2020年05月06日

バーンハート、パートリッジ対談「 You're the Wish You Are I Had 」6

バーンハート、パートリッジ対談「 You're the Wish You Are I Had 」5   





バーンハート「それがこの歌について私が伺いたかった理由の一つです。」
パートリッジ「貴方はどこかで耳にしたでしょうか?  私の中で、この歌がシングルになることを夢見ていた部分があったのです。でも、誰もこの歌をシングル候補に挙げなかったのです。私は十分に売れ線だと思ったのですが、…」 
バーンハート「私はこの歌は相当に売れるだろうと思ったのです。と言うのも、先ほど私が言った様に、コーラスがとっても陽気で輝いているからです、それに、コーラスがずっと貴方の声に沿っています。」
パートリッジ「確かにそうですね。各声部が全部、お互いにカノンの様に重なっています。本当に良く出来たと、当時、思ったのです。ですがねえ、ヴァージン社の誰一人、この歌に視線を投げなかったのです。」 
バーンハート「どこでレコーディングしたのですか?」
パートリッジ「バースにあるクレセント・スタジオです。二棟の棟が変わった風に繋がった建物でした。二つが一緒になってL字型になった建物を思い浮かべて下さい。さあ、想像して下さい、二つの棟が接してL字になる所ですね、そこが、壁に囲われて建物の中に入れられているのが見えますか、そこが、エントランスの様になっているのです。二つの棟のほとんどはスタジオになっています。コントロール・ルームは地上階にあります。演奏する部屋は、二つあって、大きい部屋と小さい部屋ですが、ピアノが置かれていますが、上の一階あるのです。」 
バーンハート「本当ですか? でもそれですと、コントロール・ルームに居ると、演奏する人を見られませんよね?」
パートリッジ「上の一階にはテレビカメラが設置してあって、地上階にはモニターがあったのです。上の一階の演奏用のスタジオにいると、コントロール・ルームは見えないのです。でも、コントロール・ルームに居るプロデューサーやエンジニアたちはスタジオ内が見えるのです。 
 私は、あのスタジオについては、そう言うところが気に入っていました。とっても面白いと思っていたのです。当時、困ったことは、もう暖かかったからですが、スタジオの扉を開けて外から入られる様にしていたことです。かなりの人が前を通り過ぎたました、中には、入って来る人もいたのです。分かりますか、地上階で、ミキシング・デスクに座っている時にですね、振り向くと二人か三人が居るのです。( 酔った声真似で )、「何してんだい、お前さん」ってね、( クスクス笑う )。 
 ある日、小柄な老人が入ってきたのです。私たちは、「どうかしましたか?」と尋ねたのですが、老人は、「ここは私の家でした。あそこにアルコーブがあるのが分かりますか? あれは、暖炉でした。いつも、学校に行く前の朝、あそこに座ってポリッジが出来るのを待っていたものです。」と言ったのです。コントロール・ルームは台所だったのです。」  



posted by ノエルかえる at 11:12| Comment(0) | The Big Express | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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