2015年06月30日

ベルナール、パートリッジ対談「 Across this Antheap 」7

ベルナール「それに、歌の終部に導入されている循環的なものですが、あれは、音楽的な隠喩の様です。」
パートリッジ「ええ。何処までも続くのです、終わりが無いのです。そのように見ているのです。人間は、同じ愚行を繰り返すのです、人間がいる限り、人間は愚行を繰り返すのです。」
ベルナール「終部のヴォーカルですけれど、御自分一人でコールアンドレスポンスをしています。もしかしたら、あれは、エレクトリックのエコーなのですか?」
パートリッジ「あれは、私たち三人が「 on and on 」と歌っていたのだと思いますけれど。それはですねえ、あの部分で、私の耳には、デイブが聴こえますから。確かに、変形してますけど、コリンも聴こえます。 
 あらゆる人が入っているのです。テープ・オペレーターもですけれど、その他、その回りに居た人、スタジオの建物の側を通り過ぎた人、その人たちが叫んだことを録っているのです。「 Work! 」とか「 Live! 」とか「 Die! 」とか「 Eat! 」とか「 Love! 」とか「 Drive! 」とかですね。様々な状況で飛び交う言葉ですよ。ポールもいたと思いますよ。バンドのメンバーも全員。録音した日に、訪問した何人かの人も入っていると思います。」
ベルナール「リバー・フェニックス River Phoenix さんも…」
パートリッジ「たくさんの人がいました、ネヴィル・ファーマー、クリス・スクワイア、それにスタジオに頻繁に来ていた人々、全員です。私たちは、さっき言ったような言葉を紙切れに書き留めていたのです。誰かが、それを指し示すのです、そうして、その言葉を大声で叫ぶのです。 
 昨日、私は、ヘッドホンで聴いてみました。「ああ、これは何て良い歌詞なんだ!」と思いましたよ。私自身のものとは思えませんでした。」
ベルナール「成る程、「望んでいたものを成し遂げたぞ。」と言うわけですね。」
パートリッジ「そうです。ゆっくり構えて良かったと思います。と言うのはですね、『 Skylarking 』の時、急いで創ったのを正しかったとは思っていませんから。トッドは、それが完全に焼けたかどうかを聞かない傾向がありましたからね。私には待つことが大切だったのです。けれど、トッドは、「もう、俺の仕事を終わらせろよ。もう提出するものは出来ているのだぞ。」と口うるさく私に言い続けたのです。それから、言い添えておけば、ポールは、この曲はシングルになると考えていたのです。」
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2015年06月29日

Misha Mengelberg 80歳

 Shigemasa Fujimoto さんのTwitter を見てたら、「 Happy 80th birthday to Misha Mengelberg! 」とあった。6月5日が誕生日。1935年生まれで、80歳。傘寿。
https://twitter.com/EphemeraFile/status/611515100579692544 

 こんやは、ちゃぷちゃぷレコードの『逍遥遊』を聴こうかと。
Chap Chap Records3/14更新 - chapchap-music ページ!
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Can't Buy Me Love 訳の訂正

 ビートルズの「 Can't Buy Me Love 」、もう一度歌詞を読んでみて、Can't buy me love, love, と言う文体と、I'll buy you diamonds ring my friend, の文体が違うのがどうしても気になって、考え直しました。 
 最初見た時は、ヴァースが男性、コーラスが女性と思ったのですが、それは変なので、すべて一人の人物の発話と設定して訳したのですけれど。でも、上に書いた様に、文体が違うので、ヴァースの中で、男の台詞と女の台詞があるのではないかと、考え直しました。その女性の台詞が抜き出されて、コーラスで強調されていると言う構造なのだと。 

The Beatles「 Can't Buy Me Love 」訳: ノエルかえる不恵留
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Chris Squire

 Chris Squire さんの訃報。享年67。
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ベルナール、パートリッジ対談「 Across this Antheap 」6

ベルナール「歌詞について話して下さい。全体を通じて、小さい可笑しなイメージが溢れているのですが。それに、影のあるユーモアもあります。例えば、「 a bed is creaking as the new messiah comes. 」と言う行です。」
パートリッジ「( 笑う ) ええ、アー、アー、って。」
ベルナール「どのように、このイメージ群を組み立てて行ったのですか?」
パートリッジ「随分何度も、たくさん、推敲したのを覚えています。ちょっと、歌詞ノートを調べさせて下さいね。どのように直していたか、残しているかもしれません。このノートに、『オレンジズアンドレモンズ』のほとんどの歌があります。でも、完成して、清書したものだけを残しておいたと思うのですけれど。」
ベルナール「私は、そのノートを何冊か、貴方と一緒に読んだのを覚えています。完成されたものと、創作途中のものと混ざっていましたよ。」
パートリッジ「そう、では見てみましょう。「 Poor Skeleton Steps Out 」があります。ええ、推敲されてますね。でも、これは、『スカイラーキング』のノートの様な気がしますよ。見つからないですね。「 Antheap の最後 」と言う付箋はあるのですけれど。最初の部分は、どこに書いたのか分かりませんよ。」
ベルナール「最終的な草稿と言うことですか? 最後の数行と言うことですか?」
パートリッジ「「 And all the world's babies are crying still 」少しだけですね。それと、「 While all the police cars harmonize with power drills / As jets and kettles try to drown out screeching gulls / Accompanied by truncheons keeping time on human skulls. 」」
ベルナール「ああ、でも、少し違っていますね。最後は、「 As jets and kettles form a chord with screeching gulls. 」ですから。」
パートリッジ「おや、興味深いですねえ。最後の最後に変化したのですね。でも、どこかに、それを書いている筈ですけれど。この曲の最初の草稿が何処へ行ったか分かりません。 
 まあ、何にしても、この歌詞には自信があります。自分の顔に己惚れても許されるのではないか知ら。( 笑い出す ) と言うか、自分の屁を嗅いで喜んでもいいでしょう。[ ここの部分、face of smart arse を ass of smart face に言い換えてジョークにしている。 ] 
 私の気に入っている行は、「 Doesn't matter what color of cat you are, there's no dogs allowed. 」です。」
ベルナール「私がこの歌詞を好きな理由の一つは、リズミックであると言うことです。今、貴方が挙げた行もそうです。( 速射砲的な音節を強調して読み上げる。 ) 「 Accompanied by truncheons keeping time on human skulls. 」 もう、機関銃ですよ。」
パートリッジ「ええ、どの音節も、とても鮮明です。」
ベルナール「それから、最初のヴァースですけれど、この二つの行の並置が好きです。「 The cars are crashing and the bacon is hacked / The coffin's lowered and the lunches get packed. 」 生と死が同時に存在しているのです。」
パートリッジ「何もかもが食べ物ですね、すみませんでした。」
ベルナール「( 笑う ) すべてが食べ物ですね。それでも、貴方は別の次元でも見ているのではないですか? 死があって、食べ物になり、生命は続いて行く。自動車が潰れること、棺が降ろされること、そのことが問題なのではなくてです。」
パートリッジ「同じことですよ。( 笑いながら話す ) 牛を殺して、切り刻んで、旦那の弁当箱に入れるのです。同じですよ、自動車と言う弁当箱に人間たちが入っているのです。肉、食べ物を待っている者にとって、自動車の中のぐちゃぐちゃの人間は食べ物に過ぎないのです。 
 人の終わりは、肉になることに過ぎないのです。私は、何と言うことを考えているのでしょうねえ。( 笑う )」 
[ ここの部分、ビートルズのあの『 Butcher Cover 』のことが、パートリッジの頭にあったかどうかは分かりません。The Beatles - Butcher Cover ]
ベルナール「( 笑い続ける ) では、次のところですが、「 Still segregating 'cause we insects are too proud / Doesn't matter what color of cat you are there's no dogs allowed. 」」
パートリッジ「明らかでしょう。そのままです。」
ベルナール「「 War planes go over but no wages go 'round. 」のところは?」
パートリッジ「誰もが自分の金がないと不平を言うものなのですよ。」
ベルナール「でも一方で、いつでも、防衛のための金はあるのですね。」
パートリッジ「それが途絶えることはないのです。」
ベルナール「「 A sign goes up to say hey we're twin towned. 」と言う行は、」
パートリッジ「ああ、あれは、私が子供の頃の大事件だったのです。町全体を巻き込んだ騒ぎがあったのです。「ああ、町には何の施設も無いぞ。アート・センターも無い。高速道路が無い。金を全部、姉妹都市になるのに費やしてしまったんだ。我が町は世界の何所かの町と姉妹都市なんだ。くそいまいましい姉妹都市め!」とか言うものでした。 
 1960年代に、こうした掲示板が掲げられたのです。「スウィンドン ザルスギッターと姉妹都市に!!」と言うものです。ドイツの町です。まったく、自分たちがどれだけ偉大かを確認するための、くっつき業のようなものでしたよ。私は、何だかその姉妹都市になった他所の町に申し訳ないように感じていました。だって、スウィンドンと同じようかも知れ無いのですからね。」
ベルナール「( 笑いながら ) そこに行ったことはあるのですか?」
パートリッジ「いいえ。町は、小学校の子供たちをそこに送っていましたけれど、交換留学ですね、でも、私の両親には、そんな余裕はなかったのです。」
ベルナール「( 笑い続けて ) あちらも子供を送って来たのですね?」
パートリッジ「( 笑う ) ええ。ザルスギッターは1960年代の後半に、加工肉産業で大きな飛躍を遂げた町でしたから。( ドイツ訛りを真似て ) 「このあじをあなたたちは好きになるダショウとヴァタシたちはオムォイます。」」
ベルナール「( ずっと笑い続けて ) では、「The dough is rising but no bread will be baked. The fur is genuine but」の行を…、」
パートリッジ「「...but the orgasm's faked.」ですね。」
ベルナール「「 We're spending millions to learn to speak porpoise / When human loneliness is still a deafening noise. 」」
パートリッジ「以前と少しも変わりませんね。お金は全部、間違ったものに使われようとしているのです。人間性は何処へ行ったのでしょうね。イルカが語り合っていることを解読するのに、幾ら使ったのでしょう? 無料食堂とパンの配給の列をご覧なさい。月に到達するのに、どれだけのお金が要ったのでしょう? それだけのお金で貴方が何が出来たろうかを考えてご覧なさい。月に二人の無礼なお邪魔者を置いて、何がしたいと言うのですか?」
ベルナール「「そこにあるから」ですか? [ 原文:Becouse it's there?  これは、イギリスの登山家ジョージ・マロリー George Malloryーの言葉。 ]」
パートリッジ「ふうん。本当に。でも、優先事項は何かと言うことですよ。」
ベルナール「それで、第一ヴァースですが、主張されているのは、すべてが肉…」
パートリッジ「すべてが肉なのです( 古くさい上品な声で )。何もかも役に立たないのです、そう、虚栄、ねえ君、虚栄なのですよ。」
ベルナール「第一ヴァースは、創造と破壊ですね。そうして、第二ヴァースですけれど、ここでは、貴方は、優先事項について話しているのですね。私たちは十分なお金は持っている。それなのに、正しいことに使わない、と言う事実です。それで、次は、今私たちが論議している、貴方の歌詞ノートにあるヴァースなのですが、」
パートリッジ「これは、不眠がもっとひどくなるのですね。耳を潰すような騒音です。」
ベルナール「しかもそれは、消えて行かない。」
パートリッジ「そうなのです。騒音はどんどん大きくなって行くのです。泣く未亡人に飛び跳ねる恋人たち。実は、自分がこのことのために、韻のリストを作っていいたのを見つけたのです。weep、leap、seep、deep、creep、等々です。それは、人類が永らえる限り続いて行くものなのです。人類の愚かさと言うものですよ。」
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2015年06月28日

Roaratorio

 きょうは、クセナキスの作品集『 ALPHA & OMEGA 』のディスク2 とハルモニア・ムンディの『 Mediterranean Music Edition 』からサッフォーの音楽を出してかけた。それから、ジョン・ケージの『 Roaratorio 』を途中まで聞いた。『 Roaratorio 』は、『ユリシーズ』でなくて『フィネガンズ・ウェイク』だけど。 
 『トゥーランガリラ』も『オレンジズアンドレモンズ』もと思ったけれど、出さなかった。
posted by ノエルかえる at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月27日

Magic Act 募金

 Anton Barbeau さんのアルバム『 Magic Act 』は完成したのか知ら。リリースの為の募金をしている。目標額、4,200ユーロ。日本時間の27日朝の時点で集まっているのは、502ユーロ。 

Anton Barbeau presents Anton Barbeau - Magic Act − KissKissBankBank 


それから、クラウス・フーバーのフルートの為の作品集のCDがリリース予定らしい。
posted by ノエルかえる at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月26日

The Beatles「 Can't Buy Me Love 」訳

 ポール・ビートルの「 Can't Buy Me Love 」。

元にしたのは、ビートルズのホームページの Songs
Can't Buy Me Love | The Beatles  

Alan W. Pollack's Notes on "Can't Buy Me Love"  



愛をぼくに齎せはしないんだ。愛。
愛をぼくに齎せはしないんだ。 

ねえ、ぼくの恋人、ダイヤモンドの指輪を買ってあげるよ、
それで、君の機嫌が直るのならね。
何でも買ってあげるよ、ねえ、ぼくの恋人、
だって、ぼく、お金はあまり好きじゃないんだ、
持ってても、お金って、愛をぼくに齎せないんだもの。 

君にあげなきゃいけないようなもの、何でもあげるよ、
君もぼくを愛してるって、言ってくれたらね。
あげるようなものは、あまり持ってないかも、
でも、持ってるものは、あげるからさ。
だって、ぼく、お金はあまり好きじゃないんだ、
持ってても、お金って、愛をぼくに齎せないんだもの。 

愛をぼくに齎せはしない、って、誰もがぼくに言うんだ。
愛をぼくに齎せはしない。ああ、なんてこと。

君がダイヤモンドの指輪は要らない、って言ったら、
ぼくは納得するだろうな。
お金が齎せないような、そんな何か、
君がほしいのはそれなんだ、と明かしてくれないかな。
だって、ぼく、お金はあまり好きじゃないんだ、
持ってても、お金って、愛をぼくに齎せないんだもの。 

だって、ぼく、お金はあまり好きじゃないんだ、
持ってても、お金って、愛をぼくに齎せないんだもの。   





蛇足の説明。
friend にも、色々の意味があります。友人もそうだけど。例えば、政治家が使えば、支持者・支援者の意味だろうし、人気作家が使えば熱心な読者の意味だろうし。この歌では、ガールフレンド。
care for は、love, be fond of, feel affection for の意味。 


追記: 
最初歌詞を見た時には、ヴァースでは発話者が金持ちのドンファンで、コーラスでは、発話者が言い寄るドンファンを撥ね付ける少女なのだろうと思っていました。それが、ポピュラー・ソングによくある構成なので。
でも、それだと、歌詞の展開を上手く追って行けませんでした。
なので、歌全体を、一人の発話者として読んでみました。お金では愛を買えないと、自覚しつつある男性が歌っていると読んでみたのです。 
そうすると、よくある定型に見える歌詞をほんの僅か変えることで、歌の世界を大きく変化させてしまう、ポール・マッカートニーの卓抜さに、また、驚くのです。  

Can't Buy Me Love 訳の訂正: ノエルかえる不恵留
6月29日訂正: 
一旦、上の様に読んだのですけれど、ヴァース部分で男性と女性の掛け合いがあって、その女性の部分を抜き出してコーラスで強調している、と読み直しました。 
訳は以下の様に: 


「おかねじゃ、わたしに愛を買ってくれるなんて出来ないわ。愛なのよ。 
おかねじゃ、愛を買えないのよ。」 

「ねえ、彼女、ダイヤモンドの指輪を買ってあげるよ、 
それで、君の機嫌は直るだろうね。」
「いやよ、わたし、おかねってちっとも好きじゃないもの。 
あなた、おかねじゃ、わたしに愛を買ってくれるなんて、
出来やしないのよ。」 

「君にあげなきゃいけないようなもの、何でもあげるよ、
それで、君も僕を愛してるって、言ってくれるよね。 
上げるようなものは、あまり持ってないかもしれないかも、
でも、持っているものは、何でも上げるからさ。」
「いやよ、わたし、おかねってちっとも好きじゃないもの。 
あなた、おかねじゃ、わたしに愛を買ってくれるなんて、
出来やしないのよ。」 

「おかねじゃ愛は買えない、って、みんなが教えてくれるわ。
あなた、いやよ、いや。おかねじゃわたしの愛は買えないのよ。」

「君がダイヤモンドの指輪は要らない、って言うの、
僕も納得したけれど、 
それなら、君が欲しいと言う、
お金で買えないそんな何か、それを教えてお呉れよ。」
「いやよ、わたし、おかねってちっとも好きじゃないもの。 
あなた、おかねじゃ、わたしに愛を買ってくれるなんて、
出来やしないのよ。」 

「いやよ、わたし、おかねってちっとも好きじゃないもの。 
あなた、おかねじゃ、わたしに愛を買ってくれるなんて、
出来やしないのよ。」 
posted by ノエルかえる at 18:47| Comment(4) | TrackBack(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベルナール、パートリッジ対談「 Across this Antheap 」5

ベルナール「どうして、トランペットを選んだのですか?」
パートリッジ「私はトランペットが好きなのですよ。トランペットが頭から離れないのです。トランペットが吹けたら、どんなにか良いでしょうねえ。結局、蛙の様になるのは嫌ですけれどね( 笑う )。」
ベルナール「( 笑いながら ) そうですか、ディジー・ガレスピーの様な風貌になるのは嫌なのですね?」
パートリッジ「ダナ・ギレスピー ( 1949年生まれのイギリスの歌手、ソングライター。 ) [ 姓は同じ Gillespie ですが、日本語表記は、アメリカのジャズ・トランぺッターはガレスピー、イギリスの歌手はギレスピーとなっている様です。 ] ああ、あの人たちにトランペットを演奏させられたら! ( 笑う ) Dana Gillespie
 ああ、真面目に話しましょう。本当に、私は、トランペットの音が好きなのです。曲に黄色いクレヨンの明るい光の斑点が欲しいなと思った場合、トランペットを使うのです。それに、深夜の様子が私は好きなのです。深夜の音と言うのは、ミュートを付けたトランペットですよ。あるいは、小さな音で繊細に吹かれるトランペットですね。陳腐な孤独のテーマ音楽ですけれどね。」
ベルナール「ですけれど、この曲のトランペットは、とても耳障りな音になっています。」
パートリッジ「そうですね。開始部分では、弱音器でとても弱い音にしているのです。眠れない夜の午前四時に嘆いている私がトランペットの音になっているのです。その他では、大きな音で吹き鳴らしているのです。そうでうね、私が「トランペット蚊」と用語化した音を吹いているのです。聴こえる範囲内のあらゆるところでブンブン言っている蚊ですよね。 
 トランペットには、エレクトリック・ピックアップを付けていたのです。MIDI か何かで操作していたのだと思います。全体を通して、そのエレクトリックな掻き混ぜ棒で掻き混ぜていましたよ。実はですね、トランぺッターは、何かを試していたのです。それで、私が、「それは凄い、もっとそれを遣って呉れないか。」と言ったのです。こうして、私たちは、それを「トランペット蚊」と書き留めたのです。その音が必要だったのです。午前四時に何とか寝ようとしている所に、突然、現れる蚊ですよ。終わりの部分で、それを聴くことが出来ます。頭の回りを飛び回っているのです。午前四時の最悪の不快な音ですね。 
 素晴らしい演奏です。トランぺッターはポールの推薦でした。「何曲かで、トランペットがどうしても欲しいんだけど。」と私が言うと、ポールが「どうだろう、僕は、マーク・アイシャムを知ってるけど。」と言ったのです。」
ベルナール「貴方ご自身は、彼の作品についてよくご存知だったのですか?」
パートリッジ「知っていました。映画『 The Moderns モダーンズ 』のサウンドトラックをしていましたか知ら。[ アラン・ルドルフ監督作品。1988年。音楽は、マーク・アイシャム。公開は、1988年4月。The Moderns (1988) - IMDb XTC がレコーディングの為に渡米したのは、1988年5月12日だから、公開後。 ] ものすごい評判の人でしたよ。大変な評判でした。それで、当然のことではありますが、審美眼がしっかり備わった奏者でした。こちらが欲しいものなんでも演奏出来たのです。「こんな風に吹いて欲しいんだ、( 口真似でブリッジ部分の高い下降パターンを歌う。 ) 、ここで強く、ここでは蚊の様に、ここでは静かに、」とかいろいろ言っても、彼は出来たのですよ。本当に大当たりの推挙でした。ポールは、同様に、パットも推薦したのです。明らかに、ポールは彼の為に働く奏者を持っていたのです。」」
ベルナール「それが、ポール・フォックスさんを雇った理由の一つでもあったのですか? つまり、ポール・フォックスさんが、ロサンゼルスの取り仕切り役であると言うことですけれど。」
パートリッジ「そうです。彼は、助産婦ですよ! 赤ん坊の出産を助けると言うばかりではないのです。何人かの腕の良い看護婦や乳母や養育係も推薦することが出来るのです。それで、大変な厄介事を容易なことに変えてしまうのですよ。( 笑う )」
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2015年06月25日

Dr and The Medics

 Swindon Link に依ると、Dr and The Medics が7月11日に、スウィンドンでライブを行うと言うこと: 
Wrde Up Festival look to Dr and The Medics for healthy weather in Highworth: 11 July | Swindon Link 

 アンディ・パートリッッジは出掛けないと思うけれど。
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相棒

 きのうは、テレビを点けて見てただけ。『警視庁捜査一課9係』と『世界で一番美しい瞬間』。 

 『世界で一番美しい瞬間』は、ベルギーのイーペルの猫祭り。ベルギーでは、バンシュのカーニバルも面白いけれど。こういうのは、ベルギーの特徴なのか知ら。
 それで、『警視庁捜査一課9係』は、今年は来週で終わり。と言うことは、そろそろ、『相棒』の今年のシーズンも製作に取り掛かっているのだろう。去年のシーズンで、右京さんの相棒のカイト君はいなくなったので、また、新しい相棒だけど。どうだろう、新しい相棒、いっそのこと、ベネディクト・カンバーバッチさんでは。マーティン・フリーマンさんでもいいけれど。ロンドンで知り合ったとかと言う設定で。どうせなら、今シーズンは、全話ロンドンと言うのもどうだろう。
posted by ノエルかえる at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月24日

Colin Price

 パートリッジがTwitterに書いていた、Colin Price と言う人物、よくは分からないけれど、ギター製作者なのか知ら。 

Ship In A Bottle Guitars
posted by ノエルかえる at 16:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Come Into The Woods

 きのうも、『スカイラーキング』を聴いた。年月が経つほどに、コリン・ムールディングの歌は輝きを増すのだけれど、「 Big Day 」もそう。一層に惹き付けられてしまう。この歌は、後の「 Bungalow 」に発展するのだなあ、と思ってみたりもする。そういえば、題の語感も似ている。それに、強い印象があるのは、田舎びたアコーディオンの音なのだけれど、それが、「 Bungalow 」では、やはり田舎的な海辺の社交場の電気オルガンに変わるのだな、と思ってしまう。でも、オルガンと言えば、『スカイラーキング』では、パートリッジの「 Season Cycle 」。オルガンは、パートリッジの夏のイメージと言うことだけれど、ムールディングのそれ以前の歌「 In Loving Memoriy of a Name 」も思い出させる。やはり、繋がっているのだろうか。 


 それから、スウィンドン・ヴューポイントのweb ページに載せられていた、「 To Seek Beauty 」を見る。1950年代初めのスウィンドンの South Marton と言う所の風景を、たぶん8ミリフィルムで撮ったものから作った、映像詩のようなもの。A. G. Morris と言う人の作品。ヴューポイントでは、音楽が付けられているけれど、それは、現代で付けたものだと思う。
 でも、その50年代のスウィンドン郊外の田園風景、花畑や水辺が、『スカイラーキング』そのものに、私には見えた。それに、その「 To Seek Beauty 」は、スウィンドン出身の詩人 Alfred Williams の詩「 Come Into The Woods 」を元に作られたと言うことだし。余計に、XTC の世界に重なってしまう。( アルフレッド・ウィリアムスは、「 English Settlement 」と言う語をスウィンドンと結びつけて使った人。) 

To Seek Beauty | Swindon Viewpoint  

www.alfredwilliams.org.uk - the official website of the Alfred Williams Heritage Society 

Come Into The Woods  

Come into the woods, the wild birds are singing,
The white hawthorn's scent wafts into the wind,
The skylark is up and the sheep-bells are ringing,
Young Pleasure's before and old Sorrow's behind.

The elm and the oak their branches are raising
Tipped with the azure that's mirrored in seas,
Around, the calm cattle are quietly grazing,
And hazel-wands quiver and bend in the breeze.

Above in the boughs the pigeons are cooing,
The chaffinch is tender and linnet is sweet,
And in the green hedgerows the thrushes are wooing,
And cowslips are blooming fast under our feet.

And whistles the swain and speeds with his ploughing,
And tells of his mistress and talks of his team;
With the warm sun above and the southern wind blowing,
And the blossoms awake by the edge of the stream.

O fountain of Eden! what waters have risen?
What rapturous torrents high over me roll?
What powers have broken the spell of my prison,
And breathed such humanity into my soul?

Not in the throbbing heart-beats of the city,
Not in the passionless breast of the throng
Hovers the azure-winged angels of Pity,
Wafts the ambrosial incense of song!

Lo! in the flower-decked sun-fields of Nature,
Under the blue-woven banner of skies,
God hath implanted a bliss in each creature,
Sounds for the senses and sweets for the eyes;

Silence in forests and musical flowings,
Feathery minstrels embowered in trees,
Glory of grasses, and breathings and blowings
Of serpentine breezes from health-giving seas.

Only the soul of us, torn from its union
With the first Parent, and buried in strife
Fails of her promise, and cries for communion
With the deep pleasures of pastoral life.
posted by ノエルかえる at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | Skylarking | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベルナール、パートリッジ対談「 Across this Antheap 」4

ベルナール「それでは、ムールディングさんのベースのパートについても、少し話して下さい。」
パートリッジ「卓抜しています、本当に素晴らしいです! 私は、すっかり忘れていましたけれど。正真正銘の素晴らしい演奏のベースです。前面の弓で弾くベースは、サンプルです。ポールは、無尽蔵のサンプルを持っていましたからね。欲しがる様なものは何でもあったのです。私たちは、ずっと眠れないまま午前四時を迎えてしまってする様なものを必要としていたのです。それで、ダブル・ベースでなければならなかったのです。ですけれど、歌全体を通じての、コリンのベース演奏は、本当に優れたものです。歌全体の基盤は、ラテン的なパーカッションです。それに、私の湿っぽいブルーズっぽいプリング・オフ奏法のギターなのですが、コリンのウップウップする小さなベースが、そのすべてを素敵に聴こえさせているのです!」
ベルナール「」
パートリッジ「ええ。」
ベルナール「ムールディングさんが使ったベースが何だったか、貴方は覚えていますか?」
パートリッジ「たぶん、彼所有のウォルでしょう。直接聞けば分かるでしょう。」
posted by ノエルかえる at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Oranges & Lemons | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月23日

 きのうは、『スカイラーキング( 2014 CD )』と近藤譲作品集『表面・奥行き・色彩』をかけた。小さな音で。 

 石牟礼道子全集第十二巻に入れられている月報に、大倉正之助さんが寄稿しているのに、気がついた。藤原書店のwebサイトを見ると、石牟礼道子・詩文コレクション5『音』の解説も書かれている。 
 それに、石牟礼道子を撮った映画もあると知った。『花の億土へ』という題名。
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2015年06月22日

夏至

 今日は夏至。だから、『 Skylarking 』。 

スウィンドンの今日の日の出は、4時50分。日の入は、21時29分。昼間の時間は16時間38分。 
航海薄明 Naval twilight ( 海面と空との境が見分けられる程度の明るさ )は、2時47分から。日の入後の航海薄明は、23時31分まで。市民薄明 Civil twilight ( 人工照明がなくても屋外で活動ができる明るさ )は、4時2分から、日の入後の市民薄明は、22時16分まで。
なので、暗いのは、深夜0時から早朝3時くらいまで。 

でも、今日は雨かも。去年も雨だった様な気が。 

でもでも、夏至だから、『 Skylarking 』。
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ベルナール、パートリッジ対談「 Across this Antheap 」3

ベルナール「キーボードも使っていますよね。」
パートリッジ「ええ、でも、私はキーボードには不満なのですよ。( プロデューサーの )ポール・フォックスは、この曲をシングルにしようと考えていたのです。それで、「安っぽいブラス風のキーボードを使いたい。」と言っていました。それは、私が本当に嫌な音だったのです。でも、彼は、「本当にひどい音だ、ほとんど皮肉に聴こえるよ。」と言うのです。それがひどい音だと言うことに私は気が付きました。それで、彼とはちょっとした論争になったのです。それでも、彼は、「もう少し遣らせて欲しい」と言うのです。それで、彼はLAセッション風のキーボードをしたわけです( くすくす笑う )。彼は、これをシングルにすると頑迷に言っていました。それで、長引いて行ったのです。その時、「彼は善い決定をするだろう。私たちは、これまで、それに従って来たのだから。それと同じだろう。おそらく、彼は正しいのだ。おそらく、私は個人的な嫌悪感を持っているのだ。チーズに対してと同じ様にシンセのブラス風の音を私が嫌っているだけど。」と私は考えたのです。」
ベルナール「それでは、弾いているのは、フォックスさんなのですね、グレゴリーさんではなくて。」
パートリッジ「ええ、ポールです。」
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2015年06月21日

アフロディーテの島

 きょうは、クリス・ワトソンの『ウェザー・リポート』の氷河の音を聞いて、それから、ピーター・ブレグヴァドの『キュー・ローン』をかけて、シューベルトの『白鳥の歌』と『美しき水車小屋の娘』。 
 MacBookでウィキペディアに載っているアントワーヌ・ヴァトーの『シテール島の巡礼』を眺めて、メシアンの『トゥーランガリラ交響曲』を聴こうかと思ったけど、ピンク・フロイドの『永遠』をかけた。 

 8月15日には、キティラ島のパナゲア祭りを見に行きたいなあ、と思ったり。 

 なんだか、「サムの息子法」が話題になっている様。XTC「 Are You Receiving Me? 」にも、サムの息子が登場するのだけれど、、、  

 今年の武満徹作曲賞は、フィンランドのセバスチャン・ヒッリと言う方と、トルコのイーイト・コラットと言う方なのか。  

 ああ、『スカイラーキング』A面も、聴いたのを忘れてた。明日は、夏至だし。
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2015年06月20日

スウィンドン:日本語版ウィキペディア

 日本語版のウィキペディアのスウィンドンの項。 
スウィンドン - Wikipedia 

人口は約20万になっているんですね。増加傾向なのかしら。 

 それで、著名な出身人物に挙げられているのは:
ゾエ・ジョーンズ : 女性フィギュアスケート選手
ダイアナ・ドース : 女優
ディーン・アシュトン :サッカー選手
トム・ウィズダム : 俳優
ビリー・パイパー : 女優、歌手
ベン・サッチャー : サッカー選手
レイチェル・シェリー :女優 

と、XTC には、全く触れられていません。 
 他に特に書かれているのは、ホンダの工場があること。スタントンハウスホテルのこと。アウトレットモールのこと。マジックラウンドアバウトのこと。
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2015年06月19日

ベルナール、パートリッジ対談「 Across this Antheap 」2

ベルナール「この歌の歌詞は、私たちは如何言う者であり何をしているかについて、数多ある幻滅を余すところなく説明したものの様に、私には思えます。」
パートリッジ「これが幻滅なのかどうかは、私には言えないことです。ただ、人間が互いを理解し合うことには無能だと言うことなのです。蟻以上には連絡が出来てないのです。たぶん、人間は、お互いを理解し合うのに、特別なヘルメットが要るのですよ。この歌は、そう、相互無理解のことなのですね。確かに、人類に対して、冷笑的な眼差しが向けられています。」
ベルナール「私たちは自分たちが何者であるかを考えてはいません。もちろん、私たちを含んだ宇宙については考えていて、その中で、自分たちが全体的に重要なのだと思っているのです。」
パートリッジ「私たちは、今、図らずも、重要な課題に手を着けてしまった様ですね。そうなのです。人類の虚栄と言うことなのです。私たちは、「神」が私たち人間に似ていると考えているのです。どうして、神がタツノオトシゴに似ていると考えられないのでしょう。タツノオトシゴが衣装を着けたら如何でしょうね。神が人間に似ている筈であるということについて、何の根拠もないのです。私たち人類がそんなに完璧なのでしょうか?」
ベルナール「ところで、「 Millions 」のお話を伺った時にも、貴方とグレゴリーさんは、それぞれどちらのチャンネルに入っているのかと、聞いたのですけれど、この曲ではどうなのでしょう?」
パートリッジ「デイブは、曲を通して、あちらこちらで短いフレーズを弾いていますね。貴方に説明しようと、ヘッドホンを当てて聴いたのですけれどね。私は、ヴォーカルのメロディに沿って、ブルージーなギターを弾いています。それで、デイブは、高い音のコーラス・エフェクターを使ったギターで、やや不協和音気味でアクロバチックな技を見せてます。 
 でも、この曲の重要な部分は、パーカッションなのです。この曲での、パーカッションのプログラミングは、その全部を私がしたのです。リン・ドラムをスタジオの隅の床のカーペットの上に置いて、コンゴとリムショット[ スネア・ドラムの縁を叩く奏法 ]とカウベルとその他あらゆるものをプログラミングしたのです。素晴らしいサンプル音を出せる様にして、パットがそれに沿って演奏出来る様にしたのです。」
ベルナール「驚きました。私は、発想するのに、リン・ドラムを使って、でも、レコーディングでは、全てが生楽器で演奏されたのだ、と、私は思っていました。それで、ほとんどが、サンプル音なのですか?」
パートリッジ「相当たくさんのサンプル音を使っています。それに、パットは、スネアとかシンバルとか何かを叩くとか、随分たくさんの短い打音を鳴らしているのです。それで、録音テープいっぱいに、パーッカションを入れてしまったのです。もう、それ以上録音出来ないと言う程までテープにパーカッションを入れたのです。なのにです、私は、「僕はさあ、歌の終わりの所に、フルのドラムズ・キットがどうしても欲しいんだなあ。」と言ってしまったのですよ。それで、私たちは、フルのドラムズ・キットについては、モノーラルにする他なかったのです。」
ベルナール「ああ! そのことを伺わなければと思っていたのです。それで、そのドラムズ・キットの音が左右チャンネルでパンしているのですけれど、それはどうしてなのでしょう。」
パートリッジ「そうですね。パンして揺らめいていますね。たぶん、オート・パンです。ただ、ドラムズ・キットの音はモノーラルなのです。テープの残りがありませんでしたから。ドラムズ・キットの録音には、二本のマイクを使って、その両方を一つのチャンネルに送ったのです。違ったか知ら、一本のマイクにまとめて、チャンネルに送ったのだったか知ら。でも、それで良かったのです。正しい音になっていました。終わってみれば、とても豪華な美しく録音されたパーッカション群の音になっていたのです。」
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2015年06月18日

Steve Carvey

 Steve Carvey さんについて、スウィンドン・アドヴァタイザーに記事が出ていたので: 
Friends pay tribute after sudden death of drummer Steve Carvey (From Swindon Advertiser) 

 Steve Carvey さんについての詳しいことは分かりませんけれど、享年は50、突然の死だった、と言うことは分かりました。
posted by ノエルかえる at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Go-Bang

 XTC の『 Go 2 』と直接は関係無いのだけれど、『 Go-Bang 』という、コミック・オペラがあったそう。初演は、1894年。エイドリアン・ロス Adrian Ross 脚本、フランク・オズモンド・カー Frank Osmond Carr 音楽。当時は、F. C. バーナンド Sir Francis Cowley Burnand 脚本、アーサー・サリヴァン音楽の『 The Chieftain 』と人気を争っていたそう。 
 内容は、『王様と私』( 1944年 )に少し似ていて、東洋から西洋の作法を学びにイギリスへ来た高貴な人物が、踊り子に恋をして、と言うものらしい。 
 今でも、再演されているのかどうかは、分からない。

 Go-Bang は、五目並べ。 

Go-Bang - Wikipedia, the free encyclopedia 

 それで、『 Go 2 』は、ゲーム Go Bang( Gomoku )[ Five in a Row ] から取ったそうなのだけど、バリー・アンドリューズは、 Shriekback のアルバムのタイトルに、再度取り上げたのだ、とアンディ・パートリッッジは、Twitter に書いていた。『 Go Bang! 』は、1988年リリース。
posted by ノエルかえる at 08:30| Comment(0) | TrackBack(0) | Go 2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月17日

ベルナール、パートリッジ対談「 Across this Antheap 」1

 アンディ・パートリッジとトッド・ベルナール Todd Bernhardt さんの対談、「 Across this Antheap 」について。
 2009年01月12日にMySpace に公開のもの。MySpace にはもうありません。今は、チョークヒルのアーカイブにあります。 
Chalkhills: XTCFans: Andy's Take: "Across This Antheap"  

ベルナール「「 Soldiers, workers, slaves and farmers 」…、」
パートリッジ「「 Nurses, queens and drones. 」、全部蟻の種類ですね。」
ベルナール「どこから思い付いたのですか?」
パートリッジ「子供の時、私は、蟻に夢中だったのです。ジャック・カービー Jack Kirby がイラストを描いたお話を読んでいたのを覚えています。カービーは、アメリカ・コミックの古今の描き手の中で私が一番好きな作家です。ある男が蟻塚( antheap )に入って行くのです。私の記憶が正しければ、蟻をコントロール出来るヘルメットを被っているのですが。[ 『 Tales to Astonish 』の「 The Return of the Ant Man 」 Tales to Astonish Vol 1 35 - Marvel Comics Database] もしかして、私は、アント・マン[ マーベル・コミックのキャラクター、ジャック・カービーとスタン・リーの創作。Ant-Man - Marvel Comics Database ]のことを考えているのか知ら? たぶん、読み切りの話しとアント・マンの始まりの話しがごちゃまぜになっているんだと思います。だって、あまりに勝ち目がないじゃないですか。蟻はどれくらい恐ろしいのです? スーパーな悪者をやっつけようとしても、ほんのちょっとダメージを与えるのにも、ものすごい数の蟻が要りますもの。 
 作者たちがすぐにジャイアント・マンに変えたのもちっとも不思議ではないですね。だって、「さあ、この男は蟻のサイズだ。蟻を操れる。でも、それで?」ってなりますからね。だってねえ、スーパーな悪者は、直ぐに気が付くでしょう。床の上を蟻の行列が歩いているのですよ。それに、フルフェイスのヘルメットを被ったちっちゃな奴がそのありの行列を導いているのです。ヘルメットには、蟻に話せる特殊なマイクロフォンが付いているのですけれどね。 
 兎も角、このビートの強い曲について始めましょう。そのカービーがイラストを描いたお話しを読んで、私は、蟻と人間の類似性について、子供の時からずっと考えていたのです。それに、ビーフハートが「 Ant Man Bee 」と言う曲を書きました。それで、「同じことを考える人がいるんだなあ、蜂の共同体、蟻の共同体、人間の共同体、だなんて。」と思ったのです。私の頭の中に、蟻と人間と言う考えが、ずっと潜んでいたのだと思います。 
 元は、『スカイラーキング』のための曲を書いていた頃に、書いたものなのです。『ファジー・ウォッブル』[ Vol. 6 に ]に二つのデモ・テイクがあります。早い段階のものは、『スカイラーキング』へ入れようとしたものです。ずっと湿った感じに聴こえるものです。後のものは、ウォー War [ 1969年から76年に活動したカリフォルニアのバンド ] がしそうな乗りのあるものです。私は、実は、ウォーの「 Low Rider 」[ Low Rider - Wikipedia, the free encyclopedia ] が大好きなのです。そうですね、ラテンの人たちにも少しは売れて欲しかったのです。( くすくす笑う ) 
 ギターをEでチューニングして、色々しているうちに、自分の耳にはいいと思えるこの曲のパターンを見つけたのです。そうすると、口のパーカッションが勝手に飛び出して来たのです。( 早めに ) ジゲディ・ジグ・ザグと言う風なものですね。即興に近いものでした。頭脳の排便ですよ。「これは? これは? ああ! 蟻だ!! そうだそうだ、僕は、今、蟻と人間についての歌を書いている最中なんだ! この曲なんだ! 今こそその時なんだ! 我が人生、陽の当たる瞬間! 子供が虫眼鏡で私の背中を焦点にして太陽光線を当ててるんだ! ああ、僕は爆発する!!!」と思いましたね。( 笑う ) 
 そんな経験、何度ありますか?」
ベルナール「ないですよ、( 勿体ぶった声で ) 私はどちらかと言うと、同情しやすく感じやすいタイプですから、、、」
パートリッジ「( 笑いながら ) ある一人の男が虫眼鏡を持って君の後ろに立って、焦点を合わせるのですよ、すると、君は燃え出す! 
 メンゲレ教授[ ナチス親衛隊の医師 ]の様にならないかと心配ですけれどね。私は爆発したのです。 
 まあ、それで、ギターのチューニングをオープンEにして弾いていて、この可笑しな短い、湿った感じのフレーズを思い付いたのです。( ヴォーカルの主旋律を歌う。 ) 一緒に、人間/蟻の直喩も出て来たのです。『 Skylarking 』では不採用になったのですが、私は気に入っていて、お蔵にはしてしまいたくありませんでした。それで、私は、もう少し工夫を続けたのです。もっと騒がしくして眠れない様にしたのです。」
ベルナール「その当時、実際に、ずっと検討していたのは何なのですか?」
パートリッジ「全部ですよ。そう、眠れなくなると言う部分です。」
ベルナール「「 And the screaming sky won't let me sleep 」と言う所でしょうか、、、」
パートリッジ「ええ、それに、イントロの部分、( 眠たげな声で ) 「 Soldiers, workers, slaves and farmers 」もです。これは、眠れなかった早朝4時の感覚なのです。脳がフル稼働しているのです。レーシング・ブレイン・シンドロームと言われていませんでしたか。脳を停止出来ないのです。それで、エリカはいつも不平を言っています。私がちゃんと話しを聞いていないって。」
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2015年06月16日

Steve Carvey

 アンディ・パートリッッジのTwitter のコメントに依れば、1979年1月にコリン・ムールディングが自分の曲だけのデモ・テイクをレコーディングした時のドラマー、Steve Carvey さんが亡くなったそう。 
 その時のレコーディング・メンバーは、ムールディングの他は、亡くなった Steve Carvey さん、ギターに Bent Larson さん、バリー・アンドリューズがサクソホーン。曲は、「 Cheap Perfume 」「 I Feel Blue 」「 If I Had My Way 」「 Someone's Been in My Room 」「 The Beautiful People 」。 


 そのムールディングのデモ・テイクのレコーディングの少し後の3月に、スウィンドン・ビューポイントに出演した時のビデオ: 
Steve Carvey and Urban Disturbance | Swindon Viewpoint 

 Steve Carvey さん、最近は、Swindon Music Service で、講師をしていたらしい。 
Swindon Music – Home 

Mr Steve Carvey - MusicTeachers.co.uk 


追記:ただ、パートリッジの Twitter で見ただけで、他のところで確認をしたのではないので。 

追追記:18日のスウィンドン・アドヴァタイザに依れば、亡くなった時には50歳だったと言うことですから、『ドラムズアンドワイアーズ』前のデモ・セッションの時には、14歳だったのでしょう。
posted by ノエルかえる at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 注記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テオドラキス第三番

 きょうは、ブルームの日だけど、再生機に、今、入れたのは、ミキス・テオドラキスの交響曲第三番。歌付き。テキストは、カヴァフィスの詩とディオニシオス・ソロモスの詩と、ビザンティン聖歌。 
posted by ノエルかえる at 21:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スティーブン・ウィルソン版『ドラムス・アンド・ワイアーズ』レビュー

 『 Drums and Wires 』5.1 サラウンド版のレビュー記事。オーディオの観点からのレビュー。XTC の作品と言うよりも、スティーブン・ウィルソンのエンジニアリングを高く評価している記事です。 

SACDラボ♪♪_XTC/Drums & Wires Blu-ray 
「サラウンド・ファンなら「このサラウンドは違う」と思うのではないでしょうか。」と。
posted by ノエルかえる at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Drums and Wires | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月15日

The Faust Tapes

 きょうのアンディ・パートリッッジのTwitter のコメント、ファウストの三枚目のアルバム『 The Faust Tapes 』のことを言っているのだと思うけれど、私には意味が分からない。 
 9分頃の、「ジー、ジー」と言う音のことなのだろうか? 

https://twitter.com/xtcfans/status/610160441008988160 
「it's just occurred to me that 9 mins into the FAUST TAPES, they plot out X RAY SPECS' career perfectly!?」12:02 - 2015年6月14日
posted by ノエルかえる at 08:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Big BIg Train 「 Lost Rivers of London 」

 Big Big Train の「 Lost Rivers of London 」( Greg Spawton 作 ) を訳してみました。 



ロンドンの消えた川の数々、
ロンドンのもう長く見ていない川の。
宮殿の側、大修道院の側、
公園の池の側の
百の井泉から、
闇の水が湧き上がる。

ロンドンの町の消えた川の数々、
ロンドンのもう長く見ていない川の。
耳を澄まして聞くならば、
オールド・ケント・ロードに
並ぶ家々の下を
水が流れいてるのを聞き取れるだろう。 

丘の上に、草原に
源はある、そこから
広い畑を走り抜け、
石で蓋された
町の通りに遣って来る。
雨が降れば、
舗道の割れ目から川が
現れて来る。
そうして、海岸へと
邁進するのだ。

ロンドンの町の消えた川の数々、
ロンドンのもう長く見ていない川の。
クヌート1世は大潮に乗ってエフラ川を遡り
イングランドに侵攻した。
今は、ターンゲイン通りの下で
暗渠になっている。 

丘の上に、草原に
源はある、そこから
広い畑を走り抜け、
石で蓋された
町の通りに遣って来る。
雨が降れば、
舗道の割れ目から川が
現れて来る。
そうして、海岸へと
邁進するのだ。

ロンドンの消えた川の数々、
ロンドンのもう長く見ていない川の。
ロンドンの消えた川の数々、
ロンドンのもう長く見ていない川の。
フリート川、タイバーン川、
ウェストボーン川、ウォルブルック川、
そして、エフラ川。  


Lost rivers of London
long lost revers of London.
By the palace and the abbeys
by the lakes in the parks,
black waters rise
from one hundred springs and wells.

Lost rivers of London town
long lost rivers of London town.
Underneath the houses on the
Old Kent Road,
if you listen very hard
you can hear the river flow.

Headwaters out on the hills
and the meadows
run through the fields
to the city streets
paved with stone.
And after the rain
through the cracks in the pavement
the rivers will rise
as they make their way
to the shore

Lost rivers of London town
long lost rivers of London town
Canute sailed the Effra
on the high spring tide.
Now the black river hides
under Turnagain Lane.

Headwaters out on the hills
and the meadows
run through the fields
to the city streets
paved with stone.
And after the rain
through the cracks in the pavement
the rivers will reise
as they make their way
to the shore.

Lost rivers of London
long lost rivers of London town.
Lost rivers of London
long lost rivers of London town.
The Fleet and the Tyburn
and the Neckinger,
the Westbourne and the Walbrook
and the river Effra.


Lost Rivers of London | Big Big Train
posted by ノエルかえる at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月14日

Die schöne Müllerin

 きょうは、オーネット・コールマンの『 Free Jazz 』と『 Virgin Beauty 』、それに、ペーター・シュライアーのテナー、アンドラーシュ・シフのピアノでのシューベルトの『美しき水車小屋の娘』を聞いた。 

『 Virgin Beauty 』、やっぱり、『オレンジズアンドレモンズ』みたい。
コールマンには、『 Sience Fiction 』と言うタイトルのアルバムもある。
posted by ノエルかえる at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Vudeja

 気になっていること。XTC の『 Apple Venus 』『 Wasp Star 』が APE ロゴを付けて再版されるのだけれど、それは嬉しいのだけれど、扱っているバーニング・シェッドのショー・ウィンドウでは、『 Apple Venus 』のアートワークが上下逆さまになっている。 
 これは、つまり、既存の見方がどれ程に強いかと言うことなのだ、と思う。孔雀の羽のどちらが下でどちらが上なのか、自明のことなのだから、それをあしらった図像の上下が如何であるかは、初めから分かっていると思われているのだ。 
 でも、そこから考え始めると、XTC の魅力と言うのは、『 Apple Venus 』のアートワークが逆さまに見られてしまう、と言うまさにそこにあるのか、と思う。XTC は、既にあるものを既にある様に見ないのだから。ヴュジャデが彼らの方法なのではないか知ら。 

 もちろん、APE house のweb ページでは、『 Apple Venus 』のアートワークは、正しい向きで飾られている。  


明日は、朝刊が休みなので、新聞に明日のテレビ欄も載っていた。NHK・BSで、午後1時から、『ザ・スパイダースのゴーゴー・向う見ず作戦』を放送する予定になっている。録画して置いて、見ようかな。
posted by ノエルかえる at 11:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月13日

Lichtenstein『 Drowning Girl 』

 きょうのWikipedia の巻頭は、リキテンシュタインの『 Drowning Girl 』だった。6月13日と言う日付に関係があるのではないと思うけれど。 
 『 Drowning Girl 』、今まさに溺死しようとしている少女。ちょっとまどろこしい訳。水死間際の少女。
 でも、アンディ・パートリッッジ、この絵の為の音楽を書かないかなあ。そうでなければ、ニューヨーク近代美術館が、アンディ・パートリッッジにこの絵の為の音楽を書く様に依頼しないかなあ。 

Roy Lichtenstein / Drowning Girl  

MoMA | The Collection | Roy Lichtenstein. Drowning Girl. 1963
posted by ノエルかえる at 17:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オーネット・コールマンの訃報

 アンディ・パートリッッジも大好きで、多分に影響されているオーネット・コールマン Ornette Coleman が亡くなったと言うニュース。 6月11日に死亡、享年85。
Ornette Coleman - Wikipedia, the free encyclopedia 

 パートリッジ、コールマンが存命中に、一度、一緒に仕事をすれば良かったのに。
posted by ノエルかえる at 08:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月12日

Graffiti & her friends against the never ending sadness

 NudyBronque は、『 Graffiti & her friends against the never ending sadness 』と言う題名のロック・オペラをレコーディングしたかったのだけれど、資金がないので、今はレコード化は無理だと言うこと。 
 でも、8月21日に、スウィンドンの The Victoria で、ステージに掛けると言うこと。
 コリン・ムールディングが何かの形で関わっているかどうかは、分からない。
posted by ノエルかえる at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月11日

O rocks!  

 きょうは、YouTubeで、「 Ant Man Bee 」( ビーフハートの『 Trout Mask Replica 』の中の歌 )を聞いたり。でも、『新八犬伝』のテーマソングが聞きたくなったり。 
 もうすぐ、6月16日、ブルーム・デイでトラウト・マスク・デイ。でも、私は、ビーフハートよりもファウストの方が好きだな。 
 『ユリシーズ』をまた少し、 
Mr Bloom moved forward, raising his troubled eyes. Think no more about that. After one. Timeball on the ballastoffice is down. Dunsink time. Fascinating little book that is of sir Robert Ball's. Parallax. I never exactly understood. There's a priest. Could ask him. Par it's Greek: parallel, parallax. Met him pike hoses she called it till I told her about the transmigration. O rocks!  

ブルーム氏は前へ進んだ。困惑した目を上げた。もうこのことは考えないでおこう。一時を過ぎた。時間球がバラスト事務所に降りている。ダンシンク標準時。ロバート・ボール卿のあの本にちょっと夢中。パラ・ラックス。意味がちゃんとは分からない。あそこに司祭がいる。聞いたらどうだろう。パラはギリシャ語だ。パラ・レル、パラ・ラックス。僕に教わるまで彼女は、メテム・プシ・コシス( 輪廻転生 )を彼に会ったカワカマス・ホースだと思っていた。お馬鹿さん。 

ここを読んで、XTC「 The Last Balloon 」が浮かんだり。pike と trout は、同じ仲間かなあ? 

 O rocks! O rocks! 
posted by ノエルかえる at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月10日

三枚目のアルバムに向けて

 Big Big Train のEP『 Wassail 』は、Amazon. uk でデジタル・ミュージックのフォーク部門で、売り上げ一位になってました。 
 それから、Facebookの Tin Spirits のページ上のコメントに依れば、Tin Spirits は、12月にスウィンドンでライブ・ステージ。それよりも、三枚目のアルバム制作も始めるそうです。 
 Big Big Train も、8月にライブ・ステージを行う予定ですし。デイブ・グレゴリーさんは意気軒昂なのだと。
posted by ノエルかえる at 21:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月09日

flapping gulls

 『ユリシーズ』エピソード8「 The Lestrygonians 」の次のところを読んでいると、XTC「 Seagulls Screaming Kiss Her, Kiss Her 」が頭の中で聴こえる。  


Looking down he saw flapping strongly, wheeling between the gaunt quaywalls, gulls. Rough weather outside. If I threw myself down? Reuben J's son must have swallowed a good bellyful of that sewage. One and eightpence too much. Hhhhm. It's the droll way he comes out with the things. Knows how to tell a story too.

They wheeled lower. Looking for grub. Wait.
He threw down among them a crumpled paper ball. Elijah thirtytwo feet per sec is com. Not a bit. The ball bobbed unheeded on the wake of swells, floated under by the bridgepiers. Not such damn fools. Also the day I threw that stale cake out of the Erin's King picked it up in the wake fifty yards astern. Live by their wits. They wheeled, flapping.

The hungry famished gull
Flaps o'er the waters dull.  


見下ろすと、彼は、鴎を見た。それは、冷然とした岸壁の間で強く羽搏いて、輪を描いている。外は荒れている。身を投げたらどうだろう。ルーベン・Jの息子は、汚水を鱈腹飲み込んだに違いない。一シリング八ペンスは多過ぎ、か。ううん。面白い言い方を彼奴は思い付くものだな。話しをどう語って聞かせるかをよく知ってるんだ。 

鴎は旋回しながら下がって来た。食べ物を探している。ちょっと待ってな。彼は、くしゃくしゃに丸めた紙を鴎に投げた。エリヤは、一秒三十二フィートの速さで遣って来るぞ。全然だ。紙は橋脚の下に浮いて航跡の波にプカプカするだけで無視されている。鴎は馬鹿じゃない。昔、僕が古いケーキをエリンズ・キング号から投げた時、鴎は五十ヤード後ろで摘んでた。智慧を使って生きるんだ。鴎は、羽搏いて旋回した。 

うえてはらぺこのかもめ、
どんなみずのうえをとぶ。 

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Magic Act

 Anton Barbeau さんの新しいアルバム『 Magic Act 』は、まだ製作中の様子。Barbeau さん自身のFacebook のページ上のコメントに依れば、コリン・ムールディングは、( 一曲「 High Noon 」で ) ベースを弾いているだけではなくて、ハンド・クラップも。それに、Velvet's-style のピアノも演奏しているとのこと。
 完成が楽しみ。
posted by ノエルかえる at 08:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月08日

Pepper's ghost

 ジョイスの『ユリシーズ』のエピソード8「 The Lestrygonians 」の初めのあたりの文章: 
Our Saviour. Wake up in the dead of night and see him on the wall, hanging. Pepper's ghost idea. Iron nails ran in. 
我らの救い主。夜中に起きると、壁にその人を見るのだ、それもぶら下がっている。ペッパーの幽霊の仕掛け。鉄の釘が閃いた( INRI )。

Pepper's ghost は、:
ペッパーズ・ゴースト - Wikipedia  

それで、私の頭には、『 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 』のピカピカ光る衣装が浮かぶ。
posted by ノエルかえる at 21:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

D E A F S C H O O L - "Broken Down Aristocrats"

posted by ノエルかえる at 19:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Big Big Train「 Wassail 」訳

 Big Big Train の「 Wassail 」( David Longdon 作 ) を訳してみました。 


林檎の樹、旧故の林檎の樹よ、
豊穣であれと、お前に我らは杯を挙げる。
そして、覚えている歌を歌うのだ。
「しっかりと立て、力強いままでいるのだ、
そうすれば、大枝だと葉がどっさりと果実を齎してくれる。」 

今はもうないエデン、世界がまだ始まったばかりで、
そこが楽園だった時に、すべてが始まったのだ。
たったの一齧りが、何もかもを失わせた、
人間の楽園からの墜落と追放が始まったのだ。 

林檎の樹よ、我らはお前の樹冠を讃美する。
沢山の実を着けるのだ、さもないと、お前を引っくり返して、
根を空に向けさせるぞ。 
樹よ、私の願いを叶えてくれ! 
大枝だと葉にどっさりを果実を齎させてくれ。 

ワッセル、新しい命を運んで来い、
ワッセル、生き続けるんだ、 
ワッセル、神の御加護を得るんだ。 

ワッセルの王よ、我らは歌う、
果樹園で、そして、
村の共有緑地帯で、その歌を聴き給え。
我らは、覚えている歌を歌うのだ。
「しっかりと立て、力強いままでいるのだ、
そうすれば、大枝だと葉がどっさりと果実を齎してくれる。」  

ワッセルの女王、我が君、我が君よ、
女王は、当に、美の体現なのだ。
女王を林檎の樹の大枝に掲げるのだ、
そうして、神の御加護を受けて頂くのだ。 

大地の底深くにある
子宮へと戻るのだ。 
そして、生まれ変わる春を待つのだ。 
昨年の実から出来たサイダーをなみなみと入れた陶器の杯、
我らは、それで根を濡らすのだ。
林檎の実を二つに切り割るのだ。
すると、五芒星が現れる、
我らが何者かと言う印なのだ。
さあ、私の最愛の酒を
噴き上らせるのだ。  


歌詞カードから: 
Apple tree, old apple tree
Bountiful we raise a glass to thee
We sing our song
Stand fast, stand strong
Bough and leaf bear fruit aplenty

In Eden gone, when the world was young
Paradise was where it all began
Just one bite was all it took
Expulsion and the fall of man

Apple tree, we bless your crown
Yield much fruit or fell ye down
Raise your roots
Hear me, tree!
Bough and leaf bear fruit aplenty

Wassail - Bring new life
Wassail - Be alive
Wassail - Blessed be

Wassail

Wassail King, hear us sing
Through the orchards
And the village green
We sing our song
Stand fast, stand strong
Bough and leaf bear fruit aplenty

Wassail Queen - Oh my, oh my
She is beauty personified
Raise her up to the bough of the tree
Blessed be

Wassail

Return to the womb
Deep down in the earth
Wait for the spring rebirth
The clayen cup
We douse the roots
With cider kept from last year's fruits
Cut in twain
A five pointed star
A sign of who we are
Let spirits fly
The apple of my eye

Wassail
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2015年06月07日

Shine On You Crazy Diamond 訳

 ピンク・フロイドの「 Shine On You Crazy Diamond 」を訳してみました。アルバム『 Wish You were Here 』A面の1から5部の方。  

 気になっていたことを。 crazy と言う形容詞、「狂っている」と言う意味ではなくて、「罅の多い」と言う意味で使われているのではないかと。それから、 steel breeze の breeze 、「微風」の意味ではなくて、「燃え殻」ではないかと。 

元にしたのは、Pink Floyd Lyrics と言うサイトのもの:
Shine On You Crazy Diamond Lyrics- Wish You Were Here Lyrics - Pink Floyd Lyrics 





太陽の様に輝いていた、あの
幼い頃を思い出してご覧よ。 
さあ、輝くんだ、罅だらけのダイヤモンド君。 
宇宙のブラックホール、その
雰囲気が今の君の瞳の見た目だ。
さあ、輝くんだ、罅だらけのダイヤモンド君。 
幼年時代とスターダムに挟み撃ちにされ、君は、
鋼鉄の燃え殻の上に叩きのめされてしまった。
さあ、立って、君は薄ら笑いの的だ、
さあ、立って、君はよそ者、語り種の人物、迫害される者、
輝くんだ! 

君はあまりに早く秘密を知ったものだから、
月を欲しがって泣いていた。 
さあ、輝くんだ、罅だらけのダイヤモンド君。 
夜には影に怯えるものだから、
明りの下にずっといた。 
さあ、輝くんだ、罅だらけのダイヤモンド君。 
そう、君の当てずっぽうがよく当たって、
喜ばれていたのも、もう、飽きられて、
鋼鉄の燃え殻に頼ってしまった。 
さあ、当てて、君は熱弁家、幻視の予見者なのだ、
さあ、当てて、君は画家、笛吹き、囚われ者、
輝くんだ!

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子心

 きょうは、ピンク・フロイド『原子心母』( 「原子心母」だけ )、メシアン『トゥーランガリラ交響曲』を繰り返して聞いた。 
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2015年06月06日

ドモ・アリガト・ゴザマス

 先日、5月23日に、横浜で行われたヨコハマXTC三昧!でアンディ・パートリッッジのグリーティング・ソングが披露されたそうです。それが公開されていたので、
https://twitter.com/monacchi/status/607011837129850880 

歌詞を、私が勝手に訳してみました。 

日本で私たちを支援してくれる諸君へ、ドモ・アリガト・ゴザマス 
どの人にもどの方にも、ドモ・アリガト・ゴザマス 
楽しい時も苦しい時も、ずっと私たちから離れずにいてくれことへのお礼です。 
諸君は私たちをきっと受け容れてくれる、私たちは持てるすべてを見せたのです。 
日本で私たちを支援してくれる諸君へ、ドモ・アリガト・ゴザマス。 

日本で私たちを支援してくれる諸君へ、ドモ・アリガト・ゴザマス 
どの、どの熱烈ファンにも、ドモ・アリガト・ゴザマス 
私たちがなんとかよくしようと努めた歌の数々、
そのすべてを喜んでくれたことへのお礼です。 
素晴らしいポップ・グループのどれもがした筈の
務めを私たちもしただけと、私は思うのですけど。 
日本で私たちを支援してくれる諸君へ、ドモ・アリガト・ゴザマス 
あなたへドモ・アリガト・ゴザマス、あなたへドモ・アリガト・ゴザマス。
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再版

 APE house のショップ( バーニング・シェッド内 ) を見ると、つい最近まであったアンディ・パートリッッジが直接関わっている作品以外のタイトルがなくなっていた。ジェン・オリーブさんとか、パグウォッシュとか、ミルクアンドハニーバンドとか、ヴェダ・ハイルさんとか。 
 これから APE house はどうなるのだろうかと思う。ステュ・ロウさんが Lighterthief をレーベルにしてしまうと、モンスタランスやアンディ・パートリッッジの『パワーズ』、ピーター・ブレグヴァドの『ゴンワーズ』などもそちらに移ってしまうのだろうか。そして、APE house は、XTC のリイシューと『ファジー・ウォッブルズ』シリーズだけを扱うレーベルになるのだろうか。

 それで、APE house から、『 Apple Venus 』と『 Wasp Star 』のリイシュー。それはCDで。それに、『 White Music 』が、Flac ファイルのダウンロードで。 

 まあ、それで、The Clubmen がどうなるのか分からないし、アンディ・パートリッッジが BBC Radiophonic Workshop の仕事を結局引き受けたのかどうかも分からない。

 きのうは、Big Big Train の新しいEP『 Wassail 』を聴いた。とても素晴らしい。
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2015年06月05日

八岐大蛇

 『 Wassail 』、きのう届いていた。
 でも、きのうは、BS・TBSで夕方6時から1977年の野村芳太郎監督作品『八つ墓村』を放送していて、それを録画して、10時前から見始めたので、終わると、深夜1時前。なので、『 Wassail 』は聴いてない。
 『八つ墓村』、半分睡りながら見るだろうと思っていたけれど、面白く、惹き付けられて、目が冴えて見ていた。『犬神家の一族』は、日露戦争から第二次世界大戦が背景にあって、( 正露丸も連想したけど ) 『八つ墓村』は、戦国時代の争乱から第二次世界大戦までの時間を背景にしているので、横溝正史が作品を創り続けていくうちに、世界がより広まり深まっていったのか、と思ったけれど、年表を見ると、『八つ墓村』の方が先だった。
 でも、映画の中に、神楽も出て来ていて、「八つ墓」と言う言葉が、「八岐大蛇」とも重なって、この国に脈々と流れている怨念を連想したのだけれど。 
 それに、「龍の顎」でのヒロイン森美也子の豹変は、道成寺の清姫を思わせて、改めて、「恋は罪悪であり、愛は滅亡への入口」と思った。  

 『八つ墓村』の公開は、1977年10月29日だから、XTC のレコード・デビューのEP『 3DEP 』( 1977年10月7日 )と同じ頃だ。日本では、アルバム『 White Music 』が翌年の1978年だけど。
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2015年06月04日

Revolution in the Shed

 Big Big Train のEP『 WASSAIL 』は、まだ。発送したと言うメールは先週末だったので、今週中に着くかどうか。

 六月になったので、『 Revolution in the Shed 』について、ショッピング・サイトを再度確認してみた。やはり、2016年6月発売になったまま。アマゾン・ジャパンでは、「近日発売 予約可」と記されているけれど。2016年が近日なのかどうか、分からない。紀伊國屋でも、「Jawbone(2016/06発売)」の記実だけれど、「(重要:生産限定品で商品確保ができない場合が稀にございます。予めご了承ください。)」と但し書きもある。予約してないと入手出来ないのかも。私は予約はしてないのだけれど。 
 実は、出版元になっている Jawbone に問い合わせの電子メールも出したのだけれど、返事は頂いていない。受信されたかどうかも分からないのだけれど。Jawbone のホームページでも、『 Revolution in the Shed 』については、何の告知もないまま。 

 と書いて、カレンダーを再度確認して、今年は2015年だと。
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2015年06月03日

ベルナール、パートリッジ対談「 Merely a Man 」全

 アンディ・パートリッジとトッド・ベルナール Todd Bernhardt さんの対談、「 Merely a Man 」について。
 2006年10月30日にMySpace に公開のもの。MySpace にはもうありません。今は、チョークヒルのアーカイブにあります。 
Chalkhills: XTCFans: Andy's Take: "Merely a Man"  





ベルナール「まずは、私がずっと疑問だったことを解決しましょう。「 Merely Man 」は、私見ですけれど、「 Mayor of Simpleton 」から輝く様なポップネスを減じることなく、さらにロックなハードさがあって、ラジオ向きだったと思うのです。何故、シングルにならなかったのでしょう? シングル候補にはなったのですか?」
パートリッジ「デイブとポール・フォックスは、シングルを望んでいたのではないか知ら。ポールは、リハーサルの時、「さあ、もう一回、通して遣って見よう。これはシングルになると思うから。」と言って、相当の圧力を私たちに掛けていましたよ。けれども、正直に言うと、この歌が生まれたのはですね、ヴァージン社がこう言って、私の顔を手袋で叩く様なことをしたからなのです。こう言ったのです( 逆上したA&Rの声を真似て )。「お前らは、もっとギター・ロックの曲を作るべきなのだ。ZZ Top の様なものだ。聴衆はああ言うのが好みなのだ。我が社はギター・ロックが欲しいのだ。お前には書けやしないのだろう。」 それで、「分かった、遣って見せてやろう。」と言うことになったのです。」
ベルナール「( 皮肉な言い方で ) 成る程、すると当然、ZZ Tpo が、直接の競争相手だったのですね。」
パートリッジ「その通りです。ZZ Top には縁があるのです。駆け出しの頃、ギグに行く途中でだったのですが、マネージャーとアシスタントも一緒でした。高速道路のサービスエリアに寄って、グリージイ・スプーン[ 安物の揚げ物ばかりの料理、食堂:Greasy spoon - Wikipedia, the free encyclopedia ] を食べさせられたのですけれど、その時、マネージャーが私たちをテーブルに集めてこう言ったのを覚えています。「お前らはなあ、強烈なイメージと言うのがないんだなあ。俺はなあ、ずっと考えているんだけどな、ZZ Top とか、デビッド・ボウイとかだ。」 それから、マネージャーはもう何人かを挙げていましたけれど。それで、私たちがカーボーイハットを被って顔にピカピカ光るスパンコールを付けてステージに立つと言うアイデアを思い付いたと宣言したのです。そんなことをしたら、四人の大馬鹿の王の様だったでしょうね。」
ベルナール「それは皮肉だったのですか、まさか、至って真面目だったのですか?」
パートリッジ「真面目にそう言ったのです。マネージャーたちは、じっと考えていたのです、その当時の流行っているバンドの持っている強い印象は何か、と言うことをですね。それで、彼らは、その強烈なイメージを一緒にまとめたのです。」
ベルナール「なんてことでしょう。」
パートリッジ「私がそれをしたらどうなっていたでしょうね。テンガロン・ハットを被って、ポージング・ポーチだけを身に着けて。顔のピカピカ光るスパンコールのことは置いておいてもね( 笑う )。まあ、兎も角、「 Merely Man 」の話しの戻しましょう。この曲の上昇するベースは、私はとても好きなのです。それは、「 Hello Goodbye [ Hello, Goodbye | The Beatles // Alan W. Pollack's Notes on "Hello Goodbye"] 」に近いものがあると言う人がいるかも知れませんね。その意見は外れてはいないでしょうけれど。それに、きちんと限られた楽句内にバロック・トランペットのソロを入れると言う考えも気に入っていたのです。」
ベルナール「それも、ビートルズから受け継いだものなのですか?」
パートリッジ「違います、そんなことはないのです。デイブと私でメロディを仕上げました。私がほんの僅かのメロディの断片を思い付いたのです。するとデイブが、「それをこの曲に使ってみようじゃないか。」と言ったのです。それであれこれ考えて、二人で作り上げたのです。そうですねえ、ある種の「並置」と言う思いつきですね。片方に、喧しい吠え付く様な音、強力なベース、攻撃的なギターの音、金属的な音のドラムがあって、もう片方に、繊細な18世紀的な、宮廷の鬘をかぶった音が、並べて置かれるのですよ。ハード・ロックがガーガー喚いているそのちょうど真ん真ん中に、白粉を塗って鬘を着けた音楽が割り込むのです。」
ベルナール「( 笑い転げる ) それでは、歌詞はどこから思い付いたのですか?」
パートリッジ「私は、尊大な自尊心と言うのが、本当に嫌なのです。誰かが私に何かを自慢させようとする時は、いつも、厄介なことになります。歌詞は、そうした思いから展開していったものなのです。例え、イエズスが居たとしても、仏陀が居たとしても、その他何と名付けても良いですが、偉大な宗教に関わる指導者が居たとしても、その誰もその人自身が超自然的なのではないのです。ただの人間なのです。」
ベルナール「それと同時に、私たち皆が、自身の中に偉大さを持っている、と言うことですか?」
パートリッジ「ええ。私たち誰もが、完全になる可能性を持っているのです、驚く程神に似ていて素晴らしい存在なのです、あるいは、惨めな放浪者なのかもしれませんが。」
ベルナール「歌詞とメロディとどちらが最初だったのでか?」
パートリッジ「歌詞の「胎児」が最初でした。「 Shaking Skin House 」の歌詞として生まれたのです。( 『 Fuzzy Wables 6 』に収録。 Chalkhills: Reel by Real: XTC: "Shaking Skin House" ) それから、メロディです。そのメロディは、私が「ロック」出来ることをヴァージン社の人たちに見せようとして作ったのです。」
ベルナール「もう一つ、質問があります。ドラムズのパートのことなのですが。私は、この曲でのパット・マステロットさんの演奏が大好きなのです。」
パートリッジ「デモ・テイク( 『 Fuzzy Wable 1 』に収録 )で、最終的にパットが仕上げたパターンの原基を聴くことが出来ますよ。スライ&ロビーの「 Don't Stop the Music 」のリズムが私の頭から離れないのです。「ブーン・バダップ・ブーンブーン・バダップ・ブーンブーン」。弾んでいるのですね。私たちは、そのリズムのスピードを少し上げて、もっと大きな音にしたのです。」  


おわり  



誤訳、疑問点を指摘して下さると、助かります。 
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2015年06月02日

Wassail

 きのうは、マーキー/ベル・アンティーク・レーベルからリリースされたブレグヴァドの『キュー・ローン』とスラップ・ハッピーの『アクナルバサック・ヌーン』が届いていたので、それを聴いた。入手出来て良かった。 

 Big BIg Train のEP『 Wassail 』は、まだ。けれど、リリースの6月1日は過ぎたので、Bandcamp で全曲が聞ける様になっていた。 
Big Big Train : Bandcamp
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2015年06月01日

ベルナール、パートリッジ対談「 Scarecrow People 」10

ベルナール「BBC用にも、別のヴァージョンを作っていますよね。」
パートリッジ「ええ。ラジオの番組の為にです。そちらでは、プログラミングされたドラムを使いました。その時だけ、演奏してくれるドラマーを全く知らなかったものですから。デュークスの時にしてくれた、イアン・グレゴリーは、仕事を休まないと出来ませんでしたから。」
ベルナール「特段のことが何かありますか?」
パートリッジ「デイブが死にかけたことは置いておいて…、」
ベルナール「それはどう言うことですか?」
パートリッジ「スタジオに向かうのに乗っていた自動車が大破したのです。」
ベルナール「酷い事故だったのですか?」
パートリッジ「事故で、デイブの車の後部は潰れてしまいました。それで、ドラム・マシーンが潰れたのです。その中に、デイブは、大変な時間をかけてパットのパートの全部をプログラミングしていたのにですよ。でも、マシーンは、まだ動きました。それで、( 笑いながら喋る ) 「ドラム・マシーンを僕らに渡せるまでデイブは生きているか?」「よし貰った、デイブは病院に行ってもいいぞ、僕らはドラム・マシーンに取り掛かろう。」と言うことになったのです。 
 でも、そのBBCのセッションは、どうしようもないくらい駄目なのです。アルバムのヴァージョンを機械的にうわべだけ再現したと言うものだからです。アルバムのヴァージョンにあった、躍動感と精神がないのです。アメリカでの、ラジオとテレビのアコースティック演奏の方が、私は好きですよ。あれは、歌に清新さを吹き込んでいます。 
 そうですね、1920年代、30年代に、ラジオでアコースティックな演奏をしているのを聴いたことがあるのですけれど。奏者がスタジオに入って来て、DJが居るところで、ヒット曲をピアノを弾いたりギターを鳴らしたり歌ったりするのです。」
ベルナール「それを考えていたのですか?」
パートリッジ「ええ、私はそれが大好きでした。「ああ、これなら私はライブが出来る。何千人もの人が私をいやらしい目で見るのを気にしないですむんだ。格好良くしなくてもいいんだ、エレクトリック・ギターを弾くわけではないのだから。」と思ったのです。それは、自分を騙す考えだったのだと思いますけれどね。」
ベルナール「アコースティックだったら、格好良くする必要がないと考えたのはどうしてなのですか? エレクトリック・ギターで、スタジオ・ライブをするとどうなるのでしょう?」
パートリッジ「そうですね、「スタッフは音をちゃんと調整出来てるか?」と心配になるのですよ。でも、アコースティック・ギターは、アコースティック・ギターの音のままですからね。」
ベルナール「仰ることが分かりました。このミニ・ツアーは、ヴァージン社が貴方たちに人前に出てライブをする様に強いたから行ったのですか? 他に何か理由があったのですか?」
パートリッジ「会社からの要請はほんの少ししかありませんでした。あれは、すべてを1920年代30年代の何百万の聴衆へ向けてのラジオでのライブと言う形態へ戻そうと、私が考えたからしたことなのです。私はそう考えている人々の代表者だったのです。愚かで己惚れていたのだと思います。結局、上手くは行きませんでしたね。」
ベルナール「貴方が公衆の前に出る良い方法だったのですね。」
パートリッジ「もう古くさいですよね。誰かが、アコースティック・ギターを持ってラジオ局に現れて、「ああ、おほん、」と始める( 笑う )。この二十年間、そういうのを遣り続けていますから、もうちっとも新しく思えませんね。ですけれど、何もかもがシンセサイザーとサンプル、キーボードにプログラミングばかりの80年代後期には、とても新しいものに思えたのです。」
ベルナール「ええ、あの当時、振り子はあちら側に振り切っていましたからね。」
パートリッジ「ええ、あれよりも向こうへは行くことは出来なかったのですね。実際、ゆっくりと元へ戻り始めていました。もっと自然な音の方へと戻って行ったのです。有り難いことでした。」 



おわり  



誤訳、疑問点を指摘して下さると、助かります。
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6月

 6月にリリースされたレコードは: 
6月リリースのシングル 

 6月の出来事をFujimoto『クロノロジー』から拾うと:
1977年
6月20日、 初めてのBBC セッション、 John Peel Show のための。
24日放送 

1979年
18日から30日 『 Drums and Wires 』レコーディング。 

1980年  
8日、『 Black Sea 』レコーディング開始。7月末まで。

1983年  
20日から24日と27日、28日、Channel 4 TV の番組『 Play at Home』撮影。 
放送は翌年。 

アンディ・パートリッッジ、ピーター・ブレブヴァドの『 The Naked Shakespeare 』録音 

1986年  
『 Skylarking 』録音中、月末に切り上げて帰国。 

1988年 
『 Oranges and Lemons 』録音中 

1989年  
28日 MTV で、100人程の観客の前で演奏。
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