2015年08月02日

The Beatles 「 I'll Follow The Sun 」訳

 ポール・ビートルの歌。最初は長めの二音の句がゆっくりと少し上がりながら繰り返されて、それが解けるように速くなって、音階を上がって行く。それは、決心をしているのだけれど、いつまでも躊躇している心情を良く現していると思う。 
 それで、この歌は、早くに書かれていたのだけれど、レザー・ジャンパーの自分たちには不似合いだと言うことで、ずっと取り上げなかったということ。どうして、不似合いだと思ったのか、と考えてみて、この歌、一人称の語りなのだけれど、その語り手は、女性だからかも知れない、と思った。歌詞に使われている言葉の中に女性の歌だという確証はないのだけれど。ただ、「太陽に就いて行く」と言うところ、男性名詞の「太陽」に就いて行く「月」は、女性名詞だから、、、でも、英語では名詞に性がきっとあるのでもないので、、、
 でも、訳して見ると、女性の歌とした方が、すっきりするように思う。 
 言葉では、my love とa friend は同じ者を指しているのだけれど、それで、男性から女性の恋人を friend とは言うだろうから、男性が語り手だと言うのが、一般的なのだとは思うけど。


元にしたのは、ビートルズのホームページの「 Songs 」 
I'll Follow The Sun | The Beatles 
Alan W. Pollack's Notes on "I'll Follow The Sun" 
ノルウェーでは、「 I Don't Want to Spoil the Party 」をB面にして、シングルになったそう。



その日の内に、貴方は、わたしがもういなくなったことに気がつく、
なんてことがあるかも、それはきっと雨の日よ。わたしは太陽に就いて行くつもり。
遠い未来には、貴方は、私がひとりぼっちだったことに気がつく、
かも、でも、もう明日が雨になるわ、わたしは太陽に就いて行くつもりなの。 

とうとう、その時が来たわ、
愛しい人、わたしは行かなくては。
でも、わたしは、頼みの人がいなくなるわ、
それも、いつかは、貴方はわかるでしょうね。 

わたしがいなくなったこと、貴方は、その日のうちにわかるでしょうね、
でも、明日は雨になるのよ、わたしは、太陽に就いて行くの。
そう、明日は雨よ、わたしはね、太陽に就いて行こうと思うのよ。
ああ、時間だわ、
行かなくては、貴方、、
でもでも、頼みの人がいなくなってしまう、
わかるわよね、ねえ、
わたしがいなくなったて、貴方、その日のうちにわかるわよね、
ああ、明日は雨だわ、だから、わたし、行くの。  





8月3日追記: 
この歌の主人公を少女として、その上、これを男女間の問題ではなくて ( そのように確定される言葉も無いので ) 親子の間の出来事、家でを決意しつつ実行に移せないでいる様子、と取ると、後の「 She's Leaving Home 」に繋がるように思う。 
 と言うのも、「 you'll know I was the one 」が気になるから。もし、家出を考えている少女の心情とすれば、the one と言うのは、「私はもう自立した一人の女なの。」と言う意味に取れる。その方が分かりやすいのではないだろうか。男女間の問題で、私は( 貴方にとって ) 唯一の者だった、と言うのは難しいのではないか知ら。 
 なので、後、家出を考えている少女の語りということで、訳し直そうと思う。 

The Beatles 「 I'll Follow The Sun 」訳 改訂: ノエルかえる不恵留
posted by ノエルかえる at 21:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Orfeo

 アメリカの小説家 Richar Powers リチャード・パワーズの2014年発表の小説『 Orfeo 』が、邦訳されて、出版されていました。 
 アンディ・パートリッッジが音楽化した、イラストレーターの Richard M. Powers とは別人。 
 音楽を主題にした小説のよう。 
 日本での出版は、新潮社。 

オルフェオ:Books.or.jp 【書籍の詳細】 

原書: 『 Orfeo 』 
Orfeo : a novel (書籍, 2014) [WorldCat.org]  


新潮社の宣伝文:
「耳に聞こえないメロディーは、聞こえるメロディーよりさらに甘美だ。

微生物の遺伝子に音楽を組み込もうと試みる現代芸術家のもとに、捜査官がやってくる。容疑はバイオテロ? 逃避行の途上、かつての家族や盟友と再会した彼の中に、今こそ発表すべき新しい作品の形が姿を現す――。マーラーからメシアンを経てライヒに至る音楽の歩みと、一人の芸術家の半生の物語が響き合う、危険で美しい音楽小説。」  

WorldCat.org の紹介文: 
「 Composer Peter Els --the "Bioterrorist Bach" -- pays a final visit to the people he loves, those who shaped his musical journey and, through the help of his ex-wife, his daughter, and his longtime collaborator, he hatches a plan to turn his disastrous collision with Homeland Security into a work of art that will reawaken its audience to the sounds all around them. 」
「作曲家ピーター・エリス「バイオテロリスト・バッハ」は、彼が愛した人々を訪れる。それは最後の対面なのだ。人々は、彼が辿った音楽の旅を形作っていた。そして、エリスは、元妻、娘、長年の共作者の助けを借りて、国土安全保障省と退っ引きならない対立を生む、聴衆に自分たちを取り囲む音に目覚めさせることになるだろう芸術作品を広める計画を始める。」
posted by ノエルかえる at 11:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする