2020年01月02日

chain

 「 Mayor of Simpleton 」の歌詞に使われている「 chain 」だけれど、ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』の中でも使われている。エピソード15の「キルケ」の幻視劇の中で、ブルームがダブリン市長になるところ。 

the chimes
Turn again, Leopold! Lord mayor of Dublin!
bloom
(In alderman’s gown and chain.) Electors of Arran Quay, Inns Quay, Rotunda, Mountjoy and North Dock better run a tramline, I say, from the cattlemarket to the river. That’s the music of the future. That’s my programme. Cui bono? But our buccaneering Vanderdeckens in their phantom ship of finance...
an elector
Three times three for our future chief magistrate!
(The aurora borealis of the torchlight procession leaps.)
the torchbearers
Hooray!

鐘の音 
「帰ってくるんだ、レオポルド! ダブリン市長!」 
ブルーム 
( 首長の正装服を着て、鎖を着けて ) 
「アラン・キー、インズ・キー、ロータンダ、マウントジョイ、並びに北埠頭の有権者の皆さん、市街電車を通しなさい、とわたしは申し上げるのですぞ、牛市場から河まで通しなさい。あれは、未来の音楽ですぞ。それがわたくしの計画なのです。Cui bono? [ キケロの演説「ロスキウス・アメリーヌス弁護 」から ]  ところが、財政の幽霊船に乗るわたしたちのバカニアたちは…」 
ある有権者 
「みんなの未来の行政の長へ、万歳三唱!」 
( 松明行列の北極光が跳ねる。 ) 
松明を掲げる人々 
「フウウレイ!」  


と、なんだか、「 Mayor of Simpleton 」の歌詞に重なる様な気もする。 
それに、That’s the music of the future 未来の音楽というのは、XTC の様な気もする。 


posted by ノエルかえる at 20:53| Comment(0) | Oranges & Lemons | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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