2013年07月21日

The Red Curtain plays ?

 カナダのファンマガジン『 Little Express 』1987年秋号に掲載されている写真、藤本成昌さんの『クロノロジー』にも掲載、Red Curtain こと、ムールディングが、チターに似た楽器を演奏しているものなのですが。この楽器は? 写真は、『 Psonic Psunspot 』のセッション時のもなので。たぶん、「 Have You Seen Jackie? 」のコーラス部分で聞こえる、金属的な音がそうなのだと思います。この楽器は、XTC のメンバーの所有だったのか?
 グレゴリーさんのノートに、詳しく書いてあるといいけど。


スクリーンショット 2013-07-21 11.56.46.png
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2012年04月22日

Sawmills Studio

『 Psonic Psunspot 』を制作した Sawmills Studio 。

Sawmills Studio


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 ストリート・ヴューはないので、ユーチューブで紹介しているビデオを:



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2009年11月22日

Collideascope 訳

 10月のTodd Bernhardt さんとパートリッジの対談では、「Collideascope」を取り上げていました。

 この歌詞は、SF 的で、70年代に書いてあったのだと、バーンハードットさんは聞いていたと言うことですが、パートリッジは、それは確かには覚えていないとのことでした。ただ、デビュー前、直後の頃は、SF コミックや、compendium comics から歌詞を作っていたといっています。

 曲中に、鋸を挽く音が入っているのですが、これについては、「Sawing -- snoring -- sleeping!」という連想 ( 駄洒落 ) が上手くいっていると、パートリッジは思ったそうです。
 そのあとに入っている台詞は、『Nearest and Dearest』という英国のシチュエーションコメディからということ。「Bloody Nora.」「Any changes here will be made over my dog's body.」滅茶苦茶な英語が可笑しいからと言うことです。
Nearest and Dearest - Wikipedia, the free encyclopedia



 私はずっと、この歌、kaleidoscope ( 万華鏡 )だと思ってました。collide でした。動いているもの同士が激しくぶつかるの意味ですが、それでは、少し意味が取れないように思いました。意見が合わないという意味と、船が空から、魚が海で溺れる、と言う歌詞とを合わせて、逆さま眼鏡にしました。
 歌詞のなかで、Topsy-Turvy と言う語が使われています。逆さまという意味で使われているのだと思います。ですが、『Topsy-Turvy』という題名で、映画が作られています。1999年の映画ですから、『Psonic Psunspot』よりも後なのですが、この映画は、Gilbert and Sullivan のサヴォイオペラ『The Mikado』 からつくられたものです。
Topsy-Turvy (1999)


 Who put that nail in your eye、最初は「誰が君の目に留まったのだろうか」として投稿していましたが、目をつぶって眠ったままの相手に歌いかけているので、瞼を釘で打付けて閉ざしてしまった、というふうに訂正しました。
 don't look down the wrong end、間違った目標物を見ないように、の方が正しいようです。


 歌詞の拙訳です、

Collideascope
Careful, don't look down the wrong end
You will see ships that fall out of the sky
Who put that nail in your eye
You make me want to cry with your...

Collideascope
Everything looks smashed and broken
You will see fishes that drown in the sea
If you don't alter your mind
I'd hate you to go blind why don't you

Wakey Wakey Wakey
Little Sleeper
If you doze much longer
Then life turns to dreaming
Wakey Wakey Wakey
Little Sleeper
If you doze much longer
Then dreams turn to nightmares

Collideascope
Everything looks topsy turvy
You will see one young girl split into two
One half who's false one half true
You better get your glue ready

Wakey Wakey Wakey
Little Sleeper

Collideascope
Careful don't look down the wrong end
All the world's colours will crash into one
Monochrome living's no fun
You're staring down a gun with your
Collideascope



逆さま眼鏡
念を入れて見るように、誤った結論を引き出さないように、
空から落ちて来る船が見えるでしょう、
誰が君の瞳を釘で打付けて閉ざしてしまったのだろうか、
君の…のせいで、私は泣き出しそうだ。

逆さま眼鏡
何もかもが張裂けて毀れている有様だ、
魚が海で溺れるのが見えるでしょう、
君は改心をしないのだろうか、
君が盲目になるのを残念に思うよ、どうして改心しないのかい。

さあ、起きて、起きて、
かわいいお寝坊さん、
このままもっと寝ていると、
夢見るだけの人生になってしまう、
さあ、起きて、起きて、
かわいいお寝坊さん、
このままもっと寝ていると、
夢は悪夢に変わってしまうだろう。

逆さま眼鏡
何もかもが天地逆転の有様だ、
一人の女の子が、二人に見えるでしょう、
一人は偽者で、一人が本者なのだよ、
君は確かっりとくっついてた方がいいね。

起きなさい、起きなさい、
お寝坊さん

逆さま眼鏡
よく考えて、誤った結論を引き出さないように、
世界のすべての色がたった一つの色に塗り潰される、
黒の世界では、何の楽しみもないだろうに、
逆さま眼鏡で、
君は銃を見詰めているのかい。







posted by ノエルかえる at 14:25| Comment(0) | TrackBack(0) | Psonic Psunspot | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月13日

vanishing girl

 弦を叩くツィター属の楽器を模したような硬質なギターの音で始まる「Vanishing Girl」、石畳の欧州の小路を想起させます。それも遠近法の中に置かれた小路は、その向かう先が消失点へ呑み込まれてしまい、どこだか分からなくなります。あるいは異界なのかもしれません。
 でも、バンジョーのように聴けば、また違う連想が働きますが、、、

 歌は一連が12行、それが二連に、連の最後の二行と同じ音の列が二行加わります。26行。
 歌の言葉の音は、

〔 Someone's /knocking /in the Distance
But I'm deaf /and blind
She's not /expected home/ this evening
So I leave /the world behind 〕
〔 for the /Vanishing Girl
The Vanishing Girl/ year
She'd give/ you a twirl
But she vanishes/ from /my /world 〕
〔So burn /my letters and/ you'd better/ leave Just one/ pint a day
The whole street's/ talking about /my White shirts/ looking /so grey〕

 のように、一行目三音、二行目二音が二度繰り返される部分、「vanishing girl」と言うテーマが現れる部分、五音の二行の部分に別れています。バースーブリッジーコーラスではなく、バースーコーラスーブリッジ、と言う感じです。
 最初は、広い音域で始まって、繰り返されることで、音域が狭められていって、「vanishing girl」と言うテーマの部分では、一旦、硬く収束されます。それが、「from /my /world」で、再び、拡散へ向かい、五音の二行では、流れていきます。
 それは、遠近法の平行線が、収束へ向かい閉じて行き、行き着いた点で、却って無限へ拡散してしまう様子にも思えます。

 ところで、歌詞の内容ですけれど、失恋の歌のようにも聞こえるのですけれど、サイケデリックのアルバムの冒頭を飾る歌なのですから、違ったように読んでみるのも面白いかもしれません。
 私には、気になる言葉もあります。「the man from number four」。アガサ・クリスティの初期の作品で、彼女の意欲的な面が伺えると言われているらしい『The Big Four』。これを連想してしまいました。とは言っても私はその小説を読んではいないのですが。1927 年発表のポアロ・シリーズだけれど、世界征服を企む組織との対決と言う異色作品。その組織は四人の人物が作っていると言うことです。世界戦争の予感というのもあったのかも。ムールディングの「the Affiliated」には、終戦を知らせるBBC の速報も使われているので、連想としては、興が湧くのではと思います。ちなみに、number four は、terminator ということです。
 「runaround」は、アイザック・アシモフの短編小説の題名と同じ。「言い逃れ」の意味もあるのですが。辞書の説明だけでは、実物が分からないのですが、文字よりも細い円柱状のタイプ・プリントのセット。

 代名詞のI と you と he の関係もよく分からないので、読み難いのですが。
読んでみます。


戸を叩く音、でも随分遠くだ。( もしかして、私が叩いているのか? )
私には、もう何も聞こえない、何も見えない。
彼女は家にはいないだろう、今夜は、
私は、「世界」を残していこう、
消え行く少女に、
消え行く少女に「世界」を残していこう。
彼女は、君に、何か飾り文字の書のようなものを渡すだろう。
しかし、彼女は私の関係からは消えている。
君、私の書面は燃やしてくれ、ふむ、君は一日に一パイントは残しておくべきだったね、
そう思うよ。
通りの連中は、私は潔白ではなくて、
灰色だと言っている。
戸口で噂をしているのは知っている、
連中は真相を知っているんだと思うよ。
彼女は、番号四の男には、
暗号文作成機を送っている。
上塗りは剥げてしまった。
私の庭は、草が伸びるままだ。
私は、もう、電話に出るのも億劫だ。

少女がここにいれば、彼女がいなかった時間は忘れられる、
けれど、行ってしまうと、私は、止まったままだ。

と、スパイ小説のように読んでみました。

原詩は、
Someone's knocking in the Distance
But I'm deaf and blind
She's not expected home this evening
So I leave the world behind
for the Vanishing Girl
The Vanishing Girl year
She'd give you a twirl
But she vanishes from my world
So burn my letters and you'd better leave
Just one pint a day
The whole street's talking about my
White shirts looking so grey
People gossip on the doorstep
Think they know the score
She's giving him the runaround
The man from number four
Has a Vanishing Girl
A Vanishing Girl year
She'd give you a twirl
But she vanishes from my world
Yes the paint is peeling
And my garden is overgrown
I got no enthusiasm to even answer the phone
When she's here it makes up for the
Time she's not and it's all forgotten
But when she goes I'm putting on the pose for
the Vanishing Girl
posted by ノエルかえる at 23:24| Comment(5) | TrackBack(0) | Psonic Psunspot | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする