2010年09月15日

King for a day 訳

 ムールディングの「 King for a day 」、
パートリッジにはよくある、ミュージック・ビジネスへの反感の歌をムールディングも歌っているようです。
 この歌詞を読むと、パートリッジの「 Garden of Earthly Delight 」と呼応しているように思えます。「 Garden of Earthly Delight 」が、生命への祝歌のようでありながら、ミュージック・ビジネスへの嫌悪も隠されているのに似て、「 King for a day 」は、ミュージック・ビジネスへの嫌悪を歌っているようで、人生への讃歌も隠されているように感じます。


言葉について、

「putting tongues where they didn't ought to be,」と言う表現、
tongues は、舌のような形態のもの意味ではないかと思いました。
続いて飛び石がありますから、石から石へ突き出て渡された板のようなものを考えました。

「Sing for your supper boy 」と言う表現、
ムールディングは、「 Wash away 」でも、同様の表現を使っていました。
( Sing for your supper ) は命令形で、boy は呼格。



拙訳です:




誰もが、いつのまにか、金が支配する世界に侵されているんだ。
「無料のものは無し」の国へと続く
人間の心と魂で出来た飛び石の上に、
その石の渡すべきではないところに、差し板を渡しているんだ。
そして、人々が渡るその道では、
「ある物は全部とって、何も与えない」が作法なんだ。
そこでは、何もかもが不確かで信頼できるものはないんだ。
一番大きな口の者が、新開道を自分の元へ呼び込むことになるだろう、
そして、一日の間、王になるんだ。

誰もが、新しい注目人物に一触れしようと殺到するんだ、
それを、笑顔で何とか逃げ切るようにしないと駄目なんだ。
「新しいスター君、糧を得るために歌いなさい、飛び上がって指を鳴らしなさい!」
そう言うけど、それは僕の生活様式ではないよ、
と言うのも、梯子はどんどん高くなるんだよ、
人々の欲望はどんどん強くなるんだよ、
もう、僕はお腹が空いてたまらないんだ、( いつまでも食べられないの? )
「新しいスター君、そうしないと、不運をもたらす月が君を落ち目にさせるよ。」
「たった一日の王になってしまうよ。」

「新しいスター君、君はここには一回限りしかいられないんだよ、
だから、間違いなく幸運をつかまなくてはならないんだ。」
( 言い争いや喧嘩の時間はないんだよ )
「考えてご覧、誰かの苦境を計りで量ったとしても、
人生には、そんなにたくさんのものがあるわけではないんだよ。」
( 生きているうちに君が見るもの、それは光だよ )
posted by ノエルかえる at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | Oranges & Lemons | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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