、金属片を曲げなければ、優しく揺れるだけにすれば、港か海岸のような音がするのです。私には、そのように聴こえます。その音ですけど、アルミニウムのマストがあるヨットがありますよね、そこに風が吹いて、マストにロープをぶつけるのですよ、そうすると音が鳴り出します。その音なのです。それで、メロディとは関係無く無規則にこのパーカッションを振って出た音は、海岸の風の音を思わせるのです。私にはそう聴こえるのですけれどね。」
ベルナール「なるほど、雰囲気をうまく作り出しているのですね。」
パートリッジ「お分かりかと思うのですが、このアルバム『ママー』全体について、ほとんどの歌が絵画的連想から生れ出ているのだと、私は思います。ライブでしなくてもよくなって、本当に自由になっての最初のアルバムなのです。ですから、この歌がフルートを吹くことで出来たとしても、まったく構わなかったのです。ライブで、このメロディをギターで弾く必要もなかったし、フルートを吹く必要もなかったのです。」
ベルナール「そうですね。私がこのアルバムをものすごく好きな理由のひとつは、それなのだと思います。自由の感覚があるのです。」
パートリッジ「そうです。あの時、私は、「ロックンロール」ステージから解放されたのです。映画的領域に進んで行ったのですね。」



Flexatone - Wikipedia, the free encyclopedia
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2014年05月18日

The Human Seasons

 アンソロジー『イギリス 四季と生活の詩』の冒頭のキーツの詩「 The Human Seasons 」。

 もちろん、パートリッジ / XTC の「 Season Cycle 」を思い出したのですが。

 ただ、『四季と生活の詩』のものは、原詩も5行目から8行目が違っているのですが。それと、アンソロジーでは、1818年の作品となっているけれど、ウィキソースでは Undated に。タイトルも、アンソロジーでは、一行目の Four seasons fill the measure of the year がタイトルだけれど、ウィキソースでは「 The Human Seasons 」。ヴァリエーションがあるのかも。

 私が元にしたのは、ウィキソースとThe Poetry Foundation のもの、

Four seasons fill the measure of the year ;
There are four seasons in the mind of man.
He has his lusty Spring, when fancy clear
Takes in all beauty with an easy span.
He has his Summer, when luxuriously
Spring's honeyed cud of youthful thought he loves
To ruminate, and by such dreaming nigh
His nearest unto heaven. Quiet coves
His soul has its Autumn, when his wings
He furleth close ; contented so to look
On mists in idleness - to let fair things
Pass by unheeded as a thresold brook.
He has his Winter too of pale misfeature,
Or else he would forego his mortal nature.



一年と言う期間の中には、四つの季節がすっぽりと収まっている。
それで、人間の考えの進展にも、四つの季節がある。
可愛い掌ほどの夢想は澄み切って、美しいものすべてを
取り入れる。それが考えの春なのだ。
夏になれば、その若い考えはとろりと熟れて甘くなっている、
その豊かな甘さをじっと考えるのは楽しい、
そうして夢心地でいると、
天国に一番近づいていた。そうして、秋。
凪いだ淵で、考えの翼はぴったりとたたまれる、
満ち足りていて、思うことなく霧を打ち眺め、
淵の口をさらさらと過ぎる流れ、その面白そうな
事々を顧みもせず、行くのに任せる。
冬、考えは青褪め歪んでいる、あまりにも、
そうでなければ、寿命の来る前に死んでしまうのかもしれない。
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2014年05月17日

ベルナール、パートリッジ対談「 Me and the Wind 」8

ベルナール「歌を書いたものが、パートを割り当てると言うことはなかったのですか? そうまでしなくても、誰々はどうかと提案して、それに従ってすると言うようなことはなかったのでしょうか。」
パートリッジ「「リハーサル・テニス」だったのです。皆んなが発案をどんどんぶつけてみるのです。そうですねえ、「えええ、どうかなあ、僕にその音が出せるかなあ?」「うん、その方が良いね。でも、もう少し低くしてくれる?」「いいよ、それはいい感じだ。」「そこのところを僕が歌ってもいい? 彼がその音になったとき、僕はこの音で始めたらどうだろう?」と言う具合です。そうやって、思い付いたことを色々と試してみるのです。
 そういった「リハーサル・テニス」は、私たちが自分用のデモ・テイクを録る器機を手に入れてからは、あまりしなくなったのです。自分で色々と試すことが出来るようになったからです。ですけれど、『ママー』以前の場合は、どうすれば上手くいくのかを知る唯一の方法が、「リハーサル・テニス」だったのです。だって、すべての思い付きを頭の中に留めておくことは出来ないですからね。どうしたいかと言うことの、大まかな見取り図は書いて置きます。でも、デモ・テイクを録る前に、たくさんの「リハーサル・テニス」が必要だったのです。
 ヴォーカルの最後の部分ですが、あれは、プロフィット5で出しているのです。二音のフルートの様にして、最後のところで、曲げているのです。」
ベルナール「ああ、私は、ヴォーカルを録音してテープ操作をしてるのか、シンセサイザーなのか、どうなのだろうかと思っていました。」
パートリッジ「ヴォーカルは「 fool 」までなのです。それをミックスに使いました。同じ所で、キーボードが同じ音を出すのです。それは次第に音を大きくしていってます。そのキーボードの音をプロフィットのピッチ・ホィールを使って、曲げているのです。そうすると、風が本当に唸っているように聴こえます。まるっきり、ジョー・ミーク Joe Meek ですね!( 笑い )」
[ Joe Meek:1929年生まれ、1967年没。イギリスのプロデューサー、ソングライター。ノベルティ・ソング。「 Telstar 」が有名。 ]
ベルナール「それに、終わりの部分では、ベースも音が曲げられていますね。あれはベースでしているのですね。」
パートリッジ「そう、風が呻いています。
 この音に私がどんなものを盛り込んだかと言えば。風を孕んだヨットの金属製の帆柱[ 原文:metal-yacht-mast in-the-wind ]なんですね、とても満足しています。」


5月20日訂正:
風を孕んだヨットの金属製の帆

風を孕んだヨットの金属製の帆柱
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2014年05月15日

今日は何の日:Plane Crazy

 きょうは満月、5月15日。1928年5月15日、ウォルト・ディズニーとアブ・アイワークス Ub lwerks が製作した短編アニメーション映画『 Plane Crazy 』が公開。ミッキー・マウスとミミー・マウスのデビュー。

 XTC の歌からは、私は直ぐに思い付くものがありません。なので、the Monochrome set の「 THE MOUSETRAP 」。

 あ、と書いて、 XTC「 Life is Good in the Greenhouse 」を思い出しました。
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ベルナール、パートリッジ対談「 Me and the Wind 」7

ベルナール「ヴォーカルについても少し話して下さい。」
パートリッジ「ええ、デイブとコリンは、カウンター・メロディをハーモニーで歌っています。「 Have I been such a fool 」のところですね。それで、私は、自分自身で、主旋律にオクターブ違うハーモニーを付けているのです。」
ベルナール「ハーモニーでは、ムールディングさんが高い方のパートを歌っているのですか? それとも、グレゴリーさんが、ハーモニー全部を通して、高い方のパートを歌っているのですか?」
パートリッジ「どのパートを誰がするのか、と言うのは決まってはないです。その時々の、私たち三人の組み合わせですね。傾向としては、コリンは私が歌うメロディを補強して、デイブは、何と言うか、空気的な…、」
ベルナール「それに関連した質問があるのですが。通常では、どの音域をそれぞれに「割り当て」ていたのですか? 私がバンドに居たときですが、彼は高い声だから高音域のパートにしよう、と言うことになっていました。それでですが、ムールディングさんの声はかなり高いです。でも、グレゴリーさんも高音を出すことが出来ますよね。」
パートリッジ「ええ、デイブの高いファルセットはとても良いですよ。コリンの歌の時には、私は、低いハーモニーを付けるようにしていました。コリンより四度か五度下の暗めに聞こえるハーモニーを付けるようにしていました。と言うのはですね、その何年か前に、主なメロディは常に一番高い音でなければなりません、人の耳と言うのは高い音に惹き付けられますから、と言うジョージ・マーティンの言葉を読んでいたからなのです。それを読んでからと言うもの、私は、高音のメロディに、大抵は低いハーモニーを付けるようになったのです。」
ベルナール「それでも、初期の頃もそうしていますよね。後になってだけではないですね。」
パートリッジ「うん。あれは全部、ジョージ・マーティン的には間違いですね。」
ベルナール「ジョン・レノンとポール・マッカートニーについては、そのやり方で、いつも上手く行っていますよね。それが彼らの自然な音域だからだと思います。ジョン・レノンは、ポール・マッカートニーの下に素晴らしいコーラスを付けていますね。」
パートリッジ「その通りですね。私は、大抵、コリンの下に自分の声を付けていました。そうですねえ。貴方は、私の認識の欠陥を言い当てたようですね。もう一度、そのパターンなのかどうか、たくさんの曲を聴いて見ないといけないですね。私たちは、このことをよく理解しようとしていたわけではないですから。そうですね、自然にそう感じていただけなのですね。譜面に書き出したり等はしていませんもの、私たちは譜面を読めなかったですからね。そう、デイブは読めます。でも、コリンと私は読めませんでした。ですから、それが自然だと感じていただけなのです。」
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2014年05月14日

Robert de Visée

 きのうは、ゆうちゅうぶで、ロベール・ド・ヴィゼーのテオルボの曲をぼんやり聞きながら、石牟礼道子『西南役伝説』をパラパラ捲っただけ。
 コリン・ムールディング、テオルボの曲を書かないかなあ。
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2014年05月13日

ベルナール、パートリッジ対談「 Me and the Wind 」6

ベルナール「ええ、それに、前にも私は言ったのですが、この曲では、歌詞を表現した音楽が、完璧な結婚の様に、交わっています。」
パートリッジ「いくつかのことについては、私は、自分が何をしたいのか、直に分かっていたのです。デモ・テイクでは、ベースが唸っている様なのが分かりますか? 風が唸っているようですよね。あれにエコーをかければ、丘を吹き越える風の唸りの様になるでしょうね。
 アルバム『 Mummer 』は、すべての曲について、歌を書いた私とコリンが、それぞれ、個人的にデモ・テイクを作っていた、初めてのアルバムなのです。と言うのはですね、私たちが、4トラックのカセット録音機を初めて手にしたのが、1982年なのです。それで、私たちは、自分の歌をどうしたいのかと言うデモ・テイクを作ることが出来る様になったのです。そして、この歌についてですけれど、「いいかい、この唸る様なベースはそのままに出来るかい? もちろん、他のところは、君の思う様に作っていいよ。他のところについては、どうするかを全く決めてないから。」と私がコリンに言ったことを覚えています。それで、コリンは、エピフォンのベースに弱音器を付けて弾いたのです。そうすると、アコースティックのベースの様に聴こえました。それに、コリンは、ジェスロ・タルのベース奏者のグレン・コーニック Glenn Cornick の様にしたのだと、私は思いますね。コリンは、コーニックの演奏が好きなのです。私も好きですよ。それで、コリンは、グレン・コーニック風にしたのだと思います。」
ベルナール「それは、フルートに伴ってそうなったのですね。」
パートリッジ「( 笑い ) フルートの所為ですかね、コッドピースの所為かも。ああ、可哀想なデイブ、ピアノを弾いている間中、コッドピースを顔に着けなければならなかったのですねえ。( 笑い )」
ベルナール「( 笑いながら ) 貴方は、このアルバムでは、カーネル・カント・ハット Colonel Cunt hat の代わりに、コッドピースを着けてるのだと、私は思っています。」
[ Colonel Cunt hat:第二次世界大戦中のドイツ軍の将校の略帽の事だと思います。 ]
パートリッジ「( 笑い ) 本当にその通りですね。カーネル・コッドピースですね。」

the Colonel Cunt hat:
ウィキペディアの写真
将校用略帽(1941年フリッツ・フリーゲル大尉

Bundesarchiv_Bild_146-2008-0341,_Fritz_Fliegel.jpg
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2014年05月12日

マッチ箱に書かれた日記

 大阪市西淀川区の古道具店カマタ商店に、箱の裏に日記が書き込まれた大量のマッチ箱が持ち込まれて、店主は、日記を書いた方のゆかりの人を探している、と言うニュースを見た。

 マッチ箱に日記が書かれていたとは、なんて XTC 的なのだろう! 日記は、1952年から1961年のものらしい。それも、XTC のスウィンドン三部作のよう!!

カマタ商店

AS20140512001162_commL.jpg 朝日新聞から
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今日は何の日:Norge

 今日は5月12日。1926年5月12日、ノルウェーの飛行船ノルゲ Norge は、ノアール・アムンセン Roald Amundsen を乗せて、北極点に到達。
 なので、
Mr. Partridge / XTC「 The Day They Pulled the North Pole Down 」。
それに、Norge と言う語感が、Argonauts に似ているので、
XTC「 Jason And The Argonauts 」。

ついでに、Norge はノルウェーの意味なので、
ビートルズの「 Norwegian Wood (This Bird Has Flown) 」。
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2014年05月10日

イギリス四季と生活の詩

 きのうは、『 Nonsuch instrumental 』を聞き始めたら、なぜか、Sainkho Namtchylak を思い出して、聞きたくなったので、『 Letters 』を聞いた。

 で、『 Mummer 』『 Big Express 』『 Skylarking 』のスウィンドン三部作では、イングランドの季節と生活が歌われているのだけれど、そうした詩のアンソロジーを読んでおくことも好いのかも知れない。
 出口保夫と薬師川虹一が編んだアンソロジーを研究社が出版している。

『イギリス四季と生活の詩』  1994年刊

イギリス四季と生活の詩 - Webcat Plus

CD付きのものは、9300円の価格だった。( 今は品切れだと思う。 )
国会図書館での検索:イギリス四季と生活の詩 (研究社出版): 1994|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
( そのまま検索結果にはリンクされないけれど )
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2014年05月09日

今日は何の日:Molly house

 5月9日。1726年5月9日、ロンドンのモリー・ハウス Molly house であるマーガレット・クラップ Margaret Clap が突然の摘発を受けて、五人の男性が逮捕され、タイバーン Tyburn で処刑される。
 モリー・ハウスは、男色の男性同士が出会うために設けられた店。当時のイギリスには、Buggery Act 1533 バガリー法があって、男色は死刑。

 それで、アンディ・パートリッジがヴォーカルで参加した The Residents の「 Margaret Freeman 」。1980年。

Chalkhills: Reel by Real: The Residents: "Margaret Freeman"
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2014年05月08日

ベルナール、パートリッジ対談「 Me and the Wind 」5

ベルナール「ですけれど、コーラス部分については、ドラムスがとても大きくなっていますね。」
パートリッジ「ええ。今日、私はデモ・テイクを聞いたのですけれど。明らかに、デモ制作時の私は怠惰で、ごまかしながら最後まで同じパターンで済ませています。でも、完成させる際には、バックビートにするべきだと感じたのです。
 ですが、デモと言うのは、完成版を見つけ出すためにあるのです。ある考えをスケッチするためにデモ・テイクを作ります。それと同じ数だけの間違いをするためにもデモを作るのです。そうですね、素案を書き上げて ( スケッチを作って ) 、「よし。建物の前面はこのように見えるのが好い。これで好しとしよう。」と言うことになります。それから、「いや、もう一度考えてみると、上にドームを載せるべきだと、直ぐに気が付いたんだ。」と言うことにね。ですが、思っていることを少しでも書いてみないと、どうなのかは分からないものです。デモは、既に分かっていることを強固にさせると同様に、何か別のものを見つけるためのものなのです。」
ベルナール「ですけれど、貴方のデモ・テイクは、アレンジ等多くの面で、そのほとんどが完成されていることに、私は驚いているのですけれど。」
パートリッジ「ずっと繰り返されるパターンがあったのですけれど。デイブがピアノで弾くためには、簡略化する必要がありました。デイブは、装飾のトリルをずっと続けることは出来なかったのです。ギターではお茶の子さいさいなのですけどね。ピアノでは、この繰り返し、しかもこのスピードでの繰り返しをしようとすると、指を痛めかねないのです。なので、簡単にしました。
 ( くすくす笑って ) それから、可哀想な草臥れたスティーブ・ナイのことを思い出しますね。これを録音した時に、私は、「デイブが弾いているピアノが風が吹いて回る様に出来ない?」と言ったのです。すると、スティーブは、ピアノにオート・パンをかけたのです。ヘッドホンで聴けば分かりますよ。ピアノが頭の中をくるくると回っています。小さな竜巻の様に頭の中で吹き回っているでしょう。それで今度は、ミキシングの時に、「ピアノにオート・パンをかけるべきだったどうか、僕は確信が持てないなあ。君はどう思う?」と言ったのです。スティーブは、それは狼狽しましたよ。それで、「でも、ピアノのパートはオート・パンをかけて録音したよ、君はそれを気に入ってたろ。」と言ったのです。私は「ううん、あの時はね。」と答えました。そうすると、スティーブは「オート・パンを外すことは出来ないからね。もう動かせないんだ。」と答えたのです。で、「ふうん、じゃあ、それでいいよ。僕はきっと気に入ると思うから。」と私は言ったのです。」
ベルナール「( 笑い ) 貴方は、気まぐれな方なのですねえ。」
パートリッジ「( 上品ぶった声で ) 偉人と言うのはですね、時に、心変わりをするものなのですよ。「包囲したいのは、スターリングラードじゃなかった。デトロイトだ。済まんな、諸君。」と言ってね。
 兎も角、スティーブ・ナイは、この曲について、とても素晴らしいエンジニアリングとミキシングをしてくれました。前に言ったように、より細かな曲を彼がしたのですけれど、大正解でした。」
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進水

 きのう、ウィキペディアには、大型帆船 City of Adelaide の記事があった。1864年の5月7日に進水したから。ロンドンとオーストラリアのアデレードを結ぶ航路の船として造られたそう。
 絵を見て、XTC「 Wait Till Your Boat Goes Down 」を思い出す。

City of Adelaide (1864) - Wikipedia, the free encyclopedia

 あのマッチ箱の絵が気になって、以前の記事Wait Till Your Boat Goes Down: ノエルかえる不恵留を見たら、British Machbox Label and Booklet Society for Phillumeny のwebページとしてリンクしていた URL は、無くなっていた。
 帆船を使ったマッチ箱の絵、探し出せるだろうか?


 スウィンドンのLink Magazin には、スウィンドンで作られた短編映画『 Mr Wiggles 』を、ニューヨークのthe American Online Film Awards に出品出来る様に、みんなで応援しよう、と言う記事。
『 Mr Wiggles 』:
Mr Wiggles (2012) - IMDb
Mr Wiggles | Facebook

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2014年05月07日

愚者の時

 モノクローム・セットの『スーパー・プラスティック・シティー』、ドイツでビニール盤がでているらしい。Amazon.uk には、フランク・シナトラの『 MASTERWORKS The 1954-1961 Albums - 15 complete albums 』と言うのがあるのだけれど、アマゾン・日本だと、再入荷の見込みが立ってません、に。2014年4月14日リリースだけれど。

 きのうもYouTubeだけ。メシアンの『美しい水の祭典』。それに、マリオン・ブラウンの『 Le Temps Fou 』。フランス録音。1968年。Marcel Camus 監督の映画『 Un Été Sauvage 』のための。
Un été sauvage (1970) - IMDb
 フランス録音だから、ベースに、バール・フィリップス。ドイツのギュンター・ハンペルも参加。
 「 Boat Rock 」と言う曲、CAN みたい。ドラムは、スティーヴ・マッコール Steve McCall 。
Marion Brown: Musique du Film "Le Temps Fou" de Marcel Camus 

 キース・ジャレット、来日してたそうだけど、大阪の公演で、聴衆のおしゃべりがひどくて、演奏を止めたと言うニュースがあった。
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2014年05月06日

'Tis in the merry month of May a' bloggin' we will go…

 Shriekback の新しいブログ。( 新しいブログ? それとも、13枚目のアルバムのためのブログ? )

SHRIEKBACK
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対談「 Me and the Wind 」4 の訂正

私たちがレコードに使ったのは、スティーブ・ナイがミックスしたものです。歌をもっと攻撃的に、もっと音を大きくしようと、フィル・ソーナリとアレックス・サドキンがリミックスをしましたけれど。でも、スティーブ・ナイのミックスは、もっと奥深く緻密なのですね。スティーブは、すべてを美しく捉えるのです。

私たちがレコードに使ったのは、スティーブ・ナイがミックスしたものです。もっと攻撃的な歌、もっと音を大きくしたい歌については、フィル・ソーナリとアレックス・サドキンがリミックスをしましたけれど。でも、より奥深く緻密な歌は、ナイです。スティーブは、すべてを美しく捉えるのです。
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2014年05月05日

H-C=P

 この最近は、YouTube で、マリオン・ブラウン。これまで聴いたことがなかったディスクが聞けるのが嬉しい。再版もされてないだろうし、手にも入らないだろうし。『 Marion Brown/Elliott Schwartz: Soundways 』( 1973 ) 、や『 Marion Brown: Solo Saxophone 』( 1977 ) 。

 ウィキペディアを見たら、Vera Bogdanovskaia Popova / Попова, Вера Евстафьевна と言うロシアの女性科学者の記事。1867年生まれで、亡くなったのが、1896年の5月8日。H-C=P を作り出す実験中の爆発事故で亡くなったそう。ヴェラ・エヴスタフィィエヴナ・ポポヴァって読む? 
 写真が、パートリッジに似てるので。XTC って言うバンド名、H-C=P でも良かったかも。
 H-C=P は、1961年に合成が成功したのだそう。


Попова, Вера Евстафьевна − Википедия

220px-Vera_Bogdanovskaia.png

マリオン・ブラウン『 Marion Brown: Solo Saxophone 』のジャケット:
ser1001.jpg
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2014年05月04日

my Oranges and Lemons

 『 Oranges and Lemons 』も、10曲1枚のアルバムに組んでみようかと。
 でも、『 Oranges and Lemons 』は、三部構成になっているので、LP1枚よりも、12インチ45回転のEP三枚組の方が良いのだろうと思います。
 コリン・ムールディングの3曲は、アルバムの核で、三部構成のそれぞれの部に一曲ずつ。それぞれの部は、始まりの歌と終わりの歌は決まっているので、そのまま。ディスク1は、はじまりが「 Garden of Earthly Delights 」、終わりが「 The Loving 」、核になるムールディングの歌が「 King for a Day 」なので、他は入れられない。ディスク2は、はじまりが「 Poor Skeleton Steps Out 」、ムールディングの核が「 One of the Millions 」。だけれども、CDでリリースされた曲順とミニ・シングルCD三枚組でリリースされた曲順が少し違っていて、「 Across This Antheap 」と「 Cynical Days 」の位置が入れ替わってるのですが、これは、第二部の終わりが「 Merely a Man 」で、第三部のはじまりが「 Across This Antheap 」なのですが、ディスクとすれば、「 Across This Antheap 」をディスク2に入れた方が良いのかと思います。そして、第三部の終わりは、アルバム全体の終わりでもあるのですが、それは、「 Chalkhills and Children 」です。
 なので、もうこれだけで、選ぶ歌はほぼ決まってしまいます。ディスク3の一曲だけが未定なので、「 Hold Me My Daddy 」を選びました。


Disk 1
A面:
1. Garden of Earthly Delights
B面: 
1. King for a Day
2. The Loving

Disk 2
A面:
1. Poor Skeleton Steps Out
2. One of the Millions
B面: 
1. Merely a Man
2. Across This Antheap

Disk 3
A面:
1. Cynical Days
2. Hold Me My Daddy
B面: 
1. Chalkhills and Children  


時間は、
ディスク1が、13分21秒。
ディスク2が、16分27秒。
ディスク3が、11分56秒。
総時間、41分44秒。

追記:
1枚のLPにするのなら、1曲増やして、
A面:
1. Garden of Earthly Delights
2. King for a Day
3. The Loving
4. Poor Skeleton Steps Out
5. One of the Millions
6. Merely a Man

B面:
1. Across This Antheap
2. Cynical Days
3. Hold Me My Daddy
4. Miniature Sun
5. Chalkhills and Children  
でしょうか。
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2014年05月03日

new album is finally finished

 Tin Spirits がFacebookに載せたコメントによれば、新しいアルバムが完成したよう。タイトルとジャケットのアートワークも出来上がっている様だけれど、まだ非公開。リリースの予定日もまだ不明。
 ホームページは、まだ更新されてない。

https://www.facebook.com/pages/Tin-Spirits/210225342356280
posted by ノエルかえる at 16:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

around『 Skylarking ( corrected polarity edition ) 』

 このところ、インターネットをブラウズしていると、『 Skylarking ( corrected polarity edition ) 』に関して、数多くのブログやツィッターのコメントで、アンディ・パートリッジがライナー・ノート上で、誤りはトッド・ラングレンのスタジオで起こったと批難し、それに対して、ラングレンは、ポール・メイヤーズさんのブログへのコメントに於いて、糾弾されている誤りは自分の側でなくパートリッジ側にあると反論しており、未だに二人は反目している、と言う様なことが書かれているのを見ます。
 このような「ジャーナリズム」的な見方を、多くの人が好むのだなあ、と思っていました。それについては、等閑しようと思っていたのですが、少し書いて置こうかと思い直しました。
 件の、『 Skylarking ( corrected polarity edition ) 』のライナー・ノートの問題の部分は、
原文「This would not have been aurally evident until the tapes left Todd Rundgren's studio. Sadly, at the time, nobody in any of either the UK or US mastering rooms picked up this problem. All XTC thought as that it sounded "thin and distant".」です。
この文章最初のwould は、話者の推量だと私は思うので、そのように訳します。
「テープがトッド・ラングレンのスタジオを出るまでは、( XLR プラグの逆転と言う ) ことが起こっているとは、聴いて分かるようではなかったと思います。残念なことに、当時、マスタリング作業中、合衆国に於いても連合王国に於いても、だれもこの問題に気が付かなかったのです。XTC のメンバー全員が、音が「薄くて分離している」と考えていました。」 ( ) 内は、私の補足。
 この文章を、暗にラングレンを批難していると読むことも出来なくはないと思います。でも、問題はラングレンのスタジオを出てから起こったと思われる、と素直に読んでもいいと、私は考えます。少なくても、アンディ・パートリッジが確証を持ってラングレンを批難している、とは読めません。
 トッド・ラングレンのコメントについては、全文を前に訳しました。TR Says:: ノエルかえる不恵留こちらも、アンディ・パートリッジに反論していると言うのではなくて、自分が失敗をしたと誤解する人がいるかもしれないので、「断り書き」を付けたと言うものだと、私は思います。
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2014年05月02日

訂正

 ベルナール、パートリッジ対談「 Ladybird 」4 の文で、
「ええ。財産の一つに、屋上に二つの部屋がある閉められた店があったのです。それを、ただで貸してくれました。もちろん、当時ですよ。それで、私の実演権 [ Performing right ライブの出演料ではなくて、テレビ・ラジオで実演したものが放送される時に発生する権利。 ]著作権からはお金は入って来てませんでしたし、レコーディングからも、まったくお金は入ってませんでしたから。」のところ、
[ ] の説明の挿入の後、「を貯めたのです。」が抜けていました。
posted by ノエルかえる at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

my Nonsuch

 アルバム『 Nonsuch 』は、堅牢に出来上がっているのだと思う。けれども、アルバムは、そもそも10曲40分前後であるべきだとすれば、やはり、大き過ぎる。それで、10曲のアルバムに組み替えて見ようと思った。
 アルバムに収められた、コリン・ムールディングの4曲と、2013年版に完成版が披露された「 Didn't hurt a bit 」は、アルバムの根幹を成していると思うので、そのまま、10曲のアルバムに入れなければならない。あとは、パートリッジの歌を5曲選ばなくては。
 「 Rook 」は、アルバムの中心と成る曲だから外せない。「 Omnibus 」も最重要な曲。後は3曲を選べばいいのだけれど。「 Dear Madam Barnu 」「 Humble Daisy 」「 Wrapped in Grey 」が好いかと思う。

 それで、My Nonsuch 。

A面:
1. My Bird performs
2. Dear Madam Barnu
3. Humble Daisy
4. The Smartest monkeys
5. Rook

B面:
1. Didn't hurt a bit
2. War Dance
3. Omnibus
4. Wrapped in Grey
5. Bungalow

これだと、A面18分23秒、B面18分20秒、総時間34分43秒だから、パートリッジの歌をもう2曲加えてもいい。
A面:
1. My Bird performs
2. Dear Madam Barnu
3. Humble Daisy
4. Holly up on Poppy
5. The Smartest monkeys
6. Rook

B面:
1. Didn't hurt a bit
2. War Dance
3. Omnibus
4. That Wave
5. Wrapped in Grey
6. Bungalow

これだと、A面21分27秒、B面21分54秒、総時間43分21秒で、ちょうどいいのでは。
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2014年05月01日

James Hill 「 The Omnibus 」

 このところ、ミュリエル・スパークの短編をランダムに読んでいます。昨日は、「捨ててきた娘 The Girl I Left Behind Me 」( 1957 ) を。その冒頭に、ホーンパイプ Hornpipe が出てきます。イギリスの古い音楽のスタイル。フォークダンスのための音楽。4拍子のもの、3拍子のもの、9拍子のものがあるそうだけれど。
 それで、XTC の歌の中に、ホーンパイプのようなものはないかと考えて、すぐに思い付いたのは、「 Omnibus 」でした。それで、少し簡単に調べたのですが、James Hill と言う人物がいました。私は知りませんでした。ゲーツヘッド Gatesheadの人で、フィドルの奏者で作曲家、パブの主人だった人。1811年生まれ、1853年没。そのジェームズ・ヒルの作品に、「 The Omnibus 」と言うタイトルのものがありました。どう言う曲なのかは、分かりませんでしたけれど。
 Folk Archive Resource North East ( FARNE ) で調べても、「 The Omnibus 」はアーカイブされていないようでした。
ASAPLive - FARNE Home
このサイトの「 SEARCH THE ARCHIVE 」で、楽譜、( いくつかのmp3ファイル ) が閲覧出来るのですが。

 パートリッジがジェームズ・ヒルを意識していたかどうかは、分かりません。本人は、1950年代のミュージカルの様、とノートに書いていましたけれど。
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5月リリースのアルバム、シングル

 5月にリリースされたアルバムは、
2000年5月22日に、『 Wasp Star 』。

 シングルは、
1982年5月14日に、「 No Thugs in our House 」。
2000年に、「 I'm the man who murdered love 」。でも、日付の記録はありません。

これだけなので、
5月にリリースされた他のレコード、
Pink Floyd の『 Relics 』、1971年5月14日。

the Beatles の『 Let it be 』、1970年5月8日。

 ビートルズの最後に発表されたアルバム『レット・イット・ビー』が、XTC の最後のアルバム『ワスプ・スター』と同じ5月にリリースされているのは、感慨深いものが。


追記:
ベートーベンの交響曲第九番の初演が、1824年の5月7日。
posted by ノエルかえる at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする