2020年02月26日

バーンハート、パートリッジ対談「 All You Pretty Girls 」6

バーンハート、パートリッジ対談「 All You Pretty Girls 」5   





バーンハート「私は今までずっと、ピートさんがドラムスティックでドラムのリムかテーブルか何かそうの様なものを叩いているのだと思っていました。」
パートリッジ「全然違いましたね。あれはリン・ドラムなのです。「 bless you 」に倣った、二音だけのパターンですね。B♭からGか何かへ移行するのですね。 
 聴き手の皆さんは、『 Big Express 』の全部がリン・ドラムだと考えておられる様です。それは違うのです。リン・ドラムはほんの僅かなのです。でも、貴方もご存知でしょうけれど、ピート・フィップスの叩くドラムは正確無比なのです。ですから、皆さんは、彼がリン・ドラムだと思ったのですね。  
 イントロの死刑執行のドラムがミドルエイトにもなっています。その反対もありですね。私にとっては、よくあることなのです。 
 イントロについては、自分では本当に良く出来たと思っています。メロトロンのコーラスを使っています。ですけれどね、私たちは、メロトロンを小さなスピーカーで鳴らして録ったのです。消火用バケツの底にスピーカーを置いて鳴らしたのです。それからですね、トイレットペーパーの金属のホルダーがありますね、あれにマイクロフォンを取り付けたのです。それをバケツの中に下ろして行きながら、バケツの底から出てくるメロトロンの音を録音したのです。あれは、間違いなくメロトロンのコーラスなのですけれどね、でも、とんでもなく、金属的な音になっているのです。」  
バーンハート「その様な音響にしたの理由は何なのでしょう?」
パートリッジ「ヒース・ロビンソン風の分けの分からない機械が唸って音を出すと言う考えが面白そうだな、と私は思っていたのです。メロトロンのコーラスの音は本当に綺麗なのです。でも、本物的過ぎるのです。それで、「これでは夢の中の音の様ではないな。どうすれば、ヘンテコに出来るかなあ?」と思ったのです。」 
[ Heath Robinson ヒース・ロビンソン:1872年生まれ1944年没のイギリスのイラストレーター。とても簡単なことをするのに、非常に込み入った複雑な機械の絵を描いたので知られた人。それで、彼の名前は「精巧すぎて非現実的な/巧妙に込み入って組み立て不能の」と言う形容詞として使われる様になった。W. Heath Robinson - Wikipedia ]  

posted by ノエルかえる at 00:00| Comment(0) | The Big Express | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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