2018年03月21日

There's a Lesson to Be Learnt 7 Colin and Terry Today

There's a Lesson to Be Learnt 1 XTC: On th road and in the studio: ノエルかえる不恵留
There's a Lesson to Be Learnt 2 Making Plans for Nigel: ノエルかえる不恵留
There's a Lesson to Be Learnt 3 Songwriting: ノエルかえる不恵留
There's a Lesson to Be Learnt 4 Bass and Drums: ノエルかえる不恵留
There's a Lesson to Be Learnt 5 Dave Gregory: ノエルかえる不恵留
There's a Lesson to Be Learnt 6 Keeping Time: ノエルかえる不恵留


コリンとテリーの今日 
さて、お二人は35年間を早送りしてお浚いされたのですか? デュークスのことや自然発生的な事柄についてお互いに話し合われて「レッスン」されたのでしょうか?
コリン「そうです! あの頃に戻ろうとしている所なのですよ。おさらいしました。」 
テリー「コリンはね。私はまだレッスンの最中ですよ。と言うのは、長い間何もしていませんでしたからね。今は、「あの頃、自分はどうやっていたんだ?」とのべつに思っています。私の息子はドラムを演奏していますし、家にドラム・キットを置いています。日課の様にそのキットを弄ってはいました。でも、真面目に取り組んでいたのではありません。コリンがこの企画のことを言って来るまでは、またドラムを始めようとはしていませんでした。結婚式があるから帰国して来たのです。弟の長女が結婚したのです。そこで、幼馴染みに会ったのです。コリンとは16年間会っていませんでした。」 
コリン「私たちは二度程出掛けました。一緒にへべれけに酔って、大笑いをしましたよ。すると彼が「僕の私生活は混乱の最中だ、帰国した方が良いんじゃないかな、」と言うのです。それで、私が「僕はちょうど企画を思い付いたところなんだけど、ドラムのシートに座ったりしない?」と言ったのです。私の名前でEPを作ろうとしていたのです。でも、一人だけですると言うのは、心を壊しかねないのですからね。」 
テリー「彼は、私が他の誰よりも安い報酬で働くと分かってますからね。」 
コリン「まあ、それで、私の企画は私たちの企画になったのです。テリーは、エンジニアリングで困った時に助けてくれるのです。私たちはエンジニアではないのですけれどね。アンディは、私が彼が関係した中で最悪のエンジニアだとコメントしたことがあります。「彼はアコースティック・ギターをエレクトリック・ギターに、エレクトリック・ギターをアコースティック・ギターの様にする」と言ったのです。私は「それなら、ちゃんとやろう。」と言いましたよ。音が私の耳に良い様に聴かれる限り、それで良いのです、それが音楽産業的に如何なのかと言うことは関係無いのです。」 

貴方はEPのために四曲を書かれたのですね。XTC 以来、歌を書かれていたのですか? 
コリン「本当に書いていませんでした。バンドは2006年頃終わりました、アンディと私がちょっとした言争いをした結果です。30年以上、人生の主要な部分だったわけですから、「それじゃあ、これからどうなる?」と言う局面だったのです。二年間は、テレビを見てました。ちょっとした歌、ちょっとしたアイデアが頭に浮かんだりもしました。それから、アメリカの人、ビリー・シャーウッド Billy Sherwood さんからの依頼を受けました。イエスで演奏している人です。クリス・スクワイアさんが亡くなってからは、彼がベースの担当を引き継いだのです。卓抜した歌手でロサンゼルスではコマーシャル・ソング等も歌っていました。素晴らしいミュージシャンです。その彼が電話をくれて、参加しないかと誘ったのです。大体が、プログ・ロックの曲でした。それで、定期的に、彼のセッションに参加して、あれやこれやを歌ったり、ちょっとだけベースを弾いたりしました。かなりの間、彼の企画に付き合っていました。ちょうどこのキッチンでビデオを撮ったりもしたのです。そうしている間にも、歌の断片が頭に浮かんだりしたものです。そこで、私は「何かすべきでは?」と思ったのです。その時に、テリーが遣って来たのです。「願ったり叶ったり」でした。私たちは、まるでカップルの様なのです。」 
テリー「私たちは、リチャード・バートンとエリザベス・テイラーの様なのですよ。再婚したのです。これは、二人の男の作戦行動なのです。私がドラムを演奏して、コリンがベースとキーボードを弾いているのです。加えられたのは、一人の男が来てサックスをちょっと吹いただけですよ。」 

貴方たちは、この作品を XTC からの流れを引き継いでいるものと考えていますか?
コリン「私たちは、自分たちの企画を TC&I と呼ぶことに決めました。X は取り除いたのです。アンディは「何の為にテリーと戻って来るんだ? 懐古趣味になるだけだろう。前へ行くべきだ。」と言っていました。でも、私はそのようには思いません。これを聴いて頂ければ、別の局面に行っているのは明らかだと思って下さるでしょう。これは、『 Apple Venus 』の続きでしょうか? いいえ、全く違います。テリーが参加しているのですから、『 Apple Venus 』の流れには行くことはないのです。」 

テーマについては如何でしょう? 貴方の音楽全体を通して、普通であること、簡素な生活と言うテーマがあるのですが、世俗的な生活を言祝ぐと言うことですね。
テリー「彼はやっぱりそうしてますね。」 
コリン「「 Kenny 」と言う曲があります。地方のサッカー選手についての歌です。でも、それは、競技場で鍛え上げられて行くと言う比喩でもあるのです。「ケニー」から階級を通り抜けて行く様な気質は多分受け取らないでしょうね、人はごく限られた場所で成長してくものですから。それから、反復的なギターのリフがありますが、あれは、イングランドの風景の中を通り抜けて行く列車に似せているのです。「ケニー」の他には、「 Greatness ( The Aspiration Song ) 」があります。私はこれがEPの主眼だと思っています。「 Hope Is My Finest Virtue 」[ この様に題名を示す際の大文字が使ってあるのだけれど、そう言う題の歌等があるかどうかは分からない。格言のつもりか? 希望が私の最善の美徳だ。 ] それから、「 Comrades of Pop 」。これは音楽と音楽産業に宛てた詩の様なものです。風刺なのですけれどね。私が苦々しい思いを募らせていると、聴いた皆さんが思わないことを願っています。とても風変わりな四曲の組み合わせです。そうですね、製作に使ったお金が戻って来れば、それで満足です。レコード会社の配給はないのですから、シングルとか何かを作らなければならないと言う様なプレッシャーもないのです。可愛らしい変わり種ではないか知ら。」
テリー「EPは私たち二人にはが取り掛かるにはちょうど良いサイズなのですよ。アルバムだと、二年は掛かるでしょうね。」 
コリン「61歳ですからね。自分たちに後何年あるのか分からないしね。」  

2017年2月22日、スウィンドンにて   



 『 XTC Bumper Book of Fun 』に掲載された、コリン・モールディングとテリー・チェンバースのインタビュー、おわり。 
  誤訳、疑問点を指摘して下さると幸せます。 
posted by ノエルかえる at 13:13| Comment(0) | Great Aspirations | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。