2019年07月18日

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート4 の1

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート1 の1: ノエルかえる不恵留
バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート2 の1: ノエルかえる不恵留
バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート3 の1: ノエルかえる不恵留





バーンハート「多くの若いドラマーが衝動に駆られて叩きすぎると言う嫌いがあるのですが、この当時の貴方は、歌を支えるだけ、歌が必要としていることだけを叩いて満足してる様に聴こえます。」 
チェンバース「それは、同時に、音楽的能力が不足していることから来ているのですよ! ( 笑う ) 実際、自信を持っていたかどうかは、分かりませんね。おかしな話ですよ。ある日のことですが、ジョン・レッキーと対峙したことがあるのです。私はシンバルの音のことで色々と考えていまして、「シンバルの音をこうしたいのだけど、それにこんな音も」などと言っていたのですが、それがジョン・レッキーを苛立たせたのです。私の方に向き直って、切り詰めた声でこう言ったのです。「それが、レコードをもっと売れる様にすると思う?」 結局、認める以外ありませんでした。( 笑う ) 多分、売れなかったでしょうね。さあ、進め! ですね、全く( 笑う )。私は自分の立場を思い知ったのです。彼は、いろいろの言い方の中で、一番良い言い方で言ったのですけれど、もしかしたら、あれは、機嫌の悪い日だったのかもしれませんね。」 
バーンハート「兎に角、プロデューサーの役割ですね。きちんとチェックしないと。」 
チェンバース「ええ、そうです。」 
バーンハート「ところで、今、貴方はジョン・レッキーさんについてお話し下さいました。それは、『 Go 2 』でのことですね。私が、今話した、循環的なドラミングに最初に気が付いたのは、その『 Go 2 』でなのです。「 Battery Brides 」「 Life Is Good in the Greenhouse 」を聴いてからなのです。ですが、貴方たちは、バンド内で大きな変化を迎えたのですよね。プロデューサーが交代して、キーボード奏者がいなくなって、ギター・プレイヤーが入って来たのですよね。その時ですが、貴方はその変化をどう思われたのですか?」 
チェンバース「そうですね。ファースト・アルバムは、それまでずっとリハーサルして来たことそのままで仕上げられた、と思います。短い時間で、あっという間に仕上げたのです。 
 『 Go 2 』ですが、そこには、それまでとは作歌の仕方が少し違うものが入っていました。コリンの歌が少し多くなっていましたし、アンドリューズの歌が入っていました。そして、私たちは、前回とは違うスタジオに行ったのです。明らかに、事態は変化しつつあったのです。それで、アンドリューズが作歌の点でバンド内の役割をもっと得たいと思う段階に至っていたのです。アンディーは、彼の歌は違う方向を向いていると感じていました。それで、結局、バリーは去って行ったのです。私は思うのですが、コリンと私、それにもしかしたらアンディーも同様かもしれないのですが、最初の二枚のアルバムは、私たちの本質という点に於いて、何か出てないものがある様に感じていたのです。私たちがレコード制作において学んだことは、これは私がそう思っているのですが、多くの音楽はビニール盤になると、ずっと静かになってしまう、と言うことだったのです。私たちは、ステージのライブではとても喧しいバンドだったのです。その喧しさは、最初の二枚のアルバムではまるで表れていません。そう思いませんか? アルバムのジャケットに「 Play this album loud or not at all / このアルバムは大音量で再生のこと、さもなければ、全く再生しないこと」。と目につく様に記したのにも拘らずです、肝心のレコードが十分でなかったのです。それで、私たちは、私たちの演奏そのままに録音されることを望んでいたのです。 
それが、アルバム『 Drums and Wires 』で実現出来たのです。全体を通して、ずっと大きな音になったのです。前の二枚に比べれば、癖の少ないアルバムでした。キーボードのある編成から、ギター中心の編成に戻っていたのです。私たちは、ほとんど一回りしたのです。最初の二枚のアルバムでは、キーボードは、第二のリード楽器でした。『 Drums and Wires 』では、デイブは、ギター・プレイヤーだったのです。デイブはキーボードも弾くことが出来た訳ですけれど。詰まりですね、デイブの加入は、幅広い戦力の加入であり、ムーブ[ サッカー用語:パスを出した選手が立ち止まらずに前方に限らず次のポジションへ移動すること。 ]だったのです。音楽的には、より向上しました。と言うのは、パートリッジがリズム・ギターを弾き歌っている間に、デイブは、難しいフレーズを弾くことが出来たからです( 笑う )。それで、お分かりでしょうけれど、アンディーはそれにとても満足していました。デイブは、何かを言われると( 笑う )、すぐに承諾して、しかも出来ると言う人だったのですから。それに、彼も地元の人間でしたし、本当に、上手くいったのです。」   



バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート4 の2: ノエルかえる不恵留
バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート4 の3: ノエルかえる不恵留
バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート4 の4: ノエルかえる不恵留

posted by ノエルかえる at 09:00| Comment(0) | English Settlement | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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