2017年01月13日

ベルナール、パートリッジ対談「 All Of A Sudden (It's Too Late) 」1

 アンディ・パートリッジとトッド・ベルナール Todd Bernhardt さんの対談、「 All Of A Sudden (It's Too Late) 」について。
 2007年8月19日にMySpace に公開のもの。MySpace にはもうありません。今は、チョークヒルのアーカイブにあります。  
Chalkhills: XTCFans: Andy's Take: "All of a Sudden (It's Too Late)"

書籍『 Complicated Game 』には採られていません。




ベルナール「「 All of a Sudden 」については、話すことがあまりないと、以前、仰ったのですが、どうしてですか?」
パートリッジ「分からないのですよ。本当に、その歌を書いたことについては、ほとんど覚えていないのです。ただ、そのコード進行を見つけたことだけは覚えています。ちょっと演ってみましょう。( 演奏する ) G♭を加えたDを弾きます。G♭を基音にするのは素晴らしいです。それから、基音を D♭に変えるのです。すると、希望がない感じになります。よく考え抜いた上でと言うのではなくて、ただ雰囲気で、全く希望がないと言う感じですね。そのコードを見つけた後は、歌はあっという間に出来ました。」
ベルナール「そうですか。当時、貴方が考えていたことか、感じていたこと、何かをこの歌に書き込んだのではないですか? きっとそうだと思うのですが。」
パートリッジ「たぶん、そうでしょうね。したことを歌にする、と言うことは、時にはありますから。化膿したものが、皮膚を破って吹き出す、と言う感じでしょうか。自分では知らず知らずに、隠していたものを、書き込んでしまっているのですね。「 Oh, that's better! 」ですか? この歌はそうなのでしょう。とても悲観的な歌です。希望がほとんどありません、本当に。それに、少しばかり、教会の説教の様です。自分の物をまとめて整理しなければなりません、とか、そう言うことですね。」
ベルナール「感傷的な歌には、私は、いつも心を動かされます。けれども、この歌のブリッジ部分は、どちらかと言えば、希望があって楽観的に思えます。[ ブリッジ:love's not a product you can hoard / or pack a suitcase with / it's more a way you have to give. ] 貴方は、「人生はこんな風ではない。もう少し働くなくては。」と言っているので… 」
パートリッジ「そうですね。悲観的な考えを披瀝してみせる、と言うことをしているのですね。それで、私は、聴き手が、希望的な側面から考えて、実際の行動をすることを望んでいるのです。 
 今日、この歌を、今年になって初めて再生して聴いてみたのです。それで、実は、ずっと思っていたことなのですけれど、「この歌は長過ぎる!」と、また思いましたね。」
ベルナール「本当ですか?」
パートリッジ「そうなんですよ。この歌はもっと言い構造になりえたのに、と、今では思っています。例えばですね、歌詞が始まる前の、あのジャングル・ドラムのリズム、あれを入れる理由なんてないですよ。もしもですね、今の私が、バンドのプロデューサーをするのでしたら、バンドがこの歌を持ち込んで来たら、こう言うでしょうね。「いいかい、ギターのイントロが終わったら、そのまま歌詞に入るんだ。 どうして、何小節もこんなリズムで同じ所を漕ぎ回らなければならないんだい?」」
ベルナール「でも、音はとても素晴らしいです!」
パートリッジ「とても上手く録音されています。演奏も上手く行っています。でも、こんな色々な物を、どうして加えたのか、今の私には分かりません。今日ずっと考えていましたよ。「まったく、ちょっと長過ぎる。だよね、長過ぎる。」 実際に長いですよね、4分とちょっとでしたっけ? [ アルバムでは、5分18秒 ]」 
posted by ノエルかえる at 08:59| Comment(0) | TrackBack(0) | English Settlement | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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