2018年09月15日

「 The Snow Man 」Wallace Stevens 訳

 アメリカの詩人 Wallace Stevens の詩、「 The Snow Man 」。 
アンディ・パートリッジに同じ題の歌があるから。 

 Wallace Stevens は、ウォレス・スティーヴンズは、1879年生まれ、1955年没の人。モダニズムの詩人とされている。「 The Snow Man 」は1954年の撰集で発表された詩。 

 元にしたのは、Poety Foundation の: 
The Snow Man by Wallace Stevens | Poetry Foundation





その人は冬の心を持っているのに違いない、 
それで、霜から目を逸らさない、 
雪で固く覆われた松の枝々からも、 

それに、長い時間冷え切ったまま、 
そうして、毛羽の様に氷を着けた 
杜松、ざらつく唐檜を注視する、それらは 

一月の太陽でぼんやり輝いている、 
一方、苦痛に思ってはない、 
風の音がするけど、二、三枚の葉が鳴っているけど、 

とは言っても、それは土地の音だ、 
どこも同じ風、 
同じ風が一続きの剥き出しの土地を吹き渡っている 

音は、雪の中で耳を住ませているその人に聞こえる、 
そして、その人は何も声を発しない、見ている、 
そこには何もないところを、だから、「何もない」を見ている。 





One must have a mind of winter
To regard the frost and the boughs
Of the pine-trees crusted with snow;

And have been cold a long time
To behold the junipers shagged with ice,
The spruces rough in the distant glitter

Of the January sun; and not to think
Of any misery in the sound of the wind,
In the sound of a few leaves,

Which is the sound of the land
Full of the same wind
That is blowing in the same bare place

For the listener, who listens in the snow,
And, nothing himself, beholds
Nothing that is not there and the nothing that is.



posted by ノエルかえる at 12:30| Comment(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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