2016年10月31日

誤訳

 ベルナール、パートリッジ対談「 No Thugs in Our House 」9 の最後の会話、
原文は、
TB: [laughing] I'm a little afraid to ask what the letters stand for!
AP: [laughing] I think the last word is "Roebuck" -- just to give you an idea of how wrong it is. 

この部分を、前の会話の続きで、読んで
ベルナール「( 笑いながら ) それがどういう意味かあ、聞かないで置きますね。」
パートリッジ「( 笑う ) 今のは、ノロジカ Roebuck の事ですよ。どんなにひどいかは、お分かりになるでしょう」
と訳したのだけれど、これは、意味を捉え間違えているかも知れない。ブリッジ部分の最後の言葉について言っているのかも? でも、ブリッジの最後は、「 they never thought he'd do folks any harm. 」だけど、、、 歌の最後の言葉??  



11月1日追記: 
この会話、やはり、
その前のパートリッジの発言「 It was, and it was the old attack-decay-sustain-release approach -- ASDR. Which is I think is a porno expression as well. 」の略号「 ASDR 」の「 R 」の語にどの語を当てるのか、問うことだと思うので。あまり正確ではないけれど、先の訳で良いのかな、と思う。
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ベルナール、パートリッジ対談「 No Thugs in Our House 」9

ベルナール「私は、モールディングさんがコーラス部分で弾いている、非和声音がとても好きです。貴方とグレゴリーさんは、A/G/F の進行のコードを弾いているのですけれど、モールディングさんは、それぞれのコードの音を下げているのです。」
パートリッジ「ええ。あれは、コード間の移行を捉えている、と言う感じなのです。本当に、コリンは、すごいベース・プレイヤーですよ。」
ベルナール「貴方は、アコースティック・ギターを弾いているのですよね、それだけですよね。」
パートリッジ「そうです。デイブが、全部のエレクトリック・ギターを弾いている筈ですよ。デイブがしているのは、いやはや、ロックンロールが、スタックス・レーベル[ アメリカのメンフィスにあったレーベル。サザン・ソウル、メンフィス・ソウルのレコードを出版。 ]の音楽、そうですね、ブッカー・T&ザ・MG's Booker T. & the MG's [ 1962年から71年まで活動したバンド。インストゥルメンタルのソウル・グルーブを演奏。Booker T. & the M.G.'s - Wikipedia]の様なバンドの音楽ですね、それに混淆したような音なのです。彼のフェンダーギターと、テリーの4ビートのスネアが、ずっと一緒なのです。それは、明らかに、「 Life Begins at the Hop 」から来てますよね。そこの所は、とっても、デイブ・グレゴリー的ですね。 
 それから、ミドル・エイト[ ブリッジ部分 ]の部分では、「 Holly Up on Poppy 」風のキーボードも弾いています。あれは、プロフィット5です。それを、私が家に持ち帰って、プログラミングをしてみたのです。そこの部分で、私が聴きたいと思っている音を造り出そうとしたのです。音を造り出して、メモリーに保存しておかなければなりませんでしたから。プロフィット5には、いくつか、既成の音が組み込まれてはいました。でも、自分だけの音を造り出すと言うのは、この上ない喜びなのです。ノートが残っていますよ。私が、すべての音について、記号を使って記録して置いたのです。フルートの音の設定、カリオペの音の設定の方法、とか言うものです。」
ベルナール「それを、ダイヤルで設定したのですね。アナログのシンセサイザーですから。」
パートリッジ「そうです。それに、古いものですから、アタック、ディケイ、サステイン、リリースもしなければなりません。ASDR ですよ。なんだか、ポルノの表現みたいですね。」
ベルナール「( 笑いながら ) それがどういう意味かあ、聞かないで置きますね。」
パートリッジ「( 笑う ) 今のは、ノロジカ Roebuck の事ですよ。どんなにひどいかは、お分かりになるでしょう」
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2016年10月28日

今日はそんな日だったの : Prospero

 1971年10月28日に、イギリスは、人工衛星プロスペロ Prospero を打ち上げて、成功させた。プロスペロは、イギリスの打ち上げたただ一つの人工衛星。プロスペロには、別名があって、X-3 がそれ。 
 XTC のバンド名、X-3 でも良かった? 

なので、XTC「 Another Satellite 」。
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2016年10月27日

『 Skylarking 』記念日

 1986年10月27日、XTC は、アルバム『 Skylarking 』をリリース。今日は記念日。三十周年。 
それで、2010年のジョン・デンツのリマスタリング版は、10月26日から、インターネット予約が開始。
2016年のスティーブン・ウィルソン版は、10月12日でしたっけ?  

Chalkhills: XTC: Skylarking  


 この日、ローマ教皇ヨハネ・パウロ二世の呼びかけで、世界各国、各宗教の代表者が、アッシジに集まり、平和の祈りを行った。 
 それから、同じ日、ロンドン証券取引所で、「ビッグ・バン」が実施された。
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2016年10月26日

ベルナール、パートリッジ対談「 No Thugs in Our House 」8

ベルナール「そのことについて、伺いたかったのです。と言うのも、あそこは、とても「ナイジェル」的で…、」
パートリッジ「ああ。テリーは、片っ方では、フロア・トムで正確なリズムを叩いています。本当に、時計のように正確な音ですよ。なのに、それに対して、ハイハットで三連符を刻んでいるのです。フロア・ドラムは、どうしていたか、確かには思い出せないですが、」
ベルナール「キック・ドラムは、フォー・ビートです。」
パートリッジ「そうでした。どうやって、それを思い付いたのか、今は、思い出せないのですが。まるで痙攣的ですね。でも、全く完璧なのです。」
ベルナール「何か、こうする様に指示をしたのですか?」
パートリッジ「そうですね。テリーと私はですね、ドラムのリズムをどうするか、その歌はどうなるべきなのか、と言うことについては、いつも、額を寄せ合って話し合ったものです。それが、テリーと最も親しい関係でいる時だったのです。ドラムのこと以外では、共通の話題はありませんでしたからね。二人は、同じ階級の出なのですけれどね。ああ、忌々しい。「階級」なんて、こんな言葉を使うのは嫌なのです。けれども、英国では、それがとても重要なことなのです。でも、今は、共通の話題が無いと言うことはないのです。二三日前にも、テリーと話しをしました。会話は長く続きますよ。半年ごとに、テリーは私に電話をして来るのです。お喋りを楽しんでいるのです。」
ベルナール「クレジットでは、モールディングさんは、フェンダー・ベースを弾いていることになっています。つい最近、お話して頂いたのですが、貴方とグレゴリーさんは、モールディングさんに、フェンダーこそを弾いて欲しかった時が何度かあるのですよね。」
パートリッジ「そうですね。コリンが彼のフェンダーを弾いている時と言うのは、私たちとデイブが、そこは何が何でもフェンダーだ!と思っている時なのですよ。( 笑う ) おそらく、私とデイブは、コリンにフェンダーを弾かせようとしたのだと思います、それで、その週に買った新しい厚紙ベースを使うのを止めさせたんです。」
ベルナール「あれは、とてもパンチがあります。」
パートリッジ「ええ、本当にそうです。とてもパンチがあります。それに、船酔いを起こさせるような、半音階のランを弾いています。あれは、物語りの不安な雰囲気を出していますね。」 



ここの四つ目の応答、コリン・モールディングのベースについての答えだけれど、
原文は、
Perhaps we were trying to suggest that he should stay playing that Fender, and stop picking up his cartoon novelty bass of the week. 
ここの意味を私は捉えられません。フレットレスではなくてフェンダーにさせた、と言うことなのか? 
Bass には、魚のバスもあるので、モールディングの趣味の魚釣りのことを洒落にしているのか? 

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ちょっとメモ

 イアン・ボストリッジの新しいアルバム『シェイクスピア・ソングス』。 

 シェイクスピアの詩に、古今の作曲家が曲を付けたもの。コリン・モールディングの作曲のものがないのが残念。 

Ian Bostridge // Shakespeare Songs  

 いつか、イアン・ボストリッジがコリン・モールディング歌曲集を録音しないかなあ、、、
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2016年10月24日

「 Too Many Cooks in the Kitchen 」記念日

 1980年10月24日、コリン・モールディングのソロ・プロジェクトで、シングル「 Too Many Cooks in the Kitchen 」がリリースされた。今日は記念日。36年前。 

Chalkhills: Reel by Real: The Colonel: "Too Many Cooks in the Kitchen" 

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2016年10月23日

Steven Wilson edition『 Skylarking 』

 スティーブン・ウィルソン版『スカイラーキング』を開封して、再生してみる。 

 まずは、ビデオ。驚いたのは、「 Grass 」で、コリン・モールディングがピアスを着けていること。『 Go2 』のインナースリーブの写真で、ピアスの穴があるのは分かっていたけど、着けているのを見たのは初めて。と言うか、これまではまるで気が付かなかった。「 Dear God 」のビデオは、相変わらず意味不明( 「 Grass 」もだけど )。ディレクター( Nicholas Brandt )は、何を意図していたのだろう? 連想するのは、ビートルズの「 Strawberry Fields Forever 」だけれど。「 The Mayor of Simpleton 」でもそうだし、他のバンド歌手のビデオでもそうで、歌詞とビデオのストーリーは無関係なのだろうけど、、、 
 思うのは、プロモーションはあれでよかったのだろうか? ということ。 

 それから、スティーブン・ウィルソンのミックスのCDを。『ノンサッチ』の時と同じ感想。何と言うのだろう、「優美さ」というか「品」がなくなっている。このところ、毎日のように、ジョン・デンツ版『スカイラーキング』を聴いていたのだけれど、それは、プレイリー・プリンスのドラムズの美しさに完全に魅入られていたから。あの音色は芸術だと思う。その美しさが消えてしまっている。 
 ジョン・デンツ版の場合、マスター・テープが使えずに、幾つかのセールス・テープを使ってリマスタリングをしたのだけれど、今回のスティーブン・ウィルソン版は、マスター・テープを使ってリミックスをしたのに。 
 これが、ウィルソンの特徴なのだろう。この手法での音を評価して、楽しめる方もいるだろうけれど。私には、良くは思えない。『ノンサッチ』や『スカイラーキング』『ママー』のような作品には、ウィルソンの方法は合っていないように思う。 

 また、何年かして、新しい優れたエンジニアが登場したら、また別のリミックスをして欲しい、と思う。そうして、五年置きぐらいに、新しいエンジニアの新しい版が出るといいのだけれど。 
 それに、『 Gonwards 』でしたように、各トラックをファイルにして、自分でミックス出来るような、音源を公表して欲しい。録音されたまま、編集でどこかをカットしたりしていない音源だけど。
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2016年10月22日

『 Gonwards』記念日

 2012年10月22日、ピーター・ブレグヴァドとアンディ・パートリッジは『 Gonwards 』をリリース。 

Chalkhills: Peter Blegvad & Andy Partridge: Gonwards  


 アンディ・パートリッジは、これ以降、新作の発表がない。 


追記: 2,000セット限定のボックスは、まだ売れ残っている。
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2016年10月21日

今日はそんな日だったの: Orphée aux Enfers

 1858年10月21日、オッフェンバックのオペレッタ『地獄のオルフェ Orphée aux Enfers ( Orpheus in the Underworld ) 』が、Théâtre des Bouffes-Parisiens で初演された。 
 『 Orpheus - The Lowdown 』は、2003年11月19日に、ポニー・キャニオンが日本でリリースしたのが一番早い。オッフェンバックの145年後。
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2016年10月20日

ベルナール、パートリッジ対談「 No Thugs in Our House 」7

ベルナール「それでは、音楽の方のことを話して下さい、それにレコーディングについても。」
パートリッジ「実を言うと、この歌の音楽は、「 Summertime Blues 」[ エディ・コクラン Eddie Cochran 作曲 ]について色々考えている内に思い付いたのです。コードは違いますよ。正確には知らないのですけれど、「 Summertime Blues 」の調性は、Eですよね。まあ、兎に角、Eとすれば、コード進行は、E/A/Bですね。それで、そのコードをいじくり回していたんですけれどね、その内に、今まで聞いたこともない和声を見つけたのです。Dを基調にしたコードだと思います。それが何と言う名前のコードかは知らないのですけれど。曲は、Eから始まります。そして、次のコードはですね、音を言いますね。下から順に、G♭/A/D/A/B/Aです。 
 「ああ、これは面白い。何だか、不安定な上昇だ。昇りそうで昇らないんだ。」と思ったのです。基調はEなのです。それで、二番目のコードで、一瞬上昇するのです、けれど、直ぐに、Eに落ちて来るのですよ。とても不規則な乗りのリズムです。それで、こう思ったのです。「ああ、これはいい。誰も知らないコードを見つけたのじゃないかな?」 こう言うことなのですけれどね。でも、「 Summertime Blues 」を研究していて考えついたものなのです。」
ベルナール「思うのですが、この曲も、リハーサルをしていて、発展して行ったものではないでしょうか? それに、アレンジも、リハーサル中にしたのですよね?」
パートリッジ「ええ。この曲は、リハーサルを通して、とてもきつく、引き締められましたね。貴方は何と形容するのでしょうね。スティディ steady ですか。全員がお互いに完全に繋ぎ合わされているのです。不必要な拍も音も、一つもありませんよ。不必要な音は、スウィンドンの太っちょアルダートンのスタジオで、カンカン叩いて潰しておきましたから。 
 テリー・チェンバースの演奏はとても素晴らしいです。本当に素晴らしいです。かれは、正確無比です。ずっとそうなのです。」
ベルナール「ええ、ええ。固い岩です。」
パートリッジ「本当にそうです。それから、中間部で、どんなに変わった演奏をしているかと言うと、…、」
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2016年10月19日

すていぶんういるそんのすかいらあきんぐ

 さらうんどのすかいらあきんぐ、とうちゃこ。ばあにんぐしぇどから。 

 でも、今日は、『相棒』があるから、聴かない。
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2016年10月18日

ベルナール、パートリッジ対談「 No Thugs in Our House 」6

ベルナール「( ずっと笑いながら ) 第二幕は、表現が直接的で、少し分かりやすいですね。叙述は、貴方の空想の中のもの、シュールなものではないですね。警官と両親の会話が叙述されています。」
パートリッジ「ええ。話しの筋を語る必要があるのです。映画の技法ですよね。( 笑う ) ある部分で、物語りの筋全部を出してしまうのです。場面のすべてを撮り終えますよね。それは、40分のシーンになるのですけれどね。それから、二人の人物がテーブルに座って語り合う場面を入れるのです。それは不可欠な部分なのです。その映画がどういうものかがその会話で分かるのですから。第二ヴァースは、歌の中で、それと同じ役割を果たしているのです。」
ベルナール「それから、ブリッジです。これは幕間だと、貴方は言われました。語り手は、両親が見てなかったことについて、話すのですね。」
パートリッジ「ええ。ここでは、舞台とは隔てられて脇に設置された箱の中にいる語り手に、スポットライトが向けられるのです。語り手は、観客が把握していないことのなんでもかでもの情報を、観客に与えるのです。この少年には、何か邪悪な面があることを示唆します。少年が身に着けているバッジは、ボーイズクラブのものだと思っているのですからね。でも、もちろん、そうではないのです。右翼団体のバッジなのです。」
ベルナール「そうして、最後のヴァースですね。このヴァースで、物語りの円環は閉じるのですね。お母さんは、再び、物干にワスピーを干しています。でも、この時には、全てが解決しているのです。私は、一つのことについて、あなたに尋ねなければなりません。何年か前、ファンサイト『チョークヒル』で、そのことが論争になったのです。お父さんと言うのは誰なのだろうか? と言うことです。グラハムのお父さんで、彼は判事なのか? それとも、労働者[ グラハムの父 ]の妻[ グラハムの母 ]の父親なのか?と言うことです。[ 1999年頃だと思います。 ]」
パートリッジ「そうですか。私がその議論に終止符を打ちましょう。あれは、リチャード・ブロンソンの父親なのですよ。リチャードの父親は、とても影響力のある判事でした。それで、息子のリチャードへの厳しい告発を斥けましたからね。ヴァージン・レコードの早初期の頃、リチャード・ブロンソンはとても若かったのですが、ある詐欺を働いたのです。レコードをヨーロッパ輸出向けだと偽って、レコードジャケットにも輸出用と印刷したのです。それで、トラックは、ドーバーに向かわずに、ロンドンへと向かったのです。そうして、ロンドンで、そのレコードを売ったのです。まあ、店舗で売るか、通信販売でか、と言うことはありますけれど。兎に角、もちろん、それに掛かる筈の税金を自分の懐に入れた、と言うことなのです。 
 禁固刑になるような犯罪です。でも、リチャードの父親は判事だったのです。しかも、そう言うことに関しては、知悉している人物なのですよ。それで、介入して来たのです。こんな感じですよ、( 上流階級の話し方で、 ) 「さて、おや、これを参照しましょう。」 ということで、告訴を取り下げられました。リチャードは無罪放免なのです。つまりですね、その「 Dad 」は、この歌に嵌め込まれた「カメオ」なのです。」
ベルナール「( 笑いながら ) これ、公表してもいいのですか? 告訴されませんか?」
パートリッジ「ええ。いくつかあるブロンソンの伝記には、載っていることです。このことが表に出れば、彼は良い気分ではないですね。でも、もう猫は袋から出てるのですから[ 秘密は露見しているのですから ]。」  
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2016年10月15日

アマゾン・ジャパンでスカイラーキング

 アマゾン・ジャパンでも、『スカイラーキング / スティーブン・ウィルソン版』が予約になっていた。10月21日発売予定。
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『 The Big Express 』記念日

 1984年10月15日、XTC は、アルバム『 The Big Express 』をリリース、今日は記念日。32年前。 

 前日の10月14日、イギリスの天文学者、マーティン・ライル Martin Ryle が亡くなった。1918年生まれで、享年66。電波天文学の先駆者。1974年にノーベル物理学賞を受賞した人。 
 『 The Big Express 』よりも『 White Music 』に関連がありそう。 

Chalkhills: XTC: The Big Express
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2016年10月13日

『 Go 2 』記念日

 1978年10月13日、XTC は、アルバム『 Go 2 』をリリースした。今日は記念日。38年前。 

Chalkhills: XTC: Go 2  

 翌日、1978年10月14日、アメリカ大統領、ジミー・カーターは、合衆国内で、自家製ビールの醸造を認可した。 
 なので、バリー・アンドリューズは、アルバムの裏ジャケットの写真で、ビールを飲んでいる。もっとも、その前のアルバム『 White Music 』でも、彼はビールの缶を手にしている。 
 なので、アンディ・パートリッジは、後に、アメリカ向けに、「 Beer God 」を書いた、、、 

 四日前の、1978年10月9日、ベルギー生まれでフランスで活躍した、歌手でソング・ライターのジャック・ブルレ Jacques Brel が亡くなった。 
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2016年10月12日

Skylarking on Amazon

 アマゾンに、『 Skylarking 5.1 』が再度カタログされた。「現在在庫切れ」だけれど、注文は出来るのだと思う。 

 YouTubeで、俳優のベネディグト・カンバーバッチさんがデイブ・ギルモアのコンサートに登場し、「 Comfortably Numb 」を謡うのを見る。
https://www.youtube.com/watch?v=FaaoTvEdKtA  


追記: 
Amazon.uk では、プレ・オーダーになっていた。アマゾン・ジャパンでも、一時、予約になっていたけれど、また、欲しいものリストに入れる、になっている。
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2016年10月11日

ベルナール、パートリッジ対談「 No Thugs in Our House 」5

ベルナール「「 And all the while, Graham slept on. 」、なのですね。」
パートリッジ「グラハムは、舞台にはいないのです。うたた寝しているのです。観客は彼を見ません。彼についての話しを聞くだけなのです。」
ベルナール「そうして、第二幕の開始ですね。第一ヴァースで、状況を説明したので、…、」
パートリッジ「はい、小さな厚紙のキャラクターを台紙から抜き出して下さい、次の場面の用意ですよ、」
ベルナール「はい、「 The young policeman who just can't grow a mustache. 」ですね。私は、この行が大好きなのです。一体全体、どうやってこの行を思い付いたのですか?」
パートリッジ「若い警官は、いつだって、口髭を伸ばそうとしていますからね。( 声を潜めて ) 権威付けようとしているのですよ。でも、出来はしないのです。三本か四本だけ、ちょこっとですね。ブロンドだし、目にも付かないのです。それで、人は、近寄ってこう言いたくなるでしょうね。「ねえ、後生だから、剃っちゃいなさい。「僕が口髭を生やしたことを人はちゃんと分かるかどうかが、とっても気掛かりだ。見よ、エッヘン髭だぞ。」って、顔に書いてあるようなものよ。まったくそうなのよ。あんたが、どれだけ自分で自分を馬鹿に見えさせているのか、わかる?」 ですからね、若い警官は、口髭を伸ばしてはいけないのですよ。」
ベルナール「( 笑いながら ) 分かりました、『パートリッジの法則』の本に加えておきましょう。」
パートリッジ「よろしい。孔子の様ですね。」 
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2016年10月10日

The Man Who Sailed Around His Soul

 きょうは、三善晃『交響四部作』を聴いた。それから、『スカラーキング』。 

 思い付いたこと。パートリッジの「 The Man Who Sailed Around His Soul 」、トッド・ラングレンの編曲なので、あの様になったのだけど、もし、そうでなければ、「 Jason And The Argonauts 」のようになったのかも。カルテットでのミニマルな即興になったかどうかは分からないけれど。でも、8分くらいの曲にはなったかも。
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「 Towers of London 」記念日

 1980年10月10日、XTC はシングル「 Towers of London 」をリリース。今日は記念日。36年前。 

Chalkhills: Reel by Real: XTC: "Towers Of London" 

mvdbase.com - XTC - "Towers of London" 
撮影は、7月18日。 



この日、マーガレット・サッチャー Margaret Thatcher は、保守党の大会で、サッチャーのモットーとなる、「 The lady's not for turning 」と言う言葉を使った。 

それから、アルジェリアのシェリフで、マグネチュード7.1の地震があった。三千人近い死者が出た。
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2016年10月09日

白雁

 きょうは、三善晃のコーラス作品のCD、『クレーの絵本』。 

 それから、このところ、毎日の様に、『スカイラーキング』。 
 でも、先週の10月3日は、スウィンドンでは、最低気温が3℃だった、昼間は17℃だけど。それからは、お昼も、14℃くらい。太陽も、7時半くらいに昇って、18時半くらいに沈む。もう秋で、とても雲雀が鳴いているとは思えない。『ママー』の録音は、冬だった。マナー・スタジオでのレコーディングの時、パートリッジを追い回した、白雁は、今年ももう来たのだろうか?
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2016年10月08日

ベルナール、パートリッジ対談「 No Thugs in Our House 」4

ベルナール「「 His viscous poly-paste breath comes out 」については?」
パートリッジ「ああ。あれは、父の世代の多くの人が吐いていた息の臭いですよ。それは、壁紙の接着剤の臭いに似ているのです。あの時代は、壁紙の接着剤の臭いなのです。そうですね、あの臭いが、恐怖症を象徴しているのです。全世界が壁紙で覆われて、閉じ込められていると感じる恐怖症なのです。世界全部が、壁紙とクッションフロアーで覆われているのです。それですから、父の息の嫌な臭いで、壁紙の接着剤の臭いを、私が思い出したとしても、自然なことだと思いますよ。」
ベルナール「成る程、それで、「 their wallpaper world 」と言う表現が深い意味を得ているのですね。素晴らしいイメージです。と言うのはです、壁紙と言うのは、一見すると、強固な防壁に見えるのですけれどね、でも、実は、その後ろには何もないのです。」
パートリッジ「そうです。何と言うこともないのです。簡単に、指で突き破れるのです。表面しかないのですからね。 
 あの当時、私は、壁紙がとても嫌いでした。私にとっては、壁紙は、古色蒼然とした、もう不毛の世代を象徴していたのです。でも、今になって、仕方なく、壁紙を賞讃する様になりました。私は、1800年代のフランスの絵画的な壁紙が大好きなのです。本当です。一昨年ですけれど、自分で、『 French scenic wallpaper, 1795-1865 』という豪華本を買ったのです。[ French scenic wallpaper, 1795-1865 (書籍, 2000) [WorldCat.org] パリにある Musée des Arts Décoratifs のキュレーター、Odile Nouvel によって書かれた書籍。Les Arts Décoratifs - Site officiel ] その本の中にある、壁紙は、古典の場面を印刷した、美しいものなのです。それで、不承不承ではあるのですが、私は、次第に、壁紙の価値を認め出しているのです。でも、私の息が、ポリエステルの接着剤の臭いがしないようにと、願ってはいるのですけれどね。」
ベルナール「( 笑いながら ) それから、「 A boy in blue is busy banging out a headache on the kitchen door 」と言う行です。これは、音楽を合わせているのですよね…、」
パートリッジ「ええ。スネア・ドラムが、そう言うことを強調しているのです。「バン! バン! バン!」って。」
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2016年10月07日

きょうは何の日:Wiles's proof of Fermat's Last Theorem

 日本版ウィキペディアに、きょうは、1994年にアンドリュー・ワイルズがフェルマーの最終定理の証明を発表した日、と。この日付はよく分からないのだけれど。雑誌『 Annals of Mathematics 』に論文を送付した日、と言うことなのか知ら? 雑誌が発行されたのは、翌1995年5月。 

 まあ、とにかく、アンドリュー・ワイルズは、アンディ・パートリッジと同じ、1953年生まれ。ワイルズは、4月11日で、パートリッジは、11月11日。  


なので、ええと、「 The Mayor of Simpleton 」かなあ、、、
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『 3D-EP 』記念日

 1977年10月7日、XTC は、EP『 3D-EP 』をリリース。デビューした。39年前。 

Chalkhills: Reel by Real: XTC: "Science Friction"  

3週間後の10月28日に、クイーンが、アルバム『 News of the World 』をリリース。
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2016年10月06日

ベルナール、パートリッジ対談「 No Thugs in Our House 」3

ベルナール「いくつかの句について、お話を伺いたいのです。ずっと分からないでいるのですから。まず、何故、「 insect-headed woker wife 」なのですか?」
パートリッジ「はい、そうですね。私たちが住んでいた所の隣りに、「洗濯夫人」とあだ名を付けた女性がいたのです。私たちはその人の名前を知ることは全然なかったのです。彼女は、何でも洗濯するのです。ある日、彼女は、下着も外に干していました。「ワスピース waspies 」と言う下着ですよ。[ ウエストを細く見せるコルセット。 ]」
ベルナール「どういうことですか?」
パートリッジ「コルセットのようなものなのです。ウエストを細く見せるのです。胡蜂のような腰ですよ。」
ベルナール「ああ、分かりました。」
パートリッジ「それで、ある日、彼女がワスピーを干していたのです。それで私は思ったのです。「おや、洗濯夫人がワスピーを干している。分かった。彼女は、蜂の巣か何かの働き蜂なんだな。」 言葉遊びなのですよ。ワスピーを干すのはだあれ?、と言うなぞなぞの様な。その答えが、「 insect-headed woker wife 」です。そこには、頭韻法もあるのです。それに、小さの語の円環も。とても奇妙に聞こえますよね。( くすくす笑う。 ) 歌を聴く人は、この女性は普通の人間だと思いますよね。でも、何故だか、昆虫の頭をしている、どうして? と思うのですね。でも、私にとっては、小さな語の円環が一回りして閉じていると言うだけなのです。」
[ woker とwife は頭韻。文の最後の「 hang her waspies on the line 」のイメージが文頭の「 insect-headed 」へ戻るので、円環が閉じている。 ]
ベルナール「「 The husband burns his paper, sucks his pipe while studying their cushion floor. 」については?」
パートリッジ「ああ、あれですね。クッションフロアーですよ。( セールスマンの声を真似て ) 豪華なビニール製の床張りの一種です。私の両親の世代には、それが一番の成功の証しだったのですよ。「 Cushionflor 」と綴ったと思うのですが、それを手に入れられれば、即ち、本当に成功した、と言うことなのです。[ スイスのフォルボ Forbo 社の製品。 ] ( くすくす笑う。 ) 私の家では、私が幼少の間、台所にそれが敷いてあったと記憶しています。私の両親は、それで、自分たちが王室の一員の様に思っていたのでしょうね。パッデド・リノリウムがあるだけでね。 
 それで、家の主人は、台所のテーブルでパイプを吹かしているのです。そして、書類を読んでいるのですが、パイプの火が書類に移って行くのには、まるで気が付かないでいるのです。そう言う場面を描こうと、私はしたのです。まあ、歌詞としては、ちょっと詩的で破格ですね。」  
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2016年10月05日

きょうは何の日: Jarrow March

 1936年、10月5日、イギリス北部の町、ジャロー Jarrow からロンドンへ、労働者の群衆が行進した。町にあったパーマーズ造船所 Palmers Shipbuilding に解雇された労働者たちが、生活に困窮し、政府に対して、再雇用を促す様に訴える為の行進だった。ロンドンについて、下院は訴えを受け取りはしたけれど、議題にはしなかった。ジャローの人々は、訴えは失敗したと思って、町に帰った。 
 10月5日から31日まで。 


それで、XTC「 Love on a Farmboy's Wages 」、「 Earn Enough for Us 」、、、
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2016年10月04日

月はひとつ、影はふたつ

 朝日新聞に掲載されている、石牟礼道子さんの連載エッセイ、『魂の秘境から』の19、「原初の歌」を読む。

 老人ホームで暮らされている、石牟礼道子さんのところへ、能の鼓方の大倉正之助さんが、ボリビアの民族歌謡歌手ルイス・カルロス・セベリッチ Luis Carlos Severich さんを伴って、訪れられた、と言うこと。大倉さんは、石牟礼さんに大倉さんの為に何か書いて欲しいと依頼された、と言うこと。石牟礼さんは、もう能を書く元気はないけれど、やはり、能に近いものになるだろう、と。  

 私は、石牟礼さんのお能、『不知火』も見たことがないし。大倉正之助さんの鼓を、お能の会で聴いたのは、もう30年近くも前かも知れない。それでも、何か出来れば、とても嬉しい。 

 なので、石牟礼道子『春の城』で、右近と四郎が、謡い「松風村雨」を舞うシーン、そこに引用されている詞、

さし来たる潮を汲み分けて、見ればこそ月こそ底に照る、
これにも月の入りたるや、 
嬉や、これにも月のあり、 
月はひとつ、影はふたつ、満ち潮の、夜の車に月を載せて、憂しとも思わぬ潮路かなや。 
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ベルナール、パートリッジ対談「 No Thugs in Our House 」2

ベルナール「成る程、そのようにして、とても上手く劇にしたのですね。それでも兎も角、この歌は、貴方が義憤を感じていること、怒っていることについて歌っている様に、私には思えるのです。」
パートリッジ「そうですね、自分の子供をちゃんと育てられない親たちには、何時も我慢がならないのです。」
ベルナール「その様に考えるのは、何か特別の事情があったのですか? この歌を書かせたのは何なのでしょう?」
パートリッジ「そうですね、あの時、私は、古いかたにはまった、それと同時に、新しい倫理が盛り込まれたお話しを書いてみたかったのだと、今は思います。つまり、ディケンズ的なものを時代に合わせたかったのですね。あの歌を書いた当時、イギリスでは、イギリス国民戦線 National Front が大変な勢いだったのです。私たちは、とうとう、Rock Against Racism の最初のフェスティバルを行うことになったのです。当時は、反右翼の感覚もとても多くあったのです。右翼が、著しく膨れ上がって行く様に見えたのですから。実際の右翼の膨張と言うよりも、当時の時代への疑心暗鬼が多くの人々にあったのだと思いますよ。私の言いたいことがお分かりになるでしょうか? 
 それで、私は、ひとつの人物を創造することに決めたのです。その人物と言うのは、物語りの間中、ほとんど寝ているのです。彼は、夜通し飲み歩いているのですからね、… 」 
[ Rock Against Racism 反人種差別ロック/ 摇滚反对种族主义运动。写真家の Red Saunders によって、1976年に始められた運動。これは、人種差別発言で知られている政治家エノック・パウエル Enoch Powell を支持するエリック・クラプトンが、1976年8月5日バーミンガムのコンサートで、聴衆にパウエルを支持する様、イギリスを白人の国にするように、と呼び掛けたことに対して、始められた運動。 ]
ベルナール「そして、アジア人を殴る。」
パートリッジ「その通りです。そして、聴き手の皆さんは物語りでは主人公の声を耳にすることがないのです。主人公は舞台に居ないのです。主人公は場面に登場しないのです。これは、とても素晴らしい技法だと、当時のわたしは考えたのです。」
ベルナール「つまり、その技法だと、観客には、主人公を実際に直接見せられるのではなくて、主人公の行動が引き起こしたことだけを見せられる、と言うことになるからですね。」
パートリッジ「そう。若い警官が主人公の行動を報告しますね、それに、主人公の両親が「まあ、私たちのかわいい子供はそんなこと出来よう筈もありません。」と言います。それは、言葉の駆け引きなのですね。あらがい様もありません。」 
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2016年10月02日

John Greenleaf Whittier「Telling the Bees 」訳

 The Big Big Train の「 Telling the Bees 」にインスパイアを与えた、John Greenleaf Whittier ジョン・グリーンホーフ・ホイッティアの「 Telling the Bees 」を訳して見ました。 

John Greenleaf Whittier、1807年生まれ、1892年没のアメリカの詩人。敬虔なクェーカー教徒。 
John Greenleaf Whittier - Wikipedia, the free encyclopedia  


[ XTC も、『スカイラーキング』では、クェーカー教の神父の衣装を着ていたけど。 ] 


元にしたのは、ウィキソースのもの :
The Atlantic Monthly/Volume 1/Number 6/Telling the Bees - Wikisource, the free online library   
1858年4月刊行の雑誌『 The Atlantic Monthly 』、Volume 1、Number 6 に掲載されたもの。 






ここで当ってた。今、僕が通っている小径が
丘を越えて行くんだ。 そうしたら、 
古い堤に割れ目があるのに、君は気付くだろう、 
そこから、浅い小川に飛び石があるのが見えるだろう。 

一軒の家があるよ。門が朱に塗られている。 
ポプラが高く聳えている。 
細長い牛小屋と囲われた放牧場。 
白い角が塀壁の上に覘いたり隠れたりする。 

そして、陽差しの中に蜜蜂の巣箱が並べられている。
その下、小川の 
縁には、野草が茂り、素朴な花々が咲いている、 
菫や水仙、野薔薇に撫子。 

一年が過ぎたところだ。亀の歩みの様に、 
難儀に鈍い歩みで。 
今、去年と同じ野薔薇が咲き、同じ太陽が輝く。 
そして、小川は去年と同じ調べを奏でている。 

そよぐ風の中には、同じ白詰草の甘い香りが入っている。 
六月の温かい太陽は、その 
炎の翼を樹々に搦めている。 
そうして、陽は、いつまでもフェーンサイド農場にいる。 

僕を包み込む陽光の衣が、どれだけ 
愛情の隠ったものなのか、僕は、今、思い知る。 
僕は、草の毬を振り落とし、髪を梳かす、
それから、小川のほとりで、額と喉を冷やそう。 

一年中、焦がれているもの、 
あの小さな朱の門と、その側の井戸の撥ね釣瓶、
あれを、橅の樹を通して見下ろしたのは、 
一月前、それっきりだった。 

今、僕は見ている。葉々を抜けて、 
斜めに降り注ぐ光の雨。 
そして、彼女の窓ガラスに映える夕焼け、 
庇の下の彼女が植えた薔薇の花叢、それらのすべてを僕は見ている。 

一月前と何も変わらない。 
家も樹々も同じだ。 
牛小屋の破風、戸の側の蔦、 
何も変わらない。ただ、蜜蜂の巣箱は違う。 

庭垣の下、可愛い小間使いの女の子が、 
歌いながら、巣箱の前を 
物憂く行ったり来たりしている、 
黒い布をどの巣箱にも掛けて行く。 

僕は、それを聴いて震えた。夏の 
太陽は、その中に雪の寒さを隠していたんだ。 
女の子が、蜂に語り聞かせていたこと、それを僕は分かってしまった。 
一人の人が、僕たち誰もが行くことになっている旅へと、行ってしまった、と。 

僕は独り言ちた。 
「メアリーは、今日死んだ人に涙を流している。 
たぶん、目も見えない彼女の祖父は、眠ってしまったのだろう、 
彼の苦難と苦痛の歳月は去ってしまったんだ。」 

ところが、戸口の敷居で、メアリーの犬が鼻を鳴らしている、 
その先には、老人の杖と顎がある。 
老人は、そこに座っていた。女の子は、まだ、 
歌っている。こっそり出たり入ったりしている蜂に教えている。 

女の子の歌う歌は、まだ続いていた、 
それが僕の耳に聞こえた。 
「かわいいはちさん、おうちにいてね、もうとんでいかないでね、
メアリーおくさまはしんでしまったの、いってしまったの。」

posted by ノエルかえる at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月01日

満ちはしませんでした

 「 Jason and the Argonauts 」の対談 9 、最後のところ、「興味を満ちはしませんでした」と書いていた。興味を持ちはしませんでした、の間違い。
posted by ノエルかえる at 18:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする