2020年03月28日

The Beatles「 What You’re Doing 」訳

ポール・ビートルの書いた歌。 

ヴァース/ヴァース/ブリッジ/ヴァース/ブリッジ/バースの構成。
コーラスがない。 

第一ヴァースと第三ヴァースの第一行の末尾に一音節が加えられている。
and lonely、girl。 
これは、ブリッジと対称になるように意図されているのだと思う。
ブリッジも三行で、第三行の末尾に一音節が加えられている、it’s me。
ヴァースは、5/4/3の音節か? 
ブリッジは、3/3/5。 


 さて、この歌詞は、若い男性が不実な恋人を嘆く恋の歌、と一般には思われています。それでいいなだとは思うのですが。 
 girl という呼格が少し気になります。男性が恋人の女性に対して使うことはあるのだけれど。もしかして、母親が娘を嗜めている、と言う場面にでも、この歌詞は合うのではないかと思えます。 
 ポール・マッカートニーは、自分の世代ではなくて、自分の親の世代に視点を置いた歌詞を書くことがあるので。それは、XTC のコリン・モールディングとも共通するのだけれど。  

 なので、母親が語り手という設定で、訳してみます。   
元にしたのは、ビートルズのホームページの「 Songs 」: 
What You're Doing | The Beatles   

Alan W. Pollack's Notes on "What You're Doing"




一度自分のしていることを考えてご覧なさい。私はね、憂鬱ですよ、それに 
何の頼りもない様に思えるわ。 
あなたにあれこれ質さなければ良かったのかしら、 
わたしにどんな思いをさせようというのかしらね、あなたは。 

あなたのお陰で母さんは走り回っているのよ、腹立たしいわ。 
あなたにもっとくわしく質しておいた方が良かったのかしら、 
わたしにどんな思いをさせたいのか、聞いておけば良かったかしらね。 

母さんはね、おうちであなたを待ってるわ、 
今頃、あなたは何をしてるのか心配しながらね。 
あなたは本当に心配してくれる人が欲しいのでしょうね、でも、
それは母さんなのよ。 

嘘を言うのはお止しなさい。泣けてしまうわ、母さんは。 
あなたにもっとくわしく質しておいた方が良かったのかしら、 
わたしにどんな思いをさせたいのか、聞いておけば良かったかしらね。  





posted by ノエルかえる at 13:44| Comment(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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