2019年08月06日

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート4 の4

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート4 の3: ノエルかえる不恵留





バーンハート「もっと実験的、試行的な作品については、どの様に取り組んだのですか? 心を開いて、何が起こるのか見てみようと言う感じだったのですか?」 
チェンバース「ええ。そんなところです。いくつかの曲では、より多く間を開ける様になりました、私にはそう思えたのですが、余地をより多く残せる様にしたのです。私は、そこを強調したいですね。それはそれで、ある種の進歩の様に見えました。ドラムズは、幾分軽くなっていったのです。[ ここで使っている語は、lighter-on 、これは、 right-on ( 進歩的 )との洒落か? ] それまでにあっても、常に、筋骨隆々な大きな音のドラム・サウンドの歌だけでなく、それと並行して走っている、別の種類の歌があったのです。それは、もっと軽く、間がある様な感じを抱かせるドラムのサウンドでした。 
 私は今でもこう思っているのですが、大きなドラム・サウンドは、『 English Settlement 』で最高潮になったのではないでしょうか。一方で、軽い響きのドラムは、その後も続いていったのです。私は、大きなドラム・サウンドを携えて、バンドを去った様なものですよ。( 笑う ) 『 English Settlement 』以降、軽い響きの、パーカッション・タイプの音が、続いていったのです。」  
バーンハート「そうですね。ほんの僅かの大きなドラム・サウンドでしたら、時折戻ってきていますね。でも、大きなドラム・サウンドと言えばですね、私の意見ですけれど、『 Black Sea 』こそが、大きなドラム・サウンドが全てで上手く行っているものですね。」 
チェンバース「ええ。「 Respectable Street 」と「 Burning with Optimism’s Flames 」が、XTC の歌の中で、間違いなく私の一番好きなものです。演奏していて、最高でした。私は、あれをステージのライブで演奏するのが大好きでした。16分音符で叩くハイハットが…」 
バーンハート「ああ、あのパターンはどの様に思いついたのですか?」 
チェンバース「そう、本当に、分かりませんね。( 怒った様な声音で ) まったく、自分で分かっていればねえ。他の適当な人物に聞いて下さいよ。ビル・ブルーフォードさんにでも聞いて下さい。( 笑う ) 私には分かりません。正直に言ってます。やはりですね、そのドラム・パターンも、私たち全員が一緒になって考え出したものの一つだと思います。最初は、四分音か八分音のハイハットで始めたのだと思いますよ。それで、皆が、もっと加速するのがいいと思ったのですね。と言うか、もっと、きめ細かいものが良いと思ったのです。それで、もう幾つかの音をハイハットに加えることにしたのです。と言うのは、バス・ドラムとスネア・ドラムはまるっきり変え様がありませんでしたから。ここでもやはりですね、どちらかと言えば、間があるのです。ハイハットは、編み込みの外にあるのです、ああ、私たちは、「編み込み knitting」という表現を使っていましたから、歌の他の部分は比較的に間があるのです。ドスン・バシンという感じですからね。 
 ドラムのパートをどう軽くするか? と言うことが問題だったのだと覚えています。上に被さるヴォーカルのメロディーはとても忙しないものでしたからね。パートリッジは、相当の数の言葉を詰め込んでいましたからね。雷の様なドラムの音が後ろで鳴っていたのでは具合が悪いので、もっと軽い音にする必要があったのです。雷の様なドラムでは、そも上に載る歌の歌詞を聴き手が聴き取れなかっただろうと思いますよ。」    





バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート4 はここまでにします。 

誤訳、疑問点を指摘してくださると助かります。  



8月7日追記、訂正: 
雷の様なドラムでは、聴き手が歌詞を聴き取れなかっただろうと思いますよ。 

雷の様なドラムでは、そも上に載る歌の歌詞を聴き手が聴き取れなかっただろうと思いますよ。  

posted by ノエルかえる at 09:10| Comment(0) | English Settlement | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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