2020年01月06日

John Lennon 「 Grow Old with Me 」訳

 ジョン・レノンの「 Grow Old with Me 」の訳、

引用されているロバート・ブラウニングの「 Rabbi ben Ezra 」の最初の三つのスタンザも共に、 

レノンの「 Grow Old with Me 」は、元にしたのは、John Lennon のホームページの「 Music 」:
http://www.johnlennon.com/music/albums/milk-and-honey/




Rabbi Ben Ezra  

  この年寄りについて来なさい、齢を重ねるのです、 
  若者よ、君はまだ最良の時を迎えてないのです。 
生涯の最後期、その為にこそ、若い時期はあるのです。 
  「全体をこそ私は企てた、若い時とはその半分だ。」 
   と語るあの方、あの方の掌に私たちの人生はあるのです、 
あの方、神を信じなさい、全体を見なくてはなりません、怯んではなりません。 

  花を集めた若者は、どの薔薇が先に咲くだろうか、 
  と言って溜息を吐く、それは違うのです、 
どうして残って後に咲く野の百合が最も美しかったと思い返さないのでしょう? 
  星々に見惚れている若者たちは、木星は消えた、火星も消えた、 
  と惜しんでいる、それは違うのです、 
私が言う星とは、木星も火星も、他のすべての星々を一緒にしたものを 
               遥かに凌駕する輝きから成っているのです。 

  そうした、早く成るものへの憧れ、消えていくことへの恐れ、 
                       それは違うのです。 
  その様なものに短い若い時期を無駄にしてしまうことには、 
私は反対するのです、愚かにも的を外しているのですから!  
  違うのです、私が苦難の末手に入れたもの、 
  それは地上に存在するものなのです、それは確かなのです、 
一瞬の閃光には煩わされることのない、 
           見事なけれども命に限りのある土塊なのです。  




Grow Old with Me

「この年寄りについて来なさい、齢を重ねるのです、 
若者よ、君はまだ最良の時を迎えてないのです。」 
ぼくたちの時が到来した時には、 
ぼくたちは一つになってるよ、 
神様はぼくたちの愛を祝福してくれる、 
神様はぼくたちの愛を祝福してくれる、 
ぼくと一緒に歳をとってほしんだ、
一本の樹の二本の枝なんだ、 
一日が終わった時には、 
沈む太陽に顔を向けよう、 
神様はぼくたちの愛を祝福してくれる、 
神様はぼくたちの愛を祝福してくれる、 

日々を一緒に送っていこう、 
一人の夫と一人の妻として一緒に、 
世界には果てがないよ、 
世界には果てがないよ、 

ぼくと一緒に歳をとってほしんだ、 
運命がどんなことを決めても、 
ぼくらはその運命のおわりまで見届けられるだろうね、 
だって、ぼくらの愛は本物だから、 
神様はぼくたちの愛を祝福してくれる、 
神様はぼくたちの愛を祝福してくれる、  






Rabbi Ben Ezra の原詩: 
Rabbi ben Ezra - Wikipedia 


  Grow old along with me!
  The best is yet to be,
The last of life, for which the first was made :
  Our time are in His hand
  Who saith ‘A whole I planned,
Youth shows but half ; trust God : see all nor be afraid!


  Not that, amassing flowers,
  Youth sighed ’Which rose make ours,
Which lilly leave and then as best recall?
  Not that, admiring stars,
  It yearned ‘Nor Jove, nor Mars ;
Mine be some figured flame which blends, transcend them all!


  Not for such hopes and fears.
  Annulling youth’s brief years,
Do I remonstrate : folly wide the mark!
  Rather I prize the doubt
  Low kinds exist without,
Finished and finite clods, untroubled by a spark.


この詩で、第三スタンザのRather I prize the doubt / Low kinds exist without, / Finished and finite clods, untroubled by a spark.
のところは文脈を取るのが難しいのだけれど、
the doubt と without はつながっている語句だと思う、普通は「 without doubt 」。それを行に分けて行末において視覚的な効果も狙っているのではないかな、と思う。そう取らないと、文脈が出来上がらないので。 
prize の目的語は low kinds なのだと思う。finished and finite clods, untroubled by a spark はそれを説明する修飾句。 
このスタンザでは、享楽的な若者が星を讃嘆していて、ビン・エズラ師はそれとは反対のことを言うのだから、地上のものと言うことになるのだと思う。 




リンゴ・スターの「 Grow Old With Me 」、YouTubeで: 
https://www.youtube.com/watch?v=5wzIz0beyro  

posted by ノエルかえる at 15:46| Comment(2) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは🍎

超絶すばらしいご邦訳ですね✨
Rabbi Ben Ezraの日本語訳と一緒で、1粒で2度おいしいデス🍀
SO BEAUTIFUL🐹
たいへんたいへん癒されます🌸
ありがとうございます🍊

すてきな午後になりますように💙
Posted by goigoi at 2020年01月11日 16:33
goigoiさん、こんにちは
ありがとうございます、
ロバート・ブラウニングの「ビン・エズラ師」は32練もあって長いので、最初に三つだけにしました。 
リンゴ・スターが歌うと一段といいような気もします、
Posted by ノエルかえる at 2020年01月11日 18:56
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