2020年06月29日

ビートルズ記念日

 きょう自動車に乗ったら、「きょうはビートルズ記念日です。」と言った。
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2020年06月28日

Milton Glaser

 画家の Milton Glaser ミルトン・グレイザーさんが亡くなったと言うニュース。 
6月26日に、91歳で。 
 オレンジズアンドレモンズのアートワークの元になった、WOR-FM のポスターを描いた人。 

 オレンジズアンドレモンズのアートワークの元になったもう一つのものは、ザ・フーの1966年のアルバム『 A Quick One 』のジャケット。アラン・オルトリッジ Alan Aldridge [ 1938-2017 ]のデザイン。  




追記: 
クレイザーと書いていたので、グレイザーと訂正。 
画家でなくて、イラストレーターなのかな、、、 
と、生まれが、1929年6月26日で、亡くなったのが、2020年6月26日で、誕生日と命日が同じ日にち。
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Wallace Stevens 「 The Man With Blue Guitar 」の25の訳

Wallace Stevens 「 The Man With Blue Guitar 」の24の訳  





彼は鼻に世界を載せていて 
そうして「このやり方」で、放擲を一回与えた。 

彼の礼服には彼を示す文字、哀・吚・吚 ––– 
そうして「あのやり方」で、メロディーをくるくる回した。 

樅の樹の昏がりで、水性猫たちが 
音も立てずに、草叢に潜り込んだ。 

猫たちは、草がどんどん広がっていくのを知らなかった。 
猫たちは猫たちを生み、草叢は鬱蒼としていった。 

そうして、草が青々となり鬱蒼となっていく「このやり方」で 
一つの世界はいくつもの世界を生んだ。 

そうして、鼻の「あのやり方」は何も変わらない。 
そうだったメロディーそのまま、そうであるメロディーそのまま、 

すぐにそうなるだろうメロディーそのまま、…   
太い指が調子を取る、哀・吚・吚。 





He held the world upon his nose
And this-a way he gave a fling.

His robes and symbols, ai-yi-yi–––
And that-a-way he twirled the thing.

Sombre as fir-trees, liquid cats
Moved in the grass without a sound.

They did not know the grass went round.
The cats had cats and the grass turned gray

And the world had worlds, ai, this-a-way:
The grass turned green and the grass turned gray.

And the nose is eternal, that-a-way.
Things as they were, things as they are,

Things as they will be by and by…
A fat thumb beats out ai-yi-yi.   







ai-yi-yi に当てた文字、「イ」は、口偏に「ただす」[ 伊 のつくりとおなじ ]。  



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2020年06月27日

ちょっとメモ:Will Liverman & Jonathan King『 Whither Must I Wander 』

 アメリカの若いバリトン、ウィル・リヴァーマン Will Liverman の歌曲集『 Whither Must I Wander 』。ピアノの伴奏は、ジョナサン・キング。 
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズの『 旅の歌 Songs of Travel 』を中心として。『旅の歌』のテキストは、ロバート・ルイス・スティーヴンソン。 
レーベルは、アメリカのOdradek Records。
Odradek Records ≫ Album ≫ Whither Must I Wander  

 リヴァーマンは、ヴァージニアビーチ出身の人。メトロポリタン歌劇場でのデビューは、2018年。

Will Liverman  


https://www.youtube.com/watch?v=RhS_XrqXA4Y  


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Harawi

 1946年6月27日、メシアンの『 Harawi 』が初演された。作曲は1945年。『 Turangalîla-Symphonie 』『 Cinq rechants 』と共にトリスタン・イズー三部作となる作品の最初の曲。ソプラノとピアノのためのソング・サイクル。 


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2020年06月25日

1964 Epiphone E-360T Riviera

 デイブ・グレゴリーさんの回想「 Train Running Low on Soul Coal 」に、グレゴリーさんの web ページの「 Pick of the Month 」の 1964 Epiphone E-360T Riviera の記事の訳を追加しました。  


デイブ・グレゴリー回想「 Train Running Low on Soul Coal 」
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2020年06月24日

「 Wonderland 」記念日

  1983年6月24日、 XTC は、シングル「 Wonderland 」をリリース。アルバムからの先行シングル。37年前。今日は記念日。  
Chalkhills: Reel by Real: XTC: "Wonderland" 
ジャケットのアートワークは、誰が描いたんだろう? 

この頃にヒットしていた歌は、ポリスの「 Every Breath You Take 」。 

翌25日に、アルゼンチンの作曲家、アルベルト・ヒナステラ Alberto Ginastera が亡くなっている。1916年4月11日生まれ。EL&Pのアルバム『 Brain Salad Surgery 』の中の「 Toccata 」は彼の作曲。 
( 去年も同じことを書いたけれど。 )  


1983年3月17日に、フランスのテレビ放送の番組『 Les enfants du rock 』で放送された、ビデオクリップ: 
スタジオ内で演奏してる風景( 当て振りだけど )。ビートルズの『ヘルプ!』の中のショットみたい。カラーだと良かったけど。
https://www.youtube.com/watch?v=HdkjeBYakE8 

ドラムは、ピータ・フィップスさん。

やっぱり、次のサラウンドは、『 Mummer 』が好いなあ、 


以前書いたのをそのまま。  


それで、ジャケットのアートワーク、 
Clyde Norman Provonsha という人らしい。1911年生まれで2006年に亡くなった、ハドソン川沿いのパリセイド生まれのアメリカの人。 
元の絵は、エデンのイブの絵ということらしい。 

Clyde Norman Provonsha - Artist, Fine Art Prices, Auction Records for Clyde Norman Provonsha


去年の記事をそのまま。  

▶ Wonderland by TC&I  

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2020年06月21日

The Beatles 「 Every Little Thing 」訳

 ビートルズの『 Beatles for Sale 』の中の「 Every Little Thing 」訳。 


元にしたのは、ビートルズのホームページの「 Songs 」:
Every Little Thing | The Beatles





ぼくが彼女と並んで歩いていると、 
みんなが、良かったね、と言う。 
ほんとに、良かったとしみじみ思うんだ。 

彼女がいなくなった 
最初の日のことは忘れられない。 
そして、今、ぼくの思いは彼女を回り続けてる。 

彼女のするほんのちょっとの仕草、 
ぼくに合わせる仕草、 
彼女があたりをぼくのあつらえむきに 
してくれるのは、見ての通り。 

彼女がそばにいれば、彼女がぼくを愛してるって分かる、 
それだけだけど、それだけで、ぼくは良かった。 
彼女がぼくを愛してるって、ぼくは分かるんだから。 

確かのことが一つだけある、 
ぼくは永遠に彼女を愛するだろうってこと、 
愛は死なないって、ぼくは知ってるんだから。 


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Wallace Stevens 「 The Man With Blue Guitar 」の24の訳

Wallace Stevens 「 The Man With Blue Guitar 」の23の訳  





私が思っているのは一つの詩なのだけれど、その 
詩が似ているのは、あの沼地で見つけられた祈祷書、 

あの若い人が求めている祈祷書、 
あの学者が血眼に求めているあの本、 

あの本そのもの、そこまででなくても、 
せめてその一頁、いや、せめてその中の一句の様な詩なのだ、 

「生命を孕んだ一羽の鷹」と言う句がそれだ、それは 
「知る」を学術用語にしたもの、思索的に見ると言うことだ。 

鷹の目に目を合わし、怯えることなく、でも、思索を喜んでいることには怯んでしまう。 
私は弾いている。こんなことを考えながらだ。    





A poem like a missal found
In the mud, a missal for that young man,

That scholar hungriest for that book,
The very book, or, less, a page

Or, at the least, a phrase, that phrase,
A hawk of life, that latined phrase:

To know; a missal for brooding-sight.
To meet that hawk’s eye and to flinch

Not at the eye but at the joy of it.
I play. But this is what I think.    





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2020年06月14日

A Song of the English

 パートリッジが「 All You Pretty Girls 」についてのインタビューの中で、W. Heath Robinson ヒース・ロビンソン に触れていたので、
ヒース・ロビンソンが挿絵を描いた、Rudyard Kipling ラドヤード・キップリングの「 A Song of the English 」を訳してみました: 
http://noerukaerufueru.seesaa.net/article/473747497.html



元にしたのは、ウィキソースの: 
A Song of the English (1909)/A Song of the English - Wikisource, the free online library  


Fair is our lot−goodly is our heritage!
(Humble ye, my people, and be fearful in your mirth!)
⁠For the Lord our God Most High
⁠He hath made the deep as dry,
He hath smote for us a pathway to the ends of all the Earth!


Yea, though we sinned−and our rulers went from righteousness−
Deep in all dishonour though we stained our garments' hem.
⁠Oh be ye not dismayed,
⁠Though we stumbled and we strayed.
We were led by evil counsellors−the Lord shall deal with them!


Hold ye the Faith−the Faith our Fathers sealed us;
Whoring not with visions−overwise and overstale
⁠Except ye pay the Lord
⁠Single heart and single sword,
Of your children in their bondage shall He ask them treble-tale!


Keep ye the Law−be swift in all obedience−
Clear the land of evil, drive the road and bridge the ford.
⁠Make ye sure to each his own
⁠That he reap where he hath sown;
By the peace among Our peoples let men know we serve the Lord!
Hear now a song−a song of broken interludes−
A song of little cunning; of a singer nothing worth.
⁠Through the naked words and mean
⁠May ye see the truth between
As the singer knew and touched it in the ends of all the Earth!



公正は私たちの責任、善良は私たちの世襲財産だ! 
(慎ましくしよう、みんな、それに、楽しい時でも恐れを思うのだ。)
それは、至高の神、私たちの主は、 
陸と同じく、深淵も造っておられるから、 
全世界の終わりへ通じる小道へ私たちを吹き飛ばしたからだ。 

そうだ、私たちは罪を犯した、それに、私たちの政府は正義から逸れている、 
ありとあらゆる不名誉に塗れ、服の裾に滲みを作っている、けれども、 
みんな、がっかりはしない様に、 
私たちは躓いたし、横道に逸れたけれど。 
私たちは悪者に唆されたのだ、主は悪者たちに対処される筈。 

信仰を保ち続けるんだ、みんな、師父たちが私たちの運命を決めた信仰なのだから、
一つの心と一つの剣をお持ちの 
主へ供する以外は、無駄遣いをしないように、 
賢し過ぎるそれに言い旧されたあの、主がふっかけた要求に 
子供たちが束縛されていると言う考えに捕われて。  

モーセ五書を信じるんだ、、、すぐにも従おう、、、 
毒された土地を清浄し、道を進み、浅瀬を渡るんだ。 
みんな、確かめ合おうではないか、誰もが、 
主が撒き刈り入れられた、主に属しているものであると。 
諸民族が穏やかに暮らしているのを見れば、 
     人は主へ使えているのだと言うことが分かるだろう。 
歌が聞こえてくる、、、途切れ途切れの歌が、、、 
少しの巧みさもない歌が、下手な歌手の歌う歌が。 
その歌の何の飾りもない品もない言葉を通して、 
真実を知ることになるだろう、なぜなら、 
その歌手は、この地球の涯で、真実に触れ知っていたのだから。  






ちゃんと訳せているとはとても思えないけれど、、、 
パートリッジの「 Jason And The Argonauts 」辺りに対応している様な気もしないでもない、、、

posted by ノエルかえる at 14:01| Comment(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月13日

バーンハートさんのパートリッジへのインタビュ「 Red 」について

 2008年2月3日に、MySpace に公開されたもの。 
今はありません、チョークヒルのアーカイブにコピーが保存されています: 
Chalkhills: XTCFans: Andy's Take: "Red"   





バーンハート「「 Red 」について話して下さい。」
パートリッジ「それはですねえ、もう20年も聴いてませんよ。」 
バーンハート「本当ですか?」
パートリッジ「ええ、きっとそうです。あ、待って下さい、「 Red 」を前に聴いたのは、ネヴィル・ファーマー Neville Farmer が『 Song Stories 』を書くためにインタビューをした時でしたね。そうだ、その本が書かれる前に、ディズニーが私に何か言わせたのでした。それで、私は裏表紙に称賛尽くしのレビューを書いたのでした。( 笑う )、それで本が出版された時、「あれ、これ? これで全部だった?」と思ったものです。つまらないクリスマスのプレゼントみたいでしたよ。」 
バーンハート「( 笑いながら )、下着とかですか?」
パートリッジ「ええ、それは素敵ですね。靴下などは、「 Jingle Bells 」が鳴りますからね。ええと、まあ、これで、「 Song Stories 」に私たちがちょっぴり落胆していると言うことを公表してしまったのだと私は思いますね。兎も角、本が実際に書かれる前に、褒めちぎる評を裏表紙に書いてしまったことには、忸怩たる思いを今はしています。こう言う会話は好きなんですけれどね。」 
バーンハート「ええと、「 red 」の「 ryrics 」の話を始めましょう。と言うのは…」
パートリッジ「ああ、貴方が「 ryrics 」と言われたので私は嬉しいです。」 
バーンハート「( 笑いながら )、言ってませんよ。」
パートリッジ「ええ、貴方は言ってはないのですけれどね、でも、「 ryrics 」と言って下さいよ。と言うのはですね、私が自分で所有している「歌詞 lyrics 」の付いている「 Red 」は、日本盤なのですから。数年前に出された、リマスター版のCDのです。封緘紙ほどに薄いリーフレットを引き出してですね、ああ、それには目を見張らされますよ、官能的なほどに極く薄い紙なのですからね、するとそこに、日本人たちは、自分たちがそれが「 Red 」の歌詞だと思うものを書いているのですが、それを目にしたのです。 
 ご存知ですか、日本人という種族の者たちはですね、自分たちのしたいことだけには得意なのですね。最高のものがなされそうだと思われる、ある特定の仕事だけに、彼らは100%専心するのです。分かりますか、リマスター版のパッキングを見てご覧なさい。日本人は、細心の注意を払っているのです。印刷の出来栄えは、瑕疵がないのです。LPのアートワークのCDサイズの複製を作っているのです。それで、日本人は、こんなに細かい文字が読めるのですよ! ( 笑う )、このフォントの大きさと言うのは、日本の平均的な風呂場の大きさですね。 
 もう一つはですね、日本人は、西洋のアルバムに歌詞を付けるのにいつも詰まらない間違いをするのです。何人かのチームを作ってですね、小さな部屋に入って座り、ヘッドホーンを着けて、アルバムを掛けるのです、何度も、何度も、何度も、何度もですよ。それで、日本人が「英語」だと思って聞き取ったものを書くわけですよ。」 
バーンハート「でも、この歌は、耳で歌詞を聞き取るのは難しいでしょう[ イギリス人、アメリカ人にとって ]。」

パートリッジ「ええ、どれも簡単ではないと思いますよ、ですが、この「 Red 」は取り分けて難解なのではないでしょうか、しかもです、轟音の壁に埋もれているのですから。でも、いったいどうしてなのでしょうね。日本人は、イングランドに居る誰かに電話して、「歌詞を送ってくれませんか?」と言わなかったのでしょうか? [ 2001年のリマスターの時点では ]、電話でなくても、Eメールだって出来たでしょうにね。 
 それは置いておくとしてですね、そのとき、私は歌詞を忘れていたのです。それで、「ああ、しまった、歌詞を忘れてしまっているぞ、」と思ったのです。ですから、私は、日本人が歌詞だと思っているものを読み始めたのです、( 笑う )、もう、本当に馬鹿馬鹿しいものなのです! 「 You better watch your techno / It's stood up against a beast / Got to sail us in the sunset / They're ready / God believe 」ですよ、これはいったいどう言う意味ですか? 
 第二ヴァースは「You better watch your linguo / Risten get ready in your way.」。Risten ですよ! 」 
バーンハート「Rの発音ですね。」 
パートリッジ「 Rの音です。しかもです、「 listen 」と言う言葉は歌詞の中では使ってないのにです。作者の私が覚えている限りはですけれどね。いやあ、これは本当に超現実主義的ですね。 
 それから、ミドルエイトの部分は、「 This night / Don't sit pushing bitter / This night / Fear this might crush / This night / You need a central vision / Well even now / We can clash. 」なのです。まったく、( 笑う )、いやあ失敬、シェイクスピア殿! この翻訳は用を成してないですね。 
 具体的には説明が出来ません。ぼんやりとしか覚えてないのです。チョークヒルに書いてないですか? 順々に話してみましょう。」

バーンハート「第一ヴァースは、「 You better watch your tape, boys. 」ですね。」
パートリッジ「いえ、「 step 」です。」 
バーンハート「ああ、私はそう思っていたのですけれど。それから続きは、「 You better watch your step, boys / It's the tint that angers the beast. 」ですね。」
パートリッジ「だいたいそうですね。」 
バーンハート「次は「 Got their sails in the sunset 」。」
パートリッジ「ええ、as in red sails in the sunset、…」 
バーンハート「それから、「 They've already got the East. 」。」
パートリッジ「そうです、The East is Red! 東方紅、あれは歌ですよね。中国語の歌だったと思います。中国の人たちが人工衛星を挙げて、この歌を地球に送信したのでしたよね。[ The East Is Red (song) - Wikipedia]」 
バーンハート「この歌詞を目にした時、私は、これは「 Millions 」の先駆けなのだろうか、と思いました。」
パートリッジ「それは違います。歌詞中心の曲ではないのです。『 White Music 』の時の書き方のままなのです。主題に沿った抽象的な状景のいくつかを散弾銃に詰めて撃ち放つのです。まるっきり『 White Music 』の声の調子をこの歌では私は使っています。 
 基本的には、怒りの歌です。人々を支配することへ対しての抵抗の歌なのです。支配しようとする者たちは、人々に「怒り」の感情を抱かせることで、人々を支配するのです。そうですね、人々は混乱させられて、必然的に怒りを覚える様になるのです。支配を企む者たちは、人々が怒りを覚えていれば、支配がたやすいと言うことを熟知しているのです。詰まりですね、この歌の核ですが、この歌を煮詰めて一行にすれば、と言うことですね、それは、人々を怒らせるな、と言うことなのです。もし、人々が「怒り」の感情を抱いてしまうと、支配を企む者に負けてしまうからです。 
 それから、赤色についてのてんでばらばらのたくさんのイメージを、メッセージの上に、クッションとして使っているのです。それで、歌詞の残りはなんでしたっけ?」 

バーンハート「では、第二ヴァースは、「 You better watch your lead boys 」となっています。」
パートリッジ「それは違いますね。「 blood 」です。」 
バーンハート「ああ、それで意味が分かりました。「 You better watch your blood, boys / it's already in your veins / Did you ever see the color / iron turns when it rains. 」」 
[ チョークヒルのサイトに掲載の歌詞も、既に訂正されています。 ]
パートリッジ「ええ、「 Red 」!」 
バーンハート「理に適っていますね。それでは、ブリッジですが、「 It's not a gross infatuation / It's not a fear, it's not a crush / It's not any special nation / But even now they make me blush. 」です。」
パートリッジ「そこは合ってます。話しましたけれど、歌詞が先の歌ではないのです。怒りについてのある思いつきがあったのです。」 
バーンハート「でも、そこの行では、かなり理知的になっていますが、思いつきがそれ自体を消化して…」
パートリッジ「そうですよ、ポップは、自分を食べるのです。」 
バーンハート「( 笑う )、それはそうですね。でも、貴方を苛立たせる怒りなのですが、もちろん貴方は怒るべきではないと分かっていらっしゃるのですが、支配を企む者たちの操作と、それについての貴方の知識は、貴方を怒らせて…」
パートリッジ「そうです。貴方が怒ると、支配を企む者たちの勝ちなのです。ですから、そう言うことについて怒るのを止めないといけないのです。怒るだけと言うのには反対ですね、、そういうことについて、何かの行動だけをするのです。貴方の言う通りですね、そのもの自身を食べてしまうのです。まったく、自分の顔に唾をかけるようなものですね。( 笑う )。 
 歌詞には、「共産全体主義に気をつけろ」と言う意味も少し入っています。と言うのはですね、1970年代の終わりに、イギリスが両極に分かれてしまったのを、私は目撃したのですから。人々は、極端な右翼か、極端な左翼になってしまったのです。それで( 一声笑う )、私は右翼が良いと言うのではありませんよ、だって、よくないですから、兎に角、極端なのです。まあ、ロシアとチャイナの機構全体はですね、私には、とんでもないものに思えるのです。でも、大学に行くとですね、学生たちは、チェ・ゲバラのTシャツを着て、『毛主席語録』を携えているのです。」 
バーンハート「どう言うことなのか、何が起こるのかを考えずにですね。」

パートリッジ「そうですね。実際、今日ラジオで面白い話しを聞いたのです。「キャピタリズムとコミュニズムの違いは何か? キャピタリズムは他人がある人から搾取することであり、コミュニズムはその逆である。」、( 笑う )」 
バーンハート「( 暫く笑う )、それで、この歌を書こうと思い立った理由は何ですか? 「 Complicated Game 」のことをお話しになった時には、自分の仕事がコントロール出来ないと感じたと言われたのですが、これもその様なことですか?」
パートリッジ「怒りの歌を書きたかっただけだと思いますよ。当時、私は怒りについてずっと考えていたのです、それに赤と言う色が担っている性質を考えていたのです。「see red [ 激怒するの意味 ]」「 red mist [ 激しい怒りの意味 ]」と言う表現、どれもが怒りを表しているのです。それで、こう考えたのです、「支配を企む人々が人に何かをさせようとしている場合、その人が「 see red 激怒する 」ことをしない様にすれば、支配を企む人々がさせようとしている計画を挫くことが出来る、その人が怒れば、彼らが勝ってしまう。」と言う考えです。怒りは、時には問題ないのですが、でも、相手よりも自分自身を傷つけてしまい勝ちなのです。 
 それにですね、私は、もうどうしようもない程にやかましい歌を書いてみたかったのです。それは十分に出来たのではないかと思っています。なのですが、今日聴いてみてですね、ギターの弾き方が随分と控えめに聴こえて驚いたのです。( 笑う )」 
バーンハート「その通りです。ギターは、四つの楽器の内で一番控えめです。」
パートリッジ「ええ、私は、曲を通してずっとリズムを推進させることだけに執着していました。それに、この曲では、キーボードが使われていません。」 
バーンハート「バリー・アンドリュースさんはサクソフォーンを吹いているのですよね。」
パートリッジ「彼はサックスを吹いています。実際彼は、ツアーに、キーボードを置いてサックスを持ってきたのです。ツアーに出るまではそのことに気がつかなかったのです。突然、たくさんの曲で、彼はサックスを吹き始めたのです。それで、「どうすんの、ファンはキーボードが気に入って遣って来ているのと言うのに、サックスを持ってくるなんて!」と言うことになったのです。」 
バーンハート「( 笑いながら )、とても面白いアレンジになったでしょうね。」
パートリッジ「ええ( 笑う )。「 Crosswires 」なんて、ほんと、ぶっ飛んでました。深刻ですよ。 
 実を言うと、私はスリルを感じていました。でも、問題があったのです。バリーは、サックスをちゃんとは吹けなかったのです。」 
バーンハート「いつのことですか? 『 Go2 』をリリースした後ですか?」
パートリッジ「ええと、アルバムのプロモーション・ツアーの一部だったことは確かです。」 
バーンハート「貴方が「キーボードに戻れよ」と言うまでに、どれくらいのステージがあったのですか?」
パートリッジ「そうですねえ、覚えていません。」 
バーンハート「30回ですか? 3回でしょうか?」

パートリッジ「ほんの僅か、二回もはなかったかもしれないと思います。ショックだったのは、彼はそのことについて誰にも話していなかった、と言う事実なのです。彼は、突然、サックスを持ってきたのです。ステージのリハーサルはしたと思います。でも、キーボードでリハーサルをした筈です、、、あるいは、リハーサルをする必要はなかったか、、スタジオからロードへ直接行きましたからね。そう言うことです。兎も角、彼は誰ともサックスを使うことについて話し合ってなかったのです。まあ、彼がキーボードを持ってきていたのなら、「この曲とこの曲では、キーボードを使わないつもりだからね、サックスを吹くんだ。」と言うことになっていたでしょうけれど。」 
バーンハート「それはちょっと理解しかねる話しなのですが。」
パートリッジ「ずっと昔のことですからね、30年くらいですか。先にも言いましたけれど、私はある面では、スリルを感じていたのです。「やったね、サキソフォンじゃないか!」と思っていたのです。バリーのサックスは、最高の時には、アルバート・アイラーの音の様でしたよ。けれども、最低の時では、ハリケーンの中でか、ガード下でサックスの吹き方を練習してる様に聞こえましたね。私の中のある面は、「冗談じゃないぞ、まるっきりレコードと違うじゃないか!」と思っていました。」 [ Albert Ayler - Wikipedia ] 
バーンハート「キーボードは、音響空間を満たすことが出来ますからね。」
パートリッジ「ええ、一度に一音しか出せないサクソフォンとは反対ですよね。 
 それでも、「やったぜ、彼はサクソフォンを持ち込んだぞ、途端に、全ての曲が「まるっきり」違ったものに聴こえるぞ。」と思ったのをよく覚えています。それで、今でも私は、誰かがその時の彼がサクソフォンを吹いたツアーを録音したものでブートレグを出さないだろうか、と思っているのです。私は、まだ一度も、彼がサクソフォンを演奏した録音を聞いたことがないからです。本当に、バリーはサクソフォンを吹いたのですよ。」 
バーンハート「この記事を読んで、誰かが反応すると面白いのですが。」
パートリッジ「それでと、私の汚れたノート[ 原文:dusty parchent ]に戻ると…」 
バーンハート「それは、カントリーのシンガーですか?」
パートリッジ「( 一声笑う )、ダスティ・パーチメントですか? ははあ、メンフィスで一アルバムを一枚出しているのですかね? 飾り気がまるでない音のレコードなのでしょうね。」 
バーンハート「( 笑いながら )、リヴァーブなんか全然かかってないですよ。」
パートリッジ「アルバムを代表する曲は、「 Dead Sea Scroll Over Beethoven 」ですね。歌詞は、「 Hail, Hail Rock and Scroll 」かな? 
 ご存知かなと思うのですが、私たちは、この歌はアビー・ロードの第二スタジオで録音したのです。アルバムの殆どは、第三スタジオで録音しました。施設の中では一番小さいスタジオです。まあ、兎に角、アビー・ロード・スタジオに入った時に、私はジョン・レッキーにこう言ったのです。「さて、この歌だけど、ほんとに姦しいものにしたいんだ。大騒ぎじゃないと駄目だ」。するとジョンは「第二スタジオが借りれれば…」と、それで私が、「第二スタジオって?」と尋ねたのです。その時には、私は、ビートルズの詳細を知らなかったのです。私はですね、当時では、ビートルズのフォブフォーは、正面に四つのドアがある、ちょうど私たちが使ったスタジオくらいの大きさの、大きな家に住んでいるのだと思っていたのです。[ 映画『 Help! 』の中の一場面。 ] 
 それで、ジョンが答えました、「ビートルズがレコーディングに使ったスタジオだよ。話が通ればいいんだけどねえ。連絡はしょっちゅうしているんだけどね」。彼は、以前はアビー・ロード・スタジオ付きのエンジニアだったのです。それから、「第二スタジオが二、三日でも使えないか聞いてみよう、あそこはもっと広いからもっとたくさんの間接音用のマイクを設置出来るからね。そうすると、もっとライブっぽく、もっとエキサイティングな音になるから」と言ったのです。 
 それで、私たちはそうしました。荷物をまとめて第二スタジオに移動して、暫くそこにいたのです。勿論、そこがビートルズがレコーディングをしたところだと言うことが、私にはピンとこなかったのです。でも、エンジニアの内の誰か、「何かの装置を操作する」人なのですが、エンジニア達がその装置をなんと呼んでいたか思い出せませんが、あちこち歩き回ってマイクを設置したのはその人なのですが、金物屋が着る様な短い茶色のコートを着てましたけれど、その人が、マイクを設置しながら、「これがビートルズのハルモニウムだ。このパーカッションはビートルズのどの曲で使われたんだ」と言っていましたよ。 
 正直に言って、その時の私は感銘を受けませんでした。私にとっては、ビートルズは過去の遺物だったのです。もっと後になって、ビートルズのことをより深く理解したのだと思います。ソングライティングのことをより自覚して分かってくる様になった時なのです、その時に、私自身がどれだけ多くのものをビートルズに負っていたのかに気が付いたのです。そうなると、ビートルズの歴史と彼らの技術面にもっと興味を持つ様になったのです。ですが、『 Go2 』を制作している時では、ビートルズは過去のものでした。私は興味を持ってなかったのです。何と怒れる若者だったのでしょう、私は。」 
バーンハート「年齢的には当然のことではないでしょうか?」
パートリッジ「その歳で、どれだけ怒っている乙女だったのでしょう、私は! 分別のある余裕のある大人の男になるまでには…」 

バーンハート「ええ。今の貴方は、年増の女性に好かれています。」
パートリッジ「( 笑う )、そうですね。( フィル・シルヴァース・ショーのテーマソングを歌う。 ) ミルフォ! サージャント・ミルフォ! それで、彼の名前は? ザ・何とか・ショーでしたけど、「サージャント・ビルコ」と呼ばれていましたからね。」 [ The Phil Silvers Show - Wikipedia ] 
バーンハート「ええと、、ううんと、、、フィル・シルヴァースです。」
パートリッジ「ああ! 「フィル・シルヴァース演じるサージャント・ミルフ-オ! ちょうど中年の皆さんは彼から逃れられません。」、( 笑う )。 
 それでです、ジョン・レッキーは大した人でしたよ。素早く手を回しましたからね、それで、私たちはもっと騒がしいスタジオに移動出来たのです。音を大きくすることが出来ると言うのではありません。音を大きくすると、もっと反響する様になるのです、それで、その辺にマイクを設置すると、ガンガン響いているドラムズの音を録ることが出来て、ガンガン響いているギターの音を録ることが出来て、すべての楽器が一緒になって良い感じの轟音を出している、その間接音を録ることが出来るのです。間接音を十分録れると言うことがとても刺激的だと言うことが分かったのです。「ああ、どうして僕たちのレコーディングはみんなこの様に出来ないんだ?」と思いましたよ。それは、自分たちがどの方向へ行くべきかを示している様でした。つまり、『 Drums and Wires 』的なことです。」 
バーンハート「貴方たちは、アルバムの後に、シングルの「 Are You Receiving Me? 」を録音しましたよね、それもやはり、より大きな音への一歩前進だったのですか?」
パートリッジ「ええ、そうだと思います。私たちは、その歌を、最も小さい第三スタジオで試していたのです、でも、上手くいきませんでした。でも、「 Red 」の為に第二スタジオに入った経験は、間接音の面白さに私たちの耳を拓かせたのです。 」 
バーンハート「スタジオでは、ライブで録ったのですか?」
パートリッジ「そう思います。でも、ギターとベースとドラムズだけです。それは私たちの三人ですからね。先程も言いましたけど、キーボードはないのです。バリーは、どうでしかねえ、私たち三人が演奏している時に、一回、ライブでサクソフォーンを吹いていたと思います。それから( 笑う )、もう半ダースほどやり直しましたね。それで、結局、その録音全部を使ったのだったと思います。あの時は、「テイク1を聞いてみよう」、それで私たちは、「ううんん、まあ良いかな。テイク2はどう?」、それで同じ様に続いて、それで、バリーが「ジョン、全部をそのまま一緒に聞くことが出来るかい? 全部が一緒だとどんなだか聞いて見たいんだけど?」と言ったのだったと思います。そうして、ジョンが全部をいっぺんに鳴らして聞かせてくれたのです。私たちはお互いの顔を見詰めてから、「これだよ!」と叫んだのでした。分かります? 半ダースのサクソフォーンを吹き鳴らす狂人が貴方の家に乱入してる感じなのです。押し合い圧し合いしている自動車群の様なものですね。それで、私は、アルバム『 Take Away 』の中の「 Work Away Tokyo Day 」で、全部のサクソフォーンを使ったのです、渋滞してブーブー言っている自動車です。あれは、「 Day In, Day Out 」のギターと、「 Red 」の時に録音したサクソフォーンの全部を使ったのです。 
 それから、奇妙なのですけれどね、今日、久しぶりに聴いて見て、全体的に、ストゥージズの『ファン・ハウス』のジャズ版の様に聴こえました。多分、それが、録音当時私を喜ばせた理由だったのでしょうね。と言うのは、私は、ストゥージズの大ファンでしたからね。」 
バーンハート「ドラムズとベースについても話して下さい。」
パートリッジ「この歌では、テリーは良い仕事をしています。でも、今日聴いてですが、コーラス部分がよく聴こえないのですよね。」 
バーンハート「本当ですか? 何故ですか?」
パートリッジ「もたついた感じなのです。」 
バーンハート「意図的にそうしているのだと、私は思います。」
パートリッジ「ああ、貴方の言う通りだと思います。私たちは、リハーサルの時、この歌について、徹底的には話し合わなかったのです。レコーディングでは、ライブでの一発録りにすべきだと考えていたのだと思います。」
バーンハート「チェンバースさんは、ヴァース部分では8分音符でハイハットを打っていたのを、コーラス部分では4分音符に変えています、そうですよね?」
パートリッジ「そう。それで、推進力がひどく落ちた様に思えるのですね。」 
バーンハート「この歌は、ステージのライブだと楽しいでしょうね。」
パートリッジ「でも実際には、ステージでは、あれ程の喧しさになったことはないですね。分かって貰えるでしょうか、アビー・ロード・スタジオの第二スタジオの反響音は、それはそれは素晴らしいのです。あそこでこそ出せる音なのです。」 
バーンハート「そうですね、会場だと、お客たちの体が音を吸収してしまいますからね。お客はそうと望んでいる分けではないのですけれどね。そう思います。」

パートリッジ「そうですねえ、マットレスを詰めてのライブということですね( 笑う )。リズムはちゃんと聴こえるのですね。でも、周囲に反響しているゴーンと言う音は聴こえないのです。その反響してる騒めきが重要なのです。」 
バーンハート「この歌でのベースは際立っています。何か貴方が提案していたのですか、それとも、貴方たちがリハーサル中に考え出したものなのですか?」 
パートリッジ「リハーサルを半ダースかそれ以上もやって、議論して考え出したものだったと思います。何かこれはやってくれとコリンに頼んだ覚えはないですね。たぶん、彼がコードから考え出したものなのでしょう。」 
バーンハート「そうですか、では、モールディングさんに「いいかい、こんな風にしてほしんだけど」とも言われなかったのですね?」
パートリッジ「いえ、全然。この歌に関しては何も言っていないです。「いい感じになるまで、みんなで徹底的に考えよう」と言うことだったと思います。そうでなければ、「ぴったり合う様に弾いてくれ」と言ったのでしょうね。」 
バーンハート「ですが、最初から貴方はこのテンポでと考えていたのですか? 燃えつく様な勢いのテンポですけれど。」 
パートリッジ「ああ、そうですね。怒りですからね、速くなります。テリーのドラムズはとてもいいです。怒りのテンポです。」
バーンハート「ギターについてはどうでしょう?」 
パートリッジ「78回転のスカ的、レゲエ的なものですね。コードのほとんどは、増六和音です。( sixths のths の音をずっと伸ばす。 ) 借り物の歯だと言い難いですね。E6/C6/B6/A6 です。 
 ですが、最初に思いついたのは、ローリング・ストーンズ風のところです。( コーラス部分の最後の「 Red 」と叫ぶすぐ前のギターのリフを口で歌って見せる。[ 50秒あたり、歌詞では、「 Don’t let them make you see の後 」 ] ) 私のギター演奏は、まだまだ、ロリー・ギャラガーから学んだものに根差していたのです。ギャラガーのバンド、テイスト Taste には、ローリング・リフを使った曲がたくさんありますね。「 What’s Going On 」とか「 Morning Sun 」とか、それで、私の手は、どうしても、ローリング・リフになってしまうのです。ひどいビールの様ですね。Rolling Riff を決して飲まない様に。( 笑う )」 
バーンハート「ですが、そのリフで歌を始めることはしないと決めていたのはよく分かります。ところで、終わり方はどうなのですか?」 
パートリッジ「この歌の終わりをどうすればいいか、私たちは全く分からなかったのです。轟音にのぼせ上がってました。それで、私はジョンにこう言ったのです、「もう、ただテープを止めて呉れ、どう終えたらいいか分からないんだ。」。それで、テープを止めました。と、ジョンが「テープを止めないのは、リバーブが残るからなのだけど、どうする?」と言ったのです。それでは駄目になってしまいます、きっかり止めるのです。」 
バーンハート「それで、そのただ止まるというのは、レコードの第一面の終わりでもあるのですね。」 
パートリッジ「一面の終わりですね。一面にとっては、最高の終わりかたですね。誰かがレコード針を上げてしまったかの様に聴こえますものね。「この雑音を止めろ!」とか言ってですね。でも、実際は、どう終えればいいのか皆目見当がつかなかったからなのです。全く新しいタイプの歌でしたから。私たちは、爆発的なノイズに没入していたのです。それで、そこからどう抜け出ればいいか分からなかったのです。 
 でも可笑しいです。今日聴いて、「これは、私たちの「 Helter Skelter 」じゃないか、まったく何だよ!」と思ってしまいました、でも、故意に盗んだのではないですよ。( 笑う )、そうでなければ、私たちの「 I Want You / She’s So Heavy 」ですね。」 
バーンハート「ええ、同じ終わり方ですからね。ステージのライブの時には、どの様に終えたのですか?」 
パートリッジ「( 笑う )、たぶん、テリーの方を振り返って、空に飛び上がったのじゃないか知ら。言いましたけど、誰かがバリーがサクソフォーンの時のライブをブートレグにするといいのですけれどね、それが出来たなら、やせっぽちの白人たちが演奏しているのも気にしないで聴いてしまうでしょうね。」 







誤訳、疑問点を指摘してくださると、幸せます。 
変換ミスや打ち間違い、文章の補正の際の残滓とか、見たつもりだけど、、、 

posted by ノエルかえる at 11:40| Comment(0) | Go 2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月11日

忘れてた『 Through The Hill 』記念日

 1994年、アンディー・パートリッジとハロルド・ブッドは、共作アルバム『 Through The Hill 』をリリース。
日本では6月1日に、イギリス、アメリカでは6月8日に。26年前。 


posted by ノエルかえる at 18:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バーンハートさんの「 Red 」についてのインタビュー、適当に続き

 終わりまで、(抜けてないかか?) 
確認も全然してないから、間違いもたくさんあると思うけど、 





パートリッジ「そうですねえ、マットレスを詰めてのライブということですね( 笑う )。リズムはちゃんと聴こえるのですね。でも、周囲に反響しているゴーンと言う音は聴こえないのです。その反響してる騒めきが重要なのです。」 
バーンハート「この歌でのベースは際立っています。何か貴方が提案していたのですか、それとも、貴方たちがリハーサル中に考え出したものなのですか?」 
パートリッジ「リハーサルを半ダースかそれ以上もやって、議論して考え出したものだったと思います。何かこれはやってくれとコリンに頼んだ覚えはないですね。たぶん、彼がコードから考え出したものなのでしょう。」 
バーンハート「そうですか、では、モールディングさんに「いいかい、こんな風にしてほしんだけど」とも言われなかったのですね?」
パートリッジ「いえ、全然。この歌に関しては何も言っていないです。「いい感じになるまで、みんなで徹底的に考えよう」と言うことだったと思います。そうでなければ、「ぴったり合う様に弾いてくれ」と言ったのでしょうね。」 
バーンハート「ですが、最初から貴方はこのテンポでと考えていたのですか? 燃えつく様な勢いのテンポですけれど。」 
バーンハート「ギターについてはどうでしょう?」 
パートリッジ「78回転のスカ的、レゲエ的なものですね。コードのほとんどは、増六和音です。( sixths のths の音をずっと伸ばす。 ) 借り物の歯だと言い難いですね。E6/C6/B6/A6 です。 
 ですが、最初に思いついたのは、ローリング・ストーンズ風のところです。( コーラス部分の最後の「 Red 」と叫ぶすぐ前のギターのリフを口で歌って見せる。[ 50秒あたり、歌詞では、「 Don’t let them make you see の後 」 ] ) 私のギター演奏は、まだまだ、ロリー・ギャラガーから学んだものに根差していたのです。ギャラガーのバンド、テイスト Taste には、ローリング・リフを使った曲がたくさんありますね。「 What’s Going On 」とか「 Morning Sun 」とか、それで、私の手は、どうしても、ローリング・リフになってしまうのです。ひどいビールの様ですね。Rolling Riff を決して飲まない様に。( 笑う )」 
バーンハート「ですが、そのリフで歌を始めることはしないと決めていたのはよく分かります。ところで、終わり方はどうなのですか?」 
パートリッジ「この歌の終わりをどうすればいいか、私たちは全く分からなかったのです。轟音にのぼせ上がってました。それで、私はジョンにこう言ったのです、「もう、ただテープを止めて呉れ、どう終えたらいいか分からないんだ。」。それで、テープを止めました。と、ジョンが「テープを止めないのは、リバーブが残るからなのだけど、どうする?」と言ったのです。それでは駄目になってしまいます、きっかり止めるのです。」 
バーンハート「それで、そのただ止まるというのは、レコードの第一面の終わりでもあるのですね。」 
パートリッジ「一面の終わりですね。一面にとっては、最高の終わりかたですね。誰かがレコード針を上げてしまったかの様に聴こえますものね。「この雑音を止めろ!」とか言ってですね。でも、「実際は、どう終えればいいのか皆目見当がつかなかったからなのです。全く新しいタイプの歌でしたから。私たちは、爆発的なノイズに没入していたのです。それで、そこからどう抜け出ればいいか分からなかったのです。 
 でも可笑しいです。今日聴いて、「これは、私たちの「 Helter Skelter 」じゃないか、まったく何だよ!」と思ってしまいました、でも、故意に盗んだのではないですよ。( わらう )、そうでなければ、私たちの「 I Want You / She’s So Heavy 」ですね。」 
バーンハート「ええ、同じ終わり方ですからね。ステージのライブの時には、どの様に終えたのですか?」 
パートリッジ「( 笑う )、たぶん、テリーの方を振り返って、空に飛び上がったのじゃないか知ら。言いましたけど、誰かがバリーがサクソフォーンの時のライブをブートレグをにといいのですけれどね、それが出来たなら、やせっぽちの白人たちが演奏しているのも気にしないで聴いてしまうでしょうね。」 


ああ、やっぱり抜けてた、、、後日訂正しよう、、、
posted by ノエルかえる at 09:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月08日

アンディのシェッド

 アンディーのシェッド、もう修理されたのか知ら??? 
 それで、「What Do You Call That Noise?」のツイートに、(たぶん)自分のテスラ・タイプSのナンバーにXTC のアナグラムを使ってる、と言うツイートがあったのだけど、資金を十分にお持ちだったら、アンディーのシェッドの修理代を出して欲しいなあ、と思ったり、、、 
https://twitter.com/andypoulton/status/1268879637398073345 


posted by ノエルかえる at 18:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月07日

Wallace Stevens 「 The Man With Blue Guitar 」の23の訳

Wallace Stevens 「 The Man With Blue Guitar 」の22の訳  





終わりの二小節で和声の解決、それは 
雲の中の声と大地の声の二重唱、 

天空の声と酒の匂いのする声、 
どこまでも行き渡る声と、雪の中 

花輪に急に思いが込み上げて 
太くなる葬送の歌の声、 

和声の解決、それは葬儀屋との二重唱、 
雲の中の声は澄み渡って主音になっている、 

地上のくぐもる声も平らに主音になっている、 
想像されたものと実際にあるもの、 

思考と真実、ゲーテの『詩と真実』、 
くる年もくる年も、そのままのメロディーを 

そのままである様に集中して、繰り返し演奏していると、 
混乱していたものがすべて、収まっていく。    



A few final solutions, like a duet
With the undertaker: a voice in the clouds,

Another on earth, the one a voice
Of ether, the other smelling of drink,

The voice of ether prevailing, the swell
Of the undertaker's song in the snow

Apostrophizing wreaths, the voice
In the clouds serene and final, next

The grunted breath serene and final,
The imagined and the real, thought

And the truth, Dichtung und Wahrheit, all
Confusion solved, as in a refrain

One keeps on playing year by year,
Concerning the nature of things as they are.    



posted by ノエルかえる at 14:43| Comment(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月05日

バーンハートさんの「 Red 」についてのインタビュー、適当に続き

 ピンポン鳴ったから、 




バーンハート「ええ。今の貴方は、年増の女性に好かれています。」
パートリッジ「( 笑う )、そうですね。( フィル・シルヴァース・ショーのテーマソングを歌う。 ) ミルフォ! サージャント・ミルフォ! それで、彼の名前は? ザ・何とか・ショーでしたけど、「サージャント・ビルコ」と呼ばれていましたからね。」 
バーンハート「ええと、、ううんと、、、フィル・シルヴァースです。」
パートリッジ「ああ! 「フィル・シルヴァース演じるサージャント・ミルフ-オ! ちょうど中年の皆さんは彼から逃れられません。」、( 笑う )。 
 それでです、ジョン・レッキーは大した人でしたよ。素早く手を回しましたからね、それで、私たちはもっと騒がしいスタジオに移動出来たのです。音を大きくすることが出来ると言うのではありません。音を大きくすると、もっと反響する様になるのです、それで、その辺にマイクを設置すると、ガンガン響いているドラムズの音を録ることが出来て、ガンガン響いているギターの音を録ることが出来て、すべての楽器が一緒になって良い感じの轟音を出している、その間接音を録ることが出来るのです。間接音を十分録れると言うことがとても刺激的だと言うことが分かったのです。「ああ、どうして僕たちのレコーディングはみんなこの様に出来ないんだ?」と思いましたよ。それは、自分たちがどの方向へ行くべきかを示している様でした。つまり、『 Drums and Wires 』的なことです。」 
バーンハート「貴方たちは、アルバムの後に、シングルの「 Are You Receiving Me? 」を録音しましたよね、それもやはり、より大きな音への一歩前進だったのですか?」
パートリッジ「ええ、そうだと思います。私たちは、その歌を、最も小さい第三スタジオで試していたのです、でも、上手くいきませんでした。でも、「 Red 」の為に第二スタジオに入った経験は、間接音の面白さに私たちの耳を拓かせたのです。 」 
バーンハート「スタジオでは、ライブで録ったのですか?」
パートリッジ「そう思います。でも、ギターとベースとドラムズだけです。それは私たちの三人ですからね。先程も言いましたけど、キーボードはないのです。バリーは、どうでしかねえ、私たち三人が演奏している時に、一回、ライブでサクソフォーンを吹いていたと思います。それから( 笑う )、もう半ダースほどやり直しましたね。それで、結局、その録音全部を使ったのだったと思います。あの時は、「テイク1を聞いてみよう」、それで私たちは、「ううんん、まあ良いかな。テイク2はどう?」、それで同じ様に続いて、それで、バリーが「ジョン、全部をそのまま一緒に聞くことが出来るかい? 全部が一緒だとどんなだか聞いて見たいんだけど?」と言ったのだったと思います。そうして、ジョンが全部をいっぺんに鳴らして聞かせてくれたのです。私たちはお互いの顔を見詰めてから、「これだよ!」と叫んだのでした。分かります? 半ダースのサクソフォーンを吹き鳴らす狂人が貴方の家に乱入してる感じなのです。押し合い圧し合いしている自動車群の様なものですね。それで、私は、アルバム『 Take Away 』の中の「 Work Away Tokyo Day 」で、全部のサクソフォーンを使ったのです、渋滞してブーブー言っている自動車です。あれは、「 Day In, Day Out 」のギターと、「 Red 」の時に録音したサクソフォーンの全部を使ったのです。 
 それから、奇妙なのですけれどね、今日、久しぶりに聴いて見て、全体的に、ストゥージズの『ファン・ハウス』のジャズ版の様に聴こえました。多分、それが、録音当時私を喜ばせた理由だったのでしょうね。と言うのは、私は、ストゥージズの大ファンでしたからね。」 
バーンハート「ドラムズとベースについても話して下さい。」
パートリッジ「この歌では、テリーは良い仕事をしています。でも、今日聴いてですが、コーラス部分がよく聴こえないのですよね。」 
バーンハート「本当ですか? 何故ですか?」
パートリッジ「もたついた感じなのです。」 
バーンハート「意図的にそうしているのだと、私は思います。」
パートリッジ「ああ、貴方の言う通りだと思います。私たちは、リハーサルの時、この歌について、徹底的には話し合わなかったのです。レコーディングでは、ライブでの一発録りにすべきだと考えていたのだと思います。」
バーンハート「チェンバースさんは、ヴァース部分では8分音符でハイハットを打っていたのを、コーラス部分では4分音符に変えています、そうですよね?」
パートリッジ「そう。それで、推進力がひどく落ちた様に思えるのですね。」 
バーンハート「この歌は、ステージのライブだと楽しいでしょうね。」
パートリッジ「でも実際には、ステージでは、あれ程の喧しさになったことはないですね。分かって貰えるでしょうか、アビー・ロード・スタジオの第二スタジオの反響音は、それはそれは素晴らしいのです。あそこでこそ出せる音なのです。」 
バーンハート「そうですね、会場だと、お客たちの体が音を吸収してしまいますからね。お客はそうと望んでいる分けではないのですけれどね。そう思います。」




訂正: 
ヴァース部分では八拍目にハイハットを打っていたのを、コーラス部分では四拍目に変えています 

ヴァース部分では8分音符でハイハットを打っていたのを、コーラス部分では4分音符に変えています
posted by ノエルかえる at 09:49| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月01日

『 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 』記念日

 1967年6月1日、ザ・ビートルズは、アルバム『 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band 』をリリース、今日は記念日、53年前。 



1967年は、武満徹の『 November Steps 』が作曲、初演された年。  
ジョン・コルトレーンは、『 Expression 』を発表。でも、7月17日に亡くなっている。



1967年6月1日の東京の天気は、一日晴れで、最低気温は18.6℃で最高気温は28.2℃だったそう。 
それから、木曜日だから、夜の7時半から『チャコねえちゃん』が放送されていた筈。第9回「素晴しいお買物」。 
それから、月齢は22.5の下弦の月で、左半分に光が当たって右半分が影のハーフシャドー。 
でも、日本盤発売は、7月5日の水曜日だから。 
7月1日と2日のテレビ欄は、web上にあるのだけれど: 
http://y-asaka.cool.coocan.jp/frame08A.html 







posted by ノエルかえる at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする