2017年12月21日

Palinodia al marchese Gino Capponi

 ジャコモ・レオパルディの『カンティ』の「ジーノ・カッポーニ侯爵への改詠詩」を読んでいると、XTC の『 Black Sea 』、特にその「 Towers of London 」「 Paper and Iron (Notes and Coins) 」「 Travels In Nihilon 」を思い出させる。 
 アンディ・パートリッジも、ある意味、悲観主義者なのかもしれない。  


Canti (Leopardi - Donati)/XXXII. Palinodia al marchese Gino Capponi - Wikisource
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2017年12月20日

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」9

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」1: ノエルかえる不恵留
ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」2: ノエルかえる不恵留
ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」3: ノエルかえる不恵留
ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」4: ノエルかえる不恵留
ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」5: ノエルかえる不恵留
ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」6: ノエルかえる不恵留
ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」7: ノエルかえる不恵留
ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」8: ノエルかえる不恵留




ベルナール「スタジオ版の最後で、貴方は何かを言っているのですが、あれは何と言っているのですか? 教えてくれますか?」
パートリッジ「今日聴いて見るまで、終りの所で、自分がアドリブをしたことをすっかり忘れていました。リリーホワイトたちは、ミックスダウンの時に、あれを重ねて入れたんですね、全くもう。最後の最後で言っているのは、「 I've run out of ad-libs! もうアドリブは為尽したよ」です。それから笑っています。まあ、リリーホワイトたちは、それを残したんですね、あの不出来なのをね。」
ベルナール「それに、もっと前に、「 Look out for my corpse in the color supplement! カラー付録冊子に載ってる僕の亡骸を探してみろよ 」と言っていますよね。」
パートリッジ「ええ。60年代のカラーの付録冊子ですよ。まるっきりそんな感じでしたからねえ。まあ、60年代、70年代のイギリスでは、日曜版の付録冊子で、世界の動向を知ることが出来たのです。かっこいいファッションの写真があったり、何ページか捲ると、何所かの戦争の無惨な亡骸の写真が載せてあるのを思わず目にしたりするのです。ベトナムとか、アフリカの何所かの内戦とかの場面ですよ。それが、日曜版付録冊子のいつもの題材だったのです。」
ベルナール「ダブ的な手法で作られた部分は、スタジオでレコーディングしている時に、自然に発展して行ったのですか?」
パートリッジ「ええ。それでどういう結果になるのか分からないままにしたのです。「ダブにして見よう! 「 Scissor Man 」では上手くいったじゃないか。これでは駄目な分けもないだろう」と言って遣って見たのです。」  





おわり。 
誤訳、疑問点を指摘して下さると、助かります。
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2017年12月19日

Les Parapluies

 今日のウィキペディアのトップページの「 Today's featured picture 」は、ルノワールの『 Les Parapluies 』だったので、 
The Umbrellas (Renoir painting) - Wikipedia 

雨傘 ルノワール 

XTC「 1000 Umbrellas 」。
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2017年12月18日

Trinity III

 Tin Spirits は、Trinity III と言う、プログレッシブ・ロックのフェスティバルに参加するそう。2018年の5月12日。それまでには、三枚目のアルバムもリリースされているのか知ら。
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ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」8

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」7: ノエルかえる不恵留

ベルナール「ステージのライブでは、貴方たちは、この歌を演奏するのを楽しんだのですよね、違いますか? 善い演奏、リズムを速くした演奏もありますね。あれは凄いです。」
パートリッジ「はい。ライブではとても楽しく演奏しました。演奏する度に、イントロが長くなっていきましたよ。グルーブ感を得るのにはちょうど良い間合いになったのです。デイブが、ブッカー・T&ザ・MG's Booker T. & M.G.'s の様な感じで端緒を切るのです。[ Booker T. & the M.G.'s - Wikipedia ] ええと、彼らの「 Time is Tight [ Time Is Tight - Wikipedia ] 」の感じか知ら。彼がそのリフをずっと弾いているのです、その間、私はステージをうろつきながら、観衆に話し掛けるのです。デイブは、他のグルーブ感のある曲を弾くこともありました、兎も角、彼のリフで私たちは、イントロへと繋がるタイミングを見つけられるのです。大変な楽しさでしたね。 
 それに、テリーが演奏をリラックスして初めて、幾つかのロール等を、即興で演奏しているのを聴くことが出来るでしょう。「設定された人間-機械」ではないのですよ。そんなことはとても稀ですね。いつもそこで打つと思っていたロールをテリーが別の場所で打ったとしたら、彼はとても楽しい夜を過ごしているのだな、と分かるのです。」
ベルナール「それから、ライブでは、よくアルバムの曲順とは入れ替えていますね。この歌に続いて「 Generals and Majors 」を演奏しています。アルバムでは、そちらが最初なのですけれど。」
パートリッジ「ええ、似たテンポですからね。まあ、何時もそうでしたけれど、私たちは、ライブでは、テンポを合わせていたのです。実際、ライブでは、どの歌も、「滅茶苦茶に速い」テンポがお決まりになっていました。でも、それはよくあることなのです。ライブでは速くなると言う傾向に頑に乗ろうとしなかったのは、唯一、ローリング・ストーンズだけだと思いますよ。ストーンズは、ライブでは、どの歌も遅めに演奏しています。映画になった、ハイド・パークでのストーンズを見て見ると良いですよ、どの歌も、半分のスピードで演奏しています。[ The Stones in the Park - Wikipedia ]」
ベルナール「ヘロインがそうさせるのでしょう。」
パートリッジ「ああ、そうですね。迂闊でしたね。 
 まあ兎に角、すべてのバンドがライブでは速くなるのだと思います、ビートルズも含めてですよ。ライブでの曲を聞くと、「ああ、彼らはなんて速く弾くのだろう」と思うでしょう。あれは、全部、アドレナリンの所為ですよ。ステージに上がると、「ええ、なんかすごく遅いぞ、バンドの他のメンバーはどうかしたのか?」と感じるのです。( 笑う ) それで、「お客は、どうしてスローモーションで動いているんだ? どうかしたのか?」と思うのです。」
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2017年12月17日

I’ fui

 「 Nonsuch 」を思い出させる言葉( 本来の意味ではなくて、パートリッジが間違っていた、「嘗てあったけれど、今はない」と言う意味で )。ダンテ『神曲』地獄篇第十六歌の第28連、行数で84行目にある「 I’ fui 」。  


Però, se campi d’esti luoghi bui
e torni a riveder le belle stelle,
quando ti gioverà dicere "I’ fui",  

Divina Commedia/Inferno/Canto XVI - Wikisource


ウィキソースの英語版の英訳だと: 
Therefore, if thou escape from these dark places,
And come to rebehold the beauteous stars,
When it shall pleasure thee to say, 'I was,' 

The Divine Comedy/Inferno/Canto XVI - Wikisource, the free online library

インターネットで検索して、中山昌樹の訳: 
されば汝此等の暗き處をのがれ
再び美しき星を見んとて歸り
『我はありき』と歡び云はん時 

ダンテ - 神曲 (地獄篇)
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'Senses Working Overtime' - Tin Spirits

 何時の録画かは分からないけれど、スウィンドンではあると思う。

http://www.swindonviewpoint.com/video/senses-working-overtime-tin-spirits
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The Monochrome Set - 1979-1985: Complete Recordings (Boxset) と Maisieworld

 モノクローム・セットが、現在所属しているドイツのレーベル Tapete から、1979年から1985年までに録音したもののボックス・セットが発売されるそう。 
 CDとLPのセット、各6枚。 

The Monochrome Set - 1979-1985: Complete Recordings (Boxset) (preorder) 

 それから新しいアルバム『 Maisieworld 』。 

どちらも、いまの所、Tapete からだけ、ホームページのショップではまだ採り扱っていないけれど。もしかしたら、販売は、Tapete のみになるのか知ら? 
The Monochrome Set - Maisieworld (preorder)
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2017年12月16日

BRUTO MINORE

 ジャコモ・レオパルディの「小ブルータス」、第二連は、「 Dear God 」を思い出させる。 

Canti (Leopardi - Donati)/VI. Bruto minore - Wikisource 

Stolta virtú, le cave nebbie, i campi
dell’inquiete larve
son le tue scòle, e ti si volge a tergo
il pentimento. A voi, marmorei numi,
(se numi avete in Flegetonte albergo
o su le nubi) a voi ludibrio e scherno
è la prole infelice
a cui templi chiedeste, e frodolenta
legge al mortale insulta.
Dunque tanto i celesti odii commove
la terrena pietá? dunque degli empi
siedi, Giove, a tutela? e quando esulta
per l’aere il nembo, e quando
il tuon rapido spingi,
ne’ giusti e pii la sacra fiamma stringi?
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2017年12月14日

郵便

 TC&I のEP『 Great Aspirations 』、Thomas Walsh さんのところには、まだ届いてないみたい。発送のお知らせは何週間も前にあったのに。 
 イギリスからアイルランドは、きっとアルゼンチンよりも遠いんだろう。
 Thomas Walsh さん、「 Say It 」では、mellotron を弾いてたけど、また、手伝ってくれるのだろうか? 
 Duncan Maitland さんの2枚目のアルバムは、出来たのだろうか? 

 Tin Sprits の三枚目のアルバム、一旦は出来上がったのか、と思ってたけど。作り直すのかなあ? まだ出来てなかったのかなあ? リリースの工程に入ったのかなあ? 

 Big Big Train のクリスマス曲のCDは、タワーレコードで頼んだので、まだ入荷待ち。
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2017年12月13日

John Lennon Imagine 1/6 Scale Figure【グッズ】 | ジョン・レノン | UNIVERSAL MUSIC STORE

 ユニバーサル・ミュージックがジョン・レノンのフィギュアを販売するそう。限定で、申し込みは12月17日まで。38,880円。頭部は、K.A.キムの製作だそう。 
John Lennon Imagine 1/6 Scale Figure【グッズ】 | ジョン・レノン | UNIVERSAL MUSIC STORE 

https://www.facebook.com/kyungahk11/ 


 アンディ・パートリッジのフィギュアも創らないかしら、、、
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The XTC files - Swindon Heritage

 スウィンドンの地元の雑誌(?)「 Swindon Heritage 」がアンディ・パートリッジのインタビューを掲載したそう。 
2017年冬号 
The XTC files - Swindon Heritage  

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2017年12月12日

Scatter Me

 TC&I の「 Scatter Me 」、チョークヒルに、Roberto Luigi Galli さんの聞き取りで、歌詞が掲載されました。

Chalkhills: Reel by Real: TC&I: "Scatter Me" 

 他の歌は、まだ、
posted by ノエルかえる at 18:24| Comment(0) | Great Aspirations | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」7

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」6: ノエルかえる不恵留  



ベルナール「成る程、分かりました。私は、パーカッションのパートの全部がシンセサイザーなのかもしれないと思っていました。」
パートリッジ「いえ。ちっちゃな好い加減なドラム・マシーンなのです。「ドラマティックス Drumatix」とか何とか呼ばれていたと思います。[ ローランド社のTR-606。 Roland TR-606 - Wikipedia ] その小さなサイズの箱から相当の種類のファンキーなリズムが出て来るのに驚いたものです。」
ベルナール「実は今日、この歌をヘッドホンで聴いたのですが、右チャンネルにあまりにたくさんのギターが入っているのに驚いたのです。あれは貴方ですよね?」
パートリッジ「私です。あの細かく刻むパートは全部が私です。実際、私は今でも弾けますよ。この歌が、私の意識下に焼きつかれている、と言うことの証左ですね。」
ベルナール「筋肉が覚えているのですね。」
パートリッジ「( ギターを取り上げて、弾き始める。 ) それでですね、この部分 ( 上昇して下降する旋律を弾く。 )、これは私です。それに、刻むパートもそうです。( 少し弾く。 ) デイブは、左チャンネルで弾いています。基本的には、ベースの旋律をなぞっています。コーラスのようですね。あるいは、その旋律を、トレモロにしている様に聴こえますか?」
ベルナール「終部では、グレゴリーさんは、色々に変化させ始めます。」
パートリッジ「ええ。デイブは、ちょっとだけ熱狂して、幾つかの走句を弾いていますね。でも、殆どは、ベースの旋律の暈の様な旋律を弾いているのです。」
ベルナール「今のお話しとは別に、キーボード類は使いましたか?」
パートリッジ「いえ。使わなかったと思います。コルグを使ったのは、パーカッションにでした。それに、ウッドブロックに似せた音。 
 デイブとコリンは、バッキング・ヴォーカルをしています。右チャンネルです。コール・アンド・レスポンスですよ。」
ベルナール「貴方の声もバッキング・ヴォーカルに入っていますよね?」
パートリッジ「スタジオで創ったレコード版ではそうですね。でも、ステージのライブでは、そのパートは歌われないままで、二人はコーラスを付けましたよ。と言うのは、テリーの所為です。( 彼の真似で ) 「って、歌うつもりはないからな。」「テリー、やってくれよ」( 無愛想に )「歌うかってんだ。」 まあ、それで、彼のロイヤリティを減俸する他はありませんでしたね。( 笑う )」
ベルナール「( 笑いながら ) ですけれど、チェンバースさんも、スタジオでは、何度か歌われていますよね、違いましたか?」
パートリッジ「すっかり酔う程までに呑ませたらですね。夕食を済ませて戻るわけですけれど、彼は、一箱分のビールを呑んでるのです。そうすると、彼にバッキング・ヴォーカルをさせることが出来るのです。例えば、「 Roads Girdle the Globe 」がそうです。確か、バリー・アンドリュースが『 Go2 』製作中に、パブの隅で彼に呑ませて、「 Things Fall to Bits 」のバッキング・ヴォーカルを歌わせたのだったと思います。テリーは、酔って開放的にならないと、バッキング・ヴォーカルをしなかったのです。 
 実際、幾つかテリーがバッキング・ヴォーカルをしたものがあるのです。ヴァージン社が、『 English Settlement 』をリマスタリングして、リイシューする時には、それを使いたいと思っているのですが。当時、「前デュークス」の二曲をミキシングしていたのです。レコーディング時のジャム・セッションなのですが。「 Orange Dust 」[ Chalkhills: Reel by Real: "Orange Dust" ]と「 Cloud of Forever 」です。その曲で、酔ったテリーがバッキング・ヴォーカルをしているのです。」
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パートリッジが哀悼: Keith Chegwin

 イギリスの司会者 Keith Chegwin キース・チェグウィンさんが亡くなったそう。パートリッジがTwitterで哀悼の言葉を。XTC は、彼の番組『 Multi-Coloured Swap Shop 』に出演したことがあるので。 
 チェグウィンさんは、1957年1月17日生まれ。特発性肺線維症を患っていたそう。
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2017年12月10日

The Beatles 「 Strawberry Fields Forever 」のこと

The Beatles 「 Strawberry Fields Forever 」訳: ノエルかえる不恵留

 「 Strawberry Fields Foever 」は、不思議な構造の歌です。構成は、基本的にコーラス/バースの繰り返しです。一般的な歌はバースが先にあってコーラスへ移行するのですが。それでは、その配列を倒置して、何か驚きを持たせようとしているのか、と言うとそれも違うようです。例えば、ボブ・ディランの「 All Along the Watchtower 」もコーラスを先に持って来て劇的な効果を作っていますが、歌詞は、ヴァース/コーラスの順にすることが出来ますし、そうすれば物語りが分かります。ところが、「 Strawberry Fields Foever 」は、順序を逆にして、ヴァースを先に持って行くことが出来ません。それは、このコーラスの歌詞が、「呼び込み」の文句だからです。ヴァースの歌詞は、平叙な会話です。平叙な会話をしてから、「呼び込み」の文句を相手に向けるのは可笑しいので。旋律的にも、イントロを置くとしても、このヴァースからコーラスへの移行は合わない様に思います。 
 それでは、コーラスの前に、イントロがあって、ヴァースと言う構成はできなかったのか、と仮定して見ると、この歌の構造の特殊さが、余計に分かって来る様に思えます。 
 まず、この歌の設定ですけれど、二人の人物が居ます。一人の人物がもう一人の人物へ誘い込もうと語り掛けている、と言う設定です。ところが、一人の人物は、この歌の中では、何の行動もしていません。もう一人の人物の「呼び込み」を聞いているだけです。と言うよりも、むしろ、この歌は、その一人の人物がもう一人の人物の「呼び込み」を聞き取ったものなのです。そして、耳で聞き取ったこの「呼び込み」の台詞だけなのです。( 注意しなければならないのは、この歌の視点は、あくまで、この台詞を聞いている方にあると言うことです。語る方の視点ではありません。 ) 
 このもう一人の人物の「語り掛け」だけと言う歌詞が、構造を不思議にしているのです。
 つまり、コーラスの前にヴァースを置くとしたら、この一人の人物が、突然に現れて来たもう一人の人物を目で見た描写をする、と言うことが考えられます。ただ、そうすると、写実的な歌詞の第1ヴァースと、もう一人の人物の平叙な会話のその後のヴァースを、同じメロディにするのは変だと思いますが。それでも、二種類のヴァースのメロディがあっても良かったのかも知れません。 
 けれども、ジョン・レノンはそうはしなかったのです。それは、ひとつには、マッカートニーの様に物語風には書けないと言うこともあるのかも知れませんが。 
 ただ、こうして、「呼び込み文句」のコーラスと「平叙な話し掛け」のヴァースだけにすることで、舞台にある様な視覚的イメージは全く取り払われて、「音声」だけのイメージに絞り込んでしまうことが出来たのだと思います。それは、歌詞の「 eyes closed 」の部分にも現れている様に思います。そうすると、それは、とても不思議な、ある種の神秘体験の様な感覚を聴く者に齎すことになるのではないでしょうか。頭の中で、「神の声」が聞こえると言うような。 
 また、この歌は、変ロ長調なので、壮麗な雰囲気を持つし、トランペットを始め管楽に良く合う調なので、レノンも管楽の導入を求めたのでしょうけれど、その管楽が、また、神秘的な感覚を増しているのでしょう。また、変ロ長調はベートーベンだと第四交響曲で、「ギリシャの乙女」と呼ばれたりもするけれど、そんな雰囲気もジョージ・ハリスンの弾くスワマンダルに感じられるかも知れません。
posted by ノエルかえる at 11:28| Comment(2) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月09日

Georg Trakt 「 Die Sonne 」

 アントン・ウェーベルンの作品14『 Sechs Lieder 』( 1917年から1921年 ) に使われた、ゲオルク・トラークルの詩から、一番目の「 Die Sonne 」。『 Sebastian im Traum 』の中の詩。 
ウィキソースにはないのかも? Kategorie:Georg Trakl – Wikisource 

 全集のブックレットには、英訳も仏訳もあるけど、一応、ドイツ語から直接訳して見た。 


いつものきいろいお日様が、丘の上に来る。 
うつくしい、森が、獣が、 
人が。狩人か羊飼いだろう。 

魚が、緑の池の中に浮かび上がり、赤くなる。 
まるいお空の下で、 
青い小舟の漁師がしずかにすすむ。 

熟れる、ぶどうが、こむぎが。 
しずかに、この日の空が自分で、傾いたなら、 
それは、「善と悪」が整えられている。 

夜になったなら、 
さまよう人は、しずかに、両のおもたい瞼をあげる、 
ずっと暗い峡谷から、お日様が現れ出る。  


Täglich kommt die gelbe Sonne über den Hügel.
Schön ist der Wald, das dunkle Tier,
Der Mensch; Jäger oder Hirt.

Rötlich steigt im grünen Weiher der Fisch.
Unter dem runden Himmel
Fährt der Fischer leise im blauen Kahn.

Langsam reift die Traube, das Korn.
Wenn sich stille der Tag neigt,
Ist ein Gutes und Böses bereitet.

Wenn es Nacht wird,
Hebt der Wanderer leise die schweren Lider;
Sonne aus finsterer Schlucht bricht.
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2017年12月08日

きょうはそんな日だったの: 交響曲第七番

 1813年12月8日、ベートーベンの交響曲第七番がウィーンで本人の指揮により初演される。 

 XTC の第七番は、『 The Big Express 』。 
 デイブ・グレゴリー参加から数えれば、第七番は、『 Oranges and Lemons 』。第九番は、『 Apple Venus / Wasp Star 』。
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TC&I 『 Great Aspirations 』をディスクユニオンが販売

 TC&I のEP『 Great Aspirations 』をディスクユニオンが国内販売する予定の様。Pledge Music から輸入して販売なのか知ら。コリン・モールディングとテリー・チェンバースのサイン付きのもの。 
 一月末を予定。 

予約♪ COLIN MOULDINGとTERRY CHAMBERS、EX-XTCの2人によるデュオ・プロジェクトTC&IがデビューCDシングル『GREAT ASPIRATIONS EP』をリリース! 限定サイン付き! | diskunion.net OLD ROCK ONLINE SHOP
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2017年12月07日

ちょっとメモ:『近藤譲:合唱作品集』

 近藤譲先生の合唱曲集がリリース。 

ALM RECORDS/Jo Kondo【Jo Kondo: Choral Works】
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2017年12月06日

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」6

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」5: ノエルかえる不恵留 





ベルナール「私にはそう言う傾向があります、それは認めます。テリー・チェンバースさんは何を演奏しているのでしょう? スネア・ドラムではなくて、ロト・トムを使っているのですか?」
パートリッジ「 そう思います、ええ。それに、昨日しっかりと聴くまで、私はそうだとは分かっていたなかったのですが、テリーは、ドラム・シンセサイザーのスナイパーをトムに着けているのだと思います。トムをきつく締めて高い音にしているのです、それであの笛の音を作るのです。それから、スナイパーで音が下がる様に設定するのです、そうすると、爆弾が落ちる様な音になるのです。この設定のロールを、テリーはあちこちで使ってますよ、お聴きになれば分かるでしょう、特に、ライブでは多用してます。」
ベルナール「ライブでは、デイブ・グレゴリーさんがミニ・コルグで音を出しているのだとずっと思っていました。」
パートリッジ「違うのです。テリーがスナイパーを使っているのです。ドラム・シンセサイザーです。自分が選んだドラムの皮に取り付けるのです。それが、ドラムを叩くと、別の音を加えてくれるのですけれど、撓めたり調整したりして、その音を形成することが出来るのです。 
 ですけれど、彼が演奏するバックビートの主なものは、ロトトムですね。」
ベルナール「終部に向かう部分では、まるっきり風変わりなパーカッションが入っています。あれは、オーバーダビングしたものですね?」
パートリッジ「ええ、オーバーダビングしたものです。ほとんどは、コルグです。中国のウッドブロックの様に聴こえるものは、小型の単音のコルグですよ。ディレイをとても短くして、アタックを強くする様に設定すれば、あの音が出ます。」
ベルナール「それに、ホワイト・ノイズを使って、エンベローブ・ジェネレーターで形を整えている音もありますね。[ ADSR - Wikipedia ]」
パートリッジ「 ええ、そうです。それに、シェーカーを使っていると思います。何所かでだったですけど、本物のシェーカーです。 
 コルグは、低いおならの様な音を出しています。右側だと思うのですが。それが、一定したリズムの一部になっています。私の言うことがお分かりでしょうか? 中間部の何所かと終部では、小さな安っぽいリズムボックスの音が入っています。そのリズムボックスは、私たちの最初のアメリカ・ツアーの時に、アメリカから持ち帰ったものなのです。 
 スティーブ・リリーホワイトは、その全部をアーチャーと言う小さなアンプを通してトラックに入れたのです。小さなアンプで、マッチ箱サイズのスピーカーが付いて居ました。 [ これだろうか? Archer TUBULAR 5 Watt Combo – Low Watt Amps ]  それで、どうやって終りにするのか、私たちには全く考えがなかったのです。「迷ったら、ダブだよねえ!」とか言ってましたけど。そうしている内に、誰かが、「あの小さなドラムマシーンを鳴らしたらどうだろう。」と言ったのです。すると、リリーホワイトは、直ぐに、「それはいい! それをアーチャーを通して入れよう。」と言ったのです。 
 それでですね、小さなアンプ、アーチャーとスピーカーは、いつも、ミキシング・デスクの上に載せられて設定されていたのです。それで、右側にブームに付けられたマイクがこのアーチャーに向けられていたのです。それで、テンポを決めて、リズムボックスからリズムを選んで、「ボサノヴァ」とか「ロール」とか「ファンク」とかですね、私たちはリズムを打つのです。最後には、全部が混ざって、リズムが無いような可笑しな状態になったのです。アーチャーからは、歪んだ音が出て来たのです。」
ベルナール「機械は過熱状態ですね。」
パートリッジ「ええ。それで、それを録音したのです。」
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「 Where Did the Ordinary People Go? 」記念日

 2005年12月6日、XTC は最後のシングル「 Where Did the Ordinary People Go? 」をリリース。今日は記念日。

Chalkhills: Reel by Real: XTC: "Where Did the Ordinary People Go?"
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2017年12月05日

「 Sgt. Rock (Is Going To Help Me) 」記念日

 1980年12月5日、XTC は、シングル「 Sgt. Rock (Is Going To Help Me) 」をリリース、今日は記念日。

Chalkhills: Reel by Real: XTC: "Sgt. Rock (Is Going To Help Me)"
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2017年12月04日

きょうはそんな日だったんだ: Transit of Venus, 1639

 1639年12月4日 ( 当時はユリウス暦だったから、11月24日。 )、イギリスの天文学者、エレミア・ホロックス Jeremiah Horrocks が歴史上初めて、金星の太陽面通過を観察・記録する。それで、太陽と地球との距離が推定出来る様になったそう。 

 なので、XTC『 Apple Venus / Wasp Star 』。
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2017年12月03日

Concerto for Nine Instruments

 きのうは、『 Apple Venus 』を聴いて『 Great Aspirations 』を聴いた。 
 きょうは、ヴェーベルン全集のディスク3。少し前に、リューディガー・ゲルナー 著の『ゲオルク・トラークル』( 中村 朝子 訳 ) の広告文を見ていたので。ヴェーベルンの『 Sechs Lieder 』作品14を聴きたくなったから。でも、ディスク3の最後は、声楽曲ではなくて、『 Concerto for Nine Instruments 』。  

『生の断崖を歩んだ詩人』青土社 2017年11月。
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2017年12月02日

Merry Christmas by Big Big Train

Big BIg Train の「 Merry Christmas 」、ビデオが公開されました、 

https://www.youtube.com/watch?v=DINVlwX9aZM
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2017年12月01日

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」5

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」4: ノエルかえる不恵留

ベルナール「その「告解せよ!」と言うあなたの叫び声、ファング枢機卿の様でしたでしょう。[ モンティー・パイソンの「スペイン宗教裁判 The Spanish Inquisition」の中のテリー・ギリアムが演じた登場人物。 ]」
パートリッジ「 ( 笑う ) 本当にね。まあ、私は、当時、自分のデモ・レコーディングの設備を持っていなかったのです。ですから、曲を録って置くことは出来なかったのです。ただ、カセット・レコーダーを使うだけでした。つまりですね、この曲については、贅沢だったと言うことなのです。4トラックのレコーダーを使うことが出来たのですから。ドラム・マシーンか足で踏みならすのを記録出来ましたから、それに重ねて、ギターを弾いたり、それに、ベースを入れたり、その後で、キーボードか何かを入れることが出来ましたから。 
  それで、ちょっとファング枢機卿の叫びが入ったこの即興のインストルメンタルの曲に「 Spy in Space 」と題名を付けたのです。その週には、もう二曲を録音しました。一曲は、「 Jumping the Gap 」と題名を付けました。これは、「 Travels in Nihilon 」になりました。もう一曲は、「 Walking to Work 」と題名を付けました。テーマソングを作るつもりだったのです。何のテーマソングかと言いますとね、当時、妻は、スーパーマーケットを舞台にしたソープ・オペラを書くつもりだ、と私に言っていたのです。『 Price 』というタイトルです。それで、「いいなあ、僕たちは金持ちになるぞ、」などと私は思っていたのです。それで、「テーマソングが要るじゃないか」と考えたのです。それで、『 Price 』の為のテーマを一曲作ろうとしていたのです。本当に駄目なものでした。短い詰らない曲に終わってしまいました。それに「 Walking to Work 」と題名を付けたのです。 
  兎も角、「 Spy in Space 」に話しを戻しましょう。この曲のリフは、とても気に入ったのです。「これで何か出来ないかなあ、」と考えたのです。その時に、ちょっと不思議な感触があったのです。このリフに一致する歌詞がもう既に現れ始めている、と感じていたのです。それは、核への被害妄想と英国は如何に無力かと言う、詩か断章だった様に覚えています。それで、私は、この詩をリフにぶつけてみれば、と思い付いたのです。 
 上手くいきそうに思えたのです。「いくらでも書けるぞ。このリフに乗せて、熱弁を振るえるんだ。」と思ったのです。ディラン風と言うことです、お分かりになりますか。ディラン「主義者」の書く様な歌ですよ。それで、「何かちょっとしたものを乗せるか、飛び出た部分があれば、歌になるのだけれどなあ、、」と思ったのです。 
 それから、主テーマの、登って降りるギター/ヴォーカルのリフをを思い付きました。延々続くリフをまるっきり急変させる瞬間がどうしても必要だったので、それを差し込んだのです。それが、この歌全体の基調です。とても単純な構造なのです。「 call and response 」ですよ。「 Living through another Cu...BAH -- -- Dah-dah-dahdah-dah-dahdah! 」と言うのですね。私が言うことがお分かりですか? とても、とても単純化されたものですよ、実際に。」
ベルナール「でも、たくさんの窓がありますよ、それも飾り立てられた窓です。普通でないリズムの一団がありますし。それに、そのどれもがダブ風に断片化されていて。完成版のリズム・パートを解体してみませんか、私は、まずドラムから…」
パートリッジ「( 笑う ) それはそうでしょう、貴方はドラムから始めるでしょうね。」
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2017年11月30日

Andy Partridge Shed Studio March 1997

 このビデオは見たことがあったか知ら? 自分でも思い出せない。  
https://www.youtube.com/watch?v=PXGhpo6XpYY

 Peter Fitzpatrick さんの日付が正しいのなら、これは、まだ正式なレコーディーングより前だし、クリス・ディフォードさんのスタジオでの録音よりも前だし、それより、Idea Records 設立よりも前。 
デモは、「 We're All Light 」。  

 もし、もっと録画されているのならば、全部見たいのだけれど。 
 スティーブン・ウィルソンさんの『 To The Bone 』に付録されていたレコーディーング・ドキュメントを見てから、『 Nonsuch 』のガス・ダッジョンさんが撮影したレコーディーングの様子がとっても見たくなって、何度か見返したりしているので。同様の記録動画がもっと見たくなる。『 Oranges and Lemons 』の時のMTV のクルーが撮影したものとか。『 Apple Venus 』の時のスティーブ・サマーセットさんが撮影したアビーロード・スタジオの様子とか、
posted by ノエルかえる at 21:22| Comment(0) | Wasp Star | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月29日

TC&I 「 Great Aspirations 」の歌詞

 TC&I のEP「 Great Aspirations 」には歌詞カードが付けられていなかったのが残念だったのだけれど。 

 FANDOM と言うサイトに、聞き取って文字化された歌詞が投稿されている。公式のものでもないし、何方か、あるいは、何人かの方が協力されてなのかも知れないけれど、聞き取ったものなので、正確でもないかも知れない。でも参考にはなるので備忘: 

TC&I:Great Aspirations (2017) | LyricWiki | FANDOM powered by Wikia  


 いずれ、チョークヒルにも、歌詞が掲載されるだろうと、期待しているのだけれど。
posted by ノエルかえる at 20:59| Comment(0) | Great Aspirations | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ちょっとメモ:ポリフォニー〜ピエール・アンリ作品集(12CD)

 この7月に89歳で亡くなった、ピエール・アンリの九十歳記念ボックスセット。 
デッカから。 

Le coffret “Polyphonies” de Pierre Henry - Universal Music France
posted by ノエルかえる at 08:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月28日

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」4

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」3: ノエルかえる不恵留 





ベルナール「 ( 暫く笑って ) それで、この歌のデモ・テイクはないのですよね?」
パートリッジ「ええとですね。タウンハウス・スタジオに行く前に、私たちは、ロンドンのポリグラム・スタジオでアルバム制作を始めたのです。その時の録音があるのですけれど、それがどうなったかは知りません。この歌については、レコードになったものよりももっと良かったと確信しているのですけれどね。( プロデューサーの ) スティーブ・リリーホワイトは、「さあ、もう仕上がりだ。後はヴォーカルだけだ。」と言っていましたね。でも、そのトラックはあまり良くなかったと思ってました。それで、そのトラックは使いたくなかったのです。それでです、そのトラックを台無しにしようと、酔って歌ったのです。「嫌だ。この歌は再録音すべきだ。即興的な面がないのだから。一晩中呑み続けて、それから、「よおし、歌うぞお」って言おう。ぶち壊すんだ。そうすれば、再録音しなくちゃいけなくなる。」などと考えていたのです。 
 つまりですね、タウンハウス・スタジオ以前のヴァージョンがあるのですよ。スティーブ・リリーホワイトは、私の酔ったヴォーカルは使わないで、その前のヴァージョンをミックスしたのです。ある種のダブ・ミックスを彼はした、と言うことでしょうね。」 
[ タウンハウス・スタジオでの正式なレコーディングのヴァージョンは上手くいっていないと感じていたパートリッジは、レコーディングの最後のヴォーカルを酔ったまま歌って駄目にしようとしたけれど、プロデューサーのリリーホワイトは、そのヴォーカル部分だけを差し替えて、楽器部分はタウンハウス・スタジオのものを使った、と言うことだと思います。 ]
ベルナール「それはどこかにあるのでしょうかね?」
パートリッジ「私はカセットに入れていたのです。それで、どこかから流出してブートレグになっていた筈ですよ。どうも、私たちがしたことは全部がいつの間にか流出している様ですね。」
ベルナール「それは興味深いです。私は、それをまだ聴いたことがありません。それに、チョークヒルを探してみても、私は見つけられませんでした。チョークヒルには、貴方たちがして来たことが多岐に亘り詳細に書かれているのですけれど。」
パートリッジ「 もしも、「 Cuba Dub 」が入っているブートレグを持っている人がいたら、それは、このポリグラム・スタジオのものが流出しているのです。 

( 何方かこのブートレグを持っていらっしゃる方、私トッドまでご連絡をお願いします。 ) 

 この歌は、丸々全部が、即興から産まれたのです。79年の終りか、80年の始めに、スウィンドンのタウン・ホールのスタジオで私は即興演奏をしたのですが、その時に出来たのです。スタジオと言いましたけれど、実際には、二部屋のボイラー室なのです。ボイラー室には卵ケースに覆い隠された小さな部屋がいくつかあったのです。音響的にはひどいところですよ。部屋に入ってドアを閉めるとですね。空気がそよとも動かないのです。ひどい音でした。壁に穴があって、一束のケーブルが通っています。それは、隣りの部屋の4トラックのテープレコーダーに繋がっているのです。ベスタ・ファイヤーのスプリング・リヴァーブがあったと思います。本当によくビリビリするリヴァーブでしたよ。[ Vesta Fire RV-3 - Spring Reverb ] 
 そこに入って、何か出来るか試してみたかったのです。そこに行って、まるっきり即興で何曲も演奏したのです。その中の一曲には、「 Spy in Space 」と仮題を付けました。基本的なベースのリフが「 Cuba 」と同じなのです。人工衛星が人々を監視していると言うか、まあそんなたわいもないアイデアの曲を即興で演奏したのです。それから、「 Confess! Confess! 」と叫んでいましたね。( 笑う ) それを安物のリヴァーブ装置に落し込んだのです。」
posted by ノエルかえる at 09:06| Comment(0) | Black Sea | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月27日

きょうはそんな日だったんだ:Eddystone Lighthouse

 今年も、ハリケーンがイギリスを襲って、スウィンドンでも、空が赤くなっていたけれど。1703年の11月26日には、強力なハリケーンがイギリスに上陸して、ロンドンでも大きな被害があったそう。 
 それで、南西の端、コーンウォールの Eddystone にある灯台が倒れたそう。 

Great Storm of 1703 - Wikipedia 

Eddystone Lighthouse - Wikipedia 

なので、The Dukes of Stratosphear の「 Little Lighthouse 」。
posted by ノエルかえる at 22:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トッド・バーンハート

 トッド・バーンハート さんのアンディ・パートリッジへのインタビュー本、遅れていたけれど、12月22日に、発売される様。 

DU BOOKS: XTC コンプリケイテッド・ゲーム - アンディ・パートリッジの創作遊戯 / アンディ・パートリッジ  

 太田晋先生の翻訳。 

何より嬉しいのは、Todd Bernhardt の読み方が分かったこと。バーンハートさん。これまでは、フランス語風読みで、ベルナールと読んでいたので。バーンハートさん。バーンハートさん。  

 本体 2,800円、税が付いて、3,024円なので、原書の2,312円を考えると、格安なのでは?
posted by ノエルかえる at 21:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

TC&I レビューとコリン・モールディングへのインタビュー

 ビルボード、web版に、TC&I のEP「 Great Aspirations 」のレビューと、コリン・モールディングへのインタビュー記事が掲載されていた: 

Colin Moulding on Reteaming With Terry Chambers for 'DIY' New Project & Possibility of XTC Reunion | Billboard 
posted by ノエルかえる at 21:14| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月26日

Polygram Studios

 2017年版、サラウンド仕様の『 Black Sea 』に付録されている、「Phonogram Studios」デモとされているのは、Polygram Studios と同じスタジオを指しているのだと思うけれど。会社としては同じ系列なので、名称がどう使われていたのか、分からないのだけれど。1982年に、The Jam が『 The Gift 』をレコーディングしたスタジオだと思う。 
 パートリッジも、ベルナールさんとの対談( 「 Living Through Another Cuba 」の対談 )の中で、こちらの方が良かった、と言ってもいる。  
 対談でも、Polygram Studiosと言っているし、Fujimoto 『クロノロジー』でも、そう書いてある。


 で、実は、私はまだ注文もしていない。Big Big Train のクリスマス・レコードが、アマゾンで購入の受付を始めたら、一緒にしようかな、と思っている。バーニング・シェッドでは買わない。 
 緑の外袋はどうなっているのか知ら?? 
posted by ノエルかえる at 14:09| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

William Carlos Williams「 Landscape with the Fall of Icarus 」訳

 ウィリアム・カーロス・ウィリアムスの「 Landscape with the Fall of Icarus 」。 

Landscape with the Fall of Icarus (poem) - Wikipedia 

 元にしたのは、poets.org の: 
Landscape with the Fall of Icarus by William Carlos Williams - Poems | poets.org  





ブリューゲルが描いているのを見れば、 
イカルスが落ちたのは、 
春なのだ。 

農夫が一人、鋤いている、 
その彼の畑は、 
一帯を眺められる、壮観な景色だ。 

その年の 
一番の衝撃の出来事が、 
直ぐ側で。 

畑が面している、 
海のすぐ先で、 
起こっている。 

翼の蝋が 
陽光で流れ出し、 
溶けてしまった。 

そこは、 
海岸から 
それ程離れてない。 

水飛沫は目に付かない、 
そこで、
イカロスは溺れようとしている。   



According to Brueghel
when Icarus fell
it was spring

a farmer was ploughing
his field
the whole pageantry

of the year was
awake tingling
near

the edge of the sea
concerned
with itself

sweating in the sun
that melted
the wings' wax

unsignificantly
off the coast
there was

a splash quite unnoticed
this was
Icarus drowning  


posted by ノエルかえる at 13:39| Comment(0) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月24日

パートリッジの最近のTwitter

 3:55 - 2017年11月23日付けのコメントは、内容が不明。Kiyoyaka Ueda さんと言う方から、猫のTシャツを貰ったのだろうか? 

 それから、6:53 - 2017年11月23日付けのコメント。ギリシャの新聞(?)からのインタビューを受けた様なのだけれど、リンク先が、私の端末では、「サーバーが見つかりません」に。 
 検索で、このページは閲覧出来たのだけれど、詳細ページには繋がらない。 
https://www.inewsgr.com/174/synentefxi-Andy-Partridge-XTC.htm 
 記事の紹介だと思うけれど、 
「 HIT CHANNEL ΑΠΟΚΛΕΙΣΤΙΚΗ ΣΥΝΕΝΤΕΥΞΗ: Νοέμβριος 2017. Είχαμε την μεγάλη τιμή να μιλήσουμε μ’έναν θρυλικό μουσικό: τον Andy Partridge. Είναι περισσότερο γνωστός ως τραγουδιστής, κιθαρίστας και συνθέτης 」 
 ヒット・チャンネル 独占インタビュー、2017年11月。私たちは、音楽界の伝説 Andy Partridge 氏とお話しする栄誉に浴した。氏は、歌手として、ギタリストとして、作曲家として、大変に有名である。 

 出来るならば、内容が知りたい。
posted by ノエルかえる at 18:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

The Beatles 「 Strawberry Fields Forever 」訳

 ジョン・ビートルの「 Strawberry Fields Forever 」、 
ビートルズのホームページの「 Songs 」を元にして:
Strawberry Fields Forever | The Beatles  





おや、あたしに案内( あない )させてくださいな、 
まあ、あたしもちょうど、匍匐卿館( ほふくきょう やかた )の庭に行くところなのですよ、 
ほんと、あんなところはないですよ、 
滅相もない、お待たせすることなんか、ありゃしません、 
匍匐卿館の庭はいつでも開いているのです。 

お目を閉じて暮らされた方が良かありません、旦那さん、 
ご覧になるもの、なあにもかも、お間違えになるんですからねえ、 
きょうび、一廉の者になるのは、ますます難しくなって居りますねえ、 
でも、そんなことは解決済みってもんです、
なんたって、あたしには関わりのないことですからね。 

あたしの樹があるんですがね、きっと、誰も登っていませんよ、 
そりゃあね、他のやつには高すぎるか低すぎるかなんです、 
おや、あたしの言うことがお判り出来ない、そうですか、 
旦那さん、まあ、それでも良いでしょう、 
まあ、そういうことです。そんなに気になさることもないですよ。 

ずっと分かり切ってるのに、自分だっけ?って思う時、
ね、旦那さん、何でしょう。 はは、夢ですよ。 
あたしはね、「こりゃちがう」って判るんですよ、 
でも、「これでいいや」って思うんです、 
合わないですねえ、でも、
そういうもんです、旦那さん、ちぐはぐなんですよ。 

おや、あたしに案内( あない )させてくださいな、 
まあ、あたしもちょうど、匍匐卿館の庭に行くところなのですよ、 
ほんと、あんなところはないですよ、 
滅相もない、お待たせすることなんか、ありゃしません、 
匍匐卿館の庭はいつでも開いているのです。    




追記: 
「 Strawberry Fields 」は、そのままが良いのだけれど。と言うのも、元のネオ・ゴシック・建築の持つ雰囲気は残したいと思ったので。英文字のままだと、字面で ( S t b F l d と言った文字が間隔を開けて立っていて、言葉全体が細かな装飾のある建物を思わせるので ) ネオ・ゴシック・建築の感じがするから。 
 カタカナ表記にすると、それは消えて無くなるので、どうしようかと思って。「匍匐茎」だと、細かな感じなので、それを名前にしてみました。
posted by ノエルかえる at 00:00| Comment(2) | 薬師 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月23日

ちょっとメモ:TARKOVSKY QUARTET

 ECMのページをブラウズしていて、名前が気になったカルテット、Tarkovsky Quartet 。 
映画監督のタルコフスキーからの様。 
Home - Tarkovsky Quartet | ECM 2159 - ECM Records
YouTubeの動画: 
https://www.youtube.com/watch?v=g6PQO8MKb3Y 

 それから、Colin と言う名前で目に付いた、COLIN VALLON TRIO。 
Colin Vallon - Wikipedia
YouTubeの動画: 
https://www.youtube.com/watch?v=1z422AnEFbc
posted by ノエルかえる at 13:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Keith Partridge の訃報

 1970年代のアメリカのシチュエーション・コメディー『パートリッジ・ファミリー』の長男キース・パートリッジを演じたデヴィッド・キャシディ David Cassidy さんが11月21日に亡くなった、と。享年67。アンディよりも三つ年上。Wikipedia に使ってある『パートリッジ・ファミリー』の頃の写真で着ているシャツの柄、なんとなく、「 3D-EP 」を思わせる。
posted by ノエルかえる at 09:56| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」3

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」2: ノエルかえる不恵留




ベルナール「私が初めて貴方方を知った頃なのですが、90分のカセットテープを持っていました。片面が『 White Music 』で、片面が『 Black Sea 』なのです。いつもそれを聴いていましたし、そのテープを流しながら、ほんの少しだけですけど、一緒に演奏してみたりもしました。その中で、この歌が一番傑出していると、私は感じていました。」[ 1984年に、アメリカで、Virgin / Gefien から、カセットが出ているけれど、それだろうか? GHS-4032 それとも、ベルナールさん本人が作ったカセット? ]
パートリッジ「そうですか。この歌は、既存のもののへんてこな混ぜ合わせなのです。ラテン音楽ではないのです。何と言うか、カリビアン・ロック・スカ・ダブなのですね。どこの部類が相応しいのか分かりませんね。でも、実際に、私たちがベネズエラで公演した時には、そこの人々が関心を持ったのは、この歌だけだった様に思えました。 
 私たちはカラカスで数度のライブをしたのです。貴方にも取って付けた様なラジオ局を見て貰いたかったですね。私たちはそこに行ったわけですけれど。私たちには、正規のラジオ局には見えませんでした。ガレージ、あるいは、アパートの車庫をきれいに片づけて、そこにスタジオを設けた様な感じでした。まあ、それでです。彼らが放送で流したがっていた歌は、この歌だけだったのです。この歌についてだけ、話しを聞きたがっていました。それに、私が受けた感じと言うことですけれど、ステージのライブで、聴衆が本当に望んでいるのは、この歌だけの様でした。キューバはほんの先だからでしょうね。」
ベルナール「重ねて伺いますが、これが1980年で、レーガンが政権にあったと言うこと、それが、この歌を書かせたと言うことはないのですか?」
パートリッジ「 私は、レーガンは至る所にひどい雑音を起こそうとしている様に感じていました。そういった私が抱いていた印象は、「 This World Over 」に行き着いたのです。相互確証破壊のシナリオの実現性がいや増しになっている様に私は感じていて、心配していたのだと思います。勿論、その様に事が進んで行くのを望んでいた分けではありません。その様に思うと、居ても立っても居られない程怯える様になっていたのです。それに、この事について、英国が何の影響力もないと言うことを理解したのです。今でもそうです。そうでしょう、ブレアがブッシュの後に付いてイラクに行ったことを考えて下さい。キリスト教の為ですか? 不適な地位にある男にごまをすっているなんて。( 溜息を吐く ) ああ、大き過ぎる問題です。私たちは、それについては語らない方が良いでしょう。 
 それでまあ、私たちはこのまま核の断崖に突き進むのではないか、一体私たちは何をしようとしているのだろうか、と私は心配していたのです。哀れな私たちの国、植民地を失った小さな国は、世界から引退したのです。それに、増々、力を失っています。ですから、アメリカもあまりに独善的になってはいけないのです。アメリカも、いずれ、同じ道を辿ることになるのですから。」
ベルナール「( 笑い転げながら ) ああ、分かっています。もうそれが起こっていますよ。」
パートリッジ「今度は、アメリカが第三世界の小国の一つになる番です。」
ベルナール「中国の大君主に深々とお辞儀をしないと。」
パートリッジ「毎食に、麺を食べる様になるでしょうね。( 笑う ) 人民服を着るのでしょうね。しかも、それを気に入るのです。ナイキ人民服。「はい皆さん、ナイキは、纏足用の特別なトレーナーを製造しています。」と、テレビのショッピング・チャンネルで見ることになるでしょうね。( 女性の商品紹介者を真似て ) 「さあ、貴女の御々足は子供の足の様になりますよ、お望みの年齢の足です。ナイキ・クランパーに入れてみて下さい。」 私が冗談を言っていると思ってますね、まあ、見ててご覧なさい。( 笑う )」
posted by ノエルかえる at 10:00| Comment(0) | Black Sea | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月21日

「 Thanks For Christmas 」記念日

 1983年11月21日、The Three Wise Men はシングル「 Thanks For Christmas 」をリリース、今日は記念日。34年前。 

 同じ日にリリースされたアルバムが、デュラン・デュランの『 Seven and the Ragged Tiger 』。 
 その頃ヒットしていたのが、9月29日にリリースされた、ビリー・ジョエルの「 Uptown Girl 」。 
それから、10月3日にリリースされた、ポール・マッカートニーとマイケル・ジャクソンの「 Say Say Say 」。 

Seven and the Ragged Tiger - Wikipedia 

Uptown Girl - Wikipedia 

Say Say Say - Wikipedia 

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『スカイラーキング』記念日

 1986年11月21日、日本盤『スカイラーキング』がリリースされた。記念日。 

11月30日には、松任谷由実の『DA・DI・DA』がリリースされている。東芝EMI。 
10月21日には、斉藤由貴の『チャイム』。キャニオンレコード。
10月25日は、レベッカの『TIME』。CBSソニー。
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2017年11月20日

Landscape with the Fall of Icarus

 きょうは、ぼんやりしてて、Brian Ferneyhough の「 La Chute d’Icare 」を聞いた。 
それで、William Carlos Williams の詩「 Landscape with the Fall of Icarus 」を、その内自分で訳してみよう、と思ってた事を思い出したのだけど、訳したかどうか思い出せなくて、このブログを検索したけど無いようなので、まあ、また、その内訳そうと思ったり。 

La Chute d’Icare (1988)  

Landscape with the Fall of Icarus (poem) - Wikipedia
posted by ノエルかえる at 23:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月19日

Merry Christmas

 Big Big Train は、クリスマス・レコード「 Merry Christmas 」をリリースするそう。 

 TC&I は、BBC Wiltshire の James Thomas さんの番組に出演したそう。 

 パートリッジは、『 Apple Venus 』『 Wasp Star 』のビニール盤を予定しているらしい。
posted by ノエルかえる at 15:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月18日

「 La Vie En Rose 」訳

 エディット・ピアフの「 La Vie En Rose 」。歌ったのもだけど、歌詞を書いたのもピアフ。 

 分からないのだけど、「薔薇色の人生」で良いのだろうか? La Vie En Rose の en 、「of」の意味もあるけど、「in」ではないだろうか? それに、「生活」ならばそうなのだろうけど、日本語で「人生」と言うと、産まれてから死ぬまでの間になってしまいそうだし、、、
 と、「 Heureux heureux à en mourir 」のところ、heureux は男性単数の形容詞だと思うけど、発話者が女性だとしたら、heureuse ではないのか知ら?? 
 よくわからない。 

 で、1947年発表の歌だし、「 le portrait sans retouche 」と言う表現とか、戦争で亡くなった恋人の写真を思わせるし、、、 

それで、こんな風に訳してしまいました、、、 元にしたのは、インターネット上に在った歌詞、正しい歌詞なのかどうか分からないけど。  


Des yeux qui font baisser les miens
Un rire qui se perd sur sa bouche
Voilà le portrait sans retouche
De l'homme auquel j'appartiens

Quand il me prend dans ses bras
Il me parle tout bas
je vois la vie en rose

Il me dit des mots d'amour
Des mots de tous les jours
Et ça me fait quelque chose

Il est entré dans mon cœur
Une part de bonheur
Dont je connais la cause

C'est lui pour moi
Moi pour lui
Dans la vie

Il me l'a dit, l'a juré pour la vie

Et dès que je l'aperçois
Alors je sens en moi,
Mon cœur qui bat...

/
Des nuits d’amour à plus finir
Un grand bonheur qui prend sa place
Devant lui les chagrins s’effacent
Heureux heureux à en mourir

Quand il me prend dans ses bras
Il me parle tout bas
Je vois la vie en rose

Il me dit des mots d'amour
Des mots de tous les jours
Et ça me fait quelque chose

Il est entré dans mon cœur
Une part de bonheur
Dont je connais la cause

C'est Toi pour moi
Moi pour Toi
Dans la vie
Tu me l'as dit, l'as juré pour la vie

Et dès que je t'aperçois
Alors je sens en moi, mon cœur qui bat...



あの眸が私の眸を見下ろす、 
あの笑い、口のところで分からなくなる、 
それは、少しの修正もない彼のポートレイト、 
わたしがぞっこんだったあの人の。 

あの時、あの人が腕に私を掻き抱いた時、 
あの時、あの人が低く私に語りかけた時、 
私は、薔薇の中に、命を見たの。 

あの人、短い愛の言葉を幾つもわたしに 
言ったわ、普段、使っている様な言葉よ、 
でも、その言葉はわたしには本物の言葉だったの。 

あの人は、今でも、わたしの心にいるの、 
しあわせを担っているのよ、 
どうしてしあわせなのか、わたしにはよく分かっているの。 

わたしにすれば、あの人の中に、 
あの人にすれば、わたしの中に、 
命があるのよ。 

そう言ったの、あの人は、命に誓ったの。 

それ以来、そのことをちょっと思うと、 
わたしは感じるの、胸の内で、 
鼓動しているわたしの心臓があるのを、…


ああ、愛の夜々は満ち切った、 
夜の居場所を独り占めする大きなしあわせ、 
あの人の前では、どんな悲しみ消えて行くの、 
ああ、あの人はしあわせなの、死の中でしあわせなの。  

あの時、あの人が腕に私を掻き抱いた時、 
あの時、あの人が低く私に語りかけた時、 
私は、薔薇の中に、命を見たの。 

あの人、短い愛の言葉を幾つもわたしに 
言ったわ、普段、使っている様な言葉よ、 
でも、その言葉はわたしには本物の言葉だったの。 

あの人は、今でも、わたしの心にいるの、 
しあわせを担っているのよ、 
どうしてしあわせなのか、わたしにはよく分かっているの。 

わたしにすれば、あなたの中に、 
あなたにすれば、わたしの中に、 
命があるのよ。 

そう言ったの、あなたは、命と誓ったの。

それ以来、そのことをちょっと思うと、 
わたしは感じるの、胸の内で、 
鼓動しているわたしの心臓があるのを、…
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2017年11月17日

TC&I 「 Scatter Me 」のこと

 「 Scatter Me 」のテーマって、「千の風にのって」と似ているのか知ら? 「千の風にのって」については、「お墓にはいません」しか知らないので分からない、、、 
 イギリスの歌謡曲だと、ビートルズの「 In My Life 」か「 Penny Lane 」に近いものかも知れない。もっと人生を経た感覚なのだけれど。自分の生まれ育った土地の神性に触れる感じ。 
 それで、自分の頭の中で繰り返そうとすると、何故か、途中で、ショパンの英雄ポロネーズになってしまう、、、  

 今度のEPについて、Twitter で、Anton Barbeau さんがコメントしていた、それに、Robyn Hitchcock さんが応えてる。  


 「 Scatter Me 」、来年には、スウィンドンのママさんコーラスの一番のレパートリーになってたりして。もしかしたら、イギリス中で歌われてるかも。
posted by ノエルかえる at 21:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

What dreams may come, When we have shuffled off this mortal coil, Must give us pause

 「 What dreams may come, When we have shuffled off this mortal coil, Must give us pause 」 William Shakespeare, Hamlet  

 Web ページ、『 The Swindonian 』の「 Great Aspirations 」レビュー: 
Scene and Heard – CCXXIII : Scatter Me – TC&I   - The Swindonian  


posted by ノエルかえる at 13:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Scatter Me - TC & I Song - BBC Music

 TC&I、BBCに登録されたので、試聴出来ます。 

https://www.bbc.co.uk/music/tracks/n4w6xb 

まあ、YouTube にビデオはあるのだけど、、、
posted by ノエルかえる at 09:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」2

ベルナール、パートリッジ対談「 Living Through Another Cuba 」1: ノエルかえる不恵留 





ベルナール「では、歌詞を書かせたものは何なのでしょう? 事実、レーガンが政権に就いて、誰もが彼が何かし始めるではと恐れていた、と言うことでしょうか?」
パートリッジ「全面核戦争への疑心暗鬼でした。そう言う事です、それに、イングランドは無効力だと言うこと。完全に徹底的に無力な小国でした。イングランドの世界での重要性は、第一次世界大戦で終わったのです。イングランドは、第一次世界大戦の災禍から回復することはなかったのです。あの時、英帝国は頂点だったのです、能力に於いても、実力に於いても、全ての面で最盛期にあったのです。それが、銃弾を浴びせられた、、、暗殺されたのは誰でしたっけ?」  
ベルナール「フェルディナント大公だったと思いますよ。」
パートリッジ「フランツ・フェルディナント? ああ、そうだ。ガヴリロ・プリンツィプの銃撃で、大英帝国の支配力は終わったのです。」 
ベルナール「同様に世界に於いてのヨーロッパの覇権の終焉でもあったと、お認めになるのですか? アメリカが世界と言う舞台のとば口に立った時なのですが。」
パートリッジ「そう思います。私たちヨーロッパ人は互いにひどく痛めつけ合い、荒廃させましたからね。」 
ベルナール「そうですね。ヨーロッパの精華はフランドルの平原で死んだのですね。」
パートリッジ「それに、若者たちは、東部戦線ではもっとたくさんが死にました。その後、スペイン風邪が、全世代に亘って、多くの死者を出したのです。 
 でもですね、どちらかと言えば、私はこの歌の歌詞に自信があるのです。学校での成績が悪かった子のひどい間違いは置いておいてですけれどね。」
posted by ノエルかえる at 09:00| Comment(0) | Black Sea | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする