2017年03月31日

ベルナール、パートリッジ対談「 It's Nearly Africa 」7

ベルナール「それで、グレゴリーさんは、このパートを創り上げるのに、どれくらいかかったのですか? 相当に複雑なのですけれど?」
パートリッジ「リハーサルは二度したきりです。そうだったと思いますよ。たぶん、デイブは、自宅に持ち帰って、考えたのではないですか。彼が自分一人で特別に練習しようと思ったのでしたら、プロフィット5を持ち帰ることはよくありましたから。デイブは、そうではないと言うかもしれませんね。でも、デイブが私が造った音を聴いて、「これはいいね、ドラムと一緒にこれを使おう、」とか言ったのだったと、私は覚えているのです。」 
ベルナール「他に、キーボードのパートについて、何か覚えていますか?」
パートリッジ「音の性質の所為でしょうけれど、キーボードの音は、如何にもな「プリミティブ」を思い起こさせますね。まあ、アフリカなのでしょうね、地理的に言えばですけれど。勿論、アフリカである必要は無いのです。私がこの歌で語っているのは、原始的な精神状態なのですから。」 
ベルナール「この音は、この歌のために考えだされたのですか? それとも、ただ、音が出来たのですか?」
パートリッジ「たぶん、音を造っただけなのでしょう。あの頃、プロフィット5の前に座って、音を造って、それをセーブする、と言うのを繰り返していたのです。「セーブ」ですけれどね、「ようし。どのキー配列で、どこを押したか、ノートに書いて置こう。それで音を覚えておこう。何かに使えるぞ。」と言って書き留めても置いたのですよ。他にも、似た様な数ダース分の音と、それと別に、数ダース分のSF的な音を造ってノートにしていたことを覚えています。「レーザー発射音」とか「ドアの開く音」とかですね。こんな音を造るのですね、( 下降する単音を口で真似てみせる ) 私は、ただ、こうした、風変わりな宇宙的な物音を造っていただけなのです。「やったね。これはいつか使わなくっちゃね。」とか言って。( 笑う ) まあ、音を造ることが出来ると言うのは、ワクワクすることだったのです。」 
ベルナール「成る程、そうですね。新しい玩具だったのですね。」
パートリッジ「それから、幾つか理由があって、私たちがそれまで持っていたコルグでよりも、プロフィットで音を造ることの方が多かったのです。コルグでは、音をセーブすることが出来なかったのです。造った音は、再発見しなければならなかったのです。」 
ベルナール「それで、貴方は、何もかもをノートに書き留めるのが、習慣になったのですね。」
パートリッジ「その通りです。」 
posted by ノエルかえる at 09:00| Comment(0) | TrackBack(0) | English Settlement | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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