2018年11月23日

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート1 の4

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート1 の3: ノエルかえる不恵留





バーンハート「( 笑いながら ) 貴方は、音楽をかけてそれに沿って演奏練習していたのですか、それとも、自分ひとりだけで練習していたのですか?」
チェンバース「姉は、旧式のモノラルのセットを持っていました、それに、クリフのレコードもです。それで、姉が居ない隙に、私はいつもそれを拝借していたのです。家族全員が働いている間に、私はドラムの練習をしていたのですからね。学校が終わってからしていたのです。レコードをかけて、それで、どうなっているか分かる様になろうとしていたのです。自問自答していました。「このドラマーはあそこで何をしているんだ? ここを叩くとあの音かな? 違う、あの音じゃないよ。」 私は、バスドラムとスネアドラムとトムとそのほかの付随している装備の違いを聴き分けようとしていたのです。それで遂にです、カッ、カッ、カッ、と言う音が分かったのです。スネアでその音が出せるのです。まあ、結局は、イロハのイから順を追って学んでいる様なものですよ、本当ですよ!( 笑う ) 兎にも角にもですね、私は漸く端緒に着けたのです。「ここではドラマーはこの音を叩いている、あそこではこの音だ、それから、ドシン、ドシン、ドシン、と低くどこかで鳴らし続けている」と考えたのです。こうして、私は自分の耳を訓練しなくてはならなかったのです。レコードから聞き分けて、コピーする為にです。 
 当然ですけれど、私が叩けば、小さなレコードプレイヤーの音は掻き消されるのです。ですから、プレイヤーは、聴くということだけのものになるのです。「ちょっと待ってよ、このドラマーはドシン/バシ、ドシン/バシ、ドシンドシン/バシ、と叩いているぞ。」とか、まあそんなところです、そして聴いた後で、それをコピーするのです。いつもそうしていました。少し聴いて、少し演奏するのです。少し聴いて少し叩く。と言うのも、昔のあの当時では、ヘッドホーンとかそうした類の機器のことは、私は噂にも聞いたことがなかったのですからね、可笑しな話ですけれどね。そうしたものは、ずいぶん後になって知ったのです。正直に言いますと、プロになって、スタジオに入るまで、そうした物を見た経験があるとは覚えていません。「ここにあるこの機器は何なんだ? もすごくステレオになってる! お金を貰ったら、きっとこれを買おう!」と思ったのですよ。( 笑う )」 
バーンハート「他のドラマーが演奏するところをそれまでにご覧になったことはあったのですか? つまり、ご存知の様に、一般的にドラマーは右手を左手に交差させて…、」
チェンバース「そこは一つの重要な点ですね、本当に。と言うのはですね、ドラムズキットを家に持ち帰った時なのですけれど、「ううん、いったいどうやって組み立てるんだ?」と思ったのです。店のショーウィンドウに有った時、それがどうだったかを思い出そうとしました。でも、全く見当がつかないのです。考えました。「待てよ。この大きなドラムだけれど、右足でしようか、左足でしようか、どうしよう。」、でもどうも答えが出せないのです。また考えました。「ううん、こっちの方がいいな。」、それが私には自然に思えたのです。人がギターを始める時には、右利き用であれ、左利き用であれ、それぞれありますけれど、ドラムズキットの場合、まあ、汎用ですからね。知っているだけでも、素晴らしい左利きドラマーがいますからね。」 
バーンハート「そうですね。また、定式でないセットをする右利きドラマーもいます、そうすることで、両方の手が動かしやすい様にするのです。」
チェンバース「ええ。右利きドラマーは、左手でハイハットを叩くのですね、それから、他のことも。スクラッチから始めたことを話しましょうか( 笑う )。気が滅入る難業でした。」 
バーンハート「でも、貴方はそれを遣り遂せたのですね。終えて見れば、良いトレーニングだったのではないかと、私は思うのですが。」
チェンバース「ええ、まあ。他に術もなく、「これは上手く反応しないなあ。」と考え込まざるを得なくなります。そうして考えていると、発条があってそれがハイハットを使える様にしていることに気が付くのです。それに、バスドラムのペダルにも、同じ様にバネがあることも分かるのです。発条は調節が出来て、自分の演奏のスピードに合わせて使いやすくすることが出来ることを知るのです。他もそうです。セットを組み立てて、使ってみます、それで、新しい装置を試してみるのです。「思った様な反応がないな。」と思います、それは、その初めてのキットを隅々まで知ろうとする過程の最初の段階に上がったと言うことなのです。 
 それで、今思い出すのですけれど、その時には、私はもっと別なドラムズキットを探し出していたのだと思います。「僕はこのドラムズで楽しくしてる」とは思っていました。でも、その初めてのキットは、ステージに上がるキットではないな、と思っていました。そのドラムズキットではバンドに入るには力不足だと思ったのです。大雑把で使いやすいキットだったのです。」 


posted by ノエルかえる at 10:32| Comment(0) | English Settlement | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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