2019年05月31日

「 Mayor of Simpleton 」 Joe Jackson

 ジョー・ジャクソンがステージでピアノの弾き語りの「 Mayor of Simpleton 」を:
https://www.youtube.com/watch?v=SIWJS3ZlUpQ
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2019年05月28日

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート3 の2

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート3 の1: ノエルかえる不恵留





バーンハート「この数日間ずっと、XTC のアルバムを聴いて、私は貴方の演奏のパターンを理解しようとしていたのですが、もう一つ気が付いたことは、貴方は常にトムを中心に据えている様に思えるということです。トムに頼ることをものすごく好まれている様なのです。普通でしたら、ライド・シンバルかハイハットを使う様なところでトムを使われています。どこで考え付かれたのですか?」 
チェンバース「よく気付かれましたね。あれは、熟考の上に選んだものだったと思います。それに、通常のハイハット、スネア、バスドラムといった定式から離れるというのは、バンドで決めたことだったと覚えています。「止めて、ここはコーラスじゃないか、それなら、ここでライド・シンバルを打たなくては行けないだろう。」その様なこと何もかもとは距離を置こうと決めたのです。コーラスでライド・シンバルと言うのは、決まり切った事の様に思われていますよね。でも、私たちは、道を外れなければならないのじゃないだろうかと思ったのです。時には、私たちもその定式のドラムズをしています。「 Neon Shuffle 」「 Atom Age 」はそうですね。あれは、ライド・シンバル/ハイハットの組み合わせでとても上手く行っています。でもそれは、曲そのものがとても優れているからで、通常ではないドラムズにする必要もなかったからだと、私は思います。ですが、他の面もありますよね。けたたましい消防車の鐘でなくて、古臭い定式なのですから、少しばかり曲の出来栄えを下げていたのかもしれない、と私は思います。ですが、私たちはあれを完全な踊れる歌にしましたよ! ( 皮肉な笑い方で笑う ) 本当です。 
 つまりですね、あの歌はコーラス部分がどこなのかすぐに分かる、と言うことです。「ああ、彼はライド・シンバルを叩いているぞ、それなら、ここがコーラスに違いない。」と言う分けです。でも、私たちは、聞き手がそこが何なのか分かり難くしたかったのです。「ちょっと待って、彼はコーラスをやっているの、ヴァースなの? 分からないなあ。いったい彼はどこをやっているんだ?」と言う風にです。それにです、恐らくは、バンドの他のメンバーにとっても分かり難いものになったでしょうね( 笑う )。又はですね、この歌をカバーしようとしている誰にとっても分かり辛いのでしょうね。」 
バーンハート「( 笑いながら ) ええ、そうです。貴方は、聴衆に緊張を強いているのです。」 
チェンバース「ええ、ええ。」 
バーンハート「さて、貴方は、キック・ドラムを使うのもお好きですね。例えば、「 The Rhythm 」ですが、キック・ドラムでこの様にしています。( 口でエイト・ビートのキック・ドラム真似る ) ダブル・キックをしようとは考えなかったのですか? 或いは…、」 
チェンバース「いえ、いえ、全く。『 English Settlement 』の後のアルバムも、私たちが一緒に仕上げていれば、とは思いますけれど。そうですね、一緒に仕上げると言うことも有り得たことではあるのですがね。その場合はどうだったでしょう。ですが、アンディーは、ダブル・キックを使う様な構成にはまるで関心がないのです。貴方がご存知かどうかは分かりませんが、アンディーと言う人は、基本的に、フォー・ビートとエイト・ビートの人なのです。本当です。彼は、基礎を単純なままにして置きたがる人なのです。そうすると、その上に重ねて実験的なことをする余地が出来るからです。ダブル・キックを使う様なリズム構成には、三人編成のバンドが適していますよね。私たちの当時のバンド編成といえば、ギターが二本で[ ベースギターも、ギターに数えている? ]、キーボードがあって、ヴォーカルは三部編成でしたし、ですから、ダブル・キックをたくさん使うアレンジメントにすると、入り乱れて収拾がつかなくなるでしょう、私はそう思うのです。それは、私の意見の一つです。私自身、それには反論もあるのです。ディープ・パープルはダブル・キックで素晴らしい作品を作っていますし、シンリジーだって、他のどのバンドでも、上手く使っていますから。弁明のために私が言えることは、私たちは異質な歌を書いていた、と言うことだけです。」 



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2019年05月25日

デーンロウ

 イギリスの首相が辞任を表明した。これからどうなるのかは分からないけれど。 
 一部には、かつてのデーンロウを復活させようと言う意見もある様。イングランドとは別れて、EU圏内に留まると言うことなのか? そうすれば、ケルトのウェールズもイングランドとは別れると言うことにもなるのか?? スコットランドは当然。 

 と、次の保守党党首、首相にパキスタン系の Sajid Javid が就くか知ら??? ムスリムの首相。実現すればヨーロッパ(?)で初めてのムスリムの行政の長ということ??? 実現すれば、イギリスは、いずれはイスラム教国家に??? 
posted by ノエルかえる at 15:05| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月23日

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート3 の1

 トッド・バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー。
 タイトルは、「 Senses Working Over Time (or, How Terry Chambers learned to stop worrying about XTC and love the drums again) 」。 
 初期の曲について。

Chalkhills: "Senses Working Over Time", July 5, 2002

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート1 の1: ノエルかえる不恵留

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート2 の1: ノエルかえる不恵留





バーンハート「初期の歌について少しでもお話しくださいますか? 貴方が初めはどうしたか、年月を経てどのように変化していったか、と言うことを伺いたいのです。初期の歌で私が気が付いていることの一つは、多くの歌でそうなのですが、ビートのある音のすべてで、貴方はスネアを叩くことを選択していると言うことです。キック・ドラムと合わせることで、スネアを引き立てようとしているように思えます。「 Science Friction 」「 She’s So Square 」「 Hang on to the Night 」などです。[ 口で真似てみせる。 ] 何をお考えだったbのですか?」 
チェンバース「難しい質問ですね。と言うのも、それらは、私にしてみれば、自動的にそうなったものと思えるからです。ちょっと話して見ましょう。歌を書いたのが誰であってもですね、アンディーでもコリンでもと言うことですが、いつもこう言っていました、「ねえ、分かってる? 君がドラマーなんだけど、ブープ・バップ、ブープ・バップって叩くけど、僕は、バップ・ブープ、バップ・ブープってしたいわけ。」、私が言っている意味がわかりますか? それから、コーラスかブリッジ、あるいはソロのパートに差し掛かると、大抵はこう言うのです、「今までのと反対にしてほしい。」、時には、試して見た後こう言うのです、「どうかなあ? コーラスでやったことだけど、あれをヴァースでやってみたら?」。私達は、曲を最小の単位まで完全に細分化するのです。多くの場合、実際に演奏しているのは単純なリズムなのです。たぶん、正統なドラムではないのですけれど。 
 例えば、「 Making Plans for Nigel 」について見てみましょう。とても単純なリズムなのです。けれど、ひっくり返っているのです。普通のドラマーが、このリズムをハイハットとスネアとバスドラムで叩くとすれば、多分、こうなるでしょうね( 口で真似る )、 ハイハットは、八拍叩くでしょう。でも私が八拍叩いているのはフロア・トムなのです。実際には、至極簡単なリスムなのです。二拍毎にバスドラムが入って区切っているのです。こやって分析していくのです。違った視点から単純なことを見るのです。普通のそのまま演奏すると言うのではなくて、違った視点から試すのです。 
 私が覚えていることから言えば、「 Making Plans for Nigel 」を私は全く普通に叩くことで始めたのです、実際に。ハイハット、スネア、バスドラムと言うことですね。それで、コリンが「僕はもっと低くしてほしい。」と言ったのだったと覚えています。それで、ひっくり返してみたのです。実際に誰がそのリズムを決定したのだったか、私は覚えてはいないのですが、ハイハットではなくてフロア・トムを叩くことを私は始めたのです、そこから発展していきました。 
 そう言うことなのです。基本的に重要なのは、少し違った遣り方で全く簡単なリズムを考えてみると言うことなのです。「普通の四つ打ちにするのではなくて、もう少し面白いものに僕たちは出来るのじゃない」と言う様なことですね。聴衆の方達が、私達はおそらくディーヴォ DEVO のしたことと同じ方法でリズムに大躍進を得たのだと思われるかと思うと、とても嫌でした。ディーヴォの諸君は、彼らで、実際にあのリズムを考えたのだと、私も思います。けれども、彼らがして見せて開けた領域で、私たちが自分たちのリズムを考えたと言うことはないのだ、と私は言いたいです。」 
バーンハート「それはつまり、貴方達はスタンダードなリズムを踏襲するのだけれど、ほんの少し変える、同じ次元のリズム構造に於いて変えると言うことですが、そうしたらどうなるかを見てみたかった、と言うことですね。」 
チェンバース「ええ、そうです。変異の為に変えたのではありません。そうでしょう、殆どは、ハイハットとスネアとバスドラムで構成しているのですから。簡明な構成です。ですが、当時はそれが合っている様に思えたのです。そうですねえ、例えば「 Crosswires 」、( ビートを口で真似る )、ハイハットのパターンは( 口で真似る )、カウベルで叩いても良かったかもしれませんよね。あるいは、キーボードで鳴らした方が良かったかもしれません。他の何にでも置き換えられたのではないでしょうか…、分かりません。作品にするのに大慌てだったのです。認めます、あれは、私の好きな歌の一つではないのです。本当に言い難いことなのですが。( 笑う )。きっと許して下さいよ、二十何年前の録音ですからね。忘れてください!」  



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2019年05月22日

『 Wasp Star 』記念日

 XTC は、2000年5月22日、アルバム『 Wasp Star 』をリリース、今日は記念日。19年前。 

Chalkhills: XTC: Wasp Star (Apple Venus Volume 2)  

5月2日には、クリントン、アメリカ合衆国大統領が、GPS の非軍事への利用を無制限にすると宣言。 

5月28には、イギリスの数学者、Donald Davies ドナルド・ワッツ・デービスが死去。1924年生まれ、享年75。コンピューターのパケット通信を考案した人。 

翌日、23日に、Eminem エミネムが『 The Marshall Mathers LP 』をリリース、大ヒットに。

『 Wasp Star 』は、Billboard 200 で、108位。  



上の記事は、去年のと同じ。


日本盤は、ポニーキャニオンから、フォーマットが HDCD で、5月17日に、先行発売。 


上の記事は、去年のと同じ。

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2019年05月21日

THE CORRECTOR

 パートリッジのTwitterは無くなったのだけれど、チョークヒルが「 THE CORRECTOR 」シリーズはアーカイブしていたので、それは参照できると思っていた。でも、それもなくなっていた。
 チョークヒルがいつ「 THE CORRECTOR 」シリーズのページを削除したのか、わからない。
posted by ノエルかえる at 08:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月20日

このページは存在しません。 それから

 アンディー・パートリッジがTwitterのページを削除したことについて、Pugwash の Thomas Walsh さんのフェイスブックでのコメント、 

5月18日 2:00 付 

「So someone just wrote to me saying Andy Partridge was a "holocaust denier". I blocked them. I know him. He's no saint whatsoever but he's no hater and no idiot. As a businessman.....mehhhhh. 😂 Now I know none of you give a shit but I've been off Twitter a few months now. I've only seen this latest stuff third hand. So I spoke to Andy for a few hours yesterday. He cried a lot. He's going through heavy shit. I am too but I got off Twitter and it's really been beneficial. I told him that. Remember having a shit day as a kid and your Mam sent you to bed early and you screamed "I HATE YOU MAM..!!"? Well that's what Twitter is except the next day you don't just get on with your life and hug your Mam and say sorry. It's like waking up the next day and your Mam has booked you a one way ticket to Papillon island. I'm not after getting off Twitter to have its cancer spread to here. I'll block and I don't fucking care what you think. xx. 」 

 とある人物がアンディー・パートリッジは「ホロコースト否定論者」だと知らせてきた。私は彼らからのメールを遮断した。私は彼を知っている。彼は無論聖者ではない、しかし、排斥者ではないし、愚者でもない。ビジネスマンとしては…、むむむ。私は数ヶ月前にツィッターを止めたので、彼らが送る罵詈雑言を一つも知らない。伝え聞で、最新のものを見ただけだ。それで、昨日、アンディーに電話して数時間話した。彼は大泣きした。とんでもない罵詈雑言を浴びてきたのだ。私もそうだった。私はツイッターを止めた。ツイッターを止めると言うことは、本当に有益なことだ。私はそう彼に言った。それにこうも言った。子供の時、嫌なことがあった日を思い出して。かあさんは早めに貴方を寝室へ入れたでしょう、それで、貴方は「かあさん大嫌い!」と叫んだわけですけど。それがツイッターと同じですよ。違うのは、子供の時には、次の日になれば、生活が続いていて、貴方はかあさんに抱きついて「ごめんなさい」と言ったことだけです、次の日の朝には、かあさんはパピオン島への片道切符を買っていてくれたわけです、と。私は、癌がここまで広がってからツィッターを止めたわけではない。私は遮断するつもりだ。だから、人が何を考えようがまるで構わない。 

追記:この投稿はすでに削除されています。



と、XTC ファン、パトさん Ram Origami のtweet: 
13:33 - 2019年5月17日
「好きにすればええがな」  


元々は、パートリッジがイスラエルの軍事行動への異議を唱えていたことだ。それを捕まえて、反ユダヤ主義者だと追い込んだ様に見える。
posted by ノエルかえる at 10:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月19日

Wallace Stevens 「 The Man With Blue Guitar 」の2訳

Wallace Stevens 「 The Man With Blue Guitar 」の1訳: ノエルかえる不恵留



2.
僕は、世界をすっかり網羅することは無理、 
でも、やれるだけは、当てるんだ。 

僕は英雄の頭に歌い掛ける、大きな片目、それに黄がかった 
茶色の髭が生えた頭、でも、ブロンズで人ではない、 

でも、やれるだけは、当てるんだ、 
そうしたら、ブロンズの英雄を通って、どうにか人に歌が届く。 

もし、そうやって、どうにか人に歌いかけたセレナードが 
ちゃんとしたメロディーから外れているならば、 

それが、青いギターを弾く男の  
セレナードと言うことだ。   




II
I cannot bring a world quite round,
Although I patch it as I can.

I sing a hero's head, large eye
And bearded bronze, but not a man,

Although I patch him as I can
And reach through him almost to man.

If to serenade almost to man
Is to miss, by that, things as they are,

Say it is the serenade
Of a man that plays a blue guitar.



posted by ノエルかえる at 16:39| Comment(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月18日

このページは存在しません。

 アンディー・パートリッジのTwitterのページ、「このページは存在しません。」になっている。  

 APE house のホームページはある。YouTubeのチャンネルもある。 




追記:Twitterのページは、元々、トッド、バーンハートさんが開設したものだったけど、パートリッジ本人が自身で削除したのか、バーンハートさんが削除したのか、パートリッジがバーンハートさんに頼んで削除してもらったのかは、私には分からない。  
posted by ノエルかえる at 08:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月16日

2017年版『 Black Sea 』ノート:アンディー・パートリッジ Song Notes 4

 2017年版『 Black Sea 』に付けられたノート。アンディー・パートリッジのもの:  
「 Song Notes 」の4





Sgt. Rock ( Is Going To Help Me )
 アルバムを『 Sergeants Of Sound 』と題を付してた私は、それにしても酷い題名だが、まるでこの曲一曲がアルバムの正式曲であるかの様に考えていたのであろう、この曲に合わせてスリーブのアートワークの案を素描したのを覚えている。と言うことはである、その時には、私はこの曲がいたく気に入っていたのに相違ない。その案の唯一の名残は、図像として、シングルの付録のポスターにある XTC のロゴが階級章を象っているところに見て取れる。[ チョークヒルのアーカイブ:http://chalkhills.org/reelbyreal/s_SgtRock.html#prettyPhoto[group]/5/ ]
 速歩のファンクは素晴らしいし、メロディーもまずまずである、ただ、間の抜けた歌詞が歌を駄目にしているのだ。その歌詞は、相応に、フェミニズムからの非難の手紙を呼び込んでしまった。淑女諸君、私は、女性への暴力を喧伝してはいないのだ。私はただ、漫画オタクの混線している頭の中で起こっていることを描いただけなのだ。 
 この曲は早くからシングルに選定されていたので、私たちは勇んでこの曲を一回目のポリグラム・スタジオでのレコーディングに於いて、「 Toweres 」と共に最初に録音したのだった。 
 最近になってこの曲を聴くと、即座に、テレビの子供番組の終わることのない口パク演技の思い出に放り込まれるのだ。もう一つ思うことがある、何故に、私は「 If I could only be tough like him… 」と言う行を歌詞に書いたのだったか? まるでバリー・アンドリューズの歌詞の様ではないか。その時も不可解だったが、今でも不可解なのである。  


Travel In Nihilon
 正直な私になろうと思う。私は、パンク/ニュー・ウェーブなるものの全てに失望していたのだ。パンク/ニュー・ウェーブなるものは、甲板から、旧式の思考方法、演奏法、服飾、行動様式、それら全てを洗い流すかのように思われていたのだが…、とてもとても、そんなことは全く無かった。 
 以前のものと寸分違わず同じだったのだ。見掛けだけなのだ、派閥を組み排他的なのだ、空虚なのだ、そして操られているのだ、同じなのだ、グラム、イッピー、ヒッピー、ビートニク、等、等、等と同じなのだ。潮流に名前を付ける、金が動く、それだけである、何も無いのだ。それら、新しいと言われる鐘、その響きは何れもが何と虚ろなことか。その時、教会の鐘も、私の耳には、うつろに響くようになり始めていたのだ。 
 何故にこの題名なのか。勿論、アラン・シリトーの1971年の小説から取られてはいる。しかし、題名だけなのである。歌は、小説についてのことは歌っていない、とは言っても、この題名が私は好きなのだった。ニヒロンとは、私にとっては、ある精神の状態を示しているものなのだ。虚無と背信から出来ている精神状態である。そう言う次第で、「若者文化」と宗教の両方が私を落胆させたのだった。そうして、私は、その失望をぶちまけたかったのだ、…、それも大声で。 
 元々は、最後の部分は、憂鬱な雨に振り込められる音にする積りであったのだ。だが、何マイルものケーブルを敷いてマイクロフォンをセットして、スティーブ・リリーホワイトのシャワーを録音する段取りを終えて、これで良しと言う段になって、結局、誰かが小便を垂らしたのだった。意図していない効果だった、しかしながら、それは完璧なものだった。 

 ではみなさん、お達者で。  
 








2017年版『 Black Sea 』に付けられたノート、すべて終わり。 
誤訳、疑問点を指摘してくださると助かります。  




追記: 
変換の間違いがあったので訂正。非難が避難になっているのは分かるけれど、ニヒロンが仁比論と無理やり漢字に変化すると言うのは?
posted by ノエルかえる at 10:00| Comment(0) | Black Sea | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月15日

2017年版『 Black Sea 』ノート:アンディー・パートリッジ Song Notes 3

 2017年版『 Black Sea 』に付けられたノート。アンディー・パートリッジのもの:  
「 Song Notes 」の3  





Towers Of London
 キングスヒル46 に居る時には曲を書いたり録音したりする小さな部屋が必要だと言う結論に、私は達したのだった。居間は、丘をエンジンの回転を上げて登ったり、軋む音を立てながら下るトラックの音で余りにも五月蝿かったからだ。私は、もう使われなくなった戸外トイレに着目したのだった。 
 便器は既に取り除かれていた。それは、私のちっぽけな赤いコンボ・アンプとギターにカセット録音機に正に誂え向きの広さだった。この歌は、結局、トイレで書き上げた唯一の歌となった。 
 ヴィクトリア朝時代のロンドンの建設についての書籍を読んでいたので、私の頭は、navvy[ 人夫 ] の辛い仕事とロマンスで満ち満ちていたのだ。それが主題となった。 
 私のノートブックには「 sing this altogeter[ 原文ママ ] 」と自ら記しているのが見て取れる。この歌がストーンズの『 Satanic Majesties 』のオープニングの歌に似ていると私自身が考えており、メロディーを思い出すためにそう記したことは、明らかだ。ビートルズの「 Rain 」もまた、音響上の手本としている。事実、レノン殺害のニュースが臨時ニュースで流された日、私たちはリヴァプールで公演をしていた。私は、「 Towers 」の終わりに「 Rain 」をくっ付けて歌ったことを思い出すのだ。私の顔を涙が流れ落ちるまま、私は歌ったのだった。 
 私たちのマネージャーの滑舌の良い上流階級の喋り方をテリーがモノマネしたものが、冒頭に聞かれるだろう。巫山戯て「 Take 103 」と言っている。   

Paper And Iron ( Notes And Coins )
 アルバムに収録する歌を書き始めた時、私は閃きを求めてあれこれ考えあぐねていた。二行程の歌詞は書いていたのだが。「 Slaving for a few iron coins, / think my fingers to the bone. 」である。鯔のつまり、私たちは硬貨の小銭と幾枚かの小額紙幣のチップの為に働いているのだと言う見方が気に入っていたのだ。実際、最初の二十年間では、アルバムの売り上げを、私たちが見ることはなかったのだから。 
 うねって進むモチーフは、元々は、インストルメンタル曲の一部だった。「 Möebius Mood 」と仮題を付けていた( どうなっているのかが分からない紙の帯に惑わされている気分 )。しかしながら、歌詞がピッタリと合ったのだ。 
 テリーが紅茶のトレイを叩いている部分がある。これをステージでライブ演奏すると、いつも、歌唱の終わりの繰り返しが終わると酸素不足で気絶していたものだ。コンピューターの前の時代では、自分が面白いと思うことを自分で作らないといけなかったのだ。 

Buring With Optimism’s Flames
 私たちがこの曲を演奏する時には何時でも私は瞬時に幸福になるのだ、と私が言うのを、読者諸君は信じないであろうが、それは真実なのである。歌の内容から幸せになると言うのではないのだ。ただただ、喜悦機関に浸り切るからなのだ、この小曲は、そう言う歌なのだ。 
 演奏と歌い方に関しては、肉体と精神が上手く絡み合ってグルーブしている様に思えるのだ。私一人がより一層の高みに挑んだのではない。テリーは、どれ程速く正確にハイハットを打ったか? コリンがドラムズとピッタリ合わせてベースを弾きながら、同時に、バッキングヴォーカルを歌う様子は如何であったか? デイブが自身で編み出したレース編みを思わせるバロック調のメロディーを滑らかに弾く様子は如何であったか? 
 神々よ、テリー、コリン、デイブと言った者共は、労働者階級の怠け者に過ぎないとお考えだったか?  

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2019年05月14日

「 No Thugs in our House 」記念日

 1982年5月14日、XTC は、シングル「 No Thugs in our House 」をリリース。今年は37周年。 
Chalkhills: Reel by Real: XTC: "No Thugs In Our House"  

 XTC はその前の月の4月3日のライブを最後に、アメリカ・ツアーをキャンセルして帰国していて、Fujimoto『クロニクル』に依れば、5月1日には、コリン・モールディング一人がBBC1のテレビのクイズ番組に出演していて、( その番組では、ビル・ブラッフォードのチームが優勝。 ) 5月3日には、BBC1の音楽番組で、3月に撮影された「 Ball and Chain 」が放送されて、司会の Noel Edmons が3月のパリのステージでアンディ・パートリッジが倒れたことを公言して、、、、 

 当時のイギリスのリスナーたちはどういう風に、シングル「 No Thugs in our House 」を受け止めていたのだろう? ツアー中止事件後最初のシングルだけど。 
 私自身がツアーの中止を知ったのは、いつ頃なのだろう? 次のアルバム『 Mummer 』が出てからだろうか? 雑誌のインタビューで、泊まった安宿で、売春の摘発があって、銃を持った警官が傾れ込んで、他のたぶんアメリカ人の宿泊客たちが直ぐ様床に伏せるのに、一人ぼーっと立っていた、と言っていたのを読んだのは、その頃だったのか??  

 XTC は、8月には、スウィンドンのMechanics Institute theatre で次のアルバムのリハーサルを始めているけど。  

 その頃のイギリスのヒット・チャート1位だったのは、その年のユーロ・ヴィジョン優勝曲の西ドイツの歌手 Nicole の歌う「 A Little Peace Ein bißchen Frieden 」。
Ein bißchen Frieden - Wikipedia 
この年のホストは、イギリスでBBCだけど、これは、画面にorf と見えるからオーストリア放送協会のものだと思うけど?? 
https://www.youtube.com/watch?v=S1ecsnjaECQ  
ブリテンからの参加曲は、 Bardo が歌う「 One Step Further 」 
https://www.youtube.com/watch?v=SuGPWE1UifI


以上の記事は、去年と同じ。
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2019年05月13日

Wallace Stevens 「 The Man With Blue Guitar 」の1訳

 ウォレス・スティーヴンズの「 The Man With Blue Guitar 」のパート1( 33パートある )、 
( ウィキソースなどには、全パートはないけど、)


1.
男がギターに被さっていた。
羊の毛を刈るのに似ている。日は朝まだき。 

皆が言う、「青いギターを持っているんだね、 
君は、でも、メロディーをちゃんと弾かない。」 

男が答える、「メロディーはそのまま、 でも、
この青いギターにかかると変わるんだ。」 

それで、皆が言う、「でも、メロディーは 
僕らが生まれる前からあって、僕らが死んだ後もあるんだ、」 

「だから、青いギターで奏でても、 
メロディーはちゃんと弾かないといけない。」 



The man bent over his guitar,
A shearsman of sorts. The day was green.

They said, 'You have a blue guitar,
You do not play things as they are.'

The man replied, 'Things as they are
Are changed upon the blue guitar.'

And they said then, 'But play, you must,
A tune beyond us, yet ourselves,

A tune upon the blue guitar
Of things exactly as they are.'


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2019年05月12日

Evans in England

 きょうは、『 Evans in England 』を聴く。モノラルだったので驚いた。でも、いかにもジャズ・クラブでの演奏という感じがして良い。フランスのエヴァンスの大ファンがヨーロッパ・ツアーを追いかけて周り、テープに録ったそう。録音に気がついたエヴァンスも黙認したそう。  
 フランスのファンの人は、もう八十代半ば( エヴァンスよりも少し年下なのだろう、生きていれば今年は90歳 )、テープを公開することにしたのだそう。でも、名前などは伏せられたまま。 

 録音は、1969年12月ロンドンのクラブ、ロニー・スコッツで。



 TC&I のステージもアルバムにならないか知ら、、、
 
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2019年05月11日

Colin's suggestion to someone who has never heard XTC

 FacebookのTC&I ファンの公開グループで、モールディングにXTC を知らない人に薦めるとしたらどのアルバムを選ぶかと言う質問をした方がありました。コリンは、それに答えていたので、それを備忘。 

5月4日 10:55
Jason C. White と言う方。 
「Colin, if you were going to suggest an XTC album to someone who has never heard the group, which one would you choose?」 

「I think one could chose Skylarking or Nonsuch because they cover a lot of ground.....I guess I mean style wise .....we have a jazz side and an out and out pop side ...and all in between ....but I mean....how does one reconcile 'white music' with any of these?....the Beatles had many periods , as did David Bowie, so you're never going to reflect it all. But it's a good starting place...cheers Jason...c」 


「コリン、一度も聴いたことのない人に、XTC のアルバムを薦めることになったら、どのアルバムを選びますか?」 

「一つだとすれば、『 Skylarking 』か『 Nonsuch 』を選ぶことになるでしょうね。理由はですね、その二つのアルバムは、様々な領域を多く網羅しているからです。…、つまり、スタイルの幅が広いのです、ジャズのスタイルもあるし、ジャズの周辺のとか、ポップの周辺とか、それらの中間とか…、ですが、『 White Music 』だと、そのどれにも合うとかはないでしょうから。ビートルズには色々な時期がありますよね、デヴィッド・ボウイもそうですが、でも、それら全部を聴かなければならないということはないですよね。それで、『 Skylarking 』か『 Nonsuch 』ならば、良い入門になるのではないでしょうかね。」
posted by ノエルかえる at 11:36| Comment(0) | 注記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月09日

2017年版『 Black Sea 』ノート:アンディー・パートリッジ Song Notes 2

 2017年版『 Black Sea 』に付けられたノート。アンディー・パートリッジのもの:  
「 Song Notes 」の2  





Rocket From A Bottle
 自分の年来のノートブックを見ると、この歌は、アルバムの為に書き留めた最初の三曲のうちの一つであり、低く評価して「Bサイド候補」と印付けていたものであることが分かる。この歌は、ヴァージン社がこれを聴いて抱いた印象には反した結果となってしまった。会社は相当に高い期待を持っていた様だ。と言うのは、当初の時点で、この歌には、「 single mix 」の仮決定が与えられていたからである。あれあれ!  
 ヴェルヴェット・アンダーグランド「 I’m Waiting For The Man 」の様式で、バナナの指がピアノをトントン叩き、それに、ほんの少量のマッカを混ぜているのだが、その編曲は、デイブの上昇を続けるギターのソロで取り繕われている。それを聴いて私は、いつも、微笑まさせられるのだ。継ぎ目もない蛇の様にくねくねと転調している様子は、頭をスレスレに掠めて行く安物の中国花火の様だ。正にそれが求められていたのだ。 
 最近この歌を聴いて、私は、終わり近くに聴こえて来る、可愛らしいシンセの「ボ、ボ、ボ、ボ」と言う音があるのを思い出した。( that’s pre-programming ‘played in’ folks )原文ママ [ ( ) で挿入されるこの文は、私には意味がまるで分からなくて訳せません。あるいは、「諸君、これはプログラミング時代前の「試行」と言うものだよ」と言う意味だろうか ]。私たちが、ジグ・ジグ・スパトニック Sigue Sigue Sputnik を考案したと言うことだろう。 花火大会の最後の「荘厳な一発」を表す和音については、あれが何と言う和音かを、私には尋ねないでほしい。

No Language In Our Lungs
 恐らくはである、私たちXTC が Free の風格のあるグルーブ感に最接近した瞬間であろう。Free は、私たち全メンバーが最も好んでいるバンドであったのだが。「固く結びついたバンド」として演奏する経験に恵まれるとは、非常に素晴らしいと思うのだ。全てがあるべき位置にあるのだ。ただ一つ恥じているのは、私の声が、ポール・ロジャースと言うよりは、スウィンドンのサッカー選手、ドン・ロジャーズの様に聞こえると言うことだ。 
 ガレオン船の様なテンポで演奏するのは、私たちには斬新なことだった、そう言うと奇妙に思われるかもしれないが。このテンポが気に入っている、それに、コリンとテリーがスローモーションで演じるリズムのボクシングが、私は大好きなのだ。   
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2019年05月08日

『 Let it be 』記念日

 1970年5月8日、ビートルズは、アルバム『 Let it be 』 をリリース、今日は記念日。 


Let It Be | The Beatles
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2019年05月07日

ベートーベンの交響曲第九番

 1824年の5月7日、ベートーベンの交響曲第九番がケルントナートーア劇場で初演。

Symphony No. 9 (Beethoven) - Wikipedia  


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2019年05月06日

Zee 『 Identity 』

 きのうは、YouTubeで、リームの『レクイエム・シュトローフェン』を聞いた。と言っても、ぼんやりと、それに、オフィシャルなものでもなさそうだし。

 それで、Zee の『 Identity 』の再発、そろそろかな?と思って、Pledge Music をのぞいたら、取り扱いが中止になってた。しばらく前から、バーニングシェッドからは商品が取り下げられていたので、どうしてかな?とは思っていたのだけど。プレッジミュージックのZee のページでは、すでに代金が引き落とされている方は、カード会社等とご相談してください、という様なことが書かれてた、、、 それで、アマゾンで販売するのだそうだけれど、ボックスセットしか出品されてないのだけど、、、 
 どうしようか、、、、 
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2017年版『 Black Sea 』ノート:アンディー・パートリッジ Song Notes 1

 2017年版『 Black Sea 』に付けられたノート。アンディー・パートリッジのもの:  
「 Song Notes 」の1  





Respectable Street
 至る所にある取り繕った世間体について書かれた、突き破って来る、必死感のある、「活力溢れるアルバムの開始の歌」の典型であるこの歌は、『 Drums and Wires 』の為に、私が書いた最後の歌だった、或は、このアルバムのための最初の歌だった。はっきりとした境界線が無いのは、常のことだ。 
 聴衆は何処に「 Respectable Street 」があるのかと屢々聞いて来る。あれは比喩なのだ、発想は、スウィンドンに実際にあるボウウッド通りから取ったものだが。私の最初の妻と私自身が、空いている店舗の上の部屋に住んでいた部屋のある、キングヒル通り46から、そこを私よく眺めていたのだ。キングヒル通り46の部屋で、私は、このアルバムのための歌の数々を書いたのだった。「 The caravans never moved 」という行が浮かんだ、それは私の頭脳を作歌にずっぷりと没頭させ、短い家庭劇を書かせたのだった。 
 私達は、リハーサルの時から、元より、この歌をノエル・カワード擬きにする算段だった。音の限られた78回転SP版を作っていた様なフォノグラムのスタジオでデイブがピアノを弾いてライブをした時にでさえ、その積りだった。完成版のアルバムで聴かれる傷の音は、スティーブとヒューに送られていた、ピーター・ゲイブリエルのアルバムの試験盤の曲間の無音の部分の溝に傷をつけて作って、加えたのだ。ここで、ピーターに謝罪する。 
 BBCでは当然の様に放送禁止にされたのだが、誰もがそう考えていた理由ではなかった。際どい言葉の所為ではなかったのだ、まるで違っていたのだ。何年も経って、それが「 Sony entertainment centre 」という行の所為だと言うことを私達は知った。当時、もし、BBCが理由を言っていてくれていれば、私達は、レイ・デイビスが「 cherry cola 」としたのに倣って、何とかエンターテイメント・センターにしたのだろうが。 
 アルバムの口火にはとても良い。どのトレーラーハウスよりも重いだろう。   
[ The Kinks の「 Lola 」。放送のために、コカコーラがチェリー・コーラに変更された。 ]




Generals and Majors
 コリンの「 Oh What A Lovely Wardance [ 原文ママ ]」には、私はまるで興が乗って来なかった。ところが、勢いよく流れ落ちる、ベルに似た一斉斉唱のFコードのリフが不意に浮かんで来たのだ。すると、忽ちにこの歌を私は捉えたのだ。Fコードのリフは、歌の冒頭で突然の様に鳴り出し、歌を通じて繰り返されている。それ以前のフォノグラム・スタジオで録音されたものでは、私が何れ程に歌を理解してなかったか、確かめて見て頂きたい。我ながら、ひどい間違いをしてしまっている。恥ずべきことだ。 
 経緯は兎も角、そのリフは曲に加えられたのだ。そして、ディスコ調になったガチョウ足行進[ 衛兵交代の時の行進 ガチョウ足行進 - Wikipedia ]のドラムと共にメロディーに添えられた。すると突然に、全てが完璧に符合した。急展開し、時計仕掛けのXTCは、歯車が噛み合ったのだ。 
 付け加えれば、タウンハウスのスコットランド人のコックは、ステップという名前だった。彼が、歌の低いハミングをほとんど歌ったのだ。私たち全員がオーディションを受けた筈だ。彼のハミングが役を勝ち取ったのだったが、…、彼の作るボロネーズ・スパゲティーも付いていた。   

 パートリッジは、「 Oh What A Lovely Wardance 」と書いているが、「 Oh What A Lovely War! 」だと思う。 
タイトルソングがYouTubeで見られますが、
https://www.youtube.com/watch?v=oiOJ07nyfM4



Living Through Another Cuba
 この歌は、スウィンドン・タウンホールのスタジオでの即興が半分固まったものとして生命を受け、その時には、「 Spy In Space 」と題が付いていたものだが、そのリフは、電子時代の密偵についての歌に、それも二度目の、使ってしまうには勿体ないくらい良いものだと、私は思ったのだ。( 一度目は、Real By Reel )
 80年代に於ける、私たちの広く行き渡った強迫観念は、核戦争の影だった。それで、私は、この常在の問題についての歌を数曲書いたのだった。この歌は、核の恐怖はおおよそ20年置きにマスコミが夢中になって持ち出してくるものの様に思われる、という観点から書いたのだった。この歌は、アルバムに使う歌を入れる合切袋に後になって入って来たものだった。 
 歌詞に事実誤認を書いてしまった歌の一つなのだが、その様な歌は片手で数えられるだけなのだ。同様の間違いに、「 Rip Van Ruben 」がある。その中で、主人公の Rip Van Ruben は、『オズの魔法使い』の著者はフランク・リチャーズ Frank Richards と言っているのだが、それは、私が、ライマン・フランク・ボーム L. Frank Baum [ オズの作者 ]と( ビリー・バンター・シリーズを書いた ) フランク・リチャーズ Frank Richards [ チャールス・ハミルトン Charles Hamilton の別名 ] をずたずたにした為に、偶然に混成された名前の著者なのだ。 
[ 「 Rip Van Ruben 」は、『 Nonsuch 』の2013年のセットの中に収められている。 ]
 「Living Through Another Cuba 」の間違いは、勿論、キューバ・ミサイル危機は1962年であるのに、1961年と言っていることである。もう一つの事実伝道者アンディー氏は1961年と言っているが、その様なことはない。まったく。 
 この歌は、ベネズエラでのライブの時に最高であったと記録されている。その時、聴衆は、客席の木の椅子で作った、巨大なシュガーローフ[ 円錐形に盛って固めた砂糖 : Sugarloaf - Wikipedia ]の形の焚き木を燃やしたのだった。
 最後の部分に、歪んだドラム・ボックスの音を入れるのは、スティーブ・リリーホワイトの考えだった。良く出来ている。 
posted by ノエルかえる at 11:34| Comment(0) | Black Sea | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

訂正

  2017年版『 Black Sea 』に付けられたノートの役で、アンディー・パートリッジのものを、 
「 2017年版『 Black Sea 』に付けられたノート。プロデューサーのアンディー・パートリッジのもの: 」としていたけれど、 
「プロデューサーの」は間違い、削除しました、 

 これ、コピーして使っているので、テリーのとか、全部間違っているかも、

 やっぱり、デイブのも、パジャムのも、ぜんぶ、「プロデューサーの」のままでしたから、
posted by ノエルかえる at 11:28| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月04日

今日はそんな日だったんだ:Les Prophéties de M. Michel Nostradamus

 Les Prophéties de M. Michel Nostradamus, à Lyon, chés Macé Bonhomme, MDLV [4 mai 1555]と。
ミシェル・ノストラダムス氏の予言  リヨン、マセ・ボノム出版、MDLV。 「 MDLV はローマ数字で表す年数、1555年。 」 
 で、どうせなら、1555年5月5日にすればよかったのに。 


 それで、あと500年経ったら、アンディー・パートリッジも預言者と見られたりしてるだろうか? それぞれの歌は、1979年以降の出来事を予言していた、とか。例えば、「Roads Girdle the Globe」は 、ダイアナ妃の自動車事故死を予言してた、とか。 


posted by ノエルかえる at 11:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月01日

2017年版『 Black Sea 』ノート:アンディー・パートリッジ 3 Monkeys in human skin suits

 2017年版『 Black Sea 』に付けられたノート。アンディー・パートリッジのもの:  
その3、「 MONKEYS IN HUMAN SKIN SUITS 」  





 アルバムのレコーディングが半分すんだころ、写真スタジオが一日だけ借りられたんだよ。ふるい潜水具と、一緒に使う道具もひとそろいつけて借りられたんだよ、道具は周りにちょこっと置くの。背景幕は出来上がったの。タイトルは選ばれてたしね。全速前進、だよ。 
 写真の撮影は困ったことなく始まったよ。潜水具のお世話をする人は離れていてもらったの。潜水具の係りの人は、いじわるして面白がる人で、ぼくの潜水服にヘルメットをつけて、それでもう出られない様にしたの、「おかしいから」だよ。それで、ぼくを閉じ込めたのにかかった費用はぼくが支払うことになったの、ぼくはうろうろしちゃったよ。 
 この水から出てきたおどけ者は、船の速度計もいらったの。最初、ぼくたちは、「 Stand By 」にしておいたの。ぼくたちが背中からの写真を撮るのに後ろ向きになった時、ぼくたちにわからない様に、そおっと、「 Slow 」にしたの。でも、みんなにわかってもらえなかったんだ。 
 それから、レコーディングに戻ったの。ある日、ぼくたちのマネージャーがタウンハウスに来たんだ、それで、ぼくを脇に呼んで、「少し話せますか?」と言ったの。それで、ぼくと二人で、制御室に出入りするために作られていた小さな「エアーロック」に入ったの。 
 「アンディー、私はね、どうもね、『 Work Under Pressure 』と言うタイトルを使う許可を君に与えられそうにないんだよ。」 
 「なんで?」とぼくは言ったの。「写真も撮ったよ、もういいんでしょう?」 
 「そうだねえ、考えてご覧、私にはちょっと差し障りがある様に思えるんだよ。まるで、私が君たちを死ぬまで働かせる奴隷監督の様に思われてしまわないかい。( 実際、そうだったもん。 ) 私はねえ、このタイトルは君には使わさせられないよ。」 
 と言うわけで、『 Black Sea 』は最後の最後で、むりやりにつかんだものなの。ぼくたちみんなががんばってお金もかけて作った写真がなんとか使えたんだ。それでもどうにか「航海」に合ってる名前だもの。ぼくたちは、圧力の下で働いていたんだ、でも、それは言っちゃいけなかったの。 



posted by ノエルかえる at 10:00| Comment(0) | Black Sea | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

I'm The Man Who Murdered Love 」記念日

 XTC は、2000年5月、シングル「 I'm The Man Who Murdered Love 」をリリース。日付がわからないので、今日が記念日。 

Chalkhills: Reel by Real: XTC: "I'm The Man Who Murdered Love" 

19年前。 

この頃は、3月に発売された、マドンナの「 American Pie 」がヒットしていた。
posted by ノエルかえる at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする