2019年07月28日

The Beatles 「 Got To Get You Into My Life 」訳

 ポール・ビートルの「 Got To Get You Into My Life 」。1966年のアルバム『 Revolver 』の中の歌。それ以前の歌と以後の歌の結節点の様な感じに思える。この歌は、『 Sgt. Pepper 』の起点の様に思える。 

 三つのヴァースにリフレイン。  

 ポール・マッカートニーは、1997年のバリー・マイルズのインタビュー本の中で、この歌はマリファナを歌っていると述べているのだけれど。それは、David Sheff のインタビュー本『 All We Are Saying 』の中でレノンがそう言っているのを受けてだと思う。 
 この歌が、実際、麻薬と関係あるかないかは分からないけれど、どちらにしても、本質的な問題ではないと思う。 

 歌詞の内容からも、音楽からも、この歌は、ジャズへの接近を歌っているのだと思う。ビートルズがホーン・セクションを導入した初めての歌であるし、しかも、ポール・マッカートニー本人が意欲的にそうしようとしたそうだから。「 Yesterday 」で、ジョージ・マーティンが後から弦楽四重奏を導入したのとは違って、最初からジャズへの接近を試みようとしていたので。 

 それで、歌詞の訳も、「ジャズへの接近」という設定で考えてみた。「 I took a ride 」を、デューク・エリントンの「 Take the "A" Train 」を当てはめてみた。   





元にしたのは、ビートルズのホームページの「 Songs 」:
Got To Get You Into My Life | The Beatles


ぼくは入るバンドを探してた、それで、「Aトレイン」に乗ってみたんだ、
何が見つかるかなんて、まるで予想してなかったよ。 
いつもと違う道をとれば、もしかしたら、 
これまでになかった心持ちになるかも、と思っただけなんだけどね。 

わあ、そしたら、突然に君らを見つけたんだ、 
あれ、毎日君らがいなくっちゃ、 
って、前に言ったことあったっけ? 

君らは逃げたりしなかったし、その場にバタリと倒れたりもしなかった、 
わかっていたんだね、ぼくは君らを捕まえて置きたいだけだって。 
君らはずっと先に行ってしまってたわけだけど、わかっていたんだね、 
また会えるって、ぼくは前にそう言ってたから。 

そう、君らはぼくの側にいることになっていたんだ、 
そう、君らに聞き届けて欲しいんだ、 
ぼくらは毎日一緒にいるって。

君らはぼくの人生に入ってくる他ないんだ! 

君らと一緒になったら、ぼくは何になるだろう? 
何が出来るだろう? でも、ぼくはそちら側にいたいんだ。 
ぼくがバンドに合っていたら、ぼくは辞めたりしない積り、 
ぼくに演れたら、ぼくはそちら側の演り方はわかっているんだけど。 





ユーチューブで見られるエリントンの演奏のビデオ: 
https://www.youtube.com/watch?v=cb2w2m1JmCY

これは、映画『 Reveille with Beverly 』の一シーン: 
https://en.wikipedia.org/wiki/Reveille_with_Beverly



付記すれば、この歌では、人種問題にも触れているということになるのだろう。それも、ポール・マッカートニーらしいと思う。 
posted by ノエルかえる at 14:33| Comment(2) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
☆お(^O^)☆は(^o^)☆よ(^0^)☆う(^ー^☆ご(^O^)☆ざ(^o^)☆い(^0^)☆ま(^ー^☆す♪

ひじょうにひじょうにいい感じの「 Got To Get You Into My Life 」の
ご邦訳ですね★
「Aトレイン」にのってみたくなりましたヨ
IMPRESSIVE !!!
こちらの日本語訳を8月27日に拙ブログに掲載させてください☆彡
8月7日に「Julia」のご邦訳を、
また22日にはノエルかえるさんがご紹介くださった
Nat King Coleの「For All We Know」をUPさせてください♪
よろしくお願いいたします<(_ _*)>

すてきなすてきな8月をおむかえください(o^o^o)🍉

Posted by goigoi at 2019年07月29日 05:09
goigoiさん、こんにちわ、
ありがとうございます。 
よろしくお願いします。 

あまり暑くならないといいですねえ、 
Posted by ノエルかえる at 2019年07月29日 08:11
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