2015年08月07日

パット・マステロットのオレンジズアンドレモンズ回想 3

ベルナール「ああ、それは、マイク・ケネアリーさんと一緒に演奏したものですよね?」
マステロット「そうです。ケネアリーが入っています、アンディは歌っただけでした。レコードには入らなかったけれど、仕上げた曲がもう何曲かあるのです。でも、その歌が何だったか、正確には覚えていないのです。 
 可笑しかったのはですね。私たちが居る間に、ヴァン・ヘーレンもそこでリハーサルをしていたのです。リード・スタジオには、三つのスタジオがありました。私たちは、中ぐらいのスタジオでした。ヴァン・ヘーレンは大きなスタジオを使っていたのです。そこの廊下で、私は、友人のデイブにばったりと会いました。彼は、ミスター・ミスター Mr. Mister のミックスもした人ですけれど、その時は、ヴァン・ヘーレンのミキシングをしていたのです[ 『 OU812 』のこと? ]。「何をしてるんだい?」と私が言うと、彼は「ああ、今着いた所なんだ、入るかい。」と答えました。それで、私は入って、アレックス・ヴァン・ヘーレン Alex Van Halen のドラムを調べてみることが出来たのです。魅力的でした。それから、私が頼んだので、アンディが入って来ました。入るや否や、アンディは、「何だこれは! マーシャル[ アンプ ]で部屋の壁を作ってんのか?」と言ったのです。( 笑い ) エディー [ ヴァン・ヘーレン ] は、いつも一つだけを使っていました。それは別の部屋に在ったのです。それで、他のアンプがそこの壁に並べられていたのです。 
 リハーサルは、とても上出来でした。曲を仕上げることができたのです。私は、リハーサルのスタジオの直ぐ近所に住んでいました。それで、時々、私は XTC のメンバーを夕食に呼んだのです。特に、彼らの細君と子供たちが来てからは、尚更でした。プールも在りました。それで、彼らは暑さを凌いだのです。イギリスの彼らは暑さに参っていました。レコーディングをしたのは、夏だったと思います。ある日、ローズ・ボール・スタジアム Rose Bowl でのフリー・マーケットに彼らを連れて行きました。アンディは、酷い日焼けをしました。帽子を被って行ったのですけれど、顔は、本当に真っ赤になっていました。ホリーとハリーは、ほとんど、私の妻にぶら下がっていましたね。彼らは、オークウッドと言う名前のコンドミニアム・タイプのホテルに滞在していました。思うのですけれど、それが彼らを不安がらせていたのではないでしょうか。ギャングの巣窟ではないのですが、彼らの出身地からすれば、どぎつい所だったのです。」
ベルナール「その上、そこには、蚤が居た、と言うことですが?」
マステロット「そうかもしれませんね。確かかどうかは分かりませんけれど。分かっているのはですね、暫くすると、コリンの細君、キャロルと子供たちは帰国した、と言うことです。それから、あまり間を置かずに、マリアンヌと子供たちも帰国しました。誰も最後まで耐えられなかったのですね。 
 一日準備をして、オーシャン・ウェイ・スタジオで録音を始めました。オーシャン・ウェイの大きなスタジオを使ったのです。そこでは、私は、たくさんの仕事をして来ましたけれど。とても有名なスタジオです。歴史的でもあります。長い間、ユナイテッド・ウエスタン・スタジオ United Western と呼ばれていました。」
posted by ノエルかえる at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Oranges & Lemons | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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