2017年03月04日

Sand and Foam

 ハリール・ジブラーン Kahill Gibran の詩「 Sand and Foam 」。ジブラーンは、レバノン出身の詩人。1833年生れ、1931年没。キリスト教徒、マロン派( 正教だから、ハリストス教徒? )。少年の時にアメリカへ移住。 
 詩は、英語で。主流の文学よりも、カウンター・カルチャーで好まれた様。デヴィッド・ボウイもアルバム『 The Man Who Sold the World 』の中の「 The Width of a Circle 」で、ジブラーンの詩「 A Tear and a Smile 」を踏まえているそう。 
 それで、ビートルズでも、ジョン・レノンが、「 Julia 」で、ジブラーンの詩「 Sand and Foam 」から引用しているので。

 「 Sand and Foam 」は、散文詩なのかな? スタンザと考えていいのか、よくわからないけれど、114片から構成されている長編詩。語数は、7,512語。 
 「 Julia 」で、ジョン・レノンが使っているのは、35番目の片。 
Half of what I say is meaningless; but I say it so that the other half may reach you. 
この辺は、この一行だけ。( 一行だけの片がたくさんある。 ) 
 レノンは、Half of what I say is meaningless, / But I say it just to reach you, Julia, Julia / Julia, ocean child, calls me. と少し変化させて使っている。「 ocean child 」と言うのも、ジブラーンの詩での主人公が、海岸にいるので、そのまま使っているのだと思う。 


 それで、「 Sand and Foam 」の冒頭の片 ( スタンザ? ) だけを。これは、散文詩でなくて、行替えのある詩。 
元にしたのは、グーテンベルグ・プロジェクト・オーストラリアのもの: 
Sand and Foam by Kahlil Gibran  



I AM FOREVER walking upon these shores,

Betwixt the sand and the foam,

The high tide will erase my foot-prints,

And the wind will blow away the foam.

But the sea and the shore will remain

Forever. 


僕は、この渚を歩き続けるんだ、永遠に。 
高砂子と泡潮海の間を。 
潮流は僕の足跡を消し流すだろう。 
疾風は渚の泡を吹き飛ばすだろう。 
けれども、海と渚はきっと残る。 
永遠に。
posted by ノエルかえる at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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