2019年11月20日

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート5 の4

バーンハートさんのテリー・チェンバースへのインタビュー パート5 の3





バーンハート「幸運にも、たくさんの輸入盤があって、全体を知ることが出来ました。」
チェンバース「そうですね。でも、ファンの皆さんが熱心に輸入盤を買う様になるとですね、アメリカでの売り上げを限られたものにしてしまうのです、本当にそうなるのです。それはですね、多くのファンが「そちらに行って、こちらでは発売されなかったものを買うつもりです。」と言うのですからね。」   
バーンハート「多くの人が、『 English Settlement 』を傑作だと考えています。私は、『 Black Sea 』と『 English Settlement 』は…」
チェンバース「そうですねえ、我々が『 Mummer 』のリハーサルを始めた時のことですが、私は直ぐに問題の核心に気付いたのです。つまり、その時には私が歌が前作よりも良くないと感じたと言うことが問題だったのです。そうですねえ、貴方は、『 Mummer 』の歌が私が思っているよりもずっと良いものだと私に理解させようとずっとしているのですね、そう私には思えますよ。アンディーはこう言ったのです、「これは「新しい方向」への転換なんだ」。その時には、私はそれが正しい方向だとは思えませんでした。我々が向かっているのは、商業的自滅だと見取ったのです。それに、もっと根本的な問題としてですが、私は個人的にそれまでとは違う状況下にあったのです。それで、相当の重圧を感じていて、…」 
バーンハート「貴方の奥さんは当時オーストラリアに居たのですか?」
チェンバース「いいえ。あの時には、彼女は私と一緒にスウィンドンにいました。…、注意して下さい、そのことはそれ程に関係してないのですよ、問題の核心はそこではないのです。新しい歌のどれもが、前作のよりも良くないと私には思えていた、と言うだけなのです。その時点では[ リハーサルに入った時、と言うことだと思います。 ]、我々は『 English Settlement 』のアメリカでのツアーを終えて、アンディーは病気になっていたのです。それで、アンディーは「ライブ」のコンセントを引き抜いて家に帰ったのです。そうして、一抱えの歌を書きました。私は、その歌は、自分の能力の最高の力を出しては書こうとしない作者の書いたものだと思ったのです。今の私はですね、兎にも角にも、外でもないその「ライブ」のコンセントを私が差し込むべきだった、と思ってはいないですよ。貴方が行間を読むことが出来ればお分かりかと…( 笑う )、今の私は、アンディーは『 English Settlement 』の時よりも良い歌を書いていたと思っているのです。ライブの為に神経衰弱になっていた時よりも、幸せな男になっていたのですから。アンディーが書いてきた歌は、結果としてですが、ちゃんと価値を判定されなかったのだと、今の私は思うのです。」 
バーンハート「貴方がバンドを去った後の、XTC の作品群をどう思っていますか?」
チェンバース「正直に言いますと、ちゃんとは聴いて来てないのです。つまりですね、何曲かはラジオで聞いたことがあると言う程度なのです。実際、持ってもいないのです。『 Fossil Fuel 』の様なコンピレーションで偶々知ったと言う事です。完成された『 Mummer 』の歌の大部分が、我々がレコーディング以前に行ったデモでの遣り方と似ているかどうかは、私は知りません。ピーター・フィップスがドラムを担当したのですけれどね。「デモがどう使われるか」と言うことなのでしょうね。デモでは私が演奏したのです。フィップスは、多くをそのままなぞったのです。それに、少し彼自身の考えたものを加えています。スタジオでの状況によって、変えたものを少しあるでしょう。けれども、主なものはそのままなのです。そう私は思います。「 Love on a Farmboy’s Wages 」など、私が彼らXTC と一緒に演奏した遣り方とほとんど同じです。まあ、そうなのです。 
 バンドは、それから、スティーブ・ナイと仕事を始めました。彼にもあまり馴染めませんでした。私としては、『 English Settlement 』を製作したヒュー・パジャムとバンドの皆んなと一緒にアルバムをもう一度製作したかったのです。 
 アンディーが倒れた後、私はオーストラリアに行きました。そこで休んで復調してから、次の段階はどうなるのかを考えようとしていたわけです。他のメンバーは、当然ですが、イングランドに帰りました。そうして、彼は歌を書き始めたのです。彼が創って来た歌がこのアルバムというわけです。暫くしてから、アンディーが「ちょっとレコーディングするつもりだ、」と言うので、私はイングランドに戻ってこのアルバムのリハーサルを開始したのです、それで我々は…、ええと、我々は…、」   

posted by ノエルかえる at 09:16| Comment(0) | English Settlement | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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