2019年07月15日

Wallace Stevens 「 The Man With Blue Guitar 」の5の訳

Wallace Stevens 「 The Man With Blue Guitar 」の4訳: ノエルかえる不恵留




詩の重要性、 
地面の下で結束していく松明、

点光源の上の天空、のことを話すな。 
点光源、私たちの太陽には影がない、 

昼がしゃしゃり出て、夜は引っ込んでいる。 
影はどこにもない。 

大地、私たちが見る大地は、平たくて剥き出しだ。 
影はない。詩 

は、音楽を超えて、きっと、空っぽの天国 
それに天国を称える讃歌に取って代わる、 

君がギターを鳴らしている最中でも、 
詩に関わる私たち自身が、きっと、天国と讃歌に取って代わるんだ。 





Do not speak to us of the greatness of poetry,
Of the torches wisping in the underground,

Of the structure of vaults upon a point of light.
There are no shadows in our sun,

Day is desire and night is sleep.
There are no shadows anywhere.

The earth, for us, is flat and bare.
There are no shadows. Poetry

Exceeding music must take the place
Of empty heaven and its hymns,

Ourselves in poetry must take their place,
Even in the chattering of your guitar.


posted by ノエルかえる at 15:32| Comment(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Astronomica

 パートリッジの「All Along the Watchtower」のインタビューの中での、「All Along the Watchtower」と「Citadel」が同じ主題、対象を扱っているという発言には驚いた。そのように思ったことはなかったから。 
 それで、「Citadel」がSF的だと言うことも、思ってなかったし。そう言われると、「2000 Light Years from Home」などはSFそのものだし。アルバム『Their Satanic Majesties Request』全体がSF的に思えて来た。 
 それで、『Their Satanic Majesties Request』というアルバム・タイトルにしても、これまではどうしても、「悪魔」「背徳」を感じていたのだけれど、それはローリング・ストーンズの作られたイメージにそうさせされていたのかも、と思ってしまう。 
 実際、「Satanic」は、土星なのだろうし。ジャケットのアートワークにも、浮かんでいるし。 
 それは、ピンク・フロイドのデビュー・アルバム『The Piper at the Gates of Dawn』も同じ。同じように作られたフロイドのイメージで、「サイケ」な逸脱した世界の様に思わされていたけれど、実際には、タイトルが取られた『たのしい川べ』の第7章そのままの、夏の長い夜明けの空の黄道帯のイメージなのだろうし。 
 たぶん、宇宙への共感と言うことだったのではないだろうか。スプートニクも飛び、アポロ計画も進んでいたのだし。 

 などと思ったのは、パートリッジのインタビューを訳していたからでもあるけど、最近、『Astronomica』の記事を何かで読んだから。紀元30年から40年の頃、ローマの詩人、マルクス・マニリウスがへクサメタルで書いた詩。天文学を扱っていて、十二宮に十二神を当てている、と言うもの。広く読まれたいたことは確実だけれど、後代の書籍に引用されることはなかったのだそう。 
 兎も角、地上にいて、宇宙を目にする感覚と言うものだったのだろうなあ、と。  
 ( ホルストの『惑星』にも通じるのかも、あれは、占星術なのだけど、でも、占星術が宇宙を地上で感じると言うことかもしれないし、、、 )
posted by ノエルかえる at 13:53| Comment(0) | 注記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする