2016年08月31日

ベルナール、パートリッジ対談「 Jason and the Argonauts 」3

ベルナール「貴方たちの初めてのスタジアム・ツアーだったのですよね、前座ではなくスターとしてステージに立つツアーですよね。」
パートリッジ「ええ。そのツアーはですね、私たちがやっと自分たち用の大型バスを持つことが出来たツアーだったのです。他のバンドと一緒にごろ寝しないでもよかったのです。小さなバンで回らないでもよかったのです。分かって貰えるでしょうか。ですけれど、それは、私が金輪際ツアーはしたくないと言うことで、契約に書き入れられたことなのです。私は、心底、踏み車が嫌だったのです。まるで囚人の様だ、と私は感じ初めていました。世界を見ることが出来る様になりましたよ、世界を経験することが出来る様になったのです、でも、格子が出て来て、中に閉じ込められるのです。分かりますか、良い感じではないです。様々な感情が混淆したとても不思議な心の状態なのです。」
ベルナール「けれども、歌詞に歌われている「 human riches you'll release 」[ この文章では、you'll release と書かれています、ベルナールさんがパートリッジのことを指しているのだと。歌詞では、human riches i'll release。 ]と言う比喩は、正にこの時のことなのですね。貴方たちが、イアソンとアルゴ号探検隊とすればですけれどね、でも、ツアーをしているバンドと言うのは、ぴったりの配役だと思いますよ、そうして、貴方たちは外の世界に出て、様々な驚く様なものを見る機会を得るわけですから。」
パートリッジ「そうですね。」
ベルナール「パラドックスがあるのですかね? 貴方は、自分が罠にはまったと感じ、また同時に、解放されたと感じたのですか?」
パートリッジ「上手くいけば、バンドは観客たちに楽しさをもたらすのでしょうね。けれども、それとは逆に、バンドがツアーを続ければ、そのツアー一回ごとに、バンドは、より深く罠にはまっていくのですよ。」
ベルナール「黄金の羊毛はないのですね。」
パートリッジ「ええ、一本もありませんよ。「 There may be no golden fleece, but human riches I'll release. 」ですよ。バンドは、観客を楽しませることは出来ます。でも、それは、お金には関係が無いのです。裕福さとも関係がありません。何とも関係がないのです。」 
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2016年08月30日

Lucy 'died falling out of a tree'

 あのルーシーは、樹から落ちて死んだのではないか、と言う研究が発表されたそう。 
ネーチャーに提出されたのは、2016年4月21日、発表されたのは、8月29日。John Kappelman 教授らのチーム。 
Perimortem fractures in Lucy suggest mortality from fall out of tall tree : Nature : Nature Research 

Lucy (Australopithecus) - Wikipedia, the free encyclopedia  

Lucy In The Sky With Diamonds | The Beatles
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『 Mummer 』記念日

 1983年8月30日、XTC はアルバム『 Mummer 』をリリースする、今日はその記念日。1983年8月30日は、火曜日。今年、2016年の8月30日も火曜日。これは、1983年の1月1日が土曜日で始まっていて、2016年は金曜日なのだけれど、今年2016年は閏年なので2月29日があって、そのあとは曜日が一日ずれるから。 

Chalkhills: XTC: Mummer 

 この日、ロシア王族の一人、アレクサンドル3世の第一皇女クセニアとアレクサンドル・ミハイロヴィッチ大公の娘イリナ・アレクサンドロヴナとの間の一人娘イリナ・ユスポヴァが亡くなった。 
 イリナ・ユスポヴァは、1915年3月にサンクトペテルブルクのモイカ宮殿で生まれたのだけれど、直にロシア革命( 1917年 )が起こって、フランスに亡命。1938年に、ニコライ・ドミトリエヴィチ・シェレメーテフ伯爵と結婚し、ギリシャに移住。亡くなったのはフランス。サント=ジュヌヴィエーヴ=デ=ボワのロシア人墓地に埋葬された。 
 と書くと、「 Wonderland 」「 In Loving Memory of a Name 」と繋がるようで、、、
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2016年08月28日

Beatus of Liébana

 きょうは、朝、久しぶりに、皆川達夫さんの『音楽の泉』を聞いた、リヒャルト・シュトラウスの『アルプス交響曲』。それから、テレビを点けると、放送大学で青山昌文先生の講義を放送していたので、見た。「黒の聖母マリア」と「ベアトゥス黙示録註解」。
 それから、メシアンの『峡谷から星たちへ』を。それから、ビル・エヴァンスの『 We will meet again 』を聴いた。  

Commentary on the Apocalypse - Wikipedia, the free encyclopedia 

Vierge noire de Rocamadour
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2016年08月27日

ベルナール、パートリッジ対談「 Jason and the Argonauts 」2

ベルナール「それから、私はですね、貴方たちがツアーで有頂天になっていたことで、引き出された歌詞ではなかろうかと、想像しているのですが。」
パートリッジ「ツアーに中毒になっていたのです。それまで見たことのなかったものをたくさん見ます。それで、それらを、何とか理解しようとするのです。それに、物だけではなく、人も、土地土地で違った振る舞いをするのを知るのです。」
ベルナール「何だか、この歌を聴くと、貴方が人々に失望している様に私には聞こえるのですが。とても犬儒学派的な歌ですね。これは、ツアーが原因でそうなったのですか、そうではなくて、何か他のことで、貴方の中に作り上げられたものなのですか?」
パートリッジ「あらゆることで、作り上げられたものに違いないと、思いますね。人生の比喩の一つなのだと思います。人生は旅なのですね。世界旅行のことだけを言っているのではありません。つまりですね、この歌は、世界旅行のことを歌っているのですが、同時にまた、成長のことも歌っているのです、人生を旅すると言うことも歌っているのです。そして、生きている間に、見る物のことも歌っているのです。そうしたことは、人を冷笑的にするのです。」
ベルナール「時々なのですが、貴方は、歌詞で予知をしているように、私には思えるのです。『 Nonsuch 』の場合ですが、アルバム全体に、貴方の結婚が破綻するのではないかと思わせる歌詞が、散見されます。嫉妬と拒絶を歌ったものがあるのです。でも、実際には、貴方は妻の不貞を知るのはずっと後なのですよね。」
パートリッジ「ほんとに、ほんとうに、そう。」
ベルナール「そこで、「 Jason and Argonauts」の歌詞なのですが、この歌詞は、それから起こるマネージャー、それにミュージック・ビジネスとの関係を予言している様に思えます。」
パートリッジ「成る程。私は思うのですが、この歌は、世間を知っていく過程を歌っているのでしょう。お分かりですか、世間はどういうものかが分かってしまうのです。それから、この歌は、もうこれ以上のツアーをしない、と私が決心した時に、書かれたものなのです。」
ベルナール「その時に、もう、そう考えていたのですか?」
パートリッジ「そうです。もうツアーはしたくないと、心底思っていたのです。レコーディング中、スタジオで、他のメンバーにこの考えを伝えようと、なんとか少しの時間を取ったのです。「このアルバムのツアーはしない、というのはどうだろう?」とメンバーに言ってみたのです。探りを入れたのです。みんなの返事は押し並べてこうでした。「このアルバムは傑作になりそうだ! さあ、ツアーに出よう。」」  
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林檎の下の顔

 真継伸彦 さんの訃報、1937年( 昭和七年 )生まれ、2016年8月22日没。享年84。 

それから、ミシェル・ビュートル Michel Butor の訃報。1926年9月14日生まれ、2016年8月24日没。享年89。
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2016年08月24日

SHINDIG

 パートリッジの8月22日付けのTwitter上のコメントに、「SHINDIG 」の為の録音、とあった。これは、7月6日に触れていた、ブルース・ウーリー との共作なのだろうか? 分からない。あるいは、The Clubmen のアルバム題名?  

 テリー・チェンバースが帰郷しているらしい。デイブ・グレゴリーとパートリッジには会っているのは、Twitter等で知ることができたけれど。モールディングとは? 会わない理由はないと思うのだけれど。 
 XTC が無理なのはよく分かるけれど、Terry and Lovemen を再結成して、軽いパーティー形式で演奏というのは、ないのだろうか? メンバーは、テリー、コリン、デイブ、アンディでも、テリー、コリン、バリー、アンディでも。
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2016年08月23日

ベルナール、パートリッジ対談「 Jason and the Argonauts 」1

 アンディ・パートリッジとトッド・ベルナール Todd Bernhardt さんの対談、「 Jason and the Argonauts 」について。
 2007年12月11日にMySpace に公開のもの。MySpace にはもうありません。今は、チョークヒルのアーカイブにあります。 
Chalkhills: XTCFans: Andy's Take: "Jason and the Argonauts" 

書籍『 Complicated Game 』のものとは、少し違います。 
『 Complicated Game 』には、インタビューの日にちが、2007年3月28日と記されています。  





ベルナール「「 Jason and the Argonauts 」について話して下さい。」
パートリッジ「「 Jason and Chintzi 」のことはどう? バンド内ではそう呼ばれる様になってたのですけれど。」
ベルナール「( 笑いながら ) それはどういうことなのですか?」
パートリッジ「[ ツアーの ]ヴァンの中に、転がってたポルノ雑誌に「 Jason and Chintzi 」と言うのがあったのですよ。ものすごく気色悪い中年のカップルです。それがセックスしているというものでした。イアソンは肥って口髭があって、妻のチンジも肥って口髭があるんですよ! それで、「今晩のセット・リストに「 Jason and Chintzi 」を入れるかい? それとも、Jason and Chintzi に変えて、滅茶滅茶にする?」と言いだしたのです。( 笑い ) 
 つい最近、この歌を再生して聴きましたよ。随分長い間聴いていませんでしたから。全部をシンバルでやった短いイントロのことは、すっかり忘れていました。あれは、海の上で煌めく陽光を音楽的に表したものなのです。幾つもの違うシンバルが全部ティンティン鳴って、輝いているのです。もちろん、アウトロでも、同じ様に鳴っています。イントロがそのままアウトロになっているのですから。 
 当時、「クリーム Cream がギリシャ神話を歌にしたのなら、僕も出来るだろう!」と、私は考えていたのですけれど、今では、そのクリームの「 Tales of Brave Ulysses 」[ Tales of Brave Ulysses - Wikipedia, the free encyclopedia ]を乗り越えたとは思っていませんよ。( 笑う )」
ベルナール「子供の時、神話をお読みになったのですか?」
パートリッジ「いえ。あまり読んではないのです。大抵は、『 Boy's World 』と言うコミックから、そう言う知識は得ていたのです。その雑誌には、ロン・エムブレトン Ron Embleton と言う素晴らしい画家が描いていましたよ。[ 『 Boy's World 』は1963年から Eagle 誌と合併する1964年まで89号が出版された。「 Warth of the Gods 」と言う神話のシリーズがあった。それを描いていたのが、ロン・エムブレトン。Boys' World - Wikipedia, the free encyclopedia  それから、この雑誌には、「 John Brody and the Green Men 」と言う漫画もあった。] エンブレトンが、雑誌の真ん中に、コミック・ストリップ [ comic strip : 続き漫画 ] を描いていたのです。それが、たくさんのギリシャ神話だったのです。神話は、どれもが短くされたものですけれどね。絵は、とても綺麗でした。そのエムブレトンの挿絵が本当に良かったのです、私は、次の週のを、いつも、待ち兼ねていました。 wrath-of-the-gods.gif 308×271 
 それから、これも子供の時なのですが、一番のお気に入りの映画は、『 Jason and the Argonauts アルゴ探検隊の大冒険 』でした。[ 1963年のイギリス映画、監督は、ドン・チャフィ Don Chaffey 、特撮監督は、レイ・ハリーハウゼン Ray Harryhausen 。 Jason and the Argonauts (1963 film) - Wikipedia, the free encyclopedia ]」
ベルナール「ハリーハウゼン作品ですね。」
パートリッジ「ええ。多くの人は、この映画の中では、ヒュドラの歯が骸骨兵になる場面を好んでいますよね。でも、あそこは、私は好きではないのです。私が好きな場面は、アルゴ探検隊が、青銅の巨人タロスの根城へ入って行く所なのです。そこから物を盗む所です。ご存知ですよね。何かを掴むのです。投げ槍だったと思いますけど。でも、実は、それは金で出来た心棒か何かだったのですよね。探検隊が盾だと思っていたものが、実は、金で出来たボタンだったのです。タロスはこのことを知っています、もちろん、そして、生き返るのです。 
 ところがです、映画は、尺度が混淆しているのですよ。時々、タロスは、40フィート[ 12.19メートル ]の身長なのです。それで、幾つかの場面では、100フィート[ 30.48メートル ]の高さなのですよ。他の場面では、1,000フィート[ 304.8メートル ]くらいはあるのです。もう、「タロスはどれくらいの大きさなのだ? 尺度をちゃんとしようよ。」と言いたくなりますね。 
 それでも、私は、この映画が大好きです。元々は、映画館で見ました。あの映画は、何度も何度も繰り返しての観賞に耐える映画ですよ。 」
ベルナール「それは本当です、素晴らしい映画です。それで、あなたのこの歌は、その映画を元にしているのですか? 」
パートリッジ「分かりました、私が何から始めたのかをお話ししましょう。今あるこの歌ですけれど、骨格になる音の進行を見つけたことから、始まったのです。( 上昇し下降するギターのパターンを歌う。 ) これが、文字通り、私の手に落ちて来たのです。本当に、一瞬でした。何と言うこともなく、手に落ちて来たのです。 
 ええと。単線のメロディなのです。それから、もう一つの音が、ずっとハーモニーを付けています。それが、とても好いのです。それで、「ああ、これは、海を渡って旅をしている様に聞こえる。」と思ったのです。すると、連想が働いて、「誰が海を渡って旅をするんだ? もちろん、イアソンとアルゴ号探検隊だ!」と思ったのです。そして、ドン! 全体の考えが浮かんで来たのです。 」
ベルナール「いつもの様にですね。」
パートリッジ「 そうですね。何度も言いましたね。メロディの小片かコードを弾いて、それがどんな風に聞こえるのかと自問すると、大抵の場合、歌詞が浮かんで来るのです。この場合のメロディは、航海をしている様に聞こえたのです。それで、それは私に限ってのことかもしれませんが、航海と言うことが、一足飛びで、「イアソンとアルゴ号探検隊」についてしまったのです。 
 実際のモティーフはご存知ですよね。( 高音を強調して歌ってみせる。 ) 「ジェーソン、アンド、アル、『ゴーー』ナウツ、」。このモティーフを考えだすのには、手間取りました。と言うのは、古代的なものを思わせる様にしたかったからです。私の思考がどちらへ方向付けられたかを、貴方に明かしましょう。カーク・ダグラス Kirk Douglas とトニー・カーティスが出演した映画『ヴァイキング』[ 『 The Vikings 』、リチャード・フライシャー Richard Fleischer 監督の1958年の映画。Baikingu (1958) - IMDb ]の音楽へ、私の耳は向いていたのです。その映画の主題音楽は、大きな跳躍があるのです。( 劇的な感じで歌ってみせる。メロディは上へしたへ動く。 ) 
 その音は、遠くの角笛で鳴っている音の様に聞こえます。聞くものを呼んでいるのです。それで、私は、頭の中で考えたのです。「モティーフに大きな跳躍を入れたらどうだろう?」 もちろん、『ヴァイキング』の音楽に似せたいと思ったわけではありません。心中の声がこう言っただけなのです。「ああ、この音は、古代的で何かを呼んでいる様だ。何故そうなのだろう?」 それは、不調和な大きな跳躍があるからなのです。羊の角で出来た角笛を吹いている音に似ているからなのです。」   


ベルナール、パートリッジ対談「 Jason and the Argonauts 」2  
ベルナール、パートリッジ対談「 Jason and the Argonauts 」3  
ベルナール、パートリッジ対談「 Jason and the Argonauts 」4  
ベルナール、パートリッジ対談「 Jason and the Argonauts 」5  
ベルナール、パートリッジ対談「 Jason and the Argonauts 」6  
ベルナール、パートリッジ対談「 Jason and the Argonauts 」7  
ベルナール、パートリッジ対談「 Jason and the Argonauts 」8  
ベルナール、パートリッジ対談「 Jason and the Argonauts 」9  

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2016年08月21日

吉田文雀

 きょうは、『スカイラーキング ( 2016年デラックス・ボックス版 )』と『オレンジズアンドレモンズ ( 2015年スティーブン・ウィルソン版CD ) 』を聴く。  

 吉田文雀さんの訃報。  

 ミュリエル・スパークの1981年の作品、『 Loitering with Intent 』の邦訳が、この7月に出版されていた。
あなたの自伝、お書きします - Webcat Plus 

Loitering with Intent - Wikipedia, the free encyclopedia  

「作家の卵フラーは、自伝協会なる組織に雇われ、名士ぞろいの会員の自伝執筆を手伝うことになった。やがて奇妙なことに、会員たちはフラーが書いた小説の登場人物と同じ台詞を口にしだし、小説そっくりの事件が!一方、フラーは念願の小説出版の話を反故にされ、唯一の原稿も盗まれてしまう。自伝協会と出版撤回には何か関連が?フラーは原稿を無事取り返し、出版することができるのか?スパークの幻の傑作、ついに登場!」「BOOKデータベース」より
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Friend

 ずっと気になっていること。ビートルズの歌詞で使ってある、「 friend 」と言う語。呼び掛けの語なのだけど。「 friend 」は、意味の広がりがとてもあるので、場合に依って意味内容が違ってしまうから。ビートルズの初期の歌であれば、基本的には、恋の歌だと思う。だから、「 friend 」とあれば、恋人への呼び掛けか、恋人のことを指している語か、だと思うのだけれど。「彼女」とか「彼氏」とか、「君」とか「あなた」とか、と言う様なことなのだろうと。 
 それで、「 We Can Work It Out 」と「 Can't Buy Me Love 」が、ずっと気になっている。 
「 We Can Work It Out 」は、やはり、二人の関係が怪しくなっている、恋人同士を歌った歌なのだろうけれど。私は、何か計画を共有している仲間同士のように訳してしまったから。 
 「 Can't Buy Me Love 」は、ドンファンが純真な少女に、ダイヤを買ってやるから愛人になれと言い寄り、少女に撥ね付けられていることを歌っているのだけれど。ドンファンが使う「 friend 」は、呼び掛けで。少女のことを指しているのだけれど、少女の使う「 friend 」は、、、、と書いて、歌詞をもう一度見たら、「 ev'rybody tells me so. 」と。「 friend 」は使ってなかった。私の頭の中で、少女も「 friend 」を使ってた様に思っていたから、少女には、別にちゃんとした恋人がいるのだ、と私は考えて、「 Can't Buy Me Love 」は、他に恋人がいる少女に、ドンファンがお金で心変わりしろ、と言っているのを歌っているのか、と早合点しかかっていた。 

 なので、「 We Can Work It Out 」をもう一度、訳して見ようかと、ちょっと思っている。ううん、でも、どうかなあ、「 friend 」を使ってあるのは、ジョンが書いたブリッジ部分だから。ポールの書いたヴァース部分とは、次元が違うのかも。ポールの部分は、逡巡している恋人たちを当事者の目線で描いていて、ジョンの部分は、それを俯瞰する様な立場から冷静に見て、その恋人たちに助言しているのかも。…、私の訳は、あのままで良いかな、、、
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「 The Loving 」記念日

 1989年8月21日、XTCは、シングル「 The Loving 」をリリース。今日は記念日。24年前。 

 その前々日、1989年8月19日、Pan-European Picnic 汎ヨーロッパ・ピクニック が開かれた。西ドイツに亡命を求める多勢の東ドイツ市民が、ハンガリー・オーストリア国境を越えて、亡命した。
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2016年08月19日

XTCJ 記念日

 1979年8月19日、XTC が来日する。なので、今日は記念日。37年前。 

 当時、映画『銀河鉄道999』がヒット中。 
 それで、『ドラえもん』のテレビ放送が始まっていて。 
インベーダーゲームが流行していて。 
口裂け女の噂が蔓延していて。
エガワる、頃で。  

 XTC は、ブドーカンの向かいのクダンカイカンでコンサート。 


追記: 
翌年の1980年8月19日、新宿西口バス放火事件が起こる。6人が死亡、14人が怪我。
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2016年08月17日

『 Drums and Wires 』記念日

 8月17日、1955年8月17日、コリン・モールディング生まれる。1959年8月17日、マイルス・デイヴィスが『 Kind of Blue 』をリリースする。そして、1979年8月17日、XTC が『 Drums and Wires 』をリリースする。なので、今日は記念日。  

1955年8月12日に、トーマス・マンが亡くなっている。8月17日には、フランスのキュビズムを興した画家のフェルナン・レジェ Fernand Léger が亡くなっている。
1959年8月16日には、チェンバロを20世紀に復活させた、ポーランド出身の演奏家、ワンダ・ランドフスカ Wanda Landowska が亡くなっている。
1979年8月12日には、イギリスの化学者で、ペニシリンの治療効果を発見した、エルンスト・ボリス・チェーン Ernst Boris Chain が亡くなっている。 


Chalkhills: XTC: Drums and Wires  

Kind of Blue - Wikipedia, the free encyclopedia   


追記: 
トーキング・ヘッズが三枚目のアルバム『 Fear of Music 』をリリースしたのが、二週間前の8月3日。
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2016年08月16日

テリー・チェンバース、インタビュー「 Senses Working Overtime 」

 テリー・チェンバースへのベルナールさんのインタビュー、タイトルは「 Senses Working Overtime 」なのだけれど、これは、彼がXTC に在籍した全般に亘るものだったので。( すっかり忘れてた:テリー・チェンバース: ノエルかえる不恵留 ) 
 なので、それは後に回して、他の対談を読んで行こうと思う。次は、「 Jason And The Argonauts 」。 
 私の読む速さだと、八つの対談を全部読み終えるのは、年内には無理なのでは、と思う。それから、チェンバースのインタビューにかかると、それを終えるのはいつなのだろう?? 
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2016年08月15日

すかいらあきんぐ

 『スカイラーキング』ばかり聴いている。2016年デラックス・ボックス版CDだけど。2014年版のコレクテッド・ポラリティよりも音が良い様に感じる。 
 とにかく、プレイリープリンスさんのドラムズの音の美しさに陶然となる。 

 スティーブン・ウィルソンさんのサラウンド版はどんな感じになるか知ら。 
 アマゾンでは、まだ、カタログに戻って来ないけれど、タワーレコードやHMV、ディスク・ユニオンでは予約を受け付けている。バーニング・シェッドのグレゴリーさんのサインが書かれたポストカード付きの1,000部は売り切れている。
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ベルナール、パートリッジ対談「 Senses Working Overtime 」3

ベルナール「 その挿入句はどうやって思い付いたのですか? 自然な連想なのですか?」
パートリッジ「私は、マッチの箱の意匠が好きなのです。実際、それで、幾つかの歌の中に、マッチ箱の意匠が登場するのですよ。この歌もそうですけれど。「 River of Orchids 」にも出て来ます。ペッカム・ローズは、マッチの銘柄なのです。[ Peckham Rose: ノエルかえる不恵留 ]」
ベルナール「それで、「 a striking beauty 」はマッチの銘柄 English's Glory の宣伝文句なのですね。」
パートリッジ「その通りです。宣伝文句の一つです。あの時、私は、あそこでは、ごく狭い範囲のイングランドのことを考えていたのです。それも、極々卑近なイングランドの瑣事のことです。あの登場人物は、焦点の合ってない位置で演じているのですから、その人物についてはっきりと認知出来ることは、あの言葉だけなのです。でも、聴き手のある人は、まるで違った風に捉えたのです。その人は、「 Striking at me!」と聞き取ったのです。それで、こう理屈を付けました。「これが、アンディがもうツアーをしない理由なのだ。アンディはスタジオで殺されたのだ。誰かがアンディを殴り殺したのだ。」 これは、本当のことなのですよ。「 Help, I'm being struck, I'm being murdered right now! 助けて、僕は殴られようとしている、僕は殺されようとしている」と歌いたかったと言うのです、そうして、最後のコーラスも歌って、ミキシングしている間に、私は死ぬのでしょうね。 ( 笑う )」
ベルナール「( 笑い転げながら ) どうもご丁寧に。極、極々イングランド的です。」
パートリッジ「ええ、ええ、分かってます。イングランド的と言えば、この歌のカラスも好きなのです。音響効果用のレコードにあったものを使ったのです。すこぶるイングランド的にしたいと思っていたのです。こう考えていたのです。「中世の農奴が畑を耕していると言えば、人は、どんな音を思い浮かべるだろうか? 荷馬車の馬の馬具がチリンチリン鳴る音、それにカラスのカァカァ鳴く声じゃないか!」 それで、そのカラスの声を使ったのです。まあ、あれはカラスですよね。鳥類学者だと「違います。実際には、あれはミヤマガラスです。」と投書して来るかもしれませんね。ですけれど、重要なのは、私たちがしようとしていた中世的なものに終止符を打つ為には、あの声が必要だった、と言うだけなのです。」
ベルナール「ビデオについても話して下さい。」[ mvdbase.com - XTC - "Senses working overtime" ]
パートリッジ「ものすごく速く撮り終わりましたよ。『イングリッシュ・セトルメント・ツアー』のリハーサルをシェパートン・スタジオでしている時に撮影されたのです。[ Shepperton Studios - Wikipedia, the free encyclopedia ] ですから、あれは、リハーサルをしている最中の私たちなのです。監督の名前は覚えていません。覚えているのはですね、監督が「いいですか、二倍の速さで撮影します。ですから、貴方たちは二倍の速さで当て振りをして下さい。それで、編集では遅くして普通の速さにするのです。元の歌の速さに貴方たちの動きが合う様にします。そうすることで、貴方たちは( 動作がゆっくりで ) 優雅に見えるのです。」と言ったことです。それ以来、その手法は無数に使われでいますよね。でも、私たちが、その手法で撮影された、最初ではないか知ら。」  




おわり   
( マイスペースに公開されたのはこれだけ、『 Complicated Game 』ではまだ他の部分があります。 )

誤訳、疑問点をご指摘下されば助かります。
posted by ノエルかえる at 09:46| Comment(0) | TrackBack(0) | English Settlement | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月14日

わすれてた、8月3日はPsonic Psunspot

 8月には、デュークス・オブ・ストラトスフいあの『ぷソニック・ぷサンスポット』もリリースされている。チョークヒルや、Discogs には、日付までは記されてないのだけれど。Fujimoto さんの『クロノロジー』には、1987年8月3日リリースと。ビートルズの『 Revolver 』が、1966年8月5日で、ちょうど二十年後の同じ日にはならなくて微妙にずれていて、21年後で、2日早くて、、、 『 Pisces, Aquarius, Capricorn & Jones Ltd. 』は67年の11月だし、、、 

 まあ、8月5日は、『 Psonic Psunspot 』記念日だった。
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2016年08月13日

ベルナール、パートリッジ対談「 Senses Working Overtime 」2

ベルナール「ひとたび、歌の構造をしっかりさせると、歌詞は、自然に続いて来る、と言う感じなのですか?」
パートリッジ「そうですね。コーラスを最初に創りました。それから、何故か、中世的なヴァースを思い付いてしまったのです。それは、引き返せない穴に入り込む豚の様ですね。徹底的でした。スタジオで録音する時にでさえ、中世的になったのです。災疫に苦しむ様なバッキング・ヴォーカルをしましたよ。( ヴァース部分の背景で歌われる低いヴォーカル・パートを歌ってみせる。 ) それで、私はバンドのメンバーに、「バッキング・ヴォーカルを本当に苦しんでいる様に出来るかい? 君の息子が伝染病にかかったみたいに。」と言ったのです。( 笑う ) そのコーラス隊は「レディー・ディ Lady Di」と呼んでいました。と言うのはですね、コリンが「なんて歌うんだ? 「レディ・ディ・ディ」って言ったの?」と聞いて来たからですよ。私は、「いや、こう歌うんだ。( 歌ってみせる ) そうだね、「 If I Was a Rich Man 」[ ミュージカル『屋根の上のバイオリン弾き』の中の「 If I Were a Rich Man 」か? ]か何かみたいに。」と答えたのですけれどね。惨めな田舎者が挙げる呻き声のようなものですよ。分かりますか? 霧深い朝に、鍬を入れようと仕事を始めた時に、声を潜めて歌っている様な感じなのです。 
 それから、私は、ここで中世的なドラムをして欲しいんだけど、とテリーに頼んだのです。それで、彼は、ヴァース部分のリズムをロート・トムを使って演奏しました。それを、レゲエのワン・ドロップ・リズム[ One drop rhythm - Wikipedia, the free encyclopedia ]のバス・ドラムと組み合わせているのです。」
ベルナール「スナイパーを使っていますね、きっとそうですね。[ Tama 社のドラム・シンセサイザー ]」
パートリッジ「そうですね。あれは、風変わりのちょっとした混成だったのです。足でレゲエのワン・ドロップ・リズム、手で13世紀のイングランドのリズムですよ! それが一体になっているのです。とても上手く出来ました。 
 この曲のレコーディングを終えた時、これがシングルになるかどうかは、はっきりはしていませんでした。ですが、私がシングルを書こうとしたことで、この曲が生まれたことは、確かなのです。実際には、完成させた時、シングルになるには、ちょっと複雑過ぎる様だと、私は思ったのです。ミドル・セクション[ ブリッジ ]もありますからね。」
ベルナール「ヴァージンは、シングル用にそのブリッジを削除したのですか?」
パートリッジ「ええ、その通りです。会社は、乱暴に、幾つかのパートを切り落としましたよ。」
ベルナール「貴方は、何もしなかったのですか? なにか考えを言ったりもしなかったのですか?」
パートリッジ「何も。ヴァージンが言ったことはこうです。「我々は幾つかの部分を削除する。長過ぎるからだ。ラジオはこう言うのは好まないのだ。」」  
ベルナール「何かで読んだのですが、「 and busses will skid on black ice 」と言う比喩表現が、ヴァージン社には、恐ろし過ぎるものだった、と言うことですが。」
パートリッジ「いいえ、それは違うでしょう。どうやって短くするか、と言うことに尽きます。DJが時間枠で慌てない様にですね。私は、今でも、会社が削除する必要は何もなかったと思います。でも、会社は、私たちの歌に絶えず干渉したがっていたのです。「 Life Begins at the Hop 」の場合もそうですよ。シングル版では、ヴァースの4行、その何れも短くしているのです。だから、韻を踏んでいないのですよ! ( 笑う )  これ程までに、レコード会社の干渉と言うものは凄まじいのですよ。  
 ですから、会社は、この曲についても、短くしたのです。後になって、誰かが調子の悪いスピーパーでこの曲を鳴らしているのを聴いたことがあるのです。ミドル部分で聞くことが出来たのは、私が対位法的挿句を歌う所だけだったのです。「 England Glory 」の所です。」 
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2016年08月11日

忘れてた

 きのう投稿した、ベルナール、パートリッジ対談「 Senses Working Overtime 」1、もう一文あるのを見落としていました。
 「 And I came up with the words pretty quickly -- about the world being biscuit-shaped, or football shaped. 」と言う言葉。 
 「それで、歌詞の「世界はビスケットの形」と「フットボールの形」と言う表現は、直ぐに出来ました。」 
これを追加します。  

 それから、マイスペースに掲載されていたのを私がコピーしたものは、チョークヒルのアーカイブも同じだと思うけれど、『 Complicated Game 』よりも量が少ない。約1,700語。これは、マイスペースに掲載された他のパートリッジのインタビューに較べても半分以下、ひょっとして三分の一。発表のとき、テープ起こしが間に合わなかったのかも。
 でも、このまま、マイスペースの方を訳そうと思う。
posted by ノエルかえる at 08:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月10日

ベルナール、パートリッジ対談「 Senses Working Overtime 」1

 アンディ・パートリッジとトッド・ベルナール Todd Bernhardt さんの対談、「 Senses Working Overtime 」について。
 2006年12月11日にMySpace に公開のもの。MySpace にはもうありません。今は、チョークヒルのアーカイブにあります。 
Chalkhills: XTCFans: Andy's Take: "Senses Working Overtime"  





ベルナール「さて、以前に、貴方がシングルにと選んだものが、実際にシングルとしてリリースされることは稀だった、と仰ったのですが。それは、アルバム『 English Settlement 』の場合もその通りだったのですか? 「 Sensen Working Overtaime 」については、貴方がアルバムからのシングルとして選んだのですよね?」
パートリッジ「そうですね。私がシングルに選んだのは間違いない、と思います。それに、これを書いた時ですが、私はシングル曲を書こうとしていたのだ、と言うことを認めますよ。今でも覚えています、当時住んでいたアパートの玄関から入って直ぐの部屋に入ろうとしていたのです。アパートは、二部屋でした。スウィンドンのキングス・ヒルにある、空き店舗の上の階にある部屋だったのです。その店舗と言うのは、古いヴィクトリア朝の構えの店でしたけれどね。私は、いつも、入って直ぐの部屋で歌を書いていたのです。電話が載った黒い枝網のテーブルとソファ以外は何もない部屋だったのです。まあ、静かな部屋だったわけです。( くすくす笑う ) ええ、静かな部屋だった、と言いましょう。ですけれど、人通りの多い幹線通りに面していたのですよ。耳に入るものと言えば、交通の轟音だけですよ。実際、ごく初期のデモ・テイク・テープがあるのですが、そう、『 Coat of Many Cupboards 』に入っていましたよね、あれは、歌の骨格を掴もうとしていたのですけれど、その録音で、往来の騒音が聞こえますよ。あれが、私が言う所の「静かな」部屋だったのです。 
 まあ、こう言う風だったのです。部屋に入ってこう考えたのです。「よし、今直ぐ10秒以内に歌える有名なシングル曲は何だろう?」 文字通りに、最初に私の頭に浮かんだものは、( 歌う ) 「ファーイブ、フォー、スリー、ツーー、ワン。」( ビートを口真似で続ける ) [ 「 5-4-3-2-1 」1964年のシングル : Manfred Mann - 5-4-3-2-1 / Without You (Vinyl) at Discogs] ご存知ですか? マンフレッド・マンのですよ。( 1964年のシングルで、テレビ番組『 Ready Steady Go! 』[ イギリスの民間放送局ITV のポピュラー・ムージックの番組 ]のテーマソングとして書かれたもの。Ready Steady Go! - Wikipedia, the free encyclopedia) それで、私は思ったのです。「分かった! 5-4-3-2-1、僕は、1-2-3-4-5 で行こう!!」、つまりですね、「 5-4-3-2-1 」は何かをカウンとダンしている様だけど、「 1-2-3-4-5 」は増えて行く感じがする、と思ったのです。それで、5と言うのはなんだろうと、考えだしたのです。指は5本ある。いや、実際には、指は4本だ、それに、親指があるのだから。[ 日本語に変えると分からないけれど、英語では、人差し指から小指までは、finger で表されて、親指はthumb だから。 ] ( 間抜けな声で ) 五季があるじゃないか! まさか。ああ、五感がある! これだ!、と思ったのです。 
 私は、五感のことを頭に思い浮かべながら、速いリズムの馬鹿らしいパターンを持つ曲にしようと、創りに掛かったのです。こう考えていたのです。「そうそう。誰もが五感を持っているよね。それって、なんて素晴らしいことなんだろう。そうそう。五感は、ただ単に、働いているだけじゃないんだ。無茶苦茶に働いているよ。ひっきりなしに働いているんだ! 五感は、生活のすべてを取り入れるんだ。なんてこと、多過ぎるよ。」 人生とはほんとうに多過ぎることがあるのですから。驚くべきことですよ、お分かりかと思いますけれど。ところで、デイブはですね、今でもそう言っているのですけれど、この歌は、私が「 All Too Musch 」を書き直したのだ、と考えているのです。ビートルズのジョージ・ハリスンの歌ですね。 ( 笑う )  
 それで、私は、それを一つに繋ぎ合わせたのです。「1、2、3、4、5」と言うことと、それは五感に通じると言うことと、五感はこの世界の詠嘆すべき有様に無茶苦茶になりかかっていると言うこと、それを一つにしたのです。そうして、「よし、ヴァースを作らなくては、」と考えたのです。コーラス部分は、E調でした。覚えていますよ、私は、ギターに注意を払わずにそのコーラス部分を弾いていたのです。すると、おや、と思いました、私は間違って、E♭で弾いていたのです。「これはいい! 何て言い音なんだ、これは何なのだろう?」と思ったのですよ。それで、私はギターを見たのです。間違ったEを押さえていました。E♭のところとないまぜになっていたのです。私は、「素晴らしい、この音はまるで中世的だ! これに合う和音をもう一つ見つけよう。」と思ったのです。 
 それで、色々試してみて、やっと、お互いに合う二つの和音を見つけたのです。そこでこう私は思ったのです。「うん、この音は素晴らしい。中世的だ。まるで頭文字が彩色されている写本に載せられている挿画の様だ。写本の挿画は、土地を耕す様子、畑の畝が描かれている。あの時代では、人生はとても苛酷だったんだ。わかった、僕は、こういう卑賎な日常的な様子、土地を耕す様子、生け垣を刈る様子、そんなことをヴァースに書けばいいんだ。それを、人々の悲嘆、苦悩であるかのように書けばいいんだ。畑の畝や生け垣を、それについて、中世の人々が歌っていたかの様に、夢見ていたかの様に、書けば好いんだ。」 分かりますか? 雲が全部、乳性で出来ていたらどんなに良いだろう、と思うのですよ。一方で、驢馬に飼葉が十分あるだろうか、と心配するのです。つまりですね、私は間違って、中世的な世界に入ってしまったのです。それがヴァースになったのです。「僕は、そうした苦難にひっきりなしに見舞われるんだろう。だから、僕は、そのことを中世的な言葉で書くんだ。それで、僕らは、この中世的なシングルの為に、リズムは、小さめで固い音のドラムにすれば良いだろう」と私は思ったのです。 
 ところで、今の半分の早さの中世の小節を、E調で書いたぐっと速い小節にどうやって繋げば良いか、当時の私は分からなかったのです。それでも、私たちにすれば時代遅れの間の抜けたマンフレッド・マン的な小節なのですけれどね。その時、「 The Wonderment 」と言う題を私はこの曲に与えていました。その歌詞の一部分は、「 Tissue Tigers 」になりました。それでですね、AからA sus になる部分を「 The Wonderment 」から取り出して、BからB sus に変えたのです。それは、コーラス部分に繋げるとても良い方法だったからです。それだと、Eに合うからです。こうして、「 The Wonderment 」の一部分を取り込んだのです。「 Senses Working Overtaime 」の中にそれはあるのです。  
 それで、歌詞の「世界はビスケットの形」と「フットボールの形」と言う表現は、直ぐに出来ました。



最後の段落のコードについては、間違って訳しているかもしれません。
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2016年08月09日

「 Generals and Majors 」記念日

 1980年8月9日、XTC はシングル「 Generals and Majors 」をリリース。今日は記念日。36周年だから、干支が三回回った。申年。1980年は、モスクワ・オリンピック。2016年は、リオデジャネイロ・オリンピック。 

Chalkhills: Reel by Real: XTC: "Generals and Majors"

 ギルバート・サリヴァンの「 Major-General's Song 」があるコミック・オペラ『 The Pirates of Penzance 』は、1879年12月31日初演。

 この日ではないけれど、この年1980年の8月7日から31日まで、ワレサ委員長 Lech Wałęsa 率いる「連帯」が、グダニスク造船所でストライキ。 

 それから、これも8月ではないのだけれど、1980年1月29日に、XTC と言うバンド名の元になった、アメリカの喜劇俳優ジミー・デュランテ Jimmy Durante が亡くなっている。享年86。その日、XTC はアメリカのボストンでライブ・ショー。
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2016年08月07日

White Horse Pictures

 ビートルズの新しい映画が9月に公開される予定なのだけれど。その映画『 Eight Days a Week 』を制作している映画会社が、White Horse Pictures 。会社のロゴは、あのウフィングトン・ホース。そして、会社の社長は二人いるけれど、その内のひとりが、ナイジェルさん。Nigel Sinclair 。1948年生まれだから、「がんばれナイジェル」のナイジェル君ではない様。 
 うううん、XTC の映画も創ってくれないだろうか、、、

White Horse Pictures
posted by ノエルかえる at 18:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

抽選で10名様に、デイブ・グレゴリー直筆の「 That's Really Super, Supergirl 」の総譜( もちろん、印刷されたもの ) を進呈

 プレイヤーが修理から帰って来たので、『イングリッシュ・セトルメント』2016年/ ジョン・デンツ・リマスタリング版、CDを聴いた。 
 とりあえずの感想。繊細な音になって、アコースティック感が増した、と言うか、強調されていると思った。「 No Thugs In Our House 」のデイブ・グレゴリーの延々とぐるぐる回っている様なエレクトリック・ギターのリフが改めて面白く感じた。 

 『 Skylarking 』のスティーブン・ウィルソン編集Blu-ray版が、アマゾンのカタログから消えている。APE house / バーニング・シェッドには、十分な数を出荷する余裕がないのかも。いずれまた、アマゾン等でも注文出来る様になるとは思うけれど。 
 バーニング・シェッドでは、最初は今回はしないのかな?と思っていたけれど、やはり、サインの書かれたポストカードを予約者に付けるサービスをするよう。それでも、今回は、1000コピーと数を明らかにしている。 
 私は、好い企画だとは思わない。どうせなら、抽選で100名様にご購入のお礼の葉書を、デイブ・グレゴリーが直筆して送り申し上げます、と言う方がいいと思うけど。そもそも、あの絵葉書、XTC と何か関係があるのだろうか??? まあ、もっといいのは、抽選で10名様に、デイブ・グレゴリー直筆の「 That's Really Super, Supergirl 」の総譜( もちろん、印刷されたもの ) を進呈、というの。  

8月21日追記; 『オレンジズアンドレモンズ』に付けられたポストカードは、ジャケットのアートワークだった。『ドラムズアンドワイアーズ』も。何だか分からない、あのポストカードは、何に付いてたのだったっけ? 
( と言うか、サイン付きのカード、開封して、見て、そのまま放ったので。 )
posted by ノエルかえる at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月06日

アンディ・ウォホール

 今日は8月6日、アンディ・ウォホール Andy Warhol の誕生日。1928年生まれ、生きていれば、88歳の米寿。青山昌文先生の放送大学の講義、おとといのは、アンディ・ウォホールについてだった。 

 青山昌文先生のお話は、現代は死が普遍的に潜む様になってしまっていて、その事を時代の核心として捉えて、ウォホールは表現をしてる、と言うものだった。マリリン・モンローを扱った作品も、あれは、モンローの死亡が伝えられた日に、製作を開始したものだそう。あの作品も不意に表面化する死を表しているのだと。 
 そうすると、ポール・ビートルの「マックスウェル・シルバー・ハンマー」の第三ヴァース、やっぱり、ウォホール襲撃事件を歌っているのだろうか? 歌そのものが不意に落ちて来る不幸を歌っているのだから。とすると、ポール・マッカートニーは、ウォホール等と同レベルで、時代の核心を捉えている天才的な芸術家と言うことになるのだろう。
posted by ノエルかえる at 13:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月04日

シャガールの青はスカイラーキングの青?

 きのうも、『スカイラーキング』を聴いた、2010年LP版D面。「 The Man Who Sailed Around His Soul 」のライド・シンバルにうっとり。それから、テレビを点けたら、青山昌文先生の講義を放送していたので見た。きのうは、ピカソとシャガールの話し。私は、ピカソと聞くと、ポール・マッカートニーを、シャガールと聞くと XTC を、条件反射の様に思い出す。何故だかは分からない。 

 それで、『イングリッシュ・セトルメント』の2016年版のノートを読み出そうかと思ったのだけど、LPサイズだけど、やっぱり字が小さくて辛い。コンビニエンス店にコピーを取りに行っても、このサイズだと拡大はし難い様な気が。ベルナールさんの対談も、『イングリッシュ・セトルメント』は、「ボールアンドチェイン」とグレゴリーさんの回想の「ヨットダンス」と「ノサグスインアウアハウス」を読んだだけだし。そちらを先に読もうかと。 
 ベルナールさんの対談は、『イングリッシュ・セトルメント』の中からは、8曲についてインタビューがされている。( と言うか、私がコピーして保存しているのは、8曲。 ) 書籍『 Complicated Game 』には、その内の3曲かと。少し編集されている様にも。それに、チョークヒルには、「 Senses Working Overtime 」について、2002年に行われた、テリー・チェンバースへのベルナールさんのインタビューも保存されているので。まず、パートリッジヘのインタビュー、それから、チェンバースへのインタビューを読もうかと。 


マイスペースに掲載されて、私が保存していて、チョークヒルにもアーカイブされているのは、「 Ball and Chain 」「 Senses Working Overtime 」「 Jason and the Argonauts 」「 No Thugs in Our House 」「 Yacht Dance 」「 All of a Sudden (It's Too Late) 」「 It's Nearly Africa 」「 Snowman 」。
posted by ノエルかえる at 10:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月03日

森村泰昌 美術史の娘

 きのうは、スカイラーキングを、CD( 2014年版 )で、オリジナルLPA面分を聴いて、それから、テレビを点けたら、青山昌文先生の講義を放送していたので、寝転がってみるうちにうつらうつら、 


 柳瀬尚紀さんの訃報。
posted by ノエルかえる at 08:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月02日

スカイラーキング 5.1

 アマゾンにも、( uk にもジャパンにも ) 『 Skylarking 』のステーィブン・ウィルソンさん編集のサラウンド版らしいものがカタログされた。CDとなっているけれど、発売が10月10日予定なので、Blu-rayのサラウンド版だと思う。あるいは、ウィルソンさん編集のCDなのかもしれないけれど。
posted by ノエルかえる at 09:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする