2019年06月10日

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート3 の5

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート3 の4: ノエルかえる不恵留





バーンハート「パートリッジさんは、アメリカのバンドが大好きでしたからね。」 
チェンバース「そうです。実際、アンディーは、コリンや私よりも、ずっと大きくアメリカのバンドに影響されているでしょう。アンディーと言う人は、何と言うか、私にはよく分からないのですが、アメリカのものに接する機会が多かったように思うのですが。貴方はご存知ですか?」 
バーンハート「ええ。そうですね、彼はレコード店で働いていたのですよね、違いますか?」 
チェンバース「おや、彼がレコード店で働いていたかどうかは知らないですよ。私が知っているのは、当時彼は絵を描くような仕事をしてましたよね、何と言うのでしょうね、ラベルを描くとかそう言うような類ですね。それを何と呼ぶのか知らないのですが。」 
バーンハート「グラフィック・デザイナーでしょうね。」 
チェンバース「ああ、そう言うのですね。彼はアメリカものに夢中でしたね、そう覚えています。それに、アンディーはカレッジに行っていましたから、そこの友人たちはアメリカからの輸入ものに大変に影響されていたのだと思います。もう夢中でしてね、コリンや私に、屡々、アメリカのものを紹介していましたよ。それで到頭、ウェールズの町外れで、ジョニー・サンダース Johnny Thunders の前座を務めることになったのです、本当ですよ。ニューヨーク・ドールズではありませんでした。ジョニー・サンダースがギタリストになっていた、ハートブレイカー Heartbreakers です。彼と、ニューヨーク・ドールズのドラマーだった、ジェリー・ノーランがいました。他のメンバーは、今はもう忘れてしまいました。ハートブレイカーの前座をやったのです。パンク時代ですね( 皮肉っぽく言う )。ウェールズのランドリッドの外れででした。[ 1977年6月25日に、ランドリッドの Grand Pavillionでライブがあった。About Us | Wales | Pavilion Mid Wales ] 記憶が正しければ、他から隔絶した場所で、どうしようもなかったですよ。彼らと私たちの時間の無駄でした。それに彼らの金を無駄にしてしまったのです。」 
バーンハート「( しばらく笑う ) そうですか。では、モールディングさんが貴方についての思い出話しをされたのを、ここで私が話して貴方を驚かせるのを勘弁してくださいね。ウェールズについて話されたことがあるのです。まだ若い頃、ヴァージン社と契約をされる前のことです。 XTC は、ウェールズの「谷間の華やかな場所の一つ」の場所で演奏したそうなのですが、Cuma Pioneer Club とかそういう名前のクラブです。モールディングさんの話しでは、本物の労働者のクラブだったそうで、大酒飲みが大勢いたそうです。それでですね、一セットが終わった後、貴方は、いかにもロック・スターの様な行為をされたそうですね。ドラム・スティックを客席に放り投げたのだそうですが。」 
チェンバース「ああ、貴方はクラブを思い違いしている様ですよ。Tonypandy Worker’s Club だったと思います。それで私は、ある男性の…」 
バーンハート「ええ、話しの続きはですね、貴方は何が起こったかを知らないままステージを降りられたのですね、すると、クラブの支配人が、突然に貴方を更衣室へ押し込んだというのです。実は、貴方は、ある偉丈夫の炭鉱夫のビールの杯を割ってしまっていたのですね、その男は機嫌を損ねて、楽屋の方へ押し進んで行って、貴方に…」 
チェンバース「ええ、本当の話しです。その男と取り巻きが遣って来て、「ドラマーを出せ」と叫んでいました( 笑う )。」 
バーンハート「( 笑う ) それでモールディングさんの話しでは、…」 
チェンバース「あの陸でなし達はですね、彼らもですよ、私を外へ出そうとしたのです、同じ様に「ドラマーを出せ」と言ってですね( 笑う )。あわや、私を押し出そうとしたのです、なんて連中だ。」 
バーンハート「モールディングさんは、「私たちは最後まで彼を出しはしませんでした。でも、そうしようと思わなかった、と言うことはないと思います。」と話されていましたよ。」 
チェンバース「( 笑う ) チェッですね。連中は、貴方が一緒に塹壕にいたいと思う様な者達でしょうかねえ、貴方を一緒に缶詰にしましょうか。あの日に、私は、バンドの他のメンバーの性格と言うのをちょっとばかり知ることになりましたね。それをお話ししますよ( 笑う )。」 
バーンハート「それでも、モールディングさんの話しでは、最後には貴方は出て行って、その男と話して、友人になったそうですね。貴方が一杯ビールを奢ったそうです。」 
チェンバース「ええ。凡そそう言うことだったと思います。場を鎮めたのだったと思います。」 
posted by ノエルかえる at 09:00| Comment(0) | English Settlement | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする