2016年06月11日

Big Big Train 「 Along The Ridgeway 」訳

丘陵へ向かって疾駆している、その速さと言ったら、
雲から落ちた影のようだよ、その速さに乗って、
君は、飛び立てるところを見つけるだろうね。 

そこで、夏だけ現れる草原を抜けて、
古街道リッジウェイの直ぐ下を、
開けた空へ向けて歩くんだ。 

君が一人っきりだと、
アルフレッド大王が、あの石を鳴らすだろうね、
そうして、物語りが始まる。 

丘陵を駆け抜けて、
幾つもの影法師が地面の穴へと消えた、
影の主たちは、飛翔するところを見つけたのだろう。 
古街道リッジウェイに、
君が踏んでいるその土の下に、
この世界から連れ出してくれる小径があるんだ。

君が一人っきりだと、
聖ゲオルギオスが、宿敵の龍を薙ぎ倒すだろうね、
そこでは、もう、草が生えることはないんだ。
夜になると、鉄と血を溶かした
ヴェルンドの竃が火を放つんだ。 
ヴェルンドは、故郷へ飛んで帰る為の翼を造っている。 

この現実の世界、物語りが語られることのない、
鋼と石の世界では、 
君は孤独を感じているんだね。 
ならば、さあ、外に出て、丘に登るんだ。 
そこには、白亜の馬が降りて来ていて、 
泉から水を飲んでいる。 
そうして、月明かりを受けて、 
アルフレッド大王が石を吹き鳴らす。 
そうすると、伝説が生まれ直すんだ。

ソールズベリーの巨人がやって来るよ、
孤独な男がやって来る、 
一群の人々が、彼の手を取って導いているよ。  








6月19日追記: 
エディスさんがご教示下さったので: 
そこで、夏だけ現れる草原を抜けて、 と訳した行、 
summerlease と言う言葉は、
Uffington White Horseの近くにある草原のことをMiddle English でそう呼んでいた、と言うこと。 

手直しはしないままですが。 
中世的な雰囲気も言葉に入れないといけないだろうか、、
posted by ノエルかえる at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | Other Recordings | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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